IPO株の銘柄分析&予想

「ポート」のIPOの情報の総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のインターネットメディア企業との比較や予想まで解説![2018年12月27日 情報更新]

2018年11月16日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ポート
市場・コード/業種 東証マザーズ、福証Q-Board・7047/サービス業
上場日 12月21日
申込期間(BB期間) 12月6日~12月12日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券野村證券SMBC日興証券岩井コスモ証券丸三証券岡三オンライン証券カブドットコム証券楽天証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 930円(-37.16%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ポートが12月21日にIPO(新規上場)!

「ポート」の公式サイトより

 ポートは、2018年11月15日、東京証券取引所と福岡証券取引所に上場承認され、同年12月21日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ポートは2011年4月18日に設立された。社会課題をテクノロジーやマーケティングで解決できる会社を目指し、インターネットメディア事業を展開している。

 主たるサービスはキャリア系メディア「キャリアパーク!」と、ファイナンス系メディア「マネット」。また、メディカル系メディア「オンラインクリニック」の運営、並びに「ポートメディカル「ドクターズダイエット」の事業開発を進めている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ポートのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月4日
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月6日~12月12日
公開価格決定 12月13日
購入申込期間 12月14日~12月19日
払込日 12月10日
上場日 12月21日

ポートのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2018年12月7日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
87.0
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
5.2
公式サイトはこちら!
野村證券 2.6
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
丸三証券 0.4%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
カブドットコム証券
[最短4日後に
取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
みずほ証券 0.9%  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.9%  
岡三証券 0.4%  
いちよし証券 0.4%  
エース証券 0.4%  
エイチ・エス証券 0.4%  

ポートのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1450
仮条件
[予想PER(※2)
1420~1480円
34.8倍~36.3倍]
公募価格 1480円
初値 930円
初値騰落率 -37.16%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000円~2000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2018年12月3日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 43.1倍
カカクコム<2371> 28.1倍(連)
ぐるなび<2440> 44.7倍(連)
エムスリー<2413> 56.5倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ポートの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1147万7150株(予定)
公開株式数 公募75万株  売出244万4500株
(オーバーアロットメントによる売出47万9100株)
想定公開規模(※1) 53.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ポートは複数のインターネットメディアを運営

 キャリア系、ファイナンス系、メディカル系のインターネットメディアを運営し、人材会社・金融系事業会社・医療機関の顧客から広告掲載料や送客に応じた成果報酬を得ている。

 中長期的に業績の拡大は期待できるものの、想定仮条件水準でのPERは35倍前後と割安感のある水準ではない。また公開規模は50億円を超える見込みで、マザーズ上場銘柄としてはかなり大きい。

 バリュエーション面や需給面からも、新規公開が相次ぐ12月のIPO市場では相対的に初値期待が低いと判断せざるを得ない。

◆「ポート」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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野村證券
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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ポートの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/3 343
(―)
▲ 73
(―)
▲ 51
(―)
2016/3 600
(74.9%)
▲ 328
▲ 383
2017/3 942
(57.0%)
▲ 292
▲ 294
2018/3 1,931
(105.0%)
▲ 136
▲ 137
2019/3予 2,825
(46.3%)
551
468
2018/9 2Q 1,348
(―)
231
(―)
193
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:40.78円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ポートの業績コメント

 2019年3月期の業績は、売上高が前期比46.3%増の28.2億円と増収、経常利益が5.5億円と黒字転換の見通しとなっている。

 足元では、同社の提供しているサービスである、採用コンサルティングサービス、キャリア系メディア「キャリアパーク!」「就活の未来」を初め、ファイナンス系メディア「マネット」等の主要インターネットメディアの収益化を全社的に取り組んだ結果、売上が堅調に推移し、利益化に大きく貢献した。

 その他、メディカル領域等についても収益基盤の確立に向け着手しており、順次、サービス提供を始めている。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高13.4億円で47.7%、経常利益2.3億円で41.9%となっている。

ポートの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都新宿区西新宿八丁目17番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 春日 博文(昭和63年2月22日生)
設立 平成23年4月18日
資本金 2億9000万円(平成30年11月16日現在)
従業員数 149人(平成30年9月30日現在)
事業内容 インターネットメディア事業
■売上高構成比率(2018/3期 実績)
品目 金額 比率
インターネットメディア事業 1,931 百万円 100.0%
合計 1,931百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 春日 博文 450万株 41.95%
2 JAPAN VENTURES I L.P. 244万110株 22.75%
3 Samurai Incubate Fund2号投資事業有限責任組合 120万 11.19%
4 グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合 103万9000 9.69%
5 丸山 侑佑 48万7000 4.54
6 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 21万1000株 1.97%
7 FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 18万6000株 1.73%
8 SBIベンチャー企業成長支援3号投資事業有限責任組合 14万2860株 1.33%
9 SBIベンチャー企業成長支援4号投資事業有限責任組合 10万3430株 0.96%
10 Samurai Incubate Fund5号投資事業有限責任組合 9万3000株 0.87%
10 SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合 9万3000株 0.87%
10 みやぎん地方創生1号ファンド投資事業有限責任組合 9万3000株 0.87%
合計   1058万8400株 98.71%
■その他情報
手取金の使途 当社の運転資金として既存事業の更なる拡大と新規メディアの開発を行うため優秀な人材の育成及びキャリア領域を中心とした人材の確保等を図ることを目的とし、人件費・採用教育費として充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2017年12月21日
割当先 みやぎん地方創生1号ファンド投資事業有限責任組合
発行価格 4,900千円 ※株式分割を考慮済み
◆「ポート」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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野村證券
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日で取引可能]
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丸三証券
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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カブドットコム証券[最短4日後に取引可能]
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楽天証券[最短2日後に取引可能]
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ポートの銘柄紹介

 同社は、「世界中に、アタリマエとシアワセを。」というコーポレート・ミッションのもと、「あったらいいな」ではなく、「無くてはならない」を創造し、社会課題をテクノロジーやマーケティングで解決できる会社を目指し、インターネットメディア事業を展開している。ミッションの追求のため、同社はキャリア系メディア「キャリアパーク!」、ファイナンス系メディア「マネット」を主たるサービスに、メディカル系メディア「オンラインクリニック」の運営、並びに「ポートメディカル」「ドクターズダイエット」の事業開発を進めている。

(i)会員モデル

 キャリア(雇用)、ファイナンス(金融)、メディカル(医療)領域においてインターネットメディアを展開している。これらのインターネットメディアについては領域別に立ち上げており、「バーティカルメディア」として運営している。同社メディアは、インターネットメディアユーザーが日常生活のなかで抱える悩みや疑問に対して、ノウハウを提供する仕組みである。

 各領域において、ユーザーが求める情報を提供し続けることで、ユーザーとのリレーションシップを構築し、またユーザーのアクセスログ等からユーザーが求める情報等を入手し、新たなるコンテンツ開発等に反映している。さらに、全メディアによるトラフィック(データの量)が増加していることにより、広告商品へのアクセスとコンテンツの相関性(マーケティングパフォーマンス)を分析するためのログデータが蓄積され、分析の精度が向上している。

 同社メディアにおけるメインユーザーは、キャリア領域では就職や転職を中心とした仕事に関する悩みや疑問をもつ学生や社会人、ファイナンス領域においては資産運用やローンなどに関心のある人、メディカル領域では健康や治療に関心や課題を抱える人である。

 また、キャリア領域では会員化を進めており、非会員でも閲覧できるオープン情報に加え、会員限定の就職等の情報を提供している。会員による就職セミナー等への申し込み数が上昇することでクライアント企業からの収益の拡大につながっている。会員をはじめとしたユーザーが求める情報を提供し続けることで収益拡大を図っている。

(ii)インターネットソリューションとプロダクトやサービスとのクロスセル

 同社メディアは特定領域に特化した「バーティカルメディア」であり、ユーザーの関心事に対してノウハウを提供するモデルであるため、相関性の高い広告主を選定することにより、コンテンツと広告の相性を高めることができ、それによりコンバージョン(広告商品へのアクセス)が多く見込め、これまでも収益拡大に貢献している。

 同社メディアにおける主たる顧客は、キャリア領域では求人情報や就職・転職支援サービスの広報を希望する企業、ファイナンス領域では金融商品の広報を希望する企業となる。これらの企業に対して、インターネットメディアを利用するユーザーを広告主が開催するイベント等に直接送客を行っている。この際、特定領域に特化したバーティカルメディアであることから、顧客のニーズに合致した送客を行えることに強みをもっている。

ポートの投資のポイント

 キャリア系、ファイナンス系、メディカル系のインターネットメディアを運営し、人材会社・金融系事業会社・医療機関の顧客から広告掲載料や送客に応じた成果報酬を得る。

 (1)キャリア系インターネットメディア「キャリアパーク!」は、就活・転職等を中心に全ての人のキャリア選択に役立つ、キャリア系情報プラットフォーム。ユーザーに対して就職・転職等に関するノウハウを提供するとともに、求人情報や就職・転職情報を掲載することで、ノウハウの取得だけではなくキャリア選択に繋がる行動を支援する。また会員限定の就職相談サービスや就活イベント等を提供しており、就職等のノウハウから求人情報、支援サービス、個別相談など、キャリアの悩みに対して総合的に支援する仕組みを整えている。なお、求人活動をする企業や人材会社等の外部への送客による収益化と、会員に対するキャリアアドバイス(職業紹介)などのサービスによるクロスセルモデルを実現している。

 (2)ファイナンス系インターネットメディア「マネット」は、お金に関するライフサポート型メディアとして運営している。資産運用やローンへの関心の高いインターネットユーザーに対して弁護士やファイナンシャルプランナー、金融機関OBなどの専門家が監修した「増やす、借りる、貯める」等、金融に関するノウハウの提供を行っている。「キャリアパーク!」と同様に外部への送客を実施し、収益化に成功している。

 (3)メディカル系インターネットメディア「オンラインクリニック」は、「マネット」に次ぐ第3の領域メディアとしてリリースされたメディア。医療専門チームが監修した、正しく知っておくべき病気の知識を提供している。

 売上高は2016年3月期6.0億円、2017年3月期9.4億円、2018年3月期19.3億円と高い伸びを示しており、2019年3月期は売上高28.2億円、経常利益5.5億円を計画している。

 類似企業としては、事業規模の差は大きいものの、インターネットメディアの運営から収益を得ているカカクコム<2371>ぐるなび<2440>クックパッド<2193>エムスリー<2413>をあげたい。

 カカクコムは国内最大級の価格比較サイトを運営する。株価の予想PERは28.0倍となっている。ぐるなびは飲食店の情報サイトを運営し、飲食店からの課金収入が主な収益源。株価の予想PERは43.7倍。クックパッドはレシピの投稿・検索サイトを運営し、有料会員及び広告収入が収益源となっている。株価の予想PERは26.7倍。エムスリーは医師向けの医薬品情報サイトなどを運営し、製薬会社などから情報掲載料を得る。株価の予想PERは56.6倍である。

 公開規模は50億円を超える見込みでマザーズ上場銘柄としてはかなり大きい。また上位株主には多くのベンチャーキャピタルが名を連ねており、需給にはネガティブな影響が及ぶ可能性がある。上位6位までの株主はロックアップにより上場日から90日目の3月20日までは売却しないとしている(但し、公開価格の1.5倍以上ではロックアップは解除される)。また7位から10位株主のベンチャーキャピタルについては継続所有の確約が得られている。

◆「ポート」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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野村證券
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日で取引可能]
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丸三証券
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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カブドットコム証券[最短4日後に取引可能]
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楽天証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2024年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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