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2020年4月23日 ザイ編集部

「連続増配株」の株価は“コロナ・ショック”でどう動いた
のか? 30年連続増配の花王、21年連続増配の小林製
薬など、歴史的暴落でも強かった連続増配株を紹介!

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花王(4452)小林製薬(4967)など、「連続増配株」5銘柄の「コロナ・ショック」時の株価の“下落率”や“回復力”を調査!

発売中のダイヤモンド・ザイ6月号の大特集は、「全3717社を分析して見つけた! 急落に強い【高配当株】113」! 日本株市場は「コロナ・ショック」の影響から、まだまだ先行きが読みづらい状況が続いているが、一時期のような暴落相場からは、いったん脱した気配がある。バーゲンセール状態の今こそ、株を買いたいと考える人も多そうだが、この情勢で油断は禁物。銘柄選びには、普段以上に慎重になるべきだろう。

そこで、ダイヤモンド・ザイ6月号の大特集「全3717社を分析して見つけた! 急落に強い【高配当株】113」では、「コロナ・ショック」でも株価が底堅く、再び下落局面が到来しても、粘り強さを発揮しそうな「高配当株」をランキング形式で紹介! さらに、業種別で注目の「高配当株」や、大型安定株の配当利回りランキングなども掲載しているので、銘柄選びの参考になるはずだ。

今回は特集の中から、投資家からの注目度が高い「連続増配株」の株価の“下落率”や“回復力”にスポットを当てたコラムを抜粋!
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増配株は「元本が増える銀行預金」「部屋数が増えるアパート」のようなもの! 追加投資をしなくても配当が増え、価値も上がる「増配株」のスゴさとは?

30年連続増配の「花王」は、コロナ・ショックでもダメージ軽微
「小林製薬」のように、むしろ下落せずに上昇した銘柄も!

 長期的に増配を続ける「連続増配株」は、個人投資家からの注目度が高く、株価が下がりにくい傾向がある。それでは、今回の「コロナ・ショック」で、「連続増配株」の株価はどのように動いたのだろうか? 連続増配年数トップ5の銘柄の「コロナ・ショック」における下落率や、そこからの回復力を調査した!

◆「連続増配年数が長い株」TOP5の株価の下落率&回復力をチェック!
  連続増配
年数
配当利回り
(4/3)
株価
(4/3)
直後の
下落率
(2/21⇒3/19)
回復力
(3/19⇒4/3)
最新の株価
1位  ◆花王(4452)
30年 1.66% 8448円 -2.0% 124.3%
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2位  ◆リコーリース(8566)
24年 3.35% 2683円 -39.9% 7.7%
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3位  ◆小林製薬(4967)
21年 0.74% 1万140円 13.9%
※下落せず
+39.0%
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4位  ◆SPK(7466)
20年 6.09% 1150円 -10.4% -443.1%
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4位  ◆三菱UFJリース(8593)
20年 5.40% 463円 -25.1% -33.7%
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※株価などは4月3日時点。連続増配年数は2020年4月1日時点の実績ベース。
連続増配株の値動きをチェック!

 日経平均株価の場合、特に暴落がひどかった2020年2月21日~3月19日までの「下落率」は-29.2%で、そこからリバウンドした3月19日~4月3日までの「回復力」は18.5%だった。上の表で紹介した5銘柄の中には、日経平均株価に下落率や回復力で勝っているものあれば、負けているものもある。

 30年という他の追随を許さない連続増配年数をキープしている花王は、下落率はわずか2%、その後の回復力は124.3%と、株価の値動きは強かったことがわかる。これまで花王は、2008年のリーマン・ショック、2011年の東日本大震災など、未曽有の危機に直面してもなお、増配し続けてきた。コロナ・ショックにおいても、ディフェンシブ性の高さと衛生用品の需要増から安心感があり、株価は下落後、速やかに上昇に転じたようだ。

 3位の小林製薬に至っては、「コロナ・ショック」を跳ね返し、株価が上昇している。今回の急落は新型コロナウイルスによるものなので、特に医薬品やドラッグストア関連の株価が反応しやすいのだと思われるかもしれない。だが、そもそも連続増配株には、日用品や通信キャリアといった個人消費やサービス関連が多く、それらは景気変動の影響を受けにくい。よって、ショック時でも需要が激減することはなく、業績の安定も期待できるのだ。

 一方で、リコーリース三菱UFJリースといったリース系企業は大きく下落。フィスコの小林大純さんによれば、「世界的に需要の高まっていた航空機リースや、市況の良かった不動産売却が収益の柱になっていたリース会社もあり、航空各社の経営悪化などの影響を強く受ける可能性もある」とのことで、連続増配株の中でも明暗が分かれる形となった。

 さて、ここまでダイヤモンド・ザイ6月号の大特集「全3717社を分析して見つけた! 急落に強い【高配当株】113」から、連続増配株のコラムを抜粋した。誌面では、連続増配年数が長い株をあと20銘柄取り上げ、株価の下落率や回復力を紹介している。また、連続増配株の中でも、フィスコの小林大純さんが特に注目する4銘柄もピックアップしているので、誌面も併せてチェックし、投資の参考にしてほしい
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「連続増配株ランキング」ベスト15![2020年最新版]30期連続増配の「花王」、20期連続増配で利回り5%の「三菱UFJリース」など、おすすめの増配銘柄を紹介

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 発売中のダイヤモンド・ザイ6月号には大特集「全3717社を分析して見つけた! 急落に強い【高配当株】113」のほかに、人気ファンド「ひふみ投信」の藤野英人さんも登場する「大暴落相場を見抜いた投資家に聞いた! ここからの投資戦略」や、ベストセラー『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ著)の内容の一部を、ザイ編集部が再構成した「父が娘に教える【一生困らないお金の話】」、株主優待名人の桐谷さんが「コロナ・ショック」とどのように向き合ったかも紹介している「底値が堅い! 株主優待株69」、ほかにも「人気の投資信託50本の【下落耐性度】」「FXで日ゼニを稼ごう!」「街でよく見る保険ショップの落とし穴」など、お得な情報が盛りだくさん!

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