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【日本株】「低PBR改善」や「アナリスト予想が強気」で株価上昇に期待の10銘柄! 業績好調の「日本板硝子」、会社予想が保守的な「アステラス製薬」「レノバ」に注目

2023年12月28日公開(2024年4月5日更新)
ザイ編集部
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【2024年・新春】「低PBRの改善に期待できる株」「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」という2つのランキングの上位5銘柄ずつ、全10銘柄を公開!

発売中のダイヤモンド・ザイ2024年2月号の大特集は、3カ月に一度の恒例特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2024年・新春】」。この特集では、日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資の専門家が「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。さらに「買い」「強気」という高い評価を受けた銘柄を対象として「低PBRの改善に期待できる株」「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」「配当利回りが高い株」「初心者必見の少額で買える株」「理論株価よりも割安な株」という5つのカテゴリー別に、ランキングも作成している。

今回はこの特集から「低PBRの改善に期待できる株」「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」の2つのランキングの上位5銘柄ずつ、合計10銘柄を公開!
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「低PBRの改善に期待できる株ランキング」のベスト5を発表!
1位の東京電力HDのほか「買い」評価の日本板硝子にも注目!

PBRが低く、改善に期待の株ランキング

 東証による市場改善策の影響で、割安感を測る指標「PBR」の低い株に注目が集まっている。これまでPBR1倍未満で放置されていた「低PBR株」が、東証の勧告に従うためのテコ入れ策として、増配や自社株買いに踏み切るケースは少なくない。

 PBRは「株価÷1株あたり純資産」で算出するため、増配などで株価が上がれば高くなる。そのため、現時点で低PBRな株は近々テコ入れ策を行い、それに反応して株価が上昇する可能性を秘めているのだ。

 そこで、ダイヤモンド・ザイ2024年2月号の大特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2024年・新春】」では「低PBRの改善に期待できる株ランキング」を作成。を作成。投資家に人気の株500銘柄のうち、アナリストが「買い」「強気」と評価した銘柄の中から低PBR株をピックアップし、PBRが低い順にランキングをつけた。ここでは、ランキングの上位5位までを紹介しよう。
(※以下、最低投資額などの数字は2023年12月5日時点。銘柄診断は今後3カ月に関するもので、アナリストなど16名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当。診断は「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階評価)

 1位は東京電力ホールディングス(9501)でPBRは0.29倍と、5銘柄の中でダントツ低い。その他はすべてPBR0.4倍台だが、特に注目したいのが5位の日本板硝子(5202)。唯一、銘柄診断が「買い」となっており、値上がりの期待が特に高いと言えそうだ。
【※関連記事はこちら!】
“PBR1倍割れ”の「配当利回りランキング」ベスト50! 高配当なのに割安な「おすすめの低PBR株」の配当利回りや配当性向、株主優待の有無などを一覧表で紹介

◆「低PBRの改善に期待できる株ランキング」ランキング・ベスト

  PBR
(12/5)
最低投資額
(12/5)
投資判断 最新の株価
1位 東京電力ホールディングス(9501・東P)
0.29倍 6万円 強気
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2位 日産自動車(7201・東P)
0.41倍 6万円 強気
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3位 日本テレビホールディングス(9404・東P)
0.44倍 15万円 強気
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4位 コニカミノルタ(4902・東P)
0.44倍 5万円 強気
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5位 日本板硝子(5202・東P)
0.45倍 6万円 買い
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 ※データは2023年12月5日時点。

「アナリストの予想が強気な株ランキング」のベスト5を発表!
1位の「レノバ」は会社とアナリストの予想の乖離が93%も!

アナリストが強気の株ランキング

 期初に業績予想を控えめに発表する企業は多い。その場合、期中で予想を上方修正する可能性が高くなる。もし、アナリスト予想が会社予想より大幅に高ければ、会社予想が控えめすぎるということ。本決算前に上方修正を発表⇒株価上昇という流れを期待できそうだ。

 ここでは、アナリストの強気度が高い(=アナリスト予想が会社予想より大幅に高い)順につけたランキングを5位まで発表しよう。

 1位はレノバ(9519)で、アナリスト予想が会社予想より93%も高くなった。最低投資額が10万円台と手頃なので、注目してみよう。また、3位のアステラス製薬(4503)は銘柄診断が「買い」の最高評価。ほかにもペプチドリーム(4587)武田薬品工業(4502)と、医薬品関連の銘柄が顔を揃えている。
【※関連記事はこちら!】
「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2023年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!

◆「アナリスト予想が会社予想を上回る株」ランキング・ベスト5

  強気度 最低投資額
(12/5)
投資判断 最新の株価
1位 レノバ(9519・東P)
93% 11万円 強気
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
2位 ペプチドリーム(4587・東P)
63% 12万円 強気
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3位 アステラス製薬(4503・東P)
52% 18万円 買い
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4位 武田薬品工業(4502・東P)
48% 41万円 強気
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5位 FOOD&LIFE COMPANIES(3563・東P)
42% 29万円 強気
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 ※データは2023年12月5日時点。

 さて、ここまで「低PBRの改善に期待できる株ランキング」と「アナリストの営業利益の予想が会社予想を上回る株」のベスト5を紹介してきた。業績予想の修正や、株主還元のニュースが発表されると、株価は大きく動くので、最新のニュースを見逃さないようにしよう!
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2024年の日経平均株価は「3万7000円」を突破か!? 専門家100人の8割は“強気”予想で、高値の平均は3万7248円、安値の平均は3万211円で、年末高の展開に

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