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2020年「株価が上昇&下落した大型株」ランキングの
上位3銘柄! マザーズ上場の「IT株」が上昇した一方、
コロナ禍の外出自粛で業績が悪化した「運輸株」が下落

2020年12月23日公開(2022年9月20日更新)
ザイ編集部
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2020年に「上がった株&下がった株」のランキングから、2021年に”買い”の銘柄を探せ!

発売中のダイヤモンド・ザイ2021年2月号の巻頭特集は、「2021年の株&投信【全予測】」。この特集では、アナリストなどのプロ100人に、2021年の日経平均株価の値動きや東証マザーズ市場の動向、これからの注目の業種やテーマ、上昇の期待ができる投資信託などを聞いている。また、「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスの社長・藤野英人さんに聞いた「2021年の株式市場をうまく乗り切るための”心構え”」も紹介しているので、新年の投資計画を立てる際、参考になるはずだ。
【※関連記事はこちら!】
2021年の「株価暴落」に備える“5つの心構え”を伝授! 資産の3割を現金化しておき、「脱・金融緩和」による株価急落時にはバリュー株やグリーン関連株を狙え!

今回はこの特集から、2021年に「上がる株&下がる株」を見極めるため、2020年に「上がった株&下がった株」を検証した記事を取り上げてみよう(※「上がった株&下がった株」の評価や分析は、ラカンリチェルカの村瀬智一さんと、ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チームが担当。上昇率と下落率は2019年12月30日~2020年12月3日時点)。

2020年にもっとも株価が上がった大型株は「フリー(4478)」!
上位20銘柄はIT株など、コロナ禍で伸びた銘柄が多かった

2020年に上がった株・下がった株は?

 ダイヤモンド・ザイ2021年2月号の特集「2021年の株&投信【全予測】」では、時価総額が3000億円以上の株を「大型株」、3000億円未満の株を「中小型株」と定義し、それぞれ2020年の上昇率・下落率ランキングを作成している。それらを分析していけば、2021年に上がる株・下がる株の傾向を掴むことができるはずだ。ここではその中から、大型株のランキングの一部を抜粋したい。

 誌面では大型株の”上がった株”ランキングを上位20位まで紹介しているが、以下にその上位3位までをピックアップした。

 ■2020年に上がった大型株ランキング・ベスト3を発表!
  上昇率 最低投資額
(12/4)
PER
(PBR)
投資判断 最新の株価
1位 フリー(4478・東M)
185.3% 92万円
(33.73倍)
中立
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【分析コメント】クラウド型会計・人事労務ソフトを展開。第1四半期も高成長。行政の電子化で期待も強まるが、株価には過熱感。
2位 エムスリー(2413・東1)
177.2% 92万円
(35.47倍)
中立
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【分析コメント】医療従事者向け情報サイト「MR君」の上期の受注額は前年同期比2.5倍超。ただ、株価は上昇しすぎている。
3位 SGホールディングス(9143・東1)
140.9% 30万円 28.1倍
(5.15倍)
強気
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【分析コメント】巣ごもり需要でEC向け物流が想定以上、通期会社予想を上方修正、29%営業増益に。需給も改善、株価は上昇。
マザーズ銘柄も3銘柄ランクイン!

 大型株の”上がった株”ランキング上位20位のなかには、1位のフリー(4478)を含め、東証マザーズ市場の株が3銘柄もランクイン。フリーは株価の上昇によって、時価総額が3000億円の大台に乗った。

 フリーはクラウド型会計・人事労務ソフトを展開する会社だが、ほかにも上位銘柄にはIT株が目立った。また、ゲーム株などの”巣ごもり消費”関連も上位に。3位のSGホールディングス(9143)は佐川急便グループの持ち株会社だが、このコロナ禍で需要が増え、株価も急上昇した。
【※関連記事はこちら!】
佐川急便のSGホールディングス、今期3回目の「増配」を発表、配当額は3年で2倍に! 2021年3月期は前期比11円増の「1株あたり33円」に!

 ただ、フリーやランキング2位のエムスリー(2413)のように、株価の過熱感から投資判断が「中立」となっている銘柄もある。「2021年は、市場の関心が成長株から割安株に移る」と見るプロも多いなかで、2020年に上昇した成長株については、利益確定を視野に入れての投資が正解かもしれない。

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もっとも株価が下がった大型株は「国際石油開発帝石(1605)」!
コロナ禍で打撃を受けた運輸関連の大型株の値下がりも目立った

 次に、大型株の”下がった株”ランキングのワースト3位までを見てみよう。

 ■2020年に下がった大型株ランキング・ワースト3を発表!
  下落率 最低投資額
(12/4)
PER
(PBR)
投資判断 最新の株価
1位 国際石油開発帝石(1605・東1)
-49.4% 6万円
(0.30倍)
弱気
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【分析コメント】原油価格の低迷や米シェール減損で今期は最終赤字。来期は黒字転換の見込みだが、経済動向を見極めたい。
2位 西日本旅客鉄道(9021・東1)
-44.6% 52万円
(1.03倍)
中立
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【分析コメント】巨額赤字で大幅に減配。ただ、JR株のなかではコスト削減にもっとも積極的で、来期以降の削減計画まで提示。
3位 西武ホールディングス(9024・東1)
-40.4% 11万円
(1.07倍)
中立
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【分析コメント】上期は営業赤字も想定内。手元流動性の充実が進展。損益分岐点の引き下げ、非中核事業や資産の売却検討も注視。

 下落率がもっとも大きく、下がった株ランキングで1位となったのは、国際石油開発帝石(1605)。原油価格の急落や新型コロナウイルスの感染拡大による需要の落ち込みなどが影響し、株価は約50%も下落した。2位は西日本旅客鉄道(9021)。大幅な減配も嫌気され、株価は45%下落している。ワースト10位までのなかには、2位の西日本旅客鉄道、3位の西武ホールディングス(9024)以外にも、コロナ禍による外出自粛で業績が落ち込んだ運輸関連の大型株が、数社ランクインした。

 「運輸業界は、コロナ禍以前のビジネスモデルからの変革を迫られており、構造変化には時間がかかりそう。2021年も、コロナ禍以前の水準までのV字回復的な業績変化は出にくいでしょう」(マーケットコメンテーターの岡村友哉さん)

 ちなみに、上で紹介した3銘柄の投資判断は「弱気」と「中立」だったが、ワースト10銘柄の中には「強気」診断の銘柄も2つあった。先行きが厳しそうな業種であっても、企業努力が評価されたり、配当利回りが注目されたりして、株価上昇に期待できそうな株もある。個別に業績などをチェックして、投資の判断をするようにしたい。
【※関連記事はこちら!】
日経平均株価の「2021年」の高値&安値予測を公開! 予想の最高値は3万5000円で「コロナ収束&業績回復&業績相場への転換」の3つが揃えば“3万円突破”へ!

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 ほかにも「2020年の大反省会&2021年の投資戦略」「人気&買いの【米国株】100」「金価格は2021年も好調予測! ではプラチナと原油は?」「親の免許返納で万が一を未然に防げ!」など、注目の特集が満載!

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 また、綴じ込み付録では、おなじみの株主優待名人・桐谷さんに、失敗しない優待株の選び方や、証券会社の選び方などを聞いているので、投資の初心者にも参考になるはずだ。

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