IPO株の攻略&裏ワザ情報!

【2023年IPO予想】「楽天銀行」「オリオンビール」「住信SBIネット銀行」などの上場に期待! 2023年のIPO市場の予測と「2022年IPOランキング」も発表!

2022年12月30日公開(2024年1月24日更新)
小林 大純
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2022年の株式相場は世界的なインフレと金融引き締め、ロシアによるウクライナ侵攻などで大きく揺れた。IPO(新規株式公開)を巡っても国内外で減速が報じられたが、年間データを見るとIPO株投資のメリットは引き続き大きいことがわかる。今回はそうしたデータを用いながら2022年のIPOを振り返るとともに、上場候補企業を挙げるなどして2023年のIPO市場を展望する。

2022年は前半こそ上場中止が相次いだが、
最終的に91社が新規上場して一昨年並みの水準キープ

 まずは年間のIPO件数だが、2022年は91社と2021年の125社に比べ34社減った。ただ、2021年については東証の市場再編に絡んだ駆け込み上場が多かったと見られており、2022年のIPO件数が例年より少なかったわけではない。

 実際、2022年は世界的にグロース株(成長株)の下落に伴いIPO市場全体が急減速したが、日本の年間IPO件数は下のグラフのように2015~2020年の水準をキープしており、IPO株投資の機会が大きく損なわれたわけではないと言えそうだ。

 それに春先こそ上場を中止するIPO銘柄が相次いだが、年後半になると10月12日上場のソシオネクスト(6526:公開規模768億円)、12月14日上場の大栄環境(9336:同498億円)スカイマーク(9204:同374億円)といった比較的大型のIPOが登場。IPO株の需要が回復し、企業が上場する環境も改善してきたことがうかがえる

年間の勝率は約8割、初値騰落率は例年並みなど
IPOの初値パフォーマンスも引き続き堅調!

 次に公開価格に対する初値の騰落状況(勝率)だ。2022年に初値が公開価格を上回ったのは72社でIPO全体の79.1%にあたる。こちらもグロース株安の影響で年初から立て続けに公開価格割れが発生したが、2022年を通して見ると「勝率8割前後」を維持している

 年前半(1~6月)に11件の公開価格割れが発生する一方、年後半(7〜12月)は7件に減少し、やはり一時的に悪化したIPO株を巡る環境が改善傾向にあることがわかる(※年後半の公開価格割れは大半が12月上場銘柄で、IPOラッシュだった影響も大きい)。実際に、通常、大型案件は株式需給の面で初値が振るわないことも多いが、年後半に上場したソシオネクスト、大栄環境、スカイマークの3社はいずれも公開価格を上回った。

■公開価格に対する初値の勝率と平均騰落率の平均(2011〜2022年)
上場年 初値>
公開価格
初値=
公開価格
初値<
公開価格
合計 勝率※1 平均騰落率※2
2011年 19 3 14 36 52.8% 22.2%
2012年 37 0 9 46 80.4% 49.4%
2013年 52 1 1 54 96.3% 120.8%
2014年 59 3 15 77 76.6% 91.1%
2015年 82 2 8 92 89.1% 87.5%
2016年 67 1 15 83 80.7% 71.4%
2017年 82 0 8 90 91.1% 112.4%
2018年 80 1 9 90 88.9% 104.9%
2019年 76 1 9 86 88.4% 74.8%
2020年 69 1 23 93 74.2% 129.9%
2021年 103 2 20 125 82.4% 56.2%
2022年 72 1 18 91 79.1% 51.8%
 ※1 勝率は初値が公開価格を上回った件数の割合。※2 平均騰落率は各銘柄の初値騰落率の相加平均。

 一方、初値の平均騰落率は+51.8%で、こちらも2021年(+56.2%)並みに堅調だった。勝率と利幅の両面でIPO株投資の魅力は健在と言えるだろう。

ANYCOLORが約3.1倍、ウェルプレイドRが約5.3倍など、
3社のIPO株が公開価格の3倍以上の初値を付ける

 次に、個々の銘柄の初値騰落率について見ていこう。2022年を通して見ると、公開価格の2倍以上の初値を付けた銘柄は17社、さらに3倍以上の銘柄は3社あった

 2022年の初値騰落率のトップ10は以下の表の通り。

■2022年・IPOの初値騰落率トップ10
順位 銘柄(コード) 上場日 公開価格(円) 初値(円) 初値騰落率
1位 ウェルプレイド・ライゼスト(9565) 11/30 1170 6200 +429.9%
2位 サークレイス(5029) 4/12 720 2320 +222.2%
3位 ANYCOLOR(5032) 6/8 1530 4810 +214.4%
4位 スマサポ(9342) 12/29 800 2,250 +181.3%
5位 トリプルアイズ(5026) 5/31 880 2,200 +150.0%
6位 ペットゴー(7140) 4/28 550 1295 +135.5%
7位 アイズ(5242) 12/21 2200 5160 +134.5%
8位 BeeX(4270) 2/24 1600 3750 +134.4%
9位 unerry(5034) 7/28 1290 3000 +132.6%
10位 pluszero(5132) 10/28 1650 3805 +130.6%

 特に注目されたのは6月8日上場のANYCOLOR(5032)。VTuber(バーチャルユーチューバー)グループ「にじさんじ」のマネジメント会社として市場の関心が高まり、公開価格1530円の約3.1倍となる4810円まで初値を伸ばした。さらに、10月に高値1万3790円(取引時間中)を付けており、現在では東証グロース市場の主力銘柄の一角となっている。

 また、11月30日上場のウェルプレイド・ライゼスト(9565)の初値は公開価格1170円の約5.3倍となる6200円。初値上昇率は+429.9%で、2020年10月2日に上場したタスキ(2987:初値上昇率+655.2%)以来の高水準だ。ウェルプレイド・ライゼストはカヤック傘下でeスポーツ事業を展開しており、株式市場では新味のある事業内容が物色の材料となったようだ。

 2020年といえばIT・インターネット企業を中心とするグロース株の人気が非常に高かったが、その時期以来となる初値上昇率をウェルプレイド・ライゼストが記録したことに、IPO株をめぐる投資家のセンチメント(心理状態)改善が表れている

主幹事数トップは24社のSMBC日興証券!
ネット証券ではSBI証券が13社でランキング上位に

 証券各社の主幹事件数は下表のとおり。

■2022年・IPOの主幹事件数ランキング
順位 証券会社名 主幹事件数
2022年 2021年
1位 SMBC日興証券 24件 26件
2位 みずほ証券 19件 33件
3位 大和証券 17件 16件
4位 SBI証券 13件 21件
5位 野村證券 11件 28件
6位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 5件 5件
7位 東海東京証券 3件 4件
8位 いちよし証券 2件 4件
9位 岡三証券 2件 4件
※ 国内IPOの主幹事件数を集計し、2件以上の証券会社をランキング。共同主幹事の案件はそれぞれ1件ずつカウント。

 主幹事証券はIPO株の割当数が多く、その分ブックビルディングでの当選が狙いやすくなる。2022年の主幹事証券のトップ5は、順位の変動こそあったが前年と顔ぶれは変わらず。24社でトップとなったのはSMBC日興証券で、ソシオネクスト(6526)大栄環境(9336)といった大型IPOに加え、初値上昇率ランキングに入った7月28日上場のunerry(5034)や10月28日上場のpluszero(5132)の主幹事証券も務めた。

 SMBC日興証券にみずほ証券と銀行系の証券会社が1位、2位を占めたが、銀行との連携による案件発掘などの取り組みが奏功したとみられる。この2社は今後も主幹事獲得に期待できそうだ。

 全体のIPO件数が前年より減るなかで、主幹事数を17社に増やした3位の大和証券は、スカイマーク(9204)ANYCOLOR(5032)、それにメディア投稿プラットフォームとして知名度が高い12月21日上場のnote(5243)などの主幹事証券を担当した。

 一方で野村證券は主幹事数こそ11社とやや減った形だが、6月27日上場のサンウェルズ(9229)や6月28日上場のM&A総合研究所(9552)といった機関投資家からの評価が高く、株価も大きく上昇した銘柄を手掛けている

 ネット証券では、ウェルプレイド・ライゼスト(9565)などの主幹事証券を務めたSBI証券が、13社と引き続きランキング上位に食い込んでいる。SBI証券はIPO全91社のうち89社の幹事団に入っており、ほぼすべてのIPOに参加可能だったという点にも注目だ。
【※関連記事はこちら!】
IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!

2023年は約100社が新規上場する見通しで
住信SBIネット銀行や楽天銀行、レオスのIPOに期待!

 さて、ここまで見てきた通り、2022年は前半こそIPO市場全体が低迷気味だったが、後半にかけて企業の上場環境やIPO株への投資意欲は改善傾向が見られた。海外投資家の国内IPOへの参加を危ぶむ声もあるが、例えばスカイマーク(9204)は上場直後に米国の大手運用会社が大量保有報告書を提出しており、海外勢のIPO株の需要は堅調と言えるだろう。

 最後に2023年にIPOが期待できる企業を挙げていこう。

 現在、上場申請していることを公表済みなのは、ネット銀行大手の住信SBIネット銀行楽天銀行、「ひふみ投信」で知られるレオス・キャピタルワークスKDDI(9433)傘下でIoT(モノのインターネット)サービスを展開するソラコムなどだ。住信SBIネット銀行やレオス・キャピタルワークスはどちらも過去に一度上場を申請したものの、その後に上場中止となった経緯があるため、再挑戦に期待したい。
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「住信SBIネット銀行(スミシンエスビーアイネットギンコウ)」のスケジュールや幹事証券など、IPO情報を総まとめ!
ひふみ投信を運用する「レオス・キャピタルワークス」のスケジュールや幹事証券など、IPOの情報を総まとめ!

 また、かねてからIPO間近の銘柄として名前の挙がる沖縄のオリオンビールも各種報道を見ると準備を進めているようだ。

 一方、ローソン傘下で高級スーパーの成城石井は2023年9月9日に東証に上場申請をしたが、12月16日になって申請取り下げを発表。半導体のキオクシアホールディングスは2020年の上場中止後、足ぶみが続いているようだが、この2社も環境が整えば候補として浮上してきそうだ。
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「キオクシアホールディングス」のスケジュールや幹事証券など、IPO情報を総まとめ!

 2023年は株式市場に大きな混乱が生じない限り、年間で100社前後の上場が見込め、パフォーマンスの面でもIPO株投資は有望とみておきたい。

 ここまでの内容をまとめると以下の通り。

1)2022年のIPOも件数、初値パフォーマンスは例年並みの水準をキープ。特に年後半は改善傾向にあり、IPO株投資は引き続き有望
2)2022年も従来通りに大手証券、SBI証券が多く主幹事を獲得
3)2023年は上場申請中の住信SBIネット銀行や楽天銀行を中心に、有力企業の上場が見込まれる

 これらを踏まえ、2023年もIPO株投資を積極的に検討してほしい。
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「IPOスケジュール一覧[2023年]IPOの申込日や幹事証券、注目度などの最新情報を随時更新中!
【証券会社おすすめ比較】IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! 当選確率アップが期待できるおすすめ証券会社

小林大純氏・画像
小林大純(こばやし・ひろずみ)
ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ アナリスト。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科(現経営管理研究科)修了(MBA)。独立系金融情報会社を経て現職。市場動向から個別株まで、日本株全般を分析。特に新興市場で豊富な調査歴を持つ。

【2023年版】本気でIPO当選を狙うなら口座を持っておきたい!
「より多くのIPOに申し込める」おすすめ証券会社
証券会社名 IPO取扱銘柄数
(主幹事数)
口座開設
2022年 2021年
SBI証券 89社
(13社)
122社
(21社)
公式サイトはこちら!
楽天証券 65社
(0社)
74社
(0社)
公式サイトはこちら!
マネックス証券 61社
(0社)
65社
(0社)
公式サイトはこちら!
松井証券 55社
(0社)
56社
(0社)
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券 47社
(24社)
80社
(26社)
公式サイトはこちら!
大和証券 42社
(17社)
49社
(16社)
公式サイトはこちら!
CONNECT 42社
(0社)
42社
(0社)
公式サイトはこちら!
岡三オンライン 38社
(0社)
47社
(0社)
公式サイトはこちら!
auカブコム証券 23社
(0社)
42社
(0社)
公式サイトはこちら!
 ※ 取扱銘柄数は委託幹事を含む。

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

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IPOスケジュール一覧[2025年]
 IPO株の攻略&裏ワザ情報!
【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介
◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!
大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
岩井コスモ証券の公式サイトはこちら
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
注目の証券会社!

【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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株で1億円をつくるワザ
気の株500&
米国株150激辛診断

5月号3月21日発売
定価950円(税込)
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[株で1億円をつくるワザ]
◎創刊25周年企画
●桐谷さんと振返る日本株の25年史
25年で私たちの投資環境はかなり改善された!
◎第1特集
勝ち組の個人投資家8人に聞いた!
株で1億円をつくるワザ

●億り人の歩んだ道のりから学ぶ1億円への必勝法!
●これだけは押さえよう!1億円達成のための心構え8

●億り人に聞いた!暴落時にどうする?

◎第2特集
買っていい高配当株が94銘柄も!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方①旬の3大テーマ
今期も来期も連続増益の好調株/連続で増配予想の高配当銘柄/円高が追い風の株
●儲かる株の見つけ方②5大ランキング
来期に売上が大きく伸びる株/営業利益率が高い株/配当利回りが高い株/少額で買える株/理論株価より割安な株
●儲かる株の見つけ方③セクター別平均
株価は業種で騰落真っ二つ!
●2025年春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

◎第3特集
今後25年も上がり続ける期待大!
人気の米国株150診断 2025年4-6月

●爆上がりの25年間を振返り!米国株の強さのヒミツ
●新政権でますます強く!2025年のS&P500を大予測
●GAFAMの最新決算判断も!Big8定点観測&買いの高配当株
●人気の133銘柄買い売り診断
●進化する指数だからS&P500は買い続けろ!

◎第4特集
NISA向き!インデックス投信より好成績!

運用実績25年以上!
儲かる長寿投信ベスト10

【別冊付録】
増益でさらに割安な株は1701銘柄
上場全3909社の最新理論株価

◎新連載・第3回

17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略
◎連載も充実!

●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年2月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.08
●おカネの本音!VOL.33 髙橋史好さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.101
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


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