【2023年・新春のおすすめ大型株】最高売上の更新を見込む「三越伊勢丹ホールディングス」や、営業黒字に転換した「日本航空」に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ2023年2月号の大特集は、3カ月に一度の恒例特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2023年・新春】」! この特集では、日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資のプロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。さらに「10万円株」「高配当株」「株主優待株」「Jリート」「大型株」「新興株」というジャンル別で、注目銘柄をピックアップしている。
今回はこの特集から、アナリストが”買い”と評価した「大型株」2銘柄を紹介!
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利益率改善で業績絶好調の「三越伊勢丹ホールディングス」や、
コロナ禍から復活して営業黒字に転じた「日本航空」に注目!
2022年8月に2万9000円を超えた日経平均株価だが、9月末には2万6000円を割り込むまでに下落。しかし、そこから反発を見せ、11月中旬には3カ月前と同水準を回復した。米国のインフレと利上げの動向が、2023年も日本の相場を左右しそうだ。
足元でも、相場は一進一退の状況が続くが、1~3月期決算企業の上期決算では、売上高や営業利益で、過去最高を記録した企業も少なくない。下期に向けて、さらなる上昇余地がある銘柄が狙い目だ。
こうした背景を踏まえて、ここからは東証プライム、東証スタンダードに上場する「大型株」のうち、アナリストが業績をチェックしたうえで投資判断を“買い”としている2銘柄を紹介しよう。
(※最低投資額などの数字は、2022年12月5日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので、アナリストなど15名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)
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最初に紹介するのは、百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングス(3099)だ。
三越伊勢丹ホールディングスの業績は絶好調。免税売上が回復しきらない中でも、上期は伊勢丹新宿本店が、統合以後の最高売上を叩き出した。単月売上の過去最高更新は、第3四半期に入った10月においても継続中。上質で豊かな生活を求める顧客に注力する「高感度上質戦略」や、CRM(顧客関係管理)戦略が効果を発揮している。
人件費などのコストを上期で36億円削減し、収支構造改革が進んで、利益率も改善。想定以上のV字回復で、営業利益の通期予想は前回予想比1.4倍に上方修正されている。
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続いて紹介するのは、航空大手の一角・日本航空(9201)だ。
日本航空の上期の業績は、国際線の旅客数・旅客距離とも前年比で約5倍、国内線は約2倍となり、7~9月期の営業利益が黒字転換。今後もコロナ感染者数に左右されそうだが、中長期での回復局面に入っていることは間違いないだろう。株価は上昇トレンドが続いており、押し目を狙いたい。
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