会社名 | オーバーラップホールディングス |
市場・コード/業種 | グロース・414A/情報・通信業 |
上場日 | 10月3日 |
申込期間(BB期間) | 9月17日~9月24日 |
おすすめ証券会社 | SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 1533円(-7.09%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
オーバーラップホールディングスが10月3日にIPO(新規上場)!

オーバーラップホールディングスは、2025年8月28日、東京証券取引所に上場承認され、2025年10月3日にIPO(新規上場)することが決定した。
オーバーラップホールディングスは2022年5月19日に設立された。同社グループは、主にライトノベルやマンガをはじめとしたコンテンツIP(Intellectual Property)を取り扱うエンターテインメント事業を運営している。ゼロから作品を生み出し、その生み出した作品について最適な作品展開(マンガ・ノベル・アニメ・ゲーム・WEBなど)を組み合わせていくことで、ヒット作に結びつけるビジネスモデルを採用している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
オーバーラップホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 9月16日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 9月17日~9月24日 | |||||
売出価格決定 | 9月25日 | |||||
購入申込期間 | 9月26日~10月1日 | |||||
払込日 | -月-日 | |||||
上場日 | 10月3日 |
オーバーラップホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2025年9月26日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SMBC日興証券 [最短即日で取引可能] |
1.8% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
0.9% | |||||
マネックス証券 [最短翌日に取引可能] |
0.4% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
0.4% | |||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券) [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
|
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みずほ証券(主幹事証券) | 53.4% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) | 30.4% | |||||
モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事証券) | 11.0% | |||||
大和証券 | 0.9% | |||||
野村證券 | 0.9% |
オーバーラップホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定売出価格(※1) | 1600円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1600~1650円 [15.5倍~16.0倍] |
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売出価格 | 1650円 | |||||
初値 | 1533円 | |||||
初値騰落率 | -7.09% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 900~2500円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2025年9月11日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 12.9倍 | |||||
ビーグリー<3981> | 11.4倍(連) | |||||
スターツ出版<7849> | 9.7倍 | |||||
アルファP<9467> | 17.7倍 |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の売出価格は類似会社より若干割高と判断できる。
オーバーラップホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 2000万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募-株 売出800万株 (オーバーアロットメントによる売出120万株) |
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想定公開規模(※1) | 147.2億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
オーバーラップホールディングスは自社IP展開がメイン
ライトノベル・コミック・アニメにおける作品の企画・編集・プロデュースを手掛ける。主要レーベルは、ライトノベルでは「オーバーラップ文庫」や「オーバーラップノベルス」、マンガでは「コミックガルド」などを展開。2024年8月期の主力IP数は57点(前の期比8点増)、主力IP売上は63.3億円(同15.2%増)。相手先別売上高構成比率は、メディアドゥ<3678>向けが28.1%。
IP関連は市場でも成長期待の高い投資テーマのひとつであり、親引け先に小学館やポケモン社が名を連ねていることから関係強化への思惑も働きそうだ。ただ、IPOで人気の出づらいファンド売出案件であることには注意したい。
海外販売や親引けにより見た目より需給はタイト化しそうではあるが、公開規模は100億円台と大きく、初値の過度な上昇は期待しにくいか。
◆「オーバーラップホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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オーバーラップホールディングスの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
|||
2022/8 | ― (―) |
▲ 23 (―) |
▲ 24 (―) |
|||
2023/8 | ― (―) |
▲ 26 (―) |
▲ 5 (―) |
|||
2024/8 | ― (―) |
▲ 24 (―) |
▲ 25 (―) |
|||
2025/8予 | ― (―) |
― (―) |
― (―) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上収益 (伸び率) |
税引前利益 (伸び率) |
当期利益 (伸び率) |
|||
2023/8 | 7,781 (―) |
1,281 (―) |
806 (―) |
|||
2024/8 | 8,403 (8.0%) |
1,773 (38.4%) |
1,147 (42.3%) |
|||
2025/8予 | 8,601 (2.4%) |
2,987 (68.5%) |
2,060 (79.6%) |
|||
2025/2 2Q | 3,655 (―) |
1,071 (―) |
763 (―) |
|||
2025/5 3Q | 6,055 (―) |
1,977 (―) |
1,371 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:-円 連結:103.00円/-円 | |||||
※ 予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
オーバーラップホールディングスの業績コメント

2025年8月期の業績は、売上収益が前の期比2.4%増の86.0億円、税引前利益が同68.5%増の29.8億円と増収増益の見通しとなっている。
同社グループの売上収益は、ソーシングや価値向上に主体的に取り組む自社IPから生み出される、マンガ・ライトノベル・アニメ等の「自社IP売上」と、ポケモンのゲーム攻略本等の書籍やサウンドトラックなどにかかる「他社IP売上」によって構成されている。売上収益の大部分を占めている「自社IP売上」は、2025年8月期においても新規IPの創出と保有する既存IP価値の維持向上の取り組みによって、売上収益は85.1億円(前の期比7.5%増)を見込んでいる。一方で、「他社IP売上」については、今後も継続して商材の発売を行っていく方針であるものの、関連するゲームソフト等のリリース時期等によって変動が生じ、2025年8月期については新商品の発売を見込んでいないことから、売上収益は0.9億円(前の期比91.5%減)を見込んでいる。
なお、事業にかかる利益構造に大幅な変動は生じないことを想定しているが、過年度における資本構成の変更後、2024年8月期以前において一時的に発生していた費用(主に無形資産の償却費等)が、2025年8月期以降は発生しなくなることなども影響し、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益ともに大幅な増益となることを見込んでいる。
オーバーラップホールディングスの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都品川区西五反田八丁目1番5号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 永田 勝治(昭和41年6月18日生) | |||||
設立 | 令和4年5月19日 | |||||
資本金 | 1000万円(令和7年8月28日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社6人 連結会社85人(令和7年7月31日現在) | |||||
事業内容 | ライトノベル・コミック・アニメにおける作品の企画・編集・プロデュース |
■売上高構成比率(2024/8期 実績) | |||||||
品目 | 金額 | 比率 | |||||
自社IP | 紙書籍 | 1,535 百万円 | 18.3% | ||||
電子書籍 | 5,453 百万円 | 64.9% | |||||
その他 | 927 百万円 | 11.0% | |||||
他社IP | 紙書籍 | 227 百万円 | 2.7% | ||||
電子書籍 | 2 百万円 | 0.0% | |||||
その他 | 257 百万円 | 3.1% | |||||
合計 | 8,403 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | NIC Fund II Cayman, LP | 347万3800株 | 17.37% | |||
2 | Cerasus Fund II Cayman, LP | 292万3600株 | 14.62% | |||
3 | Wisteria Fund II Cayman, LP | 282万8000株 | 14.14% | |||
4 | Camellia Fund II Cayman, LP | 266万4800株 | 13.32% | |||
5 | (株)小学館 | 200万株 | 10.00% | |||
5 | (株)ポケモン | 200万株 | 10.00% | |||
7 | KKN合同会社 | 120万株 | 6.00% | |||
8 | OSK合同会社 | 100万株 | 5.00% | |||
8 | 岩﨑 篤史 | 100万株 | 5.00% | |||
10 | 永田 勝治 | 80万株 | 4.00% | |||
合計 | 1989万200株 | 99.45% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | - | |||||
関係会社 | (株)オーバーラップ (連結子会社) エンターテインメント事業 (株)オーバーラップ・プラス (連結子会社) エンターテインメント事業 |
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VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2022年7月5日 | ||||
割当先 | 旧(株)オーバーラップホールディングス | |||||
発行価格 | 344円 ※株式分割を考慮済み |
◆「オーバーラップホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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オーバーラップホールディングスの銘柄紹介
前身となる(株)オーバーラップは2011年に設立された企業である。2022年には、日本企業成長投資株式会社が関与する投資ファンド(NIC5ファンド)から出資を受け入れる際に持株会社体制へ移行した。同社グループは、持株会社である同社と連結子会社2社で構成されている。
主力事業は、ライトノベルやマンガを中心とするコンテンツIP(Intellectual Property)を取り扱うエンターテインメント事業である。ゼロから作品を創出し、ライトノベルとして刊行した後、人気が高まった作品をマンガ化・アニメ化・ゲーム化など多様なメディア展開へとつなげる「メディアミックス戦略」を強みとしている。さらに、アニメ化した作品は認知度を一層高め、原作や関連商品の販売増加に寄与している。ヒット作は海外でもライセンス収入を生み、国内外で長期的な収益を得るビジネスモデルとなっている。
具体的な事業フローとしては、小説投稿サイトやSNSを通じてユーザーから支持を得ているアマチュア作品を発掘し、編集を経てライトノベルとして刊行する。その後、人気作品については適切な漫画家を起用してマンガ化し、新たな読者層を開拓する。さらに、ヒット作をアニメ化することで認知度を一層高め、ライトノベル・マンガ・アニメ・ゲーム・Webといった複数のチャネルで収益機会を拡大している。こうしたメディアミックスによるコンテンツIPの価値最大化が同社グループの特徴である。
主要レーベルは、ライトノベルでは「オーバーラップ文庫」や「オーバーラップノベルス」、マンガでは「コミックガルド」などを展開しており、売上高の大部分はライトノベルとマンガの販売が占める。また、自社で創出した原作IP以外にも、他社が保有する原作IPをもとにした商品の販売も行っている。具体的には、ポケモン関連のゲーム攻略本やサウンドトラックCDなどを取り扱っており、幅広いコンテンツ領域をカバーしている。
一方で、財務面では把握しておきたいポイントもある。2024年8月期末時点で、同社グループはのれん76.7億円および耐用年数が確定できない無形資産(商標権、ソフトウエア等)38.8億円を計上しており、両者の合計は総資産の63.5%を占めている。これらは事業収益力の低下時に減損リスクを伴う資産である。ただし、同社はIFRSを採用しているため、これら資産に対する毎期の償却負担は発生しない。現時点での収益力を基にした減損テストの結果では、リスクの顕在化可能性は高くないと同社グループでは認識している。
さらに、金融機関との金銭消費貸借契約においては財務制限条項が設定されている。具体的には、2024年8月期以降の各決算期末において、連結財政状態計算書上の資本合計を、直前期末または2024年8月期末時点の資本合計のいずれか大きい方の70%以上、かつ30億円以上に維持することが求められている。また、連結損益計算書における営業損益または純損益(契約関連資産償却前)についても、営業損失または純損失を計上しないことが義務付けられている。万一、これらの財務制限条項に抵触した場合、借入金の一括返済を求められる可能性がある。
オーバーラップホールディングスの投資のポイント
IP関連は市場でも成長期待の高い投資テーマのひとつであり、親引け先に小学館やポケモン社が名を連ねていることから関係強化への思惑も働きそうだ。ただ、IPOで人気の出づらいファンド売出案件であることには注意したい。海外販売や親引けにより見た目より需給はタイト化しそうではあるが、公開規模は100億円台と大きく、初値の過度な上昇は期待しにくいか。6月24日に上場したプリモグローバルホールディングス<367A>は、公開規模159.9億円で初値は公開価格を6.4%下回っている。
⇒プリモグローバルホールディングス<367A>のIPO情報はこちら!
同社グループは、コンテンツIP(Intellectual Property)を取り扱うエンターテインメント事業を主力事業としている。売上収益は、ソーシングや価値向上に主体的に取り組む自社IPから生み出される、マンガ・ライトノベル・アニメ等の「自社IP売上」と、ポケモンのゲーム攻略本等の書籍やサウンドトラックなどにかかる「他社IP売上」によって構成されている。2024年8月期の主力IP数は57点(前の期比8点増)、主力IP売上は63.3億円(同15.2%増)、調整後EBITDA(営業利益+減価償却費+償却費+減損損失+上場関連費用等)は35.6億円(同13.1%増)。また、相手先別売上高構成比率は、メディアドゥ<3678>向けが28.1%、LINE Digital Frontier(株)向けが9.6%、(株)カカオピッコマ向けが9.9%、日本出版販売(株)向けが9.7%。従業員は連結で85名。
業績面について、2025年8月期の業績は、売上収益が前の期比2.4%増の86.0億円、税引前利益が同68.5%増の29.8億円と増収増益の見通しとなっている。契約関連資産の償却が前の期に完了していることによる影響(前の期における契約関連資産の償却額は12.4億円)で、減価償却費及び償却費が大幅に減少することにより、販売費及び一般管理費が前の期比で46.0%減となる見込み。また、前の期においてリファイナンス(借換え)に伴う費用が発生していた反動で、金融費用が前の期比58.5%減を見込んでいる。
想定仮条件水準での今期予想PERは14~16倍程度となっており、類似企業のなかではアルファポリス<9467>あたりを意識しているか。
公開規模は100億円台前半となる見込み。公募株はなく、(株)日本企業成長投資が関与するファンドからの売出がメインとなっている。既存株主には上場日後180日間のロックアップがかかっており、上場後しばらくは需給面への懸念が乏しい。また、小学館やポケモン社へ公開株の3割強程度を上限とした親引けが予定されており、上場後は両社が筆頭株主となる見通し。
◆「オーバーラップホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年10月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年9月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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▼IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!▼ |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |