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日経平均株価の2021年12月までの「値動き」を予測!
4人の専門家の予想の最高値は2万7000円、最安値は
2万円で、予想は“大幅上昇”と“横ばい”で真っ二つに!

2020年10月22日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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日経平均株価の2020年10月~2021年の年末までの「値動き」を予測! 4人のストラテジストやエコノミストが予想した2021年末までの「値動き」と「高値&安値」を公開!

発売中のダイヤモンド・ザイ12月号の巻頭特集は、「バブル警報発令中!【日本株】買うべきか引くべきか」。コロナ・ショックで暴落した後、株価は急回復しているが、経済はまだ低迷中なので、さすがに“上がりすぎ”という見方もある。そこで、この特集では、ストラテジストやエコノミストによる2020年10月から2021年12月までの株価予測を紹介! 予測の根拠を解説するとともに、"アベノミクス”を継承する“スガノミクス”の注目すべき経済政策なども紹介するので、長期的な投資計画を立てる際に役立つはずだ。

ここでは特集から一部抜粋し、ストラテジストやエコノミストによる「足元の相場の評価」と「2021年の年末までの株価予測」を紹介しよう!

コロナ禍で実体経済の回復にはまだまだ時間がかかる状況だが、
株価はコロナ以前の水準まで上昇して「コロナ・バブル」の様相に

コロナ・ショック後、経済と株価は乖離した状態に。

 2020年4-6月期の日本の経済成長率は、コロナ禍の影響でマイナス28%(実質・前期比年率)に。また、同時期の全産業(金融・保険業を除く)の経常利益も、平均すると前年同期比で約47%減益という大変な落ち込みようだった。最近は、ようやく景気も企業の業績も底打ちした気配があるとはいえ、コロナ禍以前の水準を取り戻すには、まだまだ時間がかかるだろう。

 ただし、そのわりに日経平均株価は、2020年2月から3月にかけてのコロナ・ショック以降、順調に回復。すでにコロナ禍以前の水準まで上昇しており、経済の実態とはかけ離れている。

 なぜ株価がこんなにも上昇しているかといえば、景気や企業の業績が今後回復するという希望的観測や、大規模な金融緩和、給付金などの政府の景気支援策への期待が下支えになっているからだ。この経済の実態と株価が乖離した状況を、「コロナ・バブル」と評する声も聞こえる。

 では、個人投資家は今の株価水準について、どのような認識を持っておけばいいのだろうか。今回、4人のストラテジストやエコノミスト(大和証券の石黒英之さん、ニッセイ基礎研究所の井出真吾さん、auカブコム証券の河合達憲さん、第一生命経済研究所の藤代宏一さん)に話を聞いたが、意見は「強気派」と「弱気派」で真っ二つに分かれた。

 まず、「強気派」の見方はこうだ。

今の株価をどう評価する?

 「金融危機の後は、金融緩和や財政出動などが総動員されて株価が先行し、後から経済が追いついてくる。今回も、その典型的なパターンと言えるので、違和感はありません」(大和証券の石黒英之さん)

 「年初来の高値、約2万4000円を超えれば"バブル”ですが、今はまだ2万3000円台なので、バブルではありません」(auカブコム証券の河合達憲さん)

 一方、「弱気派」は次のように語る。

 「ちょっと行き過ぎです。コロナ・バブルが続いてしまう可能性もありますが、投資家はいったん、半分くらい利益確定したほうがいいのではないでしょうか」(ニッセイ基礎研究所の井出真吾さん)

2021年の年末までの「日経平均株価」をプロ4人が予測!
大崩れはなく横ばいか「2万7000円台に乗せる」という見方も

 なお、「強気派」と「弱気派」では、「2020年10月~2021年12月末までの日経平均株価の予測」にも開きが出た。

 4人の予測は、安値についてはほぼ一致し、2万~2万1500円の狭いレンジに集中した。要するに、4人とも「大崩れはしない」という見方だ。

 ただし、「下落局面がいつになるかは読めない」というのも共通見解。きっかけとしては、新型コロナウイルスの再拡大や、ワクチンの開発難航、米国の大統領選挙の混乱、米国の想定外の金利上昇などが考えられる。

 「常に1割くらいの下落は考慮しておいたほうがいい。もっとも、底はしっかりと固まっています」(auカブコム証券の河合さん)

 大きく意見が分かれるのは、上値がどうなるかだ。「弱気派」のニッセイ基礎研究所の井出さんは、2021年12月までに「良くて2万4000円」と予想。現状から横ばいに近い形だ。

 「2万3000円でも水準としては高い。どこかで調整は避けられません。調整のきっかけがないまま高止まりのシナリオもありえますが、上がっていくイメージは持てない」(井出さん)

 第一生命経済研究所の藤代宏一さんは、「来年以降の見通しが比較的明るく、現在はバブルではない」という見解だが、「とはいっても、2万4000円を抜けるほどの材料は揃っていません」とのことで、どちらかというと「弱気派」であり、ニッセイ基礎研究所の井出さんと同じく、横ばいを予想する。

 一方で、「強気派」のauカブコム証券の河合さんは「2021年6月時点で2万5000円超え、12月までには高値2万7000円もあり得る」と見る。「来期の企業業績はプラスになるだけでなく、うまくいけば想定以上の増益になる期待も持てます」(河合さん)

 同じく「強気派」の大和証券・石黒さんも「2021年の9月までに、2万7000円に達する可能性もある」と分析する。「これからの半年は、景気と業績がコロナ禍で落ち込んだ反動によって上がっていきます。加えて、世界的に行われている大規模な金融緩和が株価を押し上げるでしょう」(石黒さん)

 さて、ここまでダイヤモンド・ザイ12月号の巻頭特集「バブル警報発令中!【日本株】買うべきか引くべきか」から、ストラテジストとエコノミストによる足元の相場の分析と、2021年の年末までの株価予測を抜粋した。誌面では、プロ4人の見方が微妙に分かれている理由を掘り下げて紹介しているので、誌面も併せてチェックしてほしい!
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 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ12月号の巻頭特集「バブル警報発令中!【日本株】買うべきか引くべきか」から、一部を抜粋して紹介した。

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