最下層からの成り上がり投資術!
【第62回】 2013年6月10日 藤井 英敏

ジョージ・ソロスが日本株買いを再開!
日本株は「2番天井」形成へ

日経平均は7日が目先底になった可能性が高い

 なお、7日の東京株式市場では、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が76.9%でした。80%を割り込んだのは2012年8月6日の79.05%以来で、12年6月12日の75.43%以来、約1年ぶりの低水準となりました。経験則上、これは70%程度で底値示唆であり、また、騰落レシオ自体は底値発見機能に優れているとされているため、日経平均は7日の1万2548.20円が目先底になった可能性が高いと考えます。

日経平均の日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

 さて、日銀は10~11日に金融政策決定会合を開きます。前回会合が終わった翌日の5月23日、長期金利が1年2カ月ぶりに1.0%を付け、日経平均は前日比1143.28円安の大幅安に見舞われました。その後、東京株式市場では激しい余震が続き、日経平均は7日に1万2548.20円まで下落したのです。5月23日高値1万5942.60円から6月7日安値1万2548.20円までの12営業日の下落幅は3394.40円、下落率は21.29%に達したのです。値幅的には十分な調整を果たしたとみてよいでしょう。

 今回の日銀政策会合では、0.1%の固定金利オペを期間3年まで延長する「日本版LTRO」に加えて、ETF購入枠追加などが期待されています。

 もちろん、今回の会合が市場の失望を買うようだと、7日安値を割り込む可能性はあるでしょう。しかし、その場合でも1万2301.83円や、26週移動平均線(7日現在、1万2219.91円)が押し目限界だと思います。

 この1万2301.83円は「アベノミクス相場」の半値押し水準です。野田佳彦前首相が衆院解散を表明し、「アベノミクス相場」が始まった2012年11月14日の前日の13日終値は8661.05円、13年5月23日高値は1万5942.60円です。上昇幅は7281.55円。よって、この半値押しが1万2301.83円です。

 正直、7日の1万2548.20円が当面の底値になった確率は80%程度とみています。このため、今回の会合結果が失望され、それを割り込む可能性は20%程度に過ぎないと考えています。また、仮に、割り込んでも、26週移動平均線や、半値押しで止まる確率を含めると、99%程度の確率であると、根拠のない自信(笑)を持って、相場を眺めています。

 一方、目先の上値メドですが、5月29日と30日とで空けた窓(1万4098.16円~1万4243.49円)埋めや、25日移動平均線(7日現在、1万4278.92円)あたりが、まずは意識されるとみています。

 6月7日から前倒し実施された日本株のバーゲンセールは14日がSQでもあることから、今週いっぱいは続く見通しです。是非この機会に、5月23日以降、叩き売られた日本株をお買い求めいただき、想定される2番天井付近で利食い、優雅な夏休みを過ごしていただきたいと存じます(笑)