【2024年・新春】「低PBRの改善に期待できる株」「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」という2つのランキングの上位5銘柄ずつ、全10銘柄を公開!
発売中のダイヤモンド・ザイ2024年2月号の大特集は、3カ月に一度の恒例特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2024年・新春】」。この特集では、日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資の専門家が「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。さらに「買い」「強気」という高い評価を受けた銘柄を対象として「低PBRの改善に期待できる株」「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」「配当利回りが高い株」「初心者必見の少額で買える株」「理論株価よりも割安な株」という5つのカテゴリー別に、ランキングも作成している。
今回はこの特集から「低PBRの改善に期待できる株」「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」の2つのランキングの上位5銘柄ずつ、合計10銘柄を公開!
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「低PBRの改善に期待できる株ランキング」のベスト5を発表!
1位の東京電力HDのほか「買い」評価の日本板硝子にも注目!
東証による市場改善策の影響で、割安感を測る指標「PBR」の低い株に注目が集まっている。これまでPBR1倍未満で放置されていた「低PBR株」が、東証の勧告に従うためのテコ入れ策として、増配や自社株買いに踏み切るケースは少なくない。
PBRは「株価÷1株あたり純資産」で算出するため、増配などで株価が上がれば高くなる。そのため、現時点で低PBRな株は近々テコ入れ策を行い、それに反応して株価が上昇する可能性を秘めているのだ。
そこで、ダイヤモンド・ザイ2024年2月号の大特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2024年・新春】」では「低PBRの改善に期待できる株ランキング」を作成。を作成。投資家に人気の株500銘柄のうち、アナリストが「買い」「強気」と評価した銘柄の中から低PBR株をピックアップし、PBRが低い順にランキングをつけた。ここでは、ランキングの上位5位までを紹介しよう。
(※以下、最低投資額などの数字は2023年12月5日時点。銘柄診断は今後3カ月に関するもので、アナリストなど16名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当。診断は「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階評価)
1位は東京電力ホールディングス(9501)でPBRは0.29倍と、5銘柄の中でダントツ低い。その他はすべてPBR0.4倍台だが、特に注目したいのが5位の日本板硝子(5202)。唯一、銘柄診断が「買い」となっており、値上がりの期待が特に高いと言えそうだ。
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◆「低PBRの改善に期待できる株ランキング」ランキング・ベスト |
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PBR (12/5) |
最低投資額 (12/5) |
投資判断 | 最新の株価 | |
1位 | ◆東京電力ホールディングス(9501・東P) | |||
0.29倍 | 6万円 | 強気 | ||
2位 | ◆日産自動車(7201・東P) | |||
0.41倍 | 6万円 | 強気 | ||
3位 | ◆日本テレビホールディングス(9404・東P) | |||
0.44倍 | 15万円 | 強気 | ||
4位 | ◆コニカミノルタ(4902・東P) | |||
0.44倍 | 5万円 | 強気 | ||
5位 | ◆日本板硝子(5202・東P) | |||
0.45倍 | 6万円 | 買い | ||
※データは2023年12月5日時点。 |
「アナリストの予想が強気な株ランキング」のベスト5を発表!
1位の「レノバ」は会社とアナリストの予想の乖離が93%も!
期初に業績予想を控えめに発表する企業は多い。その場合、期中で予想を上方修正する可能性が高くなる。もし、アナリスト予想が会社予想より大幅に高ければ、会社予想が控えめすぎるということ。本決算前に上方修正を発表⇒株価上昇という流れを期待できそうだ。
ここでは、アナリストの強気度が高い(=アナリスト予想が会社予想より大幅に高い)順につけたランキングを5位まで発表しよう。
1位はレノバ(9519)で、アナリスト予想が会社予想より93%も高くなった。最低投資額が10万円台と手頃なので、注目してみよう。また、3位のアステラス製薬(4503)は銘柄診断が「買い」の最高評価。ほかにもペプチドリーム(4587)、武田薬品工業(4502)と、医薬品関連の銘柄が顔を揃えている。
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◆「アナリスト予想が会社予想を上回る株」ランキング・ベスト5 |
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強気度 | 最低投資額 (12/5) |
投資判断 | 最新の株価 | |
1位 | ◆レノバ(9519・東P) | |||
93% | 11万円 | 強気 | ||
2位 | ◆ペプチドリーム(4587・東P) | |||
63% | 12万円 | 強気 | ||
3位 | ◆アステラス製薬(4503・東P) | |||
52% | 18万円 | 買い | ||
4位 | ◆武田薬品工業(4502・東P) | |||
48% | 41万円 | 強気 | ||
5位 | ◆FOOD&LIFE COMPANIES(3563・東P) | |||
42% | 29万円 | 強気 | ||
※データは2023年12月5日時点。 |
さて、ここまで「低PBRの改善に期待できる株ランキング」と「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」のベスト5を紹介してきた。業績予想の修正や、株主還元のニュースが発表されると、株価は大きく動くので、最新のニュースを見逃さないようにしよう!
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