2023年3月に新規上場した「IPO株」15銘柄のうち、アナリストが「強気」と診断した「カバー」と「モンスターラボホールディングス」に注目!
ダイヤモンド・ザイ6月号の連載「10倍株を探せ!【IPO株】研究所」では、IPO株の専門家であるダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんが、2023年3月に新規上場した「IPO株」全15銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。
今回は、その中でも小林さんが特に注目している2銘柄をピックアップしているので、投資の参考にしてほしい!
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3月に新規上場した「IPO株」は全部で15銘柄!
投資家のIPO熱は高まっているが、高過ぎの銘柄は避けるべし!
2023年3月は、2023年3月は、15社が新規上場。わずか2社にとどまった1~2月とは対照的に、3月後半は例年並みのIPOラッシュとなった。
しかも、初値が公開価格を下回る銘柄はなく、小型IPOの中には初値が公開価格の3倍前後を付けた銘柄もあった。これだけIPOが活況だった要因は、3月23日上場のハルメクホールディングス(7119)が上場初日から連日のストップ高を記録し、全市場の売買代金ランキングで上位に入ったことに刺激を受けた個人投資家の売買が膨らんだと考えられる。
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また、VTuber関連銘柄として脚光を浴びたカバー(5253)も、公募・売出規模が100億円超と大きめだったにもかかわらず、公開価格比2.3倍まで初値を伸ばした。ただ、買われすぎると、さすがに株価の伸びは鈍くなる。カバーの初値後の株価が下落したことを受け、3月28日以降の上場銘柄では、資金流入がやや落ち着いた。
それでも、全体的に結果は堅調。大型IPOとして注目されていた住信SBIネット銀行(7163)は、銀行株安の逆風が吹く中での上場となったが、公開価格比+1.8%の初値は、まずまず健闘したといえる。投資家のIPO市場への意欲は旺盛なようだ。
ただし、「”値動きに着目した物色”という面が大きい」と、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんは指摘する。つまり、株価が上がっている銘柄に人気が集まる、という構図だ。
「結果として、今回はいつも以上にPER水準のばらつきが大きい。過熱感のある銘柄も少なくありません。来期にかけての業績見込みと足元の株価から、上値余地があるか慎重に見極める必要があります」(小林さん)
業績堅調でも、類似企業と比べてPER水準が高過ぎる銘柄は、投資判断が「弱気」に。一方で、成長期待が大きいのに過熱感がない銘柄は注目だ。
また、小林さんは「金融不安の影響がIPOにもじわりと広がっていることが気がかり」と指摘。たとえば、3月29日に予定されていたノイルイミューン・バイオテックの上場は、中止となった。4月上場分でも、2社が上場中止を決めている(4月7日時点)。
今後も、局面によって相場が大きく動くことが想定される。そのときに予定通り上場できるのか、公開価格が割高とならないか、状況を注視したい。
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2023年3月の【IPO株】15銘柄を徹底診断! |
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上場日 | 公開価格 | 初値 (騰落率) |
株価 (4/5) |
PER (PBR) |
今後1年の 高値予想 (安値予想) |
投資判断 |
22日 | ◆SHINKO(7120・東S) | |||||
2200円 | 2250円 (+2.3%) |
2243円 | 9.5倍 (3.06倍) |
3500円 (1900円) |
中立 | |
【分析コメント】IT機器等の保守・販売や人材派遣を手掛け、特に医療分野で強みを持つ。売上はPHC、KDDI、NEC関連向けの比率が大きい。緩やかな成長でPER水準は妥当。 | ||||||
23日 | ◆日本ナレッジ(5252・東G) | |||||
1500円 | 3750円 (+150.0%) |
2463円 | 30.8倍 (5.44倍) |
3800円 (2200円) |
強気 | |
【分析コメント】ソフトウェアのテストが主力で自動化に注力。顧客は大手が多い。類似企業の成長イメージを追い風に初値が高騰したが、その後の調整で妥当な株価水準に。 | ||||||
23日 | ◆ハルメクホールディングス(7119・東G) | |||||
1720円 | 1981円 (+15.2%) |
2338円 | 19.5倍 (7.53倍) |
3000円 (1700円) |
中立 | |
【分析コメント】シニア女性向け雑誌『ハルメク』で顧客を獲得し、同封のカタログで通信販売を行う。上場直後は大商いに。『ハルメク』の集客力は強みだが、期待が先行。 | ||||||
23日 | ◆アイビス(9343・東G) | |||||
730円 | 2121円 (+190.5%) |
2203円 | 38.0倍 (14.33倍) |
3000円 (1700円) |
中立 | |
【分析コメント】お絵かきアプリ「ibisPaint」がZ世代の支持を集める。世界累計DL数は3億超。ただ、類似企業比でPER水準が高く、期待通りの高成長を実現できるか注視したい。 | ||||||
27日 | ◆カバー(5253・東G) | |||||
750円 | 1750円 (+133.3%) |
1395円 | 59.7倍 (18.01倍) |
2200円 (1000円) |
強気 | |
【分析コメント】ANYCOLORに続く、期待のVTuber銘柄。足元は先行投資が負担だが、利益成長の加速に期待が持てる。 | ||||||
28日 | ◆Arent(5254・東G) | |||||
1440円 | 1802円 (+25.1%) |
2199円 | 64.9倍 (6.44倍) |
4000円 (1500円) |
強気 | |
【分析コメント】建設業界に特化したDXコンサル、システム開発。千代田化工と高砂熱学向けが柱。今期ベースのPERは高いが、建設業はDXの余地が大きく、業績が急伸中だ。 | ||||||
28日 | ◆アクシスコンサルティング(9344・東G) | |||||
1950円 | 3030円 (+55.4%) |
3665円 | 43.3倍 (14.65倍) |
4000円 (2000円) |
弱気 | |
【分析コメント】コンサル業界向けで定評のある人材紹介会社。スキルシェアも。業績堅調で高度人材やDX領域へのニーズ拡大は追い風だが、株価は成長期待を織込み済か。 | ||||||
28日 | ◆モンスターラボホールディングス(5255・東G) | |||||
720円 | 1050円 (+45.8%) |
971円 | 36.8倍 (7.10倍) |
1500円 (900円) |
強気 | |
【分析コメント】大企業や自治体向けDX支援を世界で展開。来期以降の利益拡大も考慮すると、株価の上昇余地は大きそうだ。 | ||||||
上場日 | 公開価格 | 初値 (騰落率) |
株価 (4/5) |
PER (PBR) |
今後1年の 高値予想 (安値予想) |
投資判断 |
29日 | ◆AnyMind Group(5027・東G) | |||||
1000円 | 1000円 (0.0%) |
930円 | 632.7倍 (4.60倍) |
1100円 (700円) |
中立 | |
【分析コメント】企業やクリエイター向けにマーケティング、EC等を支援。2022年に2度上場を延期。世界展開で成長に期待も、今期はまだ利益水準が低く、株価を評価しづらい。 | ||||||
29日 | ◆住信SBIネット銀行(7163・東S) | |||||
1200円 | 1222円 (+1.8%) |
1389円 | 10.8倍 (1.38倍) |
1500円 (1150円) |
中立 | |
【分析コメント】ネット銀行大手で住宅ローンに強い。小売などに金融機能の提供も行う。金融不安が逆風で公開価格を引下げた。初値後は当初想定の1260円を上回る場面も。 | ||||||
30日 | ◆ノバシステム(5257・東S) | |||||
1700円 | 2565円 (+50.9%) |
2818円 | 14.6倍 (3.27倍) |
4500円 (2200円) |
強気 | |
【分析コメント】金融業界向けのシステム開発が主力。特に保険会社の業務知識の蓄積で優位性を持つ。類似企業並みの妥当なPER水準だが、順調な業績成長に期待できる。 | ||||||
30日 | ◆ビズメイツ(9345・東G) | |||||
3250円 | 5310円 (+63.4%) |
4130円 | 27.9倍 (9.35倍) |
6000円 (3400円) |
中立 | |
【分析コメント】オンラインのビジネス英会話レッスン。多数の法人企業で導入実績があり、テレワーク普及やリスキリング(学び直し)支援も追い風だが、PER水準も期待相応。 | ||||||
31日 | ◆Fusic(5256・東G) | |||||
2000円 | 6530円 (+226.5%) |
6040円 | 71.8倍 (22.44倍) |
7000円 (3000円) |
弱気 | |
【分析コメント】主力のクラウド技術を活用したシステム開発に加え、AIやIoTを駆使するDX支援が急成長。ただ初値高騰で、成長性を考慮しても過熱感のある株価水準に。 | ||||||
31日 | ◆エコム(6225・名M) | |||||
1680円 | 1714円 (+2.0%) |
1597円 | 6.3倍 (0.60倍) |
1800円 (1500円) |
中立 | |
【分析コメント】工業炉の設計・製造から保守まで一貫して手掛ける。地方市場の上場で初値は穏当。株価に割安感はあるが、コロナ禍からの業績の回復状況を見極めたい。 | ||||||
31日 | ◆ココルポート(9346・東G) | |||||
3150円 | 4135円 (+31.3%) |
5040円 | 38.7倍 (21.16倍) |
6000円 (3000円) |
弱気 | |
【分析コメント】障害者の就労移行支援。法定雇用率の引上げなどが追い風となるものの、株価に過熱感がある。2016年上場のLITALICO並みの高評価を獲得できるか、業績を注視。 | ||||||
※データは2023年4月5日時点。 |
アナリストが15銘柄の中で特に注目する2銘柄を紹介!
ともに”強気”と診断された「カバー」「モンスターラボHD」に注目!
ここからは、3月のIPO株の中で、小林さんが特に注目する2銘柄を深掘りしていこう。
一つ目の銘柄は、27日に上場したカバー(5253)だ。
カバーは、プロダクション運営+キャラIP開発などを手掛ける企業。日本・北米・東南アジアで登録数トップのVTuberを擁し、市場開拓の余地が大きい。海外では、グッズ販売などの展開が進行中。2024年にはメタバースのサービス開始も予定する。足元は先行投資が負担だが、利益成長の加速に期待。
二つ目の銘柄は、28日に上場したモンスターラボホールディングス(5255)だ。
モンスターラボホールディングスは、大企業や自治体向けDX支援を世界で展開。20カ国、33都市に拠点を持つ。既存顧客の単価アップなどによる継続的な売上増加に加え、海外でのM&Aも活用した高成長が期待できる。上場前株主による売りが懸念され、上値は重いが、来期以降の利益拡大も考慮すると、株価の上昇余地が大きい。長期の目線で投資しよう。
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【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 ※ |
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2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで松井証券と並んで第2位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 160万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には54社と全証券会社中で楽天証券と並んで2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 265万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
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【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 176万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |