ザイスポ!
【第20回】 2012年5月29日 ザイ・オンライン編集部

[ロバート・キヨサキが語った金持ち父さんの“勝利の公式”]
世界経済は崩壊に向かって突き進んでいるが、
「金持ち父さん」にとってはむしろチャンス到来!

10年ぶりの来日! ロバート・キヨサキさんインタビュー(第1回)

「投資では一度も失敗したことがない」

 有言実行、彼は事業や不動産などへの投資によって一代にして富を築き、さらにアーリーリタイア後に記した著書のヒットでベストセラー作家ともなった。

 キヨサキさんいわく、「事業では何度か挫折したが、投資では一度も失敗したことがない」という。もったいぶるわけではないが、その極意については当連載の第3回で詳しく紹介したい。

 彼はその後も著書を連作し、それらを通じてより多くの人々が金持ち父さんの道を歩むための教育に情熱を注いできた。実は、併せてかねてから警告を発してきたのが、水面下で着実に進行してきた資本主義社会の崩壊だ。

 しかも、渦中の欧州債務問題はもとより、いまだにリーマンショックの後遺症が残る米国経済や減速傾向が顕在化し始めた中国経済が象徴するように、クラッシュの最終局面が間近に迫っているという。

 「結局、ユーロは破綻するだろうし、工場の稼働状況から見ても米国経済はかなり行き詰まっている。私の友人によれば、イタリアでは富裕層が国外に資産を移し始めているという。この先も状況は悪くなるばかりで、日本も共倒れとなってしまうことを私は危惧している。さらに、最も大きな問題は中国。私の別の友人いわく、同国では家や工場の建設が進んだものの、現在は肝心のビジネスが見つからなくない状況だという。実際、以前は中国に生産拠点を移す動きが活発だったが、足元では再び米国に回帰する傾向がうかがえる。すでに中国経済のバブルは崩壊しているのだ」(キヨサキさん)

 キヨサキさんのブレーンを務めるエコノミストのリチャード・ダンカンさんも指摘する。