サンフロンティア不動産株式会社は、株主優待の内容を一部変更すると、2018年3月23日に発表した。
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サンフロンティア不動産の株主優待は、2017年3月期からスタートしたばかりで、従来の内容は「毎年3月末時点で100株以上保有する株主を対象として、『日和ホテル舞浜』で利用できる『優待券』1枚を贈呈」というものだった。
今後もこの内容に変わりはないが、新たに「500株以上保有する株主を対象として、『日和ホテル舞浜』『たびのホテル高山』『たびのホテル佐渡』で利用できる『宿泊補助券』(5000円分)1枚を贈呈」が追加される。
この株主優待の変更は、2018年3月末時点の株主名簿に記載又は記録された株主から適用される。
サンフロンティア不動産の株主優待制度の変更前と変更後
(変更前) | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
3月末 | 100株以上 | 「日和ホテル舞浜」で利用できる優待券1枚 ※ツイン・デラックスダブル・ファミリーフォースは1室1泊(2名まで) 1万円で宿泊できる。 3歳までの幼児は無料。(定員4名。1人追加するごとにプラス3000円/税別・朝食代込み)。 ※コネクティングルームは、2室1泊(計4名まで)2万円で宿泊できる。 3歳までの幼児は無料。(定員8名。1人追加するごとに3000円プラス/税別・朝食代込み)。 |
(変更後) | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
3月末 | 100株以上 500株未満 |
「日和ホテル舞浜」で利用できる優待券1枚 |
500株以上 | ◆「日和ホテル舞浜」で利用できる優待券1枚 ◆「日和ホテル舞浜」「たびのホテル高山」 「たびのホテル佐渡」 で利用できる宿泊補助券1枚(5000円分) ※たびのホテル高山は2018年4月末、たびのホテル佐渡は2018年7月開業予定。 |
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詳細 | ※優待券、宿泊補助券は発行年の7月1日から翌年の6月30日までの1年間利用可能。 ※優待券の適用除外日は土曜日及び祝前日と、夏休み、年末年始などの繁忙期。 ※宿泊補助券は適用除外日がない。 ※優待券、宿泊補助券使用時の予約はホテルに直接電話する必要がある。 ※優待券は、ホテルが個別にホームページ等で提供する宿泊プラン、 他の割引との併用および第三者が運営する予約サイトや旅行代理店等を経由した利用は適用対象外。 ※優待券の利用時期によっては、対象ホテルがホームページ等で提供する宿泊プランの金額および条件が、 本優待の割引額より有利になる場合もある。 ※優待券、宿泊補助券は株主ならびにその同伴者の利用を原則するが、それ以外の人も利用も可能。 ※宿泊補助券は優待券との併用が可能。 |
サンフロンティア不動産の株主優待は、「日和ホテル舞浜」に1万円で宿泊できる優待券。宿泊プランによって優待券で得をする金額が異なるため、厳密な株主優待利回りの算出は不可能だ。
仮に、4月2日に「恋する二人の旅プラン」(デラックスダブルルーム、朝食付き2万9400円・税込)を利用する際に優待券を使うと仮定した場合、通常の2人分の宿泊料金2万9400円が1万円になるため、1万9400円もお得に宿泊できる。2018年3月28日の終値が1142円なので、この場合の100株保有時の株主優待利回りは「1万9400円÷11万4200円×100=16.98%」という高利回りになる。
ただ、ホテルの宿泊料金は利用する日程や予約するサイトによって大きく変わり、場合によっては正規料金のほうが優待券を利用するより安くなることがあるうえ、優待券は土曜・祝前日などが適用除外日となっている点も考慮しなくてはいけないので要注意。
一方、今回から500株以上の株主に新たに贈呈されることになった「宿泊補助券」は、適用除外日がなく、2018年中に新オープンする「たびのホテル高山」「たびのホテル佐渡」でも利用が可能なので、優待券よりも使い勝手は良さそうだ。
なお、サンフロンティア不動産は、主に富裕層向けの不動産売買、低収益不動産の再生、ビルメンテナンス、ホテル開発などを手掛ける企業。2018年3月期の連結業績予想(通期)は、すべて前期比で売上高23.8%増、営業利益11.9%増、経常利益12.4%増、当期純利益8.5%増と堅調。
■サンフロンティア不動産 | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
不動産業 | 8934 | 東証1部 | 3月末 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
1142円 | 100株 | 11万4200円 | 2.80% |
※株価などのデータは2018年3月28日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
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