【米国株】高配当+割安な「高配当割安株」の中で、専門家の投資判断が“買い”の「アッヴィ」と「コムキャスト」を解説!
発売中のダイヤモンド・ザイ8月号は、特集「人気の【米国株】150診断」を掲載! この特集では、ストラテジストによる米国株の値動き予測や、伝説の投資家・バフェットが今の米国株市場をどのように見ているかを紹介。また、「GAFAM」を始めとする米国株の人気150銘柄の銘柄診断も掲載しているので、すでに米国株を保有している人、気になる株がある人は必見だ!
今回はこの特集から、配当利回りが高くて株価に割安感がある「高配当割安株」のうち、アナリストなど専門家の投資判断が“買い”と高評価の2銘柄を公開!
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48期連続増配中のバイオ医薬品大手「アッヴィ」、
安定収益源を持つことが強みの「コムキャスト」をチェック!
米国には株主還元に力を注ぐ企業が多いため、配当利回りが高い「高配当株」も多い。その中でも今”買い”なのは、PERが低い「高配当割安株」だろう。高配当割安株は、利回りの高さゆえに下値が堅く、波乱相場に強い銘柄が多いからだ。
そこで、ここからはアナリストなどの相場のプロが、今後の株価動向を「買い」と診断している「高配当割安株」を2銘柄紹介しよう(※銘柄分析コメントは、グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さん、キャピタル・パートナーズ証券の岡橋雅雄さん、マンハッタン・グローバル・フィナンシャルの森崇さん、ストラテジストのポール・サイさん。投資判断と株価の高値・安値予想は6月3日からの3カ月間)。
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まずは、収益力が安定している医薬品株から、配当利回りが4%近くあって、PERが10倍台と割安のアッヴィ(ABBV)だ。
アッヴィの2022年1~3月期の業績は、売上高が予想に届かず。1株利益の通期見通しを下方修正して、一時は株価が下落したものの、現在は戻し歩調だ。治験の最終段階の新薬が多く、2つの新しい自己免疫疾患治療薬の販売も始めている。48期連続増配を続けており、安定的に配当がもらえる点が魅力だ。
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続いては、配当利回りが2.52%、PER11%台のコムキャストだ。
コムキャストはケーブルテレビや通信、テーマパーク事業を展開する企業。約3150万人の顧客を持つケーブルテレビ事業が安定収益源。また、コロナ禍からの回復で、テーマパーク事業の収益も上向いている。2022年通期の業績予想から見て、PER12倍前後という今の株価は割安だ。
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