IPO株の銘柄分析&予想

「笹徳(ササトク)印刷」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の製版、印刷、広告宣伝企画企業との比較や予想まで解説![2023年9月25日 情報更新]

2023年8月18日公開(2023年9月25日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 笹徳(ササトク)印刷
市場・コード/業種 東証スタンダード、名証メイン・3958/パルプ・紙
上場日 9月22日
申込期間(BB期間) 9月6日~9月12日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券SBI証券楽天証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 680円(+13.33%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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笹徳印刷が9月22日にIPO(新規上場)!

「笹徳印刷」の公式サイトより

 笹徳印刷は、2023年8月18日、東京証券取引所と名古屋証券取引所に上場承認され、2023年9月22日にIPO(新規上場)することが決定した。

 笹徳印刷は1950年7月13日に設立された。同社及び子会社5社の企業集団で構成されている。国内におけるパッケージ、販促物、広告、パンフレット等の製造・販売事業、セールスプロモーションに関わる企画・制作及びマーケティングの企画事業、中国国内におけるパッケージの製造・販売事業、インドネシアにおけるパッケージの販売事業を行っている。グループの生産拠点は、国内にはパッケージ工場(紙器・軟包装)として4工場、商業印刷工場(プリントメディア)として1工場、海外にはパッケージ工場(紙器)として中国に1工場の計6工場を整備している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

笹徳印刷のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 9月4
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月6日~9月12日
公開価格決定 9月13日
購入申込期間 9月14日~9月20日
払込日 9月21日
上場日 9月22日

笹徳印刷のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年9月6日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
3.0
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大和証券
[最短翌日に取引可能]
3.0%
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
3.0%
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
東海東京証券(主幹事証券) 87.0  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.3  
岡三証券 0.9  
安藤証券 0.9%  

笹徳印刷のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 710
仮条件
[予想PER(※2)
580~600円
10.3倍~10.7倍]
公募価格 600円
初値 680円
初値騰落率 +13.33%
予想トレーディングレンジ(※3) 600~1200
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年9月1日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 9.8倍
特種東海製紙<3708> 9.6倍(連)
ダイナパック<3947> 8.8倍(連)
朝日印刷<3951> 11.1倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は妥当と判断できる。

笹徳印刷の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 618万5000株(予定)
公開株式数 公募50万株  売出125万3900株
(オーバーアロットメントによる売出26万3000株)
想定公開規模(※1) 14.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

笹徳印刷は創業133年を迎えた老舗印刷業

 紙類及び包装資材の製版、印刷、加工並びに販売。出版物並びに宣伝広告媒体等の企画、編集、製作、販売。情報サービス事業並びにソフトウェアの企画、開発、製作、編集及び販売を手掛ける。1890年創業。現在は中国(販売実績25年)及びインドネシア(同9年)に海外拠点も。

 創業133年を迎えた老舗企業であり安定したイメージはあるものの、前期に引き続き今期も減益予想となっており、成長期待をもちづらいだろう。業種に関してもIPOにおいて人気化するとは言いづらい。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。王子HD<3861>子会社の王子マテリアが筆頭株主。9/22はグロースへファーストアカウンティング<5588>が同時上場する。

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◆「笹徳印刷」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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笹徳印刷の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2020/6 12,097
(―)
250
(―)
196
(―)
2021/6 11,049
(-8.7%)
360
(44.0%)
241
(22.7%)
2022/6 11,226
(1.6%)
585
(62.4%)
428
(77.6%)
2023/6
(―)

(―)

(―)
2024/6予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2021/6 11,852
(―)
352
(―)
275
(―)
2022/6 12,373
(4.4%)
734
(108.3%)
551
(100.1%)
2023/6 13,040
(5.4%)
585
(-20.3%)
1,138
(106.6%)
2024/6予 13,426
(3.0%)
503
(-14.1%)
347
(-69.5%)
2023/3 3Q 9,984
(―)
544
(―)
402
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:56.10円/18.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

笹徳印刷の業績コメント

 2024年6月期の業績は、売上高が前期比3.0%増の134.2億円、経常利益が同14.1%減の5.0億円と増収減益の見通しとなっている。

 印刷業界では、商業印刷、出版印刷、事務用印刷は、紙からデジタルへの移行に伴い市場規模が縮小する傾向にあるが、パッケージや軟包装などの包装印刷、クロスメディア、付帯サービスなどは市場規模が増加すると予想されている。同社グループの祖業であるパツケージ(包装印刷)の市場規模は印刷市場のなかでも好調な分野であり、今後も堅調に推移することが予測されている。

 前期(2023年6月期)については、新型コロナウイルス感染症の継続による経済活動の低迷、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギーコストの上昇とこれに伴う世界経済の低迷により厳しい状況で推移した。

 このような厳しい経済環境のなか、社内生産体制の強化による外注費の削減や修繕費、物流費、支払手数料(警備体制の見直しによる削減)等の経費の削減に今まで以上に努めるとともに、原材料(特に板紙の値上げによる売価への転嫁(金額ベースで1次値上は約90%以上、2次値上は約70%以上を売価に転嫁)を鋭意進めてきた。

 この結果、同社グループの2023年6月期の業績は、売上高が前の期比5.4%増の130.4億円、経常利益が同20.3%減の5.8億円となった。

笹徳印刷の詳細情報

■基本情報
所在地 愛知県豊明市栄町大脇7番地
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 杉山 昌樹(昭和35年3月25日生)
設立 昭和25年7月13日
資本金 3億925万円(令和5年8月18日現在)
従業員数 新規上場会社321人 連結会社428人(令和5年7月31日現在)
事業内容 紙類及び包装資材の製版、印刷、加工並びに販売。出版物並びに宣伝広告媒体等の企画、編集、製作、販売。情報サービス事業並びにソフトウェアの企画、開発、製作、編集及び販売
■売上高構成比率(2023/6期 実績)
品目 金額 比率
パッケージング分野 8,140 百万円 62.4%
コミュニケーション分野 4,900 百万円 37.6%
合計 13,040 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 王子マテリア株式会社 140万株 28.02%
2 すぐるラボ株式会社 62万株 12.41%
3 国際紙パルプ商事株式会社 49万4000株 9.89%
4 杉山 妙子 30万9920株 6.20%
5 笹徳印刷グループ従業員持株会 26万8689株 5.38%
6 杉山 昭作 19万4000株 3.88%
7 DIC株式会社 18万8000株 3.76%
8 杉山 卓繁 18万3116株 3.66%
9 杉山 昌樹 17万5542株 3.51%
10 有限会社聡明 15万7400株 3.15%
合計   399万667株 79.86%
■その他情報
手取金の使途 設備資金に充当する予定
関係会社 株式会社サンライト (連結子会社) 企画広告制作業
世徳印刷科技(無錫)有限公司 (連結子会社) 印刷及び印刷物販売業
世徳印刷(無錫)有限公司 (連結子会社) 印刷及び印刷物販売業
PT.SASATOKU INDONESIA (連結子会社) 印刷物販売業
他、その他の関係会社1社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「笹徳印刷」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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笹徳印刷の銘柄紹介

 同社グループは、『Good Communication, Good Partner』という企業スローガンの下、コミュニケーションというフィールドで顧客が抱えるソリューション解決に取り組んでいる。顧客からの信頼を第一に考え、顧客と共に生活者を見据えたマーケットインの思想と、『発想から発送までのワンストップソリューション』を基盤に、新たな価値創造に取り組んでいる。

 企業集団の構成としては、同社及び子会社の株式会社サンライト、PT.SASATOKU INDONESIA、世徳印刷(無錫)有限公司、2021年11月に設立した世徳印刷科技(無錫)有限公司の5社で構成している。その役割としては、同社は国内におけるパッケージ、販促物、広告、パンフレット等の製造・販売事業、株式会社サンライトはセールスプロモーションに関わる企画・制作及びマーケティングの企画事業、世徳印刷(無錫)有限公司および世徳印刷科技(無錫)有限公司は中国国内におけるパッケージの製造・販売事業、PT.SASATOKU INDONESIAはインドネシアにおけるパッケージの販売事業を行っており、製造は行っていない。

 同社グループの生産拠点は、国内にはパッケージ工場(紙器・軟包装)として4工場、商業印刷工場(プリントメディア)として1工場、海外にはパッケージ工場(紙器)として中国に1工場の計6工場を整備している。特に長年・多岐にわたる顧客との取引の中で鍛え上げられた生産体制と製造技術により、製造工程が異なる紙器・軟包装・プリントメディアなどの製品を、各工場においてジャストインタイム、高品質、低コストの生産を実現している。各工場はそれぞれが完成品までの生産体制を整えており、各工場をまたぐ生産はない。同社では、環境対策、BCP対応など、顧客のあらゆるニーズに対応するための生産体制を「一環生産体制」と称し、さらなる強化に努めている。

 国内の製造拠点は、全国に繋がる高速道路網により、関西、中部、関東から東北までの広範囲なエリアをカバーしている。本社パッケージ工場、本社商業印刷工場、本社グラビア工場は伊勢湾岸自動車道の豊明インターチェンジに、関東工場は関越自動車道の本庄児玉インターチェンジに、軟包装工場は東海北陸自動車道の一宮西インターチェンジに、いずれも車で5分以内の好立地に製造拠点があり、物流面においても安全・快適で効率的な物流の実現に貢献するとともに、一環生産の製造拠点として優位性を持っている。

 同社の事業内容は、パッケージング分野、コミュニケーション分野で構成されており、パッケージング分野については、紙器及び軟包装など包装資材パッケージの企画設計、印刷、加工までを一貫生産し、顧客にタイムリーに供給している。さらに商品の包装、キッティング作業から発送までを受託するフルフィルメントサービスで構成されている。コミュニケーション分野については、販売促進関連、テクニカルドキュメンテーション、教育・出版関連の企画、印刷、加工及び広報・IRなどクロスメディアに関連する付帯サービス業務(フルフィルメントサービス)、さらにはイベントの企画・運営とソフト開発・デジタルアセットマネジメントサービスなどで構成されている。

笹徳印刷の投資のポイント

 創業133年を迎えた老舗企業であり安定したイメージはあるものの、前期に引き続き今期も減益予想となっており、成長期待をもちづらいだろう。業種に関してもIPOにおいて人気化するとは言いづらい。なお、パルプ・紙セクターからの上場は2012年10月に東証2部(当時)へ上場した阿波製紙<3896>以来となる。10年以上前のため比較参考値にはならないかもしれないが、その時は公開価格10.6億円に対し対公開価格比+0.3%という初値だった。

 同社は現代表取締役会長(杉山卓繁氏)の祖父により、1890年に紙函の製造業を名古屋市にて創業。現在の海外拠点は中国(販売実績25年)及びインドネシア(同9年)。長年にわたる取引の中で鍛え上げられた生産体制と製造技術により、製造工程が異なる紙器・軟包装・プリントメディアなどの製品を、各工場においてジャストインタイム、高品質、低コストの生産を実現している。

 昨今の印刷産業は、デジタル化とインターネットの普及により商業印刷は縮小傾向だが、印刷技術と情報技術を融合した多様なソリューションが拡大し、特にパッケージ、軟包装、BPO、販売促進、顧客データベース管理、情報加工、クロスメディア、ソフト制作、画像処理、エレクトロニクス産業資材の分野において成長しているという。2022年6月期について、売上高顧客別構成比は上場企業(グループ会社含む)が52.7%、また20年以上取引が継続されている取引先は75.9%となっている。従業員は連結で428名。

 業績面について、2024年6月期の業績は、売上高が前期比3.0%増の134.2億円、経常利益が同14.1%減の5.0億円と増収減益の見通しとなっている。売上高についてはパッケージング分野が86.9億円(前期比6.9%増)、コミュニケーション分野が47.2億円(同3.6%減)を見込んでいる。コミュニケーション分野については、前期は新車カタログ等のスポット売上が予測以上に伸びたが、今期は減少するものと見込んでいる。なお、前期は特別利益に海外子会社における土地収用補償金として10.7億円、特別損失として海外子会社における設備除却損1.5億円を計上していることから、今期純利益は3.4億円(前期比69.5%減)となる見込み。

 想定仮条件水準の今期予想PERは11~13倍程度。今期配当予想は1株当たり18.00円(前期実績は5.00円)。上場後は配当性向30%を目途に配当を実施する方針としている。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。王子HD<3861>子会社の王子マテリアが筆頭株主。9/22はグロースへファーストアカウンティング<5588>が同時上場する。AI関連の小型グロース案件と人気化しそうな案件のため、初値買い資金分散の影響がありそうだ。

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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