安心して長く持つことができる「10年優待株」をダイヤモンド・ザイ編集部が厳選! 過去10年「株主優待+営業黒字」を維持し、今後も好業績が続きそうな2銘柄を紹介!
発売中のダイヤモンド・ザイの大特集は、「減配しない! 持ち続けられる『10年配当株』を買おう!」。大型株から小型の成長株まで、今後も減配することなく、長期的に配当を出し続けそうな銘柄を「10年配当株」と定義して紹介している。
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さらに、ダイヤモンド・ザイでは、過去10年以上にわたって株主優待を実施し、今後も長期的に株主優待を実施し続けそうな銘柄を「10年優待株」と名付け、株主優待名人の桐谷広人さんにおすすめの「10年優待株」を聞くなどしている。今回はこの特集の中から、ザイ編集部が厳選した「10年嬉しい! 株式優待株」のうち、2銘柄を抜粋して紹介しよう!
「マンダム」は8期連続増配予定で、業績は国内海外ともに堅調!
株主優待は自社製品が7~8品入った詰め合わせ!
長期間にわたって安定的に株主優待をもらい続けるためには、どのような銘柄を狙えばいいのか。注目したのは、未曽有の不況といわれた、「リーマン・ショック」があった2008年9月を含む決算期以降も、株主優待を維持・拡充してきた銘柄だ。「不況や震災を乗り越えて過去10年以上優待を続けた株なら、これからの10年も安心して保有できるのでは?」という考え方がもとになっている。
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さらに、過去10年は通期で営業黒字を維持していて、直近の自己資本比率が30%以上(金融、リース業を除く)であれば、安定性も高いと言えるだろう。
ダイヤモンド・ザイでは、こうした銘柄を「10年優待株」と定義。特集では、株主優待名人・桐谷広人さんのおすすめ7銘柄のほかに、ザイ編集部が厳選した30銘柄を「食品」「外食」など6つのカテゴリー別に公開しているが、そのうちの「日用品」と「買物券」のカテゴリーから1銘柄ずつピックアップして紹介する!(株価・指標・業績・株主優待内容など、データは2019年7月3日時点)
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最初に、「日用品」カテゴリーの中から、ヘヤケア・スキンケア製品大手の「マンダム(4917)」をピックアップ。
マンダムの株主優待は、100株以上の保有で5000円相当の自社製品の詰め合わせがもらえるもので、ヘアケアやスキンケア製品が7~8品セットになっている。マンダムといえば、「ギャツビー」や「ルシード」といった男性向けブランドのイメージが強いが、株主優待には女性向け商品が半分近く入っている。2017年の株式分割の際も権利獲得の条件を「100株以上保有」で据え置き、それまでと同じ優待内容を維持しており、株主にやさしい企業といえるだろう。業績は国内、東南アジアなどの海外ともに堅調で、売上の海外比率は約4割に上っている。増配も8期連続で継続する予定だ。
保有株数が増えると、株主優待のお得度、優待利回りが
靴チェーン大手の「エービーシー・マート」!
続いては、「買物券」カテゴリーから、靴チェーン店の最大手「エービーシー・マート(2670)」を紹介しよう。
エービーシー・マートは、靴チェーン店「ABCマート」を展開。この10年で、売上高、営業利益、店舗数はいずれも2倍強に拡大。スニーカーなどのカジュアルシューズの拡大が追い風となっている。国内や韓国・台湾といった海外に約1000店舗を展開し、積極的な出店を継続。アパレルを扱う店舗も260店を突破した。株主優待の「買物割引券1000円」は「購入額5000円ごとに1枚」という利用条件がある点は要注意。
以上、ダイヤモンド・ザイ編集部が選んだ「10年嬉しい! 株主優待株」の中から2銘柄を紹介した。ダイヤモンド・ザイの特集「10年優待株を狙え!」では、合計37銘柄を取り上げているので、本誌をぜひチェックしてほしい!
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発売中のダイヤモンド・ザイの大特集は、「減配しない! 持ち続けられる『10年配当株』を買おう!」。過去10年にわたって減配しておらず、今後も継続して配当収入が得られそうな「10年配当株」を紹介するほか、配当株にこだわって「億り人」になった個人投資家の投資手法も公開している。
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