NISA口座の比較&活用術
2014年2月7日 肥後 紀子

これからNISA口座を開くなら、
どこのネット証券がいいのか?
開設キャンペーン&選び方のポイントを再確認!

2.手数料がおトクなキャンペーンも見ておこう!

 NISA口座での取引手数料は、基本的には総合口座での取引手数料に準じるが、ネット証券によってはNISA口座限定の手数料キャンペーンを行なっている(【表3】参照)。

【表3】NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券
  期間 対象取引 内容 公式
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1  ◆カブドットコム証券
2014年12月25日まで
(約定日ベース)
国内株式の買付 約定金額に
関わらず0円
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!カブドットコム証券公式サイトはこちら!
【備考】プチ株(単元未満株)買付は対象外
2  ◆SBI証券
2014年12月30日まで
(受渡日ベース)
国内株式の買付・売却 約定金額に
関わらず0円
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!SBI証券の公式サイトはこちら!
【備考】S株(単元未満株)買付は対象外
2014年12月30日まで
(受渡日ベース)
海外ETFの買付 買付手数料を全額
キャッシュバック
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!SBI証券公式サイトはこちら!
【備考】売却時の手数料は通常通り
3  ◆松井証券
期限ナシ 国内株式の買付・売却 約定金額に
関わらず0円
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!松井の公式サイトはこちら!
4  ◆マネックス証券
2014年12月30日まで(受渡日ベース) 公募株式投信の買付 買付手数料を全額
キャッシュバック
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!マネックス証券公式サイトはこちら!
【備考】解約時の手数料は通常通り
2014年12月30日まで
(受渡日ベース)
米国ETFの買付 買付手数料を全額
キャッシュバック
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!マネックス証券公式サイトはこちら!
【備考】米国ETFの取り扱いは2014年春からを予定
5  ◆楽天証券
2014年12月30日まで
(受渡日ベース)
国内株式の買付・売却 約定金額に
関わらず0円
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!楽天証券公式サイトはこちら!
2014年12月30日まで
(受渡日ベース)
海外ETFの買付 買付手数料を全額
キャッシュバック
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!楽天証券公式サイトはこちら!
【備考】売却時の手数料は通常通り
6  ◆SMBC日興証券
2014年12月30日まで
(受渡日ベース)
金額・株数指定取引
(キンカブ)の買付
キンカブ購入時の
スプ レッドが0%
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!SMBC日興証券公式サイトはこちら!
【備考】キンカブ売却時のスプレ
2014年12月30日まで}
(受渡日ベース)
公募株式投信の買付 投信買付時の
手数料が0円
NISA口座での手数料を優遇している主なネット証券!SMBC日興証券公式サイトはこちら!
【備考】解約時の手数料は通常通り

 

 たとえば、SBI証券楽天証券は、NISA口座での国内株の取引手数料は売買ともに無料だ。また、カブドットコム証券の場合は、買付手数料のみ無料となる。

 一方、松井証券では、NISA口座での株取引は売買ともに無期限で手数料がかからない。国内株取引に絞ってNISA口座を活用するなら、松井証券の利用価値は大きいだろう。

 投資信託では、SMBC日興証券マネックス証券が2014年の買付手数料を無料または全額キャッシュバック。さらに、海外ETFの買付手数料は、SBI証券マネックス証券楽天証券の3社が全額キャッシュバックを打ち出している(ただし、マネックス証券で米国ETFが買えるのは今年春以降の予定)。

松井証券以外の手数料優遇策は、前述の通りいずれも今年1年の限定モノ。来年以降はどうなるかわからないので、NISA口座を選ぶときの「決め手」とまでは言えないと思ったほうがよさそうだが、選ぶポイントのひとつにはなるかもしれない。

3.使い勝手の違いは、スマホから注文可能かどうかがカギに?

 NISA口座での取引で、通常の取引と異なる点と言えば、取引チャネルが挙げられるだろう。最近は、日本株取引ではスマートフォンやアプリを利用しているという人が増えてきている。しかし、NISA口座の場合は、現状では「取引はウェブサイトからのみ」としているところが多いのだ。

 今の時点で、モバイル環境に対応しているのはSBI証券楽天証券などのみ。この2社については、NISA口座でも、スマホアプリなどモバイル環境から日本株を売買できる。日本株取引が中心で、しかも外出先で値動きを見てから注文を入れたい…という人には、SBI証券楽天証券が使いやすいかもしれない。ただし、他のネット証券でも今後対応していくことは十分に考えられるだろう。

 NISA口座は、現在のルールでは一度開設すると4年間は金融機関を変更できないことになっている。取引がスタートした今だからこそ十分に比較して、後悔しない口座選びを行なって欲しい。