会社名 | バンク・オブ・イノベーション |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・4393/情報・通信業 |
上場日 | 7月24日 |
申込期間(BB期間) | 7月6日~7月12日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SBI証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 2000円(+108.33%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
バンク・オブ・イノベーションのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 7月4日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 7月6日~7月12日 | |||||
公開価格決定 | 7月13日 | |||||
購入申込期間 | 7月17日~7月20日 | |||||
払込日 | 7月23日 | |||||
上場日 | 7月24日 |
バンク・オブ・イノベーションのIPOは、どこの証券会社で申し込める?(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2018年7月6日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券(主幹事証券) [最短翌日に取引可能] |
97.4% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
2.6% |
バンク・オブ・イノベーションのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 870円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
870~960円 [17.4倍~19.2倍] |
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公募価格 | 960円 | |||||
初値 | 2000円 | |||||
初値騰落率 | +108.33% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 800円~4000円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2018年7月3日ザラバの株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 16.8倍 | |||||
ネクソン<3659> | 17.6倍(連) | |||||
エイチーム<3662> | 14.3倍(連) | |||||
コロプラ<3668> | 18.6倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は妥当と判断できる。
バンク・オブ・イノベーションの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 386万1500株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募13万500株 売出10万株 (オーバーアロットメントによる売出3万4500株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 2.3億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
バンク・オブ・イノベーションは
ゲーム開発のマザーズ小型案件
スマートフォンゲームアプリの開発・運営を行う。本格的ファンタジーRPG「幻獣契約クリプトラクト」は累計1,000万ダウンロード超という同社最大のヒットアプリ。また、2017年8月リリースの最新作「ミトラスフィア」は累計450万ダウンロードを突破するなど好調に推移している。
市場の成熟感などからゲーム株人気は一服しつつある。しかし、同社は前期から今期にかけての業績の伸び率が高く、公開規模が極めて小さいことも初値を大きく押し上げることになりそうだ。昨年来のIPOで公開規模3億円未満の4社は平均で公開価格比+288.9%という高い初値を付けている。
公開規模については2億円強となる見込み。ただ、ベンチャーキャピタル保有株が91万2000株(上場時発行済株数の23.6%)と多く、セカンダリーで売り圧力が強まる可能性はある。
◆「バンク・オブ・イノベーション」 IPOに申し込めるおすすめ証券会社 |
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大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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バンク・オブ・イノベーションの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2014/9 | 1,927 (―) |
28 (―) |
29 (―) |
|||
2015/9 | 2,023 (5.0%) |
44 (57.2%) |
39 (32.9%) |
|||
2016/9 | 2,299 (13.7%) |
▲ 375 (―) |
▲ 364 (―) |
|||
2017/9 | 4,001 (74.0%) |
159 (―) |
199 (―) |
|||
2018/9予 | 4,789 (19.7%) |
278 (73.9%) |
193 (-3.0%) |
|||
2018/3 2Q | 2,697 (―) |
262 (―) |
181 (―) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:49.98円/-円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
バンク・オブ・イノベーションの業績コメント
2018年9月期の業績は、売上高が前期比19.7%増の47.8億円、経常利益が同73.9%増の2.7億円と増収増益の見通しとなっている。
同社の事業領域であるスマートフォンゲーム業界を取り巻く環境においては、国内ゲームアプリ市場全体の売上規模がスマートフォンの普及とともに拡大を続けており、2017年には1兆4,169億円に達すると予測されている(出所:株式会社Gzブレイン「ファミ通モバイルゲーム白書2018」)。
このような事業環境のもと、同社は既存タイトルの拡大と新規タイトルの投入に注力してきた。2012年9月に「征戦!エクスカリバー」、2013年9月に「ポケットナイツ」、2015年2月に「幻獣契約クリプトラクト」、2017年8月に「ミトラスフィア」をリリースし、ゲームシステム改善や各種イベント施策の実施などを通して多くの顧客を楽しませている。
なかでも「幻獣契約クリプトラクト」は今第2四半期までに国内累計800万ダウンロードを突破しており、2018年2月にはサービス開始3周年を迎えた。最新作の「ミトラスフィア」においても国内累計450万ダウンロードを突破し、好調に推移している。
なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高26.9億円で56.3%、経常利益2.6億円で94.2%となっている。
バンク・オブ・イノベーションの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都新宿区新宿六丁目27番30号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 樋口 智裕(昭和58年1月15日生) | |||||
設立 | 平成18年1月12日 | |||||
資本金 | 4億271万円(平成30年6月20日現在) | |||||
従業員数 | 145人(平成30年5月31日現在) | |||||
事業内容 | スマートフォンゲームアプリの開発・運営 |
■売上高構成比率(2017/9期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
スマートフォンゲーム事業 | 4,001 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 4,001 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 樋口 智裕 | 166万9000株 | 44.73% | |||
2 | 田中 大介 | 40万株 | 10.72% | |||
3 | 株式会社サイバーエージェント | 35万株 | 9.38% | |||
4 | ニッセイ・キャピタル6号投資事業有限責任組合 | 33万9000株 | 9.09% | |||
5 | 株式会社Cygames | 20万株 | 5.36% | |||
6 | MSIVC2012V投資事業有限責任組合 | 19万3000株 | 5.17% | |||
7 | JPE第1号株式会社 | 16万株 | 4.29% | |||
8 | りそなキャピタル3号投資事業組合 | 12万株 | 3.22% | |||
9 | HPEジャパンインキュベーション投資事業有限責任組合 | 10万株 | 2.68% | |||
10 | 太田 薫正 | 8万株 | 2.14% | |||
合計 | 361万1000株 | 96.78% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 事業拡大を目的としたスマートフォンゲーム開発・運営の増加人員に係る採用費及び人件費、新規タイトル開発のために調達した長期借入金の返済資金の一部として充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2015年9月29日 | ||||
割当先 | ニッセイ・キャピタル6号投資事業有限責任組合、他2社 | |||||
発行価格 | 1,038円 ※株式分割を考慮済み |
◆「バンク・オブ・イノベーション」 IPOに申し込めるおすすめ証券会社 |
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バンク・オブ・イノベーションの銘柄紹介
同社は、「ロマン(世界で一番"思い出"をつくるエンターテイメント企業)」と「企業信念(良いものは必ず評価される)」の2つを企業理念として掲げており、人々の心に末永く刻まれるようなサービスの創出を目指してスマートフォンゲームアプリの開発・運営に取り組んでいる。
同社は、Google Inc.及びApple Inc.等が運営するプラットフォームを通じて、ユーザーにゲームアプリを提供している。多くのユーザーに楽しんでもらえるよう、ゲームのプレイそのものは無料で行うことができるが、そのなかでより深くゲームを楽しみたいユーザーに向けて有料アイテムの販売を行っている。
また、「幻獣契約クリプトラクト」においては、自社IP(Intellectual Property:知的財産)として他社に著作物の利用許諾を行っており、他社から支払われるロイヤルティも同社の売上として計上している。
同社が提供している主なゲームタイトルは次のとおり。
・タイトル名
ミトラスフィア
・プラットフォーム
App Store
Google Play
・オリジナル/他社IP
オリジナル
・ゲーム概要
多種多様な武具・アバターに加え、30種以上のボイスによる"なりきり"要素をふんだんに盛り込んだファンタジーRPGである。手軽に他のユーザーとのコミュニケーションとリアルタイムの冒険を楽しむことができる。
(累計450万ダウンロード超)
・タイトル名
幻獣契約クリプトラクト
・プラットフォーム
App Store
Google Play
AndApp
Yahoo!ゲーム
・オリジナル/他社IP
オリジナル
・ゲーム概要
90年代RPGを彷彿とさせるような王道コマンドバトルと派手なエフェクトによる本格的ファンタジーRPGである。豪華声優陣によるボイスがゲームへの没入感をさらに高める。
(累計1,000万ダウンロード超)
・タイトル名
ポケットナイツ
・プラットフォーム
App Store
Google Play
・オリジナル/他社IP
他社IP
・ゲーム概要
多彩で可愛いアバターの着せ替え、そして仲間達との大冒険を楽しむきせかえアクションRPGである(IP保有会社:株式会社ジークレスト)。(累計100万ダウンロード超)
・タイトル名
征戦!エクスカリバー
・プラットフォーム
App Store
Google Play
・オリジナル/他社IP
オリジナル
・ゲーム概要
全国のプレイヤー達と結成する騎士団で戦うリアルタイム対戦でリーグ制覇を目指す、爽快ギルドバトルRPGである。RPGの王道である中世ヨーロッパ風の世界観に着せ替え要素を加え、「新しいモノ」を好むゲーマーに受け入れられることを目指して開発したゲームである。(累計100万ダウンロード超)
バンク・オブ・イノベーションの投資のポイント
ゲームアプリ開発企業のIPOは2016年4月のエディア<3935>以来となる。ゲームアプリを巡っては過剰課金問題が取り沙汰される場面があり、市場の成熟感が意識されてきていることもあって、ゲーム株人気は一服しつつある。しかし、同社は前期から今期にかけての業績の伸び率が高く、公開規模が極めて小さいことも初値を大きく押し上げることになりそうだ。
昨年来のIPO126社のうち公開規模3億円未満の案件は4社あり、平均で公開価格比+288.9%という高い初値を付けている。同社は公開価格の値ごろ感も加わり、初値急騰が見込まれる。ただ、ベンチャーキャピタル保有株が多いため、セカンダリーで売り圧力が強まる可能性はある。
同社は、オリジナル2Dグラフィックに特化したゲームアプリの開発・運営に注力している。前期実績で売上高の75.1%を占める「幻獣契約クリプトラクト」は、90年代RPGを彷彿とさせるような王道コマンドバトルと派手なエフェクトによる本格的ファンタジーRPG。豪華声優陣によるボイスがゲームへの没入感をさらに高めている。2015年2月リリースで、累計1,000万ダウンロード超という同社最大のヒットアプリ。
同15.6%を占める「ミトラスフィア」は、多種多様な武具・アバターに加え、30種以上のボイスによるなりきり要素をふんだんに盛り込んだファンタジーRPG。手軽に他のユーザーとのコミュニケーションとリアルタイムの冒険を楽しむことができる。2017年8月にリリースした最新作であり、累計450万ダウンロードを突破するなど好調に推移している。
業績面について、2018年9月期は売上高が前期比19.7%増の47.8億円、経常利益が同73.9%増の2.7億円と増収増益の見通しとなっている。なお、法人税等調整額の変動に伴い純利益は同3.0%減の1.9億円を見込む。ゲームタイトル別の売上計画では、「ミトラスフィア」が通期寄与し大幅増となる一方、「幻獣契約クリプトラクト」「ポケットナイツ」「征戦!エクスカリバー」は2ケタ減となっている。ただ、保守的に見積もっている面もあるようだ。通期計画に対する第2四半期までの進捗率は経常利益で94.2%と高い。
想定仮条件水準の今期予想PERは17~18倍程度で、ネクソン<3659>やコロプラ<3668>といったゲーム株とおおむね同水準である。
公開規模については2億円強となる見込み。大株主にはサイバーエージェント<4751>やCygamesの名前が見られる。ベンチャーキャピタル保有株は91万2000株(上場時発行済株数の23.6%)あり、上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。また、7/24に同時上場する企業はないものの、7/23上場のマネジメントソリューションズ<7033>が初値持ち越しとなる可能性はある。
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SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |