【日本株】安心して長期保有できる「王道高配当株」5銘柄を公開!
10月20日発売のダイヤモンド・ザイ12月号の大特集は「”良い配当株”をトコトン追求!【配当入門】」! 配当利回りが高い「高配当株」が人気だが、実は「配当利回りの高さ」だけに目を奪われて投資するのは危険。そこで、この特集では「良い高配当株」の選び方をどこよりもわかりやすく解説! さらに、おすすめの配当株もたっぷり取り上げているので、投資の参考になるはずだ。
今回はこの特集から“業績良好な、時価総額2000億円以上の大企業”に絞り込んで作成した「王道高配当株」のランキングを紹介!
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⇒「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2023年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!
配当利回りだけでなく、業績予想や配当方針にも注目!
大企業で業績も良好な「王道高配当株」5銘柄をチェック!
配当をたくさん出す「高配当株」が大人気だ。高配当株を選ぶときは、利回りの高さだけに目を奪われてはダメ。なかには業績不振なのに、無理して配当を出している企業も存在するからだ。そういった企業は、不況になると配当を大きく減らすことがある。
そんな銘柄を避けるには、以下の3つの条件でスクリーニングするといいだろう。1つ目は「大企業(時価総額2000億円以上)」であること。2つ目は「業績が良い(今期が増収・営業増益の予想)」こと。3つ目は「配当を維持または増やす予想」であることだ。
時価総額2000億円以上の大企業は、日本を代表するような有名企業がほとんど。さらに、業績予想も良好で、配当を維持する実力があるなら、長期で保有するのも怖くない「王道高配当株」と言えるだろう。
以下では、この3つの条件を満たしている王道高配当株5銘柄を、配当利回りの高い順にランキング形式で紹介。なお、表中の分析コメント内には、企業の株主還元の方針を表す用語がいくつか出てくる。まず「配当性向」とは、利益の何%を配当で還元しているか表す指標。「総還元性向」とは、自社株買いも含めた株主還元への積極性の度合いを表す指標だ。企業の中期経営計画や決算説明資料などにもよく登場するので、これを機に覚えておこう。
(※株価や配当利回りなどの数字は、2023年10月4日時点。投資判断は”長期で安定した配当と株価推移が維持できるかどうか”で、金融ジャーナリストの岡村友哉さんが判断。「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階)。
配当利回りが高い「王道高配当株」5銘柄! |
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順位 | 株価 (10/4) |
配当利回り (権利確定月) |
前期1株配 (今期1株配) |
増配回数 (減配回数) |
配当性向 | 投資 判断 |
1位 | ◆安藤ハザマ(1719・東P) | |||||
1091円 | 5.50% (3月・9月) |
40円 (60円) |
7回 (0回) |
69% | 強気 | |
【分析コメント】準大手ゼネコン。中期経営計画では2025年度の最終年度に向け「総還元性向70%以上」を掲げる。これまでも自社株買い、配当の増額を繰返してきたが、引き続き株主還元強化に期待できる。 | ||||||
2位 | ◆LIXIL(5938・東P) | |||||
1648円 | 5.46% (3月・9月) |
90円 (90円) |
6回 (0回) |
235% | 中立 | |
【分析コメント】新築着工が世界的に低調で生産数量が減少。固定費負担が増し、製品値上げの効果でも吸収しきれず。ただ、四半世紀にわたって減配しておらず、株価も安値圏の安定高配当株として有望。 | ||||||
3位 | ◆神戸製鋼所(5406・東P) | |||||
1751円 | 5.14% (3月・9月) |
40円 (90円) |
4回 (4回) |
30% | 買い | |
【分析コメント】原料炭の価格下落で収益力が改善し、今期は17期ぶりに最高益更新へ。今期から配当性向を「15~25%から30%程度を目安」に引上げ。さらにPBR1倍超に向けた追加の還元策に期待。 | ||||||
4位 | ◆いすゞ自動車(7202・東P) | |||||
1716.5円 | 4.66% (3月・9月) |
79円 (80円) |
8回 (1回) |
40% | 強気 | |
【分析コメント】主力タイでの販売が低調だが円安恩恵や価格対応、アフターセールス拡大で4~6月期は売上高と営業利益が過去最高に。自動車株の中では株価水準が低いため、今後の株主還元強化が期待できる。 | ||||||
5位 | ◆シチズン時計(7762・東P) | |||||
859円 | 4.66% (3月・9月) |
34円 (40円) |
6回 (3回) |
52% | 強気 | |
【分析コメント】4~6月期は工作機械事業の業績が想定を下回ったが、インバウンド需要回復などで時計事業の好調が継続。「配当性向50%」を目安とする。株主還元に積極的で今後も強化する可能性が高い。 | ||||||
※データは2023年10月4日時点。 |
ランキングで紹介した銘柄は、すべて増収・営業増益予想と業績がよく、これから先も配当を維持できる実力を持っている。なかでも、1位の安藤ハザマ(1719)と3位の神戸製鋼所(5406)、5位のシチズン時計(7762)は配当政策を強化しており、今後も増配&株価上昇が期待できそうなので、注目してみてほしい。
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【関連記事】 ◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは? ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス |
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