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NYダウはついに1万7000ドルを突破!
日本人も少額から買える身近な米国株を買え

2014年7月13日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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現地時間の7月3日、NYダウがついに1万7000ドルを突破した。米国株と聞いてちょっと遠い存在と思っているなら、それは全くの誤解。米国株には日本人にも身近な商品やサービスに関わる銘柄があふれている。今回は米国株の魅力に迫ってみよう。

日本人にとっても日本企業より
身近な有力企業が名を連ねる!

 世界中の国々に株式市場はあるが、日本人にとって日本市場に次いで、身近で投資しやすいのが、米国のニューヨーク(NY)市場だ。いや、誤解を恐れずに言えば、日本市場に上場している企業よりも、NY市場に上場している企業のほうが、実は日本人にとって身近な存在となっていることも多い。

 実際にNY市場に上場している米国企業を眺めると、コカ・コーラナイキP&Gウォルト・ディズニーなど、日本人でもよく知っている企業があふれている。しかもすべての銘柄が1株単位で買えるため、数千円程度から買えるのだ。

 名投資家として世界的に有名なウォーレン・バフェットは、株式投資のキホンは「自分がよく知っている企業の株を買うこと」と言う。つまり、バフェットに倣うなら、日本人も日本企業に縛られるのではなく、日本人にも身近でビジネスがわかりやすいNY市場に上場している米国企業も視野に入れるべきなのだ。

世界的な米国企業で働くことは
できなくても株での投資はできる!

 NY証券取引所は世界で最も上場するための審査基準が厳しい。この基準をクリアしている企業は現在約2400社。日本の証券取引所に上場している約3500社と比べても、その数はけっして多いとは言えない。それほど上場基準が厳しいのだ。

 ちなみに、NY証券取引所に上場している日本企業はと言えば、1970年に日本企業第1号として上場したソニー(6758)をはじめ、トヨタ自動車(7203)ホンダ(7267)キヤノン(7751)NTT(9432)野村ホールディングス(8604)などがあるが、合計でも20社に満たない状況だ。

 このように上場自体が世界の優良企業の証とも言えるNY証券取引所。日本人がNY証券取引所の上場企業で社員として働くのは、言葉や勤務地の壁もあってカンタンなことではない。しかし、こうした企業の成長を対価として受け取る株式投資なら、株主になることで値上がり益や配当が得られるのだ。

 しかも、今では日本からでもネットでカンタンに米国株が買える。日本人も世界の優良企業の株主になれるのだ。

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 では、NY証券取引所に上場している有名企業を紹介しよう。ちなみにティッカーシンボルは、日本のコード番号にあたる。

【01】コカ・コーラ(THE COCA-COLA CO.)
・ティッカーシンボルKO/株価40.91ドル

★サッカーW杯の公式飲料でも有名!
1917年に設立された老舗飲料メーカー。世界の名投資家ウォーレン・バフェットも長期保有を継続中。50年連続増配を続ける安定成長企業。

【02】ナイキ(NIKE INC.)
・ティッカーシンボルNKE/株価76.67ドル

★先進的なデザインでヒット商品が続々!
世界190カ国以上でスポーツ用品を販売。自社工場を持たないことなどで利益率が高いのが特長。今後はウエアラブル商品にも注力へ。

【03】 P&G(PROCTER & GAMBLE CO.)
・ティッカーシンボルPG/株価 80.09ドル

★日本人も納得の品質の高さが強み!
洗剤やヘアケア製品を販売する世界的な消費材メーカー。米国ナンバーワンの58年連続増配を続ける。役員の約半分を女性が占めている。

【04】ウォルト・ディズニー(THE WALT DISNEY CO.)
・ティッカーシンボルDIS/株価85.48ドル

★「アナと雪の女王」が世界で大ヒット中!
15年には上海ディズニーランドの開業や「スター・ウォーズ」の新作公開など話題が豊富。今年は「アナと雪の女王」が大ヒット中。

【05】アメリカン・エキスプレス(AMERICAN EXPRESS CO.)
・ティッカーシンボルAXP/株価95.57ドル

★カード電子決済の米国トップ企業!
世界で電子決済サービスを展開。ネットでの取引増加で、16年にはクレジットカードなどの電子決済が2000兆円を超えるという試算もプラスに。

日本でも世界でも今後の経済成長を
牽引するのはネット企業に!

 世界の優良企業がひしめくニューヨーク市場とは異なり、規模はまだ小さいが成長力に富んだ新興の企業が多く集まっているのがナスダック市場。

 このあと紹介するナスダック市場への上場企業を眺めてみても、日本でも名高いそうそうたるネット関連企業が名を連ねている。

 その代表とも言えるのが、フェイスブック。わずか約1年前に上場したばかりの新興企業だが、その時価総額は日本円にして約16兆円にもなる超大型株となっている。アップルアマゾンヤフーなどは説明の必要もないだろう。シアトルに本社があるスターバックスもしかりだ。

 こうした成長著しい新興企業が次々と出てくるのも米国株の魅力の一つで、日本人も大きな恩恵を受けている、これからの生活を変える世界的な新商品やサービスを展開する企業の株主になるのも大いに夢がある。

 ナスダックには数多くの次世代のスター企業があふれている。その一例を紹介しよう。

【06】アップル(APPLE INC.)
・ティッカーシンボルAAPL/株価93.70ドル

☆iPhoneの販売台数は累計5億台を突破!
07年に発売された「iPhone」は累計販売台数が5億台を突破。「iPad」などのタブレット端末も好調。今後は「iWatch」などの新製品への期待も。

【07】アマゾン(AMAZON.COM INC.)
・ティッカーシンボルAMZN/株価327.50ドル

☆書籍から家電までネットで販売!
ネットで書籍をはじめ、電化製品、衣類などを販売。電子ブックリーダーの「Kindle」も普及し、電子書籍も好調。商品管理や物流システムなどが強み。

【08】グーグル(GOOGLE INC.)
・ティッカーシンボルGOOGL/株価570.73ドル)

☆人類が使うすべての情報を収集&整理!
検索エンジンサービスをはじめ、クラウド・コンピューティング、モバイルデバイスを提供。近年は自動運転技術、ロボットなどあらゆる方面に進出。

【09】フェイスブック(FACEBOOK INC.)
・ティッカーシンボルFB/株価62.88ドル

☆ユーザーは世界で10億人を突破!
創業者がハーバード大学で始めたソーシャルネットワークサービスが、世界に広がり、ユーザー数は約13億人に。すでに時価総額は16兆円を超えた。

【10】コストコ・ホールセール(COSTCO WHOLESALE CORP.)
・ティッカーシンボルCOST/株価117.78ドル

☆倉庫型の小売店を世界で展開!
会員制のディスカウント倉庫型小売店を北米を中心に世界で展開。典型的な平均面積は約14万3000平方フィートと店舗はとにかく巨大。

夜から早朝にかけてリアルタイムで売買!
日本人ならではのメリットもある!

 さて、ここからは具体的な売買について話を進めてみよう。実は、日本人だからこそ、米国株への投資で受けられるメリットがある。

 まずは、取引時間が日本時間の夜から朝にかけてなので売買がしやすい点。日本株の場合、取引時間が9~15時と、リアルタイムでの売買が難しい人も多いだろう。その点、米国株なら、ニューヨーク市場の現地取引時間が9時30分~16時なので、日本時間の22時30分~翌朝5時(※1)にあたり、仕事が終わった夜の取引が可能。ネット証券の中でマネックス証券だけが、時間外取引が可能で、21時~翌朝9時(※2)と、取引がしやすい。

 さらに、米国株なら為替差益が上乗せになることも。日本では安倍政権誕生以降、金融緩和政策が実行され、当分は継続される見通し。一方で、金融緩和が08年に開始された米国では、失業率の低下や企業業績の好調など明るい材料が見られ、金融緩和の縮小と金利上昇が見込まれている。今後は日米間の金融政策の違いから、円安ドル高で為替差益を受けられる可能性が高まっている。

 もし、米国株を売却したいが、ドル高は続きそうだなと思ったら、株を売っても、米ドルで保有してさらなる為替差益を狙うのも可能だ。

※1 11月第2月曜~3月第2土曜の冬時間は23時30分~翌朝6時
※2 冬時間・22時~翌朝10時

米国株は少額から取引が可能で
取引もしやすく配当も年4回!

 米国株と日本株の違いを大きく分けると「注文方法」と「決算」の2つ。しかも、米国株には、日本株よりも投資しやすい点もある。

 日本株には単元株制度があり、1000円の株価でも、取引単位が100株なら、10万円からの売買になる。一方で米国株は株価イコール最低取引価格。つまり、10ドルの株なら、10ドルから購入できる。米国株が取引できるネット証券(マネックス証券楽天証券SBI証券)では1株単位からの取引が可能だ。 

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 また、日本株の最低投資金額は、10万~20万円が多いのに対し、米国株は100ドル以下が多く、少額からの投資ができる。

 さらに、日本株は4ケタの数字で管理されており、覚えにくいが、米国株の場合はアップルは「AAPL」など、その社名に由来するアルファベットが割り振られている。

 米国株取引は米ドルでの取引になるので、米ドルへの為替転換が必要。これには為替手数料がかかるが、これは最初にかかるだけで、その後米ドルで売買しているうちはかからない。

 ここまで、米国株の魅力を紹介してきたが、なんといっても米国株は50年以上にわたり右肩上がりが続いていることがスゴイ。アナタも日本株だけでなく、50年以上連続増配中のP&Gや新興のグーグルフェイスブックなど世界で活躍する身近な米国企業の株主になってみてはいかが。

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