IPO株の銘柄分析&予想

「スタートライン」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の障害者雇用支援企業との比較や予想まで解説![2025年12月8日 情報更新]

2025年11月19日公開(2025年12月8日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 スタートライン
市場・コード/業種 グロース・477A/サービス業
上場日 12月22日
申込期間(BB期間) 12月5日~12月11日
おすすめ証券会社 SBI証券SMBC日興証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

スタートラインが12月22日にIPO(新規上場)!

「スタートライン」の公式サイトより

 スタートラインは、2025年11月19日、東京証券取引所に上場承認され、2025年12月22日にIPO(新規上場)することが決定した。

 スタートラインは2009年12月15日に設立された。誰もが自分らしく生きる社会を目指す中で、「障害者」の「働く」に焦点を当てて、事業を展開している。一人でも多くの障害者が、自分にあった働き方や職種を選べることで、自分らしく働き、「働く喜び」を実感できる状態を目指している。事業は、「障害者雇用支援サービス事業」「障害者福祉事業」に分類され、厚生労働省が定める障害者雇用率制度に則り、障害者雇用に課題を持つ民間企業等を対象として、経営資源の大半を「障害者雇用支援サービス事業」に配分している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

スタートラインのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月4
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月5日~12月11日
公開価格決定 12月12日
購入申込期間 12月15日~12月18日
払込日 12月19日
上場日 12月22日

スタートラインのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年12月5日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
3.7
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
2.6
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
1.0
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 91.3  
極東証券 0.4  
東海東京証券 0.2  
丸三証券 0.2  
水戸証券 0.2  

スタートラインのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 440
仮条件
[予想PER(※2)
440~480円
9.4倍~10.2倍]
公募価格
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 250~1400
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2025年12月2日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 12.9倍
エスプール<2471> 10.6倍(連)
LITALICO<7366> 17.6倍(連)
ココルポート<9346> 10.5倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

スタートラインの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 391万2000株(予定)
公開株式数 公募140万株  売出6万株
(オーバーアロットメントによる売出21万9000株)
想定公開規模(※1) 7.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

スタートラインは科学的根拠に基づく支援力に強み

 障害者の雇用支援及び就業支援事業を展開する。2014年4月に障がい者雇用研究室(現 CBSヒューマンサポート研究所)を発足。2025年9月末時点では、臨床心理士や公認心理師等の有資格者含め、10名が研究開発スタッフとして常駐している。また外部研究機関との連携も重視しており、明星大学心理学部心理学科教授の竹内康二氏など、複数の外部パートナーと研究開発を進めている。

 公開規模に軽量感があり、需給主導での初値上昇に期待がかかりそうだ。さらに、法定雇用率の引き上げを背景に障害者雇用支援関連への関心は高まっており、同社の事業テーマもポジティブに働きやすい。一方、グロース上場基準は懸念されるところではある。

◆「スタートライン」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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スタートラインの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2022/3 2,553
(16.5%)
▲ 122
(―)
▲ 218
(―)
2023/3 3,226
(26.3%)
147
(―)
82
(―)
2024/3 3,606
(11.8%)
79
(-45.9%)
32
(-60.1%)
2025/3 4,470
(24.0%)
228
(187.6%)
144
(338.4%)
2026/3予 5,640
(26.1%)
319
(39.3%)
184
(27.7%)
2025/9 2Q 2,611
(―)
105
(―)
62
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:47.03円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2024/3 3,606
(―)
71
(―)
40
(―)
※2025年1月1日付で連結子会社であった(株)スタートライン・プラネットを吸収合併したことで連結子会社が存在しなくなり、単体決算ヘ移行

スタートラインの業績コメント

 2026年3月期の業績は、売上高が前期比26.1%増の56.4億円、経常利益が同39.3%増の3.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社は、「障害者雇用支援サービス事業」と「障害者福祉事業」から構成されており、「障害者雇用支援サービス事業」が売上高の99%以上を占めている。

 「障害者雇用支援サービス事業」の売上高は、原則月額利用料からなるストック売上と、IBUKIやBYSN利用開始時における植物栽培装置及び焙煎機の物販売上が構成要素の大半を占めている。前期における解約率は1.9%と低い割合であり、全社売上に占めるストック売上の割合は66.3%である。売上高の変動要素が大きいのは、IBUKIやBYSNにおける植物栽培装置及び焙煎機の物販売上であり、期中のそれぞれの販売台数によって売上高が変動する。

 なお、「障害者雇用支援サービス事業」において4拠点の出店済であり、今期は残り3拠点の出店が確定している。

 第2四半期末時点における通期計画に対する進捗率は、売上高が26.1億円で46.3%、経常利益が1.0億円で33.1%となっている。出店等の先行投資及びストック売上の積上げの影響により営業利益をはじめとする各段階利益において下期偏重の傾向がある。

スタートラインの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都三鷹市上連雀一丁目12番17号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 西村 賢治(昭和44年2月1日生)
設立 平成21年12月15日
資本金 2億9996万円(令和7年11月19日現在)
従業員数 419人(令和7年9月30日現在)
事業内容 障害者の雇用支援及び就業支援事業
■売上高構成比率(2025/3期 実績)
品目 金額 比率
障害者雇用支援サービス事業 4,439 百万円 99.3%
その他 31 百万円 0.7%
合計 4,470 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)ストーン 113万2300 45.08%
2 (株)ウエスト 42万8000株 17.04%
3 西村 賢治 24万9000株 9.91%
3 長谷川 新里 24万9000株 9.91%
3 白木 孝一 24万9000株 9.91
6 井上 剛 6万7000株 2.67%
7 ディーエムソリューションズ(株) 5万株 1.99%
8 みずほリース(株) 3万株 1.19%
8 (株)WOWOWコミュニケーションズ 3万株 1.19%
10 (株)プラネット 2万株 0.80%
合計   250万4300株 99.69%
■その他情報
手取金の使途 (1)既存事業の新規出店に関わる投資資金、(2)手元運転資金に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2023年12月11日
割当先 (株)ストーン、本田凛太郎
発行価格 1300円
◆「スタートライン」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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スタートラインの銘柄紹介

 2009年設立。同社は創業時より「一人でも多くの人が、自分らしく生き、喜びを実感できる社会の実現」を目指し、その中の一つの方法として障害者の「雇用支援」と「就業支援」にフォーカスし、障害者の働き方、新しい職域開発、働く場所の創出、継続的な支援に取り組んできた。誰もが自分らしく生きる社会を目指す中で、現在の同社は「障害者」の「働く」に焦点を当てて、事業を展開している。一人でも多くの障害者が、自分にあった働き方や職種を選べることで、自分らしく働き、「働く喜び」を実感できる状態を目指している。

 同社のセグメントは、「障害者雇用支援サービス事業」「障害者福祉事業」に分けられるが、厚生労働省が定める障害者雇用率制度に則り、障害者雇用に課題を持つ民間企業等を対象として、経営資源の大半を「障害者雇用支援サービス事業」に集中して配分をしている。同社のサービスは、科学的根拠のある「支援力」をベースに、コーヒー焙煎や植物栽培業務など、新たな付加価値を付けた業務を開発し、障害者雇用・就労における、様々な選択肢(サービス)を提供している。障害者の雇用場所も「サテライト型」「顧客オフィス」の双方に対応し、顧客ごとの課題に応じたコンサルティングサービス、その他障害者福祉サービス等、ワンストップトータルソリューションを提供している。

 同社における競争優位性は、(1)支援するチカラ「支援力」と(2)「職域開発力」である。障害者雇用の「量」と「質」の双方が重視される中、障害者及び雇用企業のニーズはますます多様化している。その中で、同社はCBSヒューマンサポート研究所という障害者支援の研究機関を有しており、日々支援力の研究・開発・学会発表等を行っている。またその支援力を身に付けた支援員が200名以上(2025年9月末時点)おり、この支援員の中には公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士、臨床心理士、産業カウンセラーの有資格者も多数存在する。

 また同社は、「職域開発力」を活かし、新たな業務のパッケージ化や既存業務の切り出しにより、多様なサービスラインナップの提供を実現している。障害者雇用において農園型等、単一サービスのみを提供する競合他社は一定数あるが、同社において、農園型は複数あるサービスラインナップの一つでしかなく、障害者雇用支援のワンストップソリューションを提供しているという点において特徴がある。

 具体的なサービスの例を挙げると、ロースタリー型障害者雇用支援サービス「BYSN」は、コーヒーの焙煎業務を通して障害者の職域開発とスキルアップを支援する障害者雇用支援サービスの一つである。東京都、埼玉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、新潟県において9拠点あり、契約社数は75社以上、支援している障害者数は401名(2025年9月末時点)。

 屋内農園型障害者雇用支援サービス 「IBUKI」は、主に知的障害者、精神障害者、発達障害者が就業する植物栽培に従事できるサービスである。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府において23拠点あり、契約社数は200社以上、支援している障害者数は1,426名(同)。

 障害者雇用支援サポート付きサテライトオフィスサービス「INCLU」「INCLU ONE」では、郊外に完全バリアフリーなサテライトオフィスを開設し、同社支援員が常駐し、継続的な支援を行う。東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府において13拠点あり、契約社数は50社以上、支援している障害者数は464名(同)。

スタートラインの投資のポイント

 公開規模に軽量感があり、需給主導での初値上昇に期待がかかりそうだ。公開規模10億円未満のグロース案件としては、11月5日に上場したクラシコ<442A>が公開価格の2.4倍に達するなど、直近の軽量案件は需給タイト化を背景に買い優位の価格形成となっている。さらに、法定雇用率の引き上げを背景に障害者雇用支援関連への関心は高まっており、同社の事業テーマもポジティブに働きやすい。ただ、新しいグロース上場基準となる「上場5年以内に時価総額100億円以上」を達成可能かは今のところ確信は持ちづらい。

⇒クラシコ<442A>のIPO情報はこちら!

 同社のセグメントは、「障害者雇用支援サービス事業」「障害者福祉事業」に分けられるが、厚生労働省が定める障害者雇用率制度に則り、障害者雇用に課題を持つ民間企業等を対象として、経営資源の大半を「障害者雇用支援サービス事業」に集中して配分をしている。

 同社は、「支援技術」の重要性に着目し、2014年4月に障がい者雇用研究室(現 CBSヒューマンサポート研究所)を発足し、2025年9月末時点では、臨床心理士や公認心理師等の有資格者含め、10名が研究開発スタッフとして常駐している。また外部研究機関との連携も重視しており、明星大学心理学部心理学科教授の竹内康二氏など、複数の外部パートナーと研究開発を進めている。2025年9月末時点で、継続的に支援している対象者数は2359名(前年同月比15.8%増)、支援している対象顧客社数は345社(同16.6%増)。2025年3月期は全社売上の14.4%がみずほリース<8425>向け。従業員は419名。

 業績面について、2026年3月期の業績は、売上高が前期比26.1%増の56.4億円、経常利益が同39.3%増の3.1億円と増収増益の見通しとなっている。障害者雇用支援サービス事業においては、年間5拠点以上出店し、各拠点で重層的なサービスを展開することでクロスセルの促進をねらう。新サービスの「TASKI」シリーズのラインナップも拡充する予定。障害者福祉事業では、既存2拠点において、利用者集客方法や効率的な運営手法の確立を行い、今期中の単月黒字化を目指している。そのため今期は新規出店を行わずに、既存2拠点における実績、ノウハウの積上げを行い、来期(2027年3月期)より新規出店を再開させ、拠点ごとのストック売上が積み上がる体制を予定している。想定仮条件水準での今期予想PERは8~10倍台と控えめな水準。

 公開規模は10億円未満と軽量感のある大きさ。既存株主にベンチャーキャピタルは見当たらず、おおむね上場日後180日間のロックアップがかけられていることから需給面への懸念は乏しい。

◆「スタートライン」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年12月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年12月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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▼IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!▼
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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