IPO株の銘柄分析&予想

「オキサイド」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の光学分野の製品製造・販売企業との比較や予想まで解説![2021年4月9日 情報更新]

2021年3月2日公開(2022年9月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
会社名 オキサイド
市場・コード/業種 東証マザーズ・6521/電気機器
上場日 4月5日
申込期間(BB期間) 3月18日~3月24日
おすすめ証券会社 野村證券大和証券SMBC日興証券楽天証券マネックス証券SBI証券岩井コスモ証券岡三オンライン証券CONNECTDMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 6540円(+133.57%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

オキサイドが4月5日にIPO(新規上場)!

「オキサイド」の公式サイトより

 オキサイドは、2021年3月1日、東京証券取引所に上場承認され、2021年4月5日にIPO(新規上場)することが決定した。

 オキサイドは2000年10月18日に設立された。単結晶、光部品(光デバイス)、レーザ光源、光計測装置などの光学関連製品を、主に光を使った計測分野の装置メーカーや光学製品メーカー向けに開発・製造・販売している。

 例えば、同社が製造・販売する放射線を検出するシンチレータ単結晶は、がんの診断用のPET検査装置に使用されている。また、レーザ光源は、半導体製造に使用されるシリコンウエハの品質検査装置に使用されている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

オキサイドのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月16日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月18日~3月24日
公開価格決定 3月25日
購入申込期間 3月26日~3月31日
払込日 4月4日
上場日 4月5日

オキサイドのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年3月18日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
野村證券(主幹事証券) 89.6
公式サイトはこちら!
大和証券
[最短翌日に取引可能]
6.1
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日後に取引可能]
0.1%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
CONNECT
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
極東証券 0.2  
水戸証券 0.2  
岡三証券 0.1  

オキサイドのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2480
仮条件
[予想PER(※2)
2480~2800円
31.7倍~35.8倍]
公募価格 2800円
初値 6540円
初値騰落率 +133.57%
予想トレーディングレンジ(※3) 2400円~5000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年3月15日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 24.4倍
ウシオ電<6925> -倍(連)
島津製<7701> 34.1倍(連)
シグマ光機<7713> 14.6倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

オキサイドの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 453万1500株(予定)
公開株式数 公募75万株  売出33万2900株
(オーバーアロットメントによる売出16万2400株)
想定公開規模(※1) 30.9億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

オキサイドは単結晶・レーザのGNT企業

 光学分野における酸化物単結晶、光部品、レーザ光源、計測装置などの開発・製造・販売を行う。2014年には経済産業省の「グローバルニッチトップ100選」に選定。2020年2月期実績で売上高の18.8%を光計測・新領域事業、41.8%を半導体事業、39.4%をヘルスケア事業が占める。

 公開規模はマザーズIPOとしてはやや荷もたれ感のある水準。一見地味と受け止められる可能性もあるが、投資対象としてグローバルニッチトップ企業への関心が高まりつつあるなか、人気化する余地は十分あるだろう。2/5上場の光学関連の技術ベンチャー、QDレーザ<6613>は非常に賑わっている。

 公開規模については30億円前後となる見込み。4月最初のIPOで同時上場する企業もなく、初値買いを集めやすい状況だろう。

◆「オキサイド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
公式サイトはこちら!
大和証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
CONNECT[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

オキサイドの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2018/2 608
(―)
▲ 124
(―)
▲ 184
(―)
2019/2 2,608
(―)
87
140
2020/2 3,065
(17.5%)
104
20.1%
76
-45.2%
2021/2推 3,573
(16.6%)
276
163.1%
252
227.4%
2022/2予 4,279
(19.8%)
417
51.1%
354
40.5%
2020/11 3Q 2,287
(―)
67
(―)
48
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:78.12円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

オキサイドの業績コメント

 2022年2月期の業績は、売上高が前期比19.8%増の42.7億円、経常利益が同51.1%増の4.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 前期第3四半期累計期間(2020年3-11月)は、新型コロナウイルス感染症の影響からやや弱含みでスタートしたものの、夏場以降は持ち直しつつある。事業別では、半導体事業とヘルスケア事業は、第3四半期から回復基調の一方で、光計測・新領域事業で、一部製品で設置確認が海外渡航不能のため出荷納品、受注ともに延伸が出ているが、全社的には新型コロナウイルス感染症の影響は軽微なものにとどまり、増収基調となっている。

 同期間は、新型コロナウイルス感染症に対する従業員の健康、安全確保に努めながらも、当期で見込んでいる増産への備えを推進。具体的には、増産に向けた採用の推進(中途採用19名、新卒採用7名の計26名、計画どおり)、設備投資の推進、研究開発活動の活発化などである。

オキサイドの詳細情報

■基本情報
所在地 山梨県北杜市武川町牧原1747番地1
代表者名(生年月日) 代表取締役社長(CEO) 古川 保典(昭和34年9月12日生)
設立 平成12年10月18日
資本金 4億550万円(令和3年3月1日現在)
従業員数 155人(令和3年1月31日現在)
事業内容 光学分野における酸化物単結晶、光部品、レーザ光源、計測装置などの開発・製造・販売
■売上高構成比率(2020/2期 実績)
品目 金額 比率
光計測・新領域事業 576 百万円 18.8%
半導体事業 1,282 百万円 41.8%
ヘルスケア事業 1,206 百万円 39.4%
合計 3,065 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 古川 保典 51万9000 13.72%
2 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 33万5000株 8.86%
3 株式会社日立ハイテク 28万株 7.40%
4 NTTファイナンス株式会社 25万株 6.61%
5 KLA-TENCOR(SINGAPORE)PTE, LTD 20万5000株 5.42
6 ティー・ハンズオン1号投資事業有限責任組合 20万株 5.29%
7 KT VENTURE GROUP II, L.L.C. 12万5500株 3.32%
8 株式会社ニコン 12万5000株 3.31%
8 レーザーテック株式会社 12万5000株 3.31%
10 山梨中銀経営コンサルティング株式会社 12万2500株 3.24%
合計   228万7000株 60.48%
■その他情報
手取金の使途 設備資金に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2019年5月30日
割当先 株式会社日立ハイテクネクサス
発行価格 1,700円 ※株式分割を考慮済み
◆「オキサイド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
公式サイトはこちら!
大和証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
CONNECT[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

オキサイドの銘柄紹介

 同社は、単結晶、光部品(光デバイス)、レーザ光源、光計測装置などの光学関連製品を、主に光を使った計測分野の装置メーカーや光学製品メーカー向けに開発・製造・販売している。例えば、同社が製造・販売する放射線を検出するシンチレータ単結晶は、がんの診断用のPET検査装置に使用されており、同社のレーザ光源は、半導体製造に使用されるシリコンウエハの品質検査装置に使用されている。

・光計測・新領域事業

 同事業は、国内外の光計測機器/光学製品メーカー及び大学等研究機関に単結晶、光部品、レーザ光源及び光学測定装置を開発、製造、販売している。2020年2月期における当事業の売上高は5.7億円である。同時に、同社のコア技術である単結晶技術/光学技術を活用し、様々な顧客ニーズへの対応、光学分野での問題解決策の提供及びそうしたプロセスのなかで有望な新用途/新製品をインキュベートしている。

 国内外の展示会、学会への出展、同社ホームページへのアクセスなどを通じて、研究開発/試作の受託を重ねている。同社のコア技術である単結晶技術や光学技術を活用し、様々な顧客ニーズへの対応や問題解決策を提供している。これらの活動が、新用途/新領域のビジネスにつながり、同社の将来ビジネスへのアンテナ、種まきの機能を担っている。

・半導体事業

 同事業は、半導体ウエハの検査装置メーカー向けの単結晶・レーザの開発・製造・販売を行っている。2020年2月期における当事業の売上高は12.8億円である。同社の単結晶のうち、非線形光学効果の強い単結晶及びその単結晶を搭載したレーザは、波長や出力をはじめとする各種性能・品質の観点から、販売先の最新機種に搭載されている。半導体製造工程の「前工程」と呼ばれるウエハ処理工程では、投入するシリコンウエハの品質検査が半導体チップの歩留まり管理上不可欠であり、専用のウエハ検査装置が利用されている。同社の単結晶と単結晶を搭載したレーザは、そのウエハ検査装置に搭載されている。

 半導体の微細化に伴い、検査装置に搭載する単結晶及びレーザも、次世代製品の開発が常に求められている。同社は、こうした市場の要求に対し、材料工学、光学などの観点から常に開発・提案を行い、あるいは、一部製品に関しては特許権者からのライセンスを受け、次世代製品への取り組みを継続している。

・ヘルスケア事業

 同事業は、がんの診断に使用されるPET検査装置に搭載されるシンチレータ単結晶の開発、製造、販売を行っている。具体的には、製造したシンチレータ単結晶を加工した数mm角×約25mm長の直方体(PET用素子と呼ぶ。その素子を数万本、PET検査装置内に配列して使用)として国内外のPET検査装置メーカーに販売している。2020年2月期における当事業の売上高は、12.0億円である。

 同社のシンチレータ単結晶は、継続的な品質向上とコスト低減の実績及び品質管理体制の構築により、既に主流となっている全身検査用PET検査装置に採用されている。同社の単結晶は、全身検査用PET検査装置におけるシンチレータ単結晶の世界市場の約20%シェアを獲得している。

オキサイドの投資のポイント

 公開規模はマザーズIPOとしてはやや荷もたれ感のある水準。地方企業かつ電気機器セクターとあって、一見地味と受け止められる可能性もある。しかし、投資対象としてグローバルニッチトップ企業への関心が高まりつつあるなか、人気化する余地は十分あるだろう。2020年のマザーズIPOで公開規模が20億円以上40億円未満だった10社の公開価格に対する初値騰落率は平均+47.4%。また、光学関連の技術ベンチャーとしては、2/5上場で半導体レーザ技術のQDレーザ<6613>(公開規模53.0億円)が公開価格比+134.4%という初値を付け、その後も非常に賑わっている。

 同社は、単結晶、光部品(光デバイス)、レーザ光源、光計測装置などの光学関連製品を開発・製造・販売している。単結晶・レーザのグローバルニッチトップカンパニーを目指しており、2014年には経済産業省の「グローバルニッチトップ100選」に選定。

 2020年2月期実績で売上高の18.8%を占める光計測・新領域事業では、国内外の光計測機器/光学製品メーカー及び大学等研究機関に単結晶、光部品、レーザ光源及び光学測定装置を開発、製造、販売している。同41.8%を占める半導体事業では、半導体ウエハの検査装置メーカー向けに単結晶・レーザの開発・製造・販売を行っている。同39.4%を占めるヘルスケア事業では、がんの診断に使用されるPET検査装置に搭載されるシンチレータ単結晶の開発、製造、販売を行っている。

 世界市場で約20%のシェア。販売先は140社超あるが、売上高の38.1%がMarubeni Specialty Chemicals Inc.向け、20.4%が(株)日立ハイテク向け。海外売上が66%を占める。

 業績面について、2022年2月期は売上高が前期比19.8%増の42.7億円、経常利益が同51.1%増の4.1億円と増収増益の見通しとなっている。事業別売上高は、光計測・新領域事業が同横ばいの5.2億円、半導体事業が同34.5%増の23.1億円、ヘルスケア事業が同8.5%増の14.3億円。

 想定仮条件水準の今期予想PERは30~33倍程度。電気機器セクターとしては高く映るかもしれないが、ウシオ電機<6925>島津製作所<7701>といった類似の光学関連メーカーの来期(2022年3月期)市場予想PERとおおむね同水準であり、妥当な価格設定と言えるだろう。

 公開規模については30億円前後となる見込み。ファンドやベンチャーキャピタルとみられる株主の保有株のうち、71万3000株(売出株控除後、上場時発行済株数の15.7%)が上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除される(その他株主は同じ90日間だが、価格による解除条項なし)。一方、4月最初のIPOで同時上場する企業もなく、初値買いを集めやすい状況だろう。公開価格の1.5倍を超えても需給懸念はさほど強まらない可能性がある。

◆「オキサイド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
公式サイトはこちら!
大和証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
CONNECT[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
 
IPO株(新規上場株・新規公開株)で儲ける方法!
IPO株の銘柄分析&予想
IPOスケジュール一覧[2025年]
 IPO株の攻略&裏ワザ情報!
【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
【関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
【関連記事】
◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
【関連記事】
◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
マネックス証券の公式サイトはこちら
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
【関連記事】
◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
【ZAi×岡三オンライン証券・期間限定タイアップキャンペーン!】
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
【関連記事】
◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介
◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!
大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
【関連記事】
◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
岩井コスモ証券の公式サイトはこちら
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
【関連記事】
◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス
◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら
【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
注目の証券会社!

【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
おすすめ証券会社!関連記事はこちら

IPO株の取扱数が毎年トップクラスのSMBC日興証券公式サイトはこちら!

UI銀行の「金利&手数料」はなぜお得なのか?詳しくはこちら!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
マネックス証券の公式サイトはこちら 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード! SBI証券の公式サイトはこちら
SBI証券の公式サイトはこちら! 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

株で1億円をつくるワザ
気の株500&
米国株150激辛診断

5月号3月21日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[株で1億円をつくるワザ]
◎創刊25周年企画
●桐谷さんと振返る日本株の25年史
25年で私たちの投資環境はかなり改善された!
◎第1特集
勝ち組の個人投資家8人に聞いた!
株で1億円をつくるワザ

●億り人の歩んだ道のりから学ぶ1億円への必勝法!
●これだけは押さえよう!1億円達成のための心構え8

●億り人に聞いた!暴落時にどうする?

◎第2特集
買っていい高配当株が94銘柄も!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方①旬の3大テーマ
今期も来期も連続増益の好調株/連続で増配予想の高配当銘柄/円高が追い風の株
●儲かる株の見つけ方②5大ランキング
来期に売上が大きく伸びる株/営業利益率が高い株/配当利回りが高い株/少額で買える株/理論株価より割安な株
●儲かる株の見つけ方③セクター別平均
株価は業種で騰落真っ二つ!
●2025年春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

◎第3特集
今後25年も上がり続ける期待大!
人気の米国株150診断 2025年4-6月

●爆上がりの25年間を振返り!米国株の強さのヒミツ
●新政権でますます強く!2025年のS&P500を大予測
●GAFAMの最新決算判断も!Big8定点観測&買いの高配当株
●人気の133銘柄買い売り診断
●進化する指数だからS&P500は買い続けろ!

◎第4特集
NISA向き!インデックス投信より好成績!

運用実績25年以上!
儲かる長寿投信ベスト10

【別冊付録】
増益でさらに割安な株は1701銘柄
上場全3909社の最新理論株価

◎新連載・第3回

17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略
◎連載も充実!

●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年2月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.08
●おカネの本音!VOL.33 髙橋史好さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.101
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報