ダイヤモンドZAi最新記事

『少年ジャンプ』が最強IPを生む理由を、大ヒット漫画の仕掛け人・鳥嶋和彦さんに直撃! 人気作品を生み出した漫画家は“第二のディズニー”になれる可能性も

2024年1月6日公開(2023年12月29日更新)
ザイ編集部
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
楽天ブックスで買う
amazonで買う

『ドラゴンボール』関連製品の市場規模は連載終了から30年近く経った今でも「年5000億円」も! 最強IPが巨額マネーを生み出す構造とは?

ダイヤモンド・ザイでは、毎号異なるゲストに「お金との向き合い方」について聞くインタビュー記事「おカネの本音!」を掲載している。発売中のダイヤモンド・ザイ2024年2月号のゲストは、元『週刊少年ジャンプ』編集長の漫画編集者・鳥嶋和彦さん。

出版不況の中でも漫画の人気は依然として高い。世界にファンを持つ漫画も多く、アニメ化、ゲーム化などで巨額マネーを生む源泉となっている。今回は、そんな漫画業界のレジェンド編集者・鳥嶋和彦さんにインタビュー。鳥嶋さんが編集長を務めた『少年ジャンプ』の強さの秘訣や、これからの日本の漫画の可能性について聞いた!
【※関連記事はこちら!】
力士の給料、懸賞金など“相撲界のおカネ事情”公開! 入門してわずか2年で年収1000万円超、関脇時代は給料だけで年収2000万円超を稼いだ豊ノ島さんを直撃!

ザイアナリストの2人がやさしく、わかりやすく、徹底解説!ダイヤモンドZAiのオンライン講座「株の学校」

鳥山明さんの新人賞への投稿を発掘し、執筆を後押し!
『少年ジャンプ』は後発の漫画雑誌だったからこそ、新人が育った!

――鳥嶋さんと言えば、鳥山明さんの大ヒット漫画『Dr.スランプ』のキャラクター「Dr.マシリト」のモデルでも知られていますね。

鳥嶋和彦さん鳥嶋和彦さん●1976年集英社に入社、『週刊少年ジャンプ』編集部配属。93年ゲーム誌『Vジャンプ』創刊編集長に就任。96年『週刊少年ジャンプ』編集長。編集者として『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』の鳥山明などの新人漫画家を世に送り出すとともに、漫画とゲーム、アニメのメディアミックスを推進。国民的ゲーム『ドラゴンクエスト』の制作時、鳥山明をキャラクターデザインに提案し、大ヒットの一翼を担った。

鳥嶋 鳥山くんとの付き合いは、かれこれ40年以上になります。鳥山くんが名古屋のグラフィック・デザイン会社を辞めて『週刊少年ジャンプ』の新人賞に投稿を始めたのが1977年頃。当時、僕は集英社に入って2年目で、投稿原稿の中から鳥山くんの作品を見つけたんです。描き文字のレタリングがうまくて、その垢抜けたデザインセンスに惹きつけられて、執筆を後押ししました。

──編集者が新人漫画家を発掘してヒット漫画を生み出すのは『少年ジャンプ』の成功法則ですよね。

鳥嶋 そのやり方を採用したのは『少年ジャンプ』が週刊少年漫画誌の中でも後発だったからです。『少年ジャンプ』が創刊したのは1968年。当時『週刊少年マガジン』と『週刊少年サンデー』は創刊から10年近く経過し、どちらも100万部前後を売っていました。

 先発2誌は当時の人気漫画家たちを囲い込んでいたので、自分たちで新しい漫画家を発掘しなければならない。そんなやむにやまれぬ事情もあったんです。

 でも、それがうまくいった。みずみずしい感性を持つ新人漫画家と若手編集者のタッグで、既成概念にとらわれない話題の作品が次々と生まれた。結果、創刊から10年足らずで『少年ジャンプ』は漫画雑誌業界の王座に君臨しました。

──『少年ジャンプ』は連載の継続、終了を読者からのアンケートハガキで決めるという方針でも有名です。

鳥嶋 アンケートを重視するのは、創刊編集長のアイデア。もともと少女漫画雑誌の編集長でしたが、一時資料室に飛ばされていたらしい。そこで、アンケートについて勉強したという噂がある。本人に確かめたわけではないですけどね。

 すべての連載漫画のタイトルを並べたアンケートハガキを付け、面白かった漫画3つに丸を付けてもらうという方式。『少年ジャンプ』の漫画は人気が出なければ、おおよそ10回目(=10週目)で打ち切られるというルールがある。こういった読者の意見を反映するルールがあるから新陳代謝によって、面白い漫画が掲載される雑誌になるんです。

かつてコミックス(単行本)の収益は”おまけ”と見なされていたが、
『Dr.スランプ』のコミックスは発売初日に20万部完売の大ヒット!

──漫画誌と言えば、連載をまとめて発行するコミックス(単行本)も大きな収益源だと思うのですが。

鳥嶋 昔の出版社は、コミックスの収益なんて“おまけ”程度と考えていました。その認識を180度変えたのが、手前味噌ながら『Dr.スランプ』のコミックスの大ヒットです。1980年に発売した『Dr.スランプ』の第1巻は、初日に20万部を完売するという空前の大ヒットを記録したんです。

 じつは、このヒットは僕が狙って仕掛けたものなんです。当時はコミックスの制作は系列会社のスタッフに丸投げでした。カバー絵さえ、本誌で使われたもので代用することも。でも僕は『Dr.スランプ』のコミックスが書店に並んだときに埋もれないように、実力があるデザイナーに発注し、目立つデザインを心がけました。さらに、コミックスでしか読めないおまけページをつくった。

──そこまでやった理由って何だったんですか?

鳥嶋 当時の漫画家の原稿料が安かったからです。雑誌への連載だけでは、とても貯金なんてできない。だから、コミックスの印税収入で稼いでもらいたかった。当時のコミックスの定価は360円。漫画家の印税率は10%なので、100万部売れれば漫画家は3600万円の収入が得られて、年4冊出せば約1億5000万円になるわけです。

──やっぱり漫画は夢があります。

鳥嶋 出版不況の中でも、コミックスは1巻で数百万部売れる作品も出てくる“お化けコンテンツ”へと急成長しました。先にアンケートで人気がないと、10週目で連載が打ち切られるという話をしましたが、これは10回の連載でコミックス1巻分のページになるから。打ち切りになっても、作者はコミックス分の印税が手に入ります。その収入で次回作の掲載まで持ちこたえられるようにと、連載は最低でも10回になったようです。

グッズ化やアニメ化、ゲーム化などでも収益が生まれる!
『ドラゴンボール』関連製品の市場規模は年5000億円程度との試算も

──キャラクターグッズやゲームなどの著作権料も収入源ですよね。

鳥嶋 少し複雑なので、順を追って説明します。「漫画の著作権」は作者が持っています。いまビジネス界では「IP(※Intellectual Propertyの略で「知的財産権」のこと)」とも言いますね。

 出版社は作者と「委任契約」を結び、キャラクターのグッズなど商品化のための窓口になる。そして、収益を作者と出版社で一定の割合で分け合います。しかし、漫画のアニメ化やゲーム化の窓口は、アニメ制作会社になるケースが多い。30分アニメの1話分の制作費は、1400万~2000万円かかる。そのうちテレビ局は1話につき400万~800万円を出資します。

 テレビ局からの出資だけでは足りないので、制作会社は複数の企業から出資を募ります。出資企業は出資割合に応じたライセンス収入に加えて、作品のIPを利用した事業展開が可能になる。IPを利用したゲームなどが、さらに巨額の収益を生むこともあるんです。編集者は漫画家に稼いでもらい、ビジネスを拡大するために「何がおカネを生むのか?」を考えなければなりません。

 ちなみに、出版社の中でもKADOKAWAはアニメ制作に積極的に出資しているので、多額のキャッシュフローを必要とします。だから株式市場に上場しているとも言える。集英社や小学館などは保守的で、アニメ制作に多額の出資をするケースは少ないので、上場する必要がないのでしょう。

──『ドラゴンボール』関連製品の市場規模は、年間5000億円程度と試算をする専門家もいます。

鳥嶋 鳥山くんには「あなたが眠っている間にも、不死身のキャラクターが24時間、世界中で働いてくれる」と言ったことがある(笑)。『ドラゴンボール』の連載終了から30年近く経ちますが、今でも鳥山くんは毎年10億円以上の収入があるはず。

『少年ジャンプ』の低迷期に編集長に就任し、
『ONE PIECE』などの大化け作品の誕生に立ち会った!

──すごい! ところで『少年ジャンプ』が部数を大きく減らしたときに、鳥嶋さんは編集長になったとか。

鳥嶋 僕が編集長になったのは1996年。『ドラゴンボール』の連載が終了して『SLAM DUNK』の連載終了も決まっていた。部数が落ち込んだのは、新人を育てなかったから。新陳代謝が止まっていたんです。

 僕の前の編集長の時代、アンケートは”総得票数”を重視していたけど、それは短期的な販売増にしか繋がらない。小・中学生の票数が多い漫画家の作品を育てることが重要。彼らが面白いと思ってくれる漫画家が、次の時代に大きく花開くからです。

 新人漫画家を発掘するという『少年ジャンプ』本来のスタイルで、新連載を次々と打ち出した結果、3年目に大化けする作品が立て続けに生まれた。それが『ONE PIECE』や『HUNTER×HUNTER』『NARUTO-ナルト-』です。

──3作品とも世界中で人気です。

鳥嶋 新しいトレンドを生み出すことが、ビジネスを大きくするためには不可欠だと思います。そうそう、「ウェブトゥーン」という漫画を知っていますか? スマホで画面を縦スクロールしながら読める漫画です。韓国で生まれたサービスで「日本の漫画市場が脅かされるのでは?」と言われることもありましたが、そうは思いません。

──それは、なぜですか?

鳥嶋 韓国のウェブトゥーンは、基本的に分業体制で作られています。ストーリーやネーム、線画、背景、着色など、それぞれの工程で担当者が専属し、アニメーションスタジオのような形式で制作している。だから、平均点の作品になりやすいんです。

 その点、才能を持つ漫画家が妄想を膨らませながら一人で描く漫画は、凡人では思いつかない作品となって、大化けすることがある。飛び抜けた作品でなければ、巨額の価値を生み出せない。一人の漫画家の妄想から生まれた作品は、集団作業による作品を超えると確信しています。

 実際に『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』などは、一人の漫画家が生み出した作品です。

──IT化が進んではいますが、漫画雑誌の優位性はあるんですね。

鳥嶋 『少年ジャンプ』で連載して、コミックスを出したい漫画家は多い。それに、ウェブトゥーンを運営する企業より出版社と契約したほうが、漫画家は強い著作権が持てる。だから、才能のある作者は漫画雑誌に描く。

──これからも、日本の漫画には可能性がありそうですね。

鳥嶋 漫画はさまざまなメディアミックス展開が可能です。しかも、アニメ化やゲーム化によって、版権料やコミックス増刷の印税など、原作者への多大な見返りが期待できます。漫画家としての地盤を固めたら、弁護士や会計士と組んでマネジメントチームをつくり、自分の作品のアニメ化に出資だってできる。そうすれば、すべての権利を漫画家自身が持つことも可能です。とっくにウォルト・ディズニーが実践している。

 いまの日本でそれが可能なのは、映画やゲームといったエンターテインメントに関わるクリエーターでは、漫画家だけだと思いますよ。
【※関連記事はこちら!】
投資にも共通する「ギャンブルで勝つ秘訣」を公開! 競馬などで“3億円”を稼いだインスタントジョンソン・じゃいさんにギャンブルで大きく儲ける方法を直撃!

ザイアナリストの2人がやさしく、わかりやすく、徹底解説!ダイヤモンドZAiのオンライン講座「株の学校」
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
NISAおすすめ比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2024年12月6日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円 2581本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)で決済すると0.5〜1%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
【関連記事】
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
楽天証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2547本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
【SBI証券の関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBI証券の公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1885本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
【関連記事】
◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・松井証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1767本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
【関連記事】
◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!

◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・マネックス証券の公式サイトはこちら
【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1844本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
【関連記事】
◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは?
◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・auカブコム証券の公式サイトはこちら
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
【関連記事】
◆GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現!
◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説!
◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に!
◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 49本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
【関連記事】
◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった!

◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
【積極的に売買する短期トレーダーに人気!】
SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人全員に
現金2000円プレゼント!関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!SBI証券の公式サイトはこちら
お得な限定キャンペーン! もれなく2500円プレゼント 株の売買手数料がお得!
SBI証券の公式サイトはこちら!
SBI証券
新規口座開設+条件クリアで
もれなく2000円プレゼント!
岡三オンライン証券の口座開設はこちら!
岡三オンライン証券
1日定額プランで
手数料を大幅値下げ!
松井証券の口座開設はこちら!
松井証券
1日50万円までの取引
なら売買手数料0円!
ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1関連記事 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!関連記事 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ関連記事

ザイアナリストの2人がやさしく、わかりやすく、徹底解説!ダイヤモンドZAiのオンライン講座「株の学校」
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
マネックス証券の公式サイトはこちら 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード! SBI証券の公式サイトはこちら
SBI証券の公式サイトはこちら! 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

最強5万円株
毎月高配当
ふるさと納税

1月号11月21日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[最強5万円株/毎月高配当]
◎巻頭企画①
2年目NISA6つのチェックポイント
損が出ていたらどうする?
旧NISAの正しい仕分け方は?など

◎巻頭企画②
中間決算速報!2025年に向けて上がる株
通期上ブレ期待株
稼ぐ力が高まった株

◎第1特集
少額でたくさん買える!
配当利回り5%超や10倍株など!
最強5万円株93銘柄

十夢が直撃!桐谷さん、5万円株の魅力を教えて!
桐谷さんお墨付き!5万円優待株!
●有名株も大化け期待株も!イチオシお宝株
●長期で安心して持てる!買いの高配当株
-配当利回りトップ50買い売り診断
●株価10倍が狙える株も!プロ厳選株

◎第2特集
毎月配当金&優待がもらえる生活
毎月配当&優待をもらうための3つの極意&買い時
●1~12月決算月別のオススメ株72を公開!
配当+優待カレンダー
●綴じ込み付録:勝ち株を書き込める!銘柄管理シート

◎第3特集
NISAで勝つための新戦略!ETF入門
桶井道さん&たぱぞうさん2人の凄腕のワザも!
【別冊付録】
年末の失敗も撲滅!駆け込み!
「ふるさと納税絶品カタログ」全7ジャンル

●Category①肉類
●Category②魚介類
●Category③加工食品
●Category④新米&ごはんのお供
●Category⑤果物・野菜
●Category⑥菓子・飲料

◎連載も充実!

◆目指せ!お金名人
◆10倍株を探せ!IPO株研究所2024年10月編
◆おカネの本音!VOL.29兒玉遥さん
◆株入門マンガ恋する株式相場!
◆マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
◆人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報