インデックス投資で積み立てた資産は、市場全体の値動きと連動しているため、リーマン・ショックのような暴落時には資産価値を大きく減らしてしまう。そのため、「長年がんばって積み立てても、資産を売って現金化しようと思ったときに市場が暴落したら大損してしまう」と心配する人も。インデックス投資は、取り崩し期の暴落に弱いのだろうか? そんな疑問に答えるべく、吊られた男さんの連載第2回では、インデックス投資の取り崩しについて解説する。
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最近、インデックス投資が
少しずつ広がっていることを実感
先日,「インデックス投資ナイト」という1年に1度のイベントが開催されました。私は今回も含めて、ここ最近は登壇者として参加させていただいていますが、インデックス投資ナイトは今回で10回目ということで、10年も続いています。しかも、ただ続くだけではなく、開催するたびに内容がパワーアップして人気が出ています。
インデックス投資ナイトには、登壇者として金融機関の方などが参加することもありますが、企画は全てただの個人投資家、さらに言うならばインデックス投資をしているブロガーたち数名で行われています。
そんな素人企画のインデックス投資ナイトなのですが、年々人気となっていてチケットを購入することが大変という状況にまでなっています。今年も、発売開始から数分で完売だったとのこと。そこらの歌手のコンサートよりもチケット入手が困難になっている人気イベントになりました。
また、私事ですが、この度はインデックス投資について書いた本を出させていただきました(ダイヤモンド社からではないので、大きく宣伝はできませんが)。日本においては、今までインデックス投資について、ただの投資家が単独で出版した本はなく、これが初のケースになるのではないでしょうか。不動産やFXや優待投資など、数多くの個人投資家が本を出されている中で、インデックス投資でそんなことは今までなかったのですが、ついに一歩を踏み出しました。
このような動きを見ていると、インデックス投資が少しずつながらも広がってきていることを感じています。
さらに、「iDeCo」「つみたてNISA」という、インデックス投資にとって非常に相性がいい制度が次々と導入されつつあります。iDeCoもつみたてNISAも金融庁の肝いりの制度であり、インデックス投資にとっては強烈な追い風です。
このように、自発的にじわじわと広がりつつもあり、金融庁も後押しするインデックス投資ですが、この手の情報に特に敏感なのは30代~40代の働き盛りの現役世代、資産形成世代です。
彼らは、これからかかるであろう生活費や教育費、そして20年や30年後にくる老後を見据えての資産形成をどうすればいいか、と真剣に考えています。そんな資産形成世代にとって、インデックス投資は、リスクがあるものの期待リターンはプラスであり、長期的にはそれになりにいい成績で終わる可能性が高いので合理的な判断です。
インデックス投資は、資産取り崩しのときに
大暴落が来ていたら大損する?
しかし、そんなインデックス投資に対して、よく出てくる疑問の一つが、
「資産を取り崩すタイミングで大暴落が来たらどうするの?」
です。これは、疑問という生易しいものではなく、インデックス投資の欠点として指摘されることもあります。
確かに、老後資金としてせっかく積み上げた資金があったとして、これがリーマン・ショックのような大暴落で半分まで減ってしまったら大ショックかもしれません。
「3000万円あったら楽しく老後が過ごせそうだ、2500万円でも大丈夫だな、2000万円でもまあ何とか」のように思っていたところで、大暴落が来て保有資産が1500万円まで下がってしまったらどうしましょう。長年かけて築き上げた資産が、あっという間に半額です。
せっかくの楽しみにしていた海外旅行をできなくなるばかりか、普段の生活すら成り立たなくなってしまうかもしれません。
インデックス投資の始め方についてはいろいろなところで書かれていますが、取り崩し時期について言及されているものはそう多くなく、「大暴落があったらどうするか」について書かれているようなものは、ほとんど目にしません。
実際はどうなのでしょうか? インデックス投資は、資産取り崩し期に大暴落が来てしまったらダメな投資法なのでしょうか?
もし大暴落が来ても一時的なもの
徐々に資産を取り崩すなら心配無用
結論を言うと、取り崩しを始めるタイミングで暴落が来ても、それほど心配する必要はありません。
投資信託に投資している以上、日々の値動きはあって当然です。晴れる日もあれば雨が降る日もあります。たとえ、大暴落が来て瞬間的に資産が半分になっても、今すぐ全部現金化するわけではありません。取り崩し期に入ったとしても、残った資金を運用していることは変わりません。その月に取り崩した部分を除いて、運用は続きます。
止まない雨はなく、終わらない暴落はありません。ITバブル崩壊もリーマン・ショックも、永遠には下げ続けはしませんでした。20世紀のアメリカの大恐慌ですら、下がり続けたわけではありません(1930年代から2017年まで株価が下がり続けている世界を想像するだけでも怖いです)。
暴落があっても、2〜3年もあれば下げ止まります。そこから急激に回復するか、少し時間がかかるかの違いはありますが、暴落の後には好調な相場が来ます。
リーマン・ショックの後もまさにそうでした。
私の投資資産も2007年から2009年にかけては大きく減りましたが、2012年末頃から一気に急上昇です。その結果、今ではそれなりのリターンとなっています。
取り崩しをしている期間でも、保有している投資信託の値動きは同じです。徐々に取り崩していくとしても、相場に居続ければ暴落相場の後の好調相場に乗れます。
一時的に保有している投資信託の評価額が半額になったとしても、長期的には値を戻すかそれ以上になっていることもあるでしょう。むしろこれは控えめな表現で、それなりの期間保有し続けるのであれば、値を戻すかそれ以上になっている可能性が高いのです。
日経平均株価を見ても、リーマン・ショック後の2009年には7000円を下回るところまで暴落しましたが、今では2万円です。日本の経済はダメだとか死んだとか、散々な言われようである日経平均株価ですら、これだけ値上がりしています。日経平均株価が8000円程度まで落ち込んだ時に資産が半分になっていたとしても、今の基準価額は当時の2.5倍です。
インデックス投資の取り崩しが
リーマン・ショックでどうなるかをシミュレーション
とはいえ、上のようなことは理屈だけで語っても分かりにくいですね。以前に私のブログでも実際の投資信託を使ってシミュレーションしてみたことがありますが、最新のデータを使って、再度シミュレーションしてみましょう。リーマン・ショック前にまとまった資金を投資信託に投じていて、リーマン・ショックに突入というシナリオのシミュレーションです。
シミュレーションに使う投資信託として、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(セゾン・バンガードGBF)を選びました。
私自身は株へ投資するインデックスファンドがメインなのですが、世間一般では株式のみではなく債券などに分散する人も多いということで、シンプルに株式と債券が半々のこのファンドを選んでいます。特にリタイア後の資産取り崩し期ともなれば、リスクを低めにすることが多いと思いますので、株式と債券の比率が半々くらいがちょうど良さそうです。
また、リ-マン・ショックを含めたシミュレーションですので、リーマン・ショックでの暴落経験がある投資信託である必要があるのですから、その前に運用が始まっている必要があります。2007年には設定されている投資信託を対象とした場合、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはこの基準を満たしています。
そして、シミュレーションでは「3000万円の運用資産を毎月10万円ずつ取り崩していく運用」を想定してみました。3000万円を一切運用せずに10万円ずつ取り崩すと、25年 (300ヵ月) で0円になる想定です。60歳に取り崩しをスタートで85歳、65歳に取り崩しスタートで90歳と、まず妥当なところでしょう。
では、約10年前の2017年1月から、3000万円をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで運用し続けながら取り崩していたら、どうなっているでしょう?
リーマン・ショックという大暴落があっても
無リスク資産と遜色ない成績に
2007年1月から直近の2017年6月までの期間で、資産を取り崩しながら運用した場合と一切運用しなかった場合、2つのケースの資産残高をグラフ化してみました。
早々にリーマン・ショックが直撃しているだけに、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで運用していた場合は、急速に資産が減っています。2009年2月末には1681万円にまで減っています。一方、運用せずに取り崩していた場合、この時にはまだ2750万円が残っています。運用していた場合は、3000万円のうち1000万円以上を減らしてしまったことになります。
しかし、リーマン・ショックが落ち着くと、運用側は頑張ります。
2009年~2013年は好調相場は来ないものの、取り崩しを行いながらもそれほど大きく資産を減らさずに粘っています。そして、2013年に転機が来ました。2013年からは好調相場のターンです。
資産運用をしていた場合、毎月10万円ずつ取り崩しているのに資産残高が増えていっています。取り崩すよりも早いペースで資産が増えているのです。その結果、2009年2月には1681万円だったのに、2017年6月末には2125万円に資産を増やしています。
このシミュレーションでは、インデックス投資における取り崩しのタイミングに暴落が重なるという最悪に近いケースでも、暴落後の回復相場でリカバリーできていることが分かります。
「資産を取り崩すタイミングで大暴落が来たらどうするの?」という質問は、暴落の瞬間という短期しか見ていません。確かに近年で一番の大暴落であるリーマン・ショックでは、瞬間的に資産は大きく減少しました。しかし、資産取り崩しも運用も、そこで終わりではなく続きます。暴落だけではなく、その後に来る好調相場まで考慮すれば、取り崩しのタイミングで近年最大の大暴落を受けていたとしても影響は軽微でした。
なお、数字を「3000万円を運用しながら毎月15万円ずつ取り崩す」であるとか、「4000万円を運用しながら毎月10万円ずつ取り崩す」のように、多少数字を変更しても同じ傾向でした。一応は、さまざまなケースをシミュレーションをしてみたのですが、あまりにも同じ傾向過ぎてグラフを載せるのは見送りました。
「積み立て期」も「取り崩し期」も
暴落に振り回される必要はない!
「資産を取り崩すタイミングで大暴落が来たらどうするの?」
最初に書いたこの問いへの答えは、シミュレーションの結果を見ても、「暴落の後には回復期が来ると思うから、粛々と投資を続けつつ取り崩す」となります。
質問から想定される大暴落として近年最悪なリーマン・ショックですら問題なかったのですから、暴落をそれほど気にする必要は無いことがわかります。
インデックス投資は、資産形成期には「期待リターンがプラス」であるからこそ保有し続けていれば資産が増えていくという話ですが、「期待リターンがプラス」というのは取り崩しのタイミングでも非常に重要です。たとえ瞬間的に資産の評価額が下がることがあったとしても、長期的には回復することが期待されるので、資産形成期も取り崩し期も右往左往せず、肝を据えて長期保有をすることが重要になります。
著者:吊られた男さん
(『吊られた男の投資ブログ』:http://www.tsurao.com/)
大手外資系製薬会社でシステム系エンジニアとして働くかたわら、約10年前よりインデックス投資を開始し、その運用益1000万円以上に。『吊られた男の投資ブログ』は、運用銘柄から資産状況まで赤裸々に公開されており、インデックス投資家の間で広く読まれている。ちなみにHNは、タロットカードの「The Hanged Man」から。
2017年7月には、初の著書となる『毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資』(ぱる出版)を上梓。
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