NISA口座の比較&活用術
2013年7月16日 ザイ・オンライン編集部

ビギナー必見!年100万円までの投資の税金ゼロの
NISA(少額投資非課税口座)の使い倒し術とは?

今、個人投資家の間で話題となっているのが、2014年からスタートするNISA(ニーサ:日本版ISAと呼ばれる「少額投資非課税制度」)。NISAは専用口座を開設し、その口座で投信(MRFやMMF等の公社債投信は除く)や株式(外国株を含む上場株式)を買った場合、投資してから5年間は配当金や売却益が非課税となる制度。このNISAを使った投資の始め方を教えよう。

口座開設は1人1口座で原則変更不可、
コストと商品数からネット証券がオススメ!

 14年から特定口座や一般口座の税率は、復興税を含め10.147%から20.315%に引き上げられる予定のため、NISAを利用しない手はない。

 ただし、NISAは無条件、無制限で非課税となるわけではない。この制度は14 年から23年までの10年間限定で、14年から毎年1年ごとに元本100万円までが非課税の対象となり、5年間で500万円が上限となる。また、NISA口座に入れられるのは、新規に購入した投信や株式だけ。すでに保有している投信や株式をNISA口座に移管することはできない。

 投資後はいつでも売却できるが、一度売却すると非課税枠の再利用はできない。また1年間で100万円の枠を使い切らなかった場合でも、その未使用分を翌年以降へ繰り越すこともできない。節税メリットが大きいNISA口座だが、口座を開設できるのは20 歳以上(外国人も対象)で、しかも1人1口座だけ。つまり、NISAで失敗しないためには、投資商品選びもさることながら、金融機関選びが非常に大切なのだ。

 金融機関選びの第1のポイントは「「取り扱っている金融商品の幅広さ」だ。たとえば、NISA口座で株式投資をしようと考えているなら、証券会社に開設する必要がある。銀行でも投信は購入できるが、株は購入できない。また、投信は金融機関によって取り扱っている商品が大きく異なるため、NISA口座で買いたい投信を扱っている金融機関を選ぶ必要も出てくる。

 第2のポイントは「販売手数料などのコスト」。投信は同一のものでも金融機関によって販売手数料は0~3%などまちまち。NISA口座を利用するのは、少しでも運用利回りを上げるため。それならコストにも敏感になりたいものだ。

 以上のポイントを鑑みると、品揃えが豊富で、手数料が安いネット証券会社がNISA口座に最も向いている金融機関と言えるだろう。