![新NISAおすすめ比較[2024年]](https://dfinance.ismcdn.jp/zai/mwimgs/c/2/-/img_c24456cdbadb8980535e3a024e394c2049860.png)
「新NISA」口座が急増することで、個人投資家を意識した株価対策の一環として“株式分割”を実施する企業が増える!?
ダイヤモンド・ザイでは、毎号巻頭でお金に関する最旬トピックを掲載しているが、ダイヤモンド・ザイ6月号で取り上げたのは「新NISAが株式分割実施の”黒船”に⁉」。
このところ、株式分割を実施する企業が増えているが、その流れが加速するかもしれない。きっかけを作ったのは、2024年から始まる新NISAだ。今回は、これまで株式分割に消極的な企業が多かった理由と、そうした企業が方針転換をする可能性が高まった背景を解説！
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東証に「望ましくない」と名指しされながらも、
あえて株式分割を実施しない銘柄が多かった理由とは？
株式分割の実施件数が増えている。2023年1月～6月の間で株式分割を実施、または実施予定の株は46銘柄と、前年同期より12銘柄多い。
そのうちの9銘柄は、2022年10月26日の時点で、投資単位（100株）が100万円以上になっていた。東証は10月27日に、投資単位が100万円以上になる38銘柄のリストを公開している。いわば「望ましくない状態にある銘柄」として名指しした格好で、狙いは投資単位の引き下げを促すこと。たとえば、ファーストリテイリング（9983）や信越化学工業（4063）、オリエンタルランド（4661）、ファナック（6954）などが、これに該当していた。
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名指しを受けた38銘柄のうち、上で挙げた4銘柄を含む9銘柄は、株式分割をすることで、投資単位を引き下げている（ただし、ファーストリテイリングなどは分割後も1単元が100万円以上）。
一方で、東証の要請に応じていない企業も多い。4月10日現在、先の38銘柄中の29銘柄は、株式分割を実施も予定もしていないのだ（下表参照）。
マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆さんは「株主数の増加に伴う経費増の懸念に加え、分割しても株価が上がる確信が持てないからだろう」と分析する。「米国に比べ、日本の個人投資家は影響力が小さい。それより、高価でも買ってくれる外国の機関投資家に買ってもらえればいい。だから、分割には熱心でないのでしょう」（広木さん）
実際、日本株の投資主体別株式保有率を見ると、日本の個人投資家は16％台。30％台の外国人投資家（外国法人）のほぼ半分だ（※2022年7月時点・東証調べ）。
新NISAが始まると、個人投資家の購買力がアップ！
個人投資家を取り込む目的で、分割の機運が高まることも！
ただ、今後はこの状態が変わる可能性が出てきた。「2024年から始まる新NISAが、ゲームチェンジャーになる」と、広木さんは言う。
新NISAは、年間の非課税投資枠が最大で360万円と、現行制度の3倍になる。これを呼び水に、政府は今後5年でNISA口座の数を、現状の1700万口座から3400万口座まで倍増させることを目論んでいる。
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もし、これが実現すると「最大で100兆円以上のお金が動く計算になる」と広木さんは言う。ちなみに、2012年11月から2014年4月までの2年半で、日経平均株価が2倍以上上昇した際、上昇に大きく貢献した外国人投資家の買い越し金額は21兆円だった。この数字と比較してみると、100兆円がいかに大きい金額かわかるだろう。
新NISAが契機になり、「購買力を高めた個人投資家をより意識した株価対策が行われる」と広木さんは予測。つまり、個人投資家が買いやすいように、株式分割をして投資単位を引き下げる銘柄が、より一層増える可能性が高まったわけだ。
「NISAを利用する投資家が、外国人投資家を完全に凌駕する時代を期待します」（広木さん）
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| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
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| 234本 | 無料 | 実質無料 | 1176本 | 0.73〜 1.1％ |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
| 国内株 | 米国株 | |||
| 244本 | 無料 | 無料 | 1144本 | − |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
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| 240本 | 無料 | 無料 | 1269本 | 0.5〜 1.0％ |
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| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
| 国内株 | 米国株 | |||
| 238本 | 無料 | 無料 | 1130本 | 1.0％ |
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| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
| 国内株 | 米国株 | |||
| 149本 | 137〜2200円 （約定代金による） |
− | 540 | − |
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| 【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは？】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ！ ◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え！ 通常の引受証券の50～100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣！ |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
| 国内株 | 米国株 | |||
| 91本 | 実質無料 | − | 332本 | − |
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| 【関連記事】 ◆【証券会社比較】岡三オンラインの「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介！ ◆「IPO（新規上場）が当選しやすくなる」証券会社の選び方を伝授！ 優先すべきは、当選するまで資金が不要な岡三オンライン証券、野村證券などの4社だ！ |
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| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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| 投資信託 | 株式売買手数料（税込） | 投資信託 | ||
| 国内株 | 米国株 | |||
| 37本 | 無料 | − | 112本 | − |
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| ※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。 | ||||
