IPO株の銘柄分析&予想

「ギミック」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の医療情報サービス企業との比較や予想まで解説![2025年12月8日 情報更新]

2025年11月18日公開(2025年12月8日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ギミック
市場・コード/業種 スタンダード・475A/サービス業
上場日 12月19日
申込期間(BB期間) 12月4日~12月9日
おすすめ証券会社 SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ギミックが12月19日にIPO(新規上場)!

「ギミック」の公式サイトより

 ギミックは、2025年11月17日、東京証券取引所に上場承認され、2025年12月19日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ギミックは2003年12月9日に設立された。患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を網羅的に集積した「ドクターズ・ファイル」を中心とした医療特化型のプラットフォームを展開している。医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」は、患者の視点に立ち、患者が必要とする情報を第三者の客観的な立場で医師にインタビューすることで集められた情報の集積。具体的には、その医師のインタビューレポートを作成し、それを集積・レジストリ化して患者へ提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ギミックのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月3
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月4日~12月9日
公開価格決定 12月10日
購入申込期間 12月11日~12月16日
払込日 12月18日
上場日 12月19日

ギミックのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年12月5日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券(主幹事証券)  
みずほ証券  

ギミックのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1150
仮条件
[予想PER(※2)
1120~1150円
18.7倍~19.2倍]
公募価格
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 600~1800
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社2社の予想PER(2025年12月1日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【2社平均】 23.8倍
メディカルN<3645> 23.0倍(連)
GENOVA<9341> 24.6倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社2社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ギミックの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 491万株(予定)
公開株式数 公募100万株  売出116万8200株
(オーバーアロットメントによる売出32万5200株)
想定公開規模(※1) 28.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ギミックは「ドクターズ・ファイル」など提供

 患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を網羅的に集積した「ドクターズ・ファイル」を中心とした医療特化型プラットフォーム事業を手掛ける。2025年9月末時点での「ドクターズ・ファイル」の顧客数は7502件、ARRは27.0億円、クリニックに限定した足元のマーケットシェアは4.4%、解約率は0.74%。

 事業内容などから堅実なイメージは受けるものの、スタンダード上場ということもあり、業績の急成長が期待できるようなタイプの案件とはいいづらい。公開規模に荷もたれ感があり、株価バリュエーションもそこそこ織り込まれていることから、初値上昇余地は限られるか。

 3社同時上場となるスケジュールであることから、初値買い資金分散の影響も受けやすいだろう。

◆「ギミック」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ギミックの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2022/3 2,475
(18.3%)
93
(―)
64
(―)
2023/3 2,788
(12.7%)
▲ 107
▲ 84
2024/3 3,223
(15.6%)
149
86
2025/3 3,552
(10.2%)
273
83.5%
192
121.2%
2026/3予 3,830
(7.8%)
410
50.0%
294
52.9%
2025/9 2Q 1,877
(―)
254
(―)
180
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:59.88円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ギミックの業績コメント

 2026年3月期の業績は、売上高は前期比7.8%増の38.3億円、経常利益が同50.0%増の4.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 今期は、医療機関の取引数の拡大により「ドクターズ・ファイル」のストック収入の比率上昇、また、クロスセル商材である「頼れるドクター」の継続率を維持し、取引額拡大を計画している。ストック収入は27.1億円(売上高比率70.9%)、期末時点の「ドクターズ・ファイル」の顧客数は7630件(前期比4.7%増)、ARPAは3.05万円/月(同2.2%増)を見込んでいる。リピート収入は7.9億円(売上高比率20.6%)を見込んでいる。

 今期は、新たに4版を創刊し、全国19都府県36版(前期比12.5%増)の発行を予定している。毎期掲載の医療機関による継続率は7割を超え、高い安定性を有するビジネスモデルとなっている。その他収入は、医療連携ガイドブック「医療連携を大切にしている病院」や、地域医療連携イベント「メディカライアンスデー(MedicallianceDAY)」などの新規施策による増収を見込み、3.2億円(売上高比率8.5%)を見込んでいる。第2四半期累計期間(2025年4月~9月)では、売上高18.7億円(通期計画に対する進捗率49.0%)、経常利益2.5億円(同62.0%)となっている。

ギミックの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区南平台町2番17号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長兼社長執行役員CEO 横嶋 大輔(昭和40年8月24日生)
設立 平成15年12月9日
資本金 1億円(令和7年11月17日現在)
従業員数 331人(令和7年10月3日現在)
事業内容 患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を網羅的に集積した「ドクターズ・ファイル」を中心とした医療特化型プラットフォーム事業
■売上高構成比率(2025/3期 実績)
品目 金額 比率
ドクターズ・ファイル(ストック収入) 2,506 百万円 70.6%
頼れるドクター(リピート収入) 734 百万円 20.7%
その他(その他収入) 310 百万円 8.7%
合計 3,552 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)Y-Blood 180万株 46.04%
2 横嶋 大輔 162万株 41.43%
3 横嶋 洋子 18万株 4.60%
4 増山 太郎 7万5000株 1.92%
4 Malcolm F. MacLean IV 7万5000株 1.92
6 ギミック従業員持株会 5万株 1.28%
6 (株)エイチ・アイ・エス 5万株 1.28%
8 みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合 3万株 0.77%
9 牧 綾子 1万株 0.26%
9 松永 恵倫 1万株 0.26%
9 松永 寛暁 1万株 0.26%
合計   391万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)採用・人件費、(2)広告宣伝・マーケティング費、(3)研究開発費、(4)借入金の返済に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2023年5月26日
割当先 みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合
発行価格 1000円 ※株式分割を考慮済み
◆「ギミック」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ギミックの銘柄紹介

 2003年に神奈川県川崎市で地域情報メディア事業を目的として(株)リクルーティング・ギミック設立。2011年に現社名へ商号変更した。

 同社の医療特化型プラットフォーム事業のプロダクトは(1)「ドクターズ・ファイル」「頼れるドクター」などのマッチング領域、(2)医療機関の業務効率化を支援する院内業務DX領域、(3)求人メディアや医療人材紹介等のHR領域、(4)地域のクリニックと病院の連携を支援する医療連携領域となっている。

 同社が2006年より提供している医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」は、医師や医療機関の「伝えたい」というニーズと、患者の「知りたい」というニーズの最適なマッチングを実現するサービス。具体的には、クリニックの医師に対して詳細な取材を行い、時に医師本人でさえ気づいていない他院の医師との違いを描き出し、情報プラットフォームにより患者へ伝えることで、ベストマッチングを図っている。

 この同社の取材力・コンテンツ制作力、営業力は、これまで約3万院(2025年9月時点。過年度の累計取材顧客数であり、既に解約したクリニック・動物病院を含む。)もの医師を取材してきた経験から得られた暗黙知の集積であり、これこそが「ドクターズ・ファイル」の競争力の源泉ととらえられる。また、他の集患メディアとの模倣障壁でもあるといえる。なお、「ドクターズ・ファイル」は、しばしば"医療広告"(=集患メディア)と捉えられることがあるが、集患の必要性がないと考えられる既に十分な患者数を抱える医療機関にも「ドクターズ・ファイル」が利用されているという点で、「ドクターズ・ファイル」は他の集患メディアとは一線を画する独自のポジショニングを構築している。

 医療情報マガジン「頼れるドクター」は、書店(雑誌・健康コーナーに陳列)およびインターネットで販売しているだけでなく、医療機関や薬局、銀行などに無料で配本している。地域住民に有用な医療情報を届けるメディアとして出版エリアを年々拡大し、2025年3月末時点において全国32エリア(17都府県)で展開している。本誌のメインコンテンツとしては、ドクターズ・ファイルと同様のドクター紹介記事となっており、ドクターズ・ファイルを利用しているクリニックに合わせて本誌が利用されている。

 その他のサービスとして、100床以上の病床を有する総合病院を対象としたサービスである病院版医療情報サイト「ホスピタルズ・ファイル」、医療職向け転職支援サービス「ドクターズ・ファイル エージェント(Agent)」、クリニック内の医療従事者のモチベーションを高めるために必要な目標設定、人事考課などの人材マネジメントをサポートするクリニック専用人事評価/人材マネジメントシステム「ドクターズ・ファイル クリニコ(CLINICO)」、クリニック向け人事相談窓口「人事の外来」、LINE連携型予約管理システム「ドクターズ・ファイル アポ レジタス」、医療機関専用 情報共有アプリ「ドクターズ・ファイル メディパシー(medipathy)」、医療連携プラットフォーム「D-Search」、医療連携イベント「メディカライアンスデー(MedicallianceDAY)」など多角的に展開している。

ギミックの投資のポイント

 事業内容などから堅実なイメージは受けるものの、スタンダード上場ということもあり、業績の急成長が期待できるようなタイプの案件とはいいづらい。公開規模に荷もたれ感があり、株価バリュエーションもそこそこ織り込まれていることから、初値上昇は穏当な水準にとどまると想定する。3社同時上場となるスケジュールであることから、初値買い資金分散の影響も受けやすいだろう。ただ、ベンチャーキャピタル保有株式はわずかであり、ロックアップもしっかりかかっていることから上場後の需給面は気がかりに乏しい。

 同社は、患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を網羅的に集積した「ドクターズ・ファイル」を中心とした医療特化型のプラットフォームを展開している。これまで約3万院(2025年9月時点。過年度の累計取材顧客数であり、既に解約したクリニック・動物病院を含む。)もの医師を取材してきた経験に強みをもち、これこそが「ドクターズ・ファイル」の競争力の源泉ととらえられる。2025年9月末時点での「ドクターズ・ファイル」の顧客数は7502件、ARRは27.0億円、クリニックに限定した足元のマーケットシェアは4.4%、解約率は0.74%。また、クロスセル商材である「頼れるドクター」の継続率は2025年3月末時点で74.7%。従業員は331名。

 業績面について、2026年3月期の業績は、売上高は前期比7.8%増の38.3億円、経常利益が同50.0%増の4.1億円と増収増益の見通しとなっている。同社の医療特化型プラットフォーム事業は、日本全国における医療機関約18万件を主要なターゲットとしており、うち病院が8122件、クリニック(一般診療所及び歯科診療所、以下同)が17万1712件。同社が主力とするクリニックは、毎年約7000件が開業し、首都圏や関西圏など人口が比較的多い都道府県を中心に増加している。

 同社事業の収益構造は、月額課金モデルに基づく「ドクターズ・ファイル」のストック収入、全国各エリアで年1回発刊される「頼れるドクター」に係るリピート収入、その他院内業務DX領域、HR領域、医療連携領域から得られるその他収入の3つの収入区分から構成されている。

 想定仮条件水準での今期予想PERは17~20倍台。

 公開規模は26~31億円程度と荷もたれ感のある大きさ。社長と資産管理会社で、上場後も全体の半数近くの株式を保有する見込み。ベンチャーキャピタル保有株式3万株については上場日後90日後にロックアップ解除となるが、上場時発行済株式総数の0.6%と割合は小さい。12月19日は、辻・本郷ITコンサルティング<476A>がスタンダードへ、パワーエックス<485A>がグロースへそれぞれ同時上場する。

⇒辻・本郷ITコンサルティング<476A>のIPO情報はこちら! 
⇒パワーエックス<485A>のIPO情報はこちら!

◆「ギミック」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年12月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年12月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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▼IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!▼
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
【関連記事】
◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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