NISA口座の比較&活用術

投資枠が120万円に広がった2016年のNISA!2015年のNISA口座で買われた銘柄から考える2016年の賢いNISAの投資戦略とは?

2016年1月5日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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利益がすべて非課税になるNISA口座の投資限度額が、これまでの100万円が2016年から120万円に拡大。このNISAのメリットを最大限に活かすため、2015年のNISAの傾向を分析し2016年の使い倒し方を紹介しよう。

1月に買いが集中する傾向が明らか、
年初の出だしの高値掴みに要注意!

 2年目となった2015年のNISAだが、多くの人はどんな売買をしたのだろうか。月ごとのNISAでの買付額を見てみると、1年目の2014年と同様に、2015年も1月の買付額が最多。14年も年始と年末に買付が集中したが、2015年もその傾向は変わらなかったようだ。一方で、2015年の買いチャンスとなった8~9月の買いチャンスとなった急落時には買付額が減少し、大きく反発した後の局面で増加となった。

 2015年は結果的に、1月の安値を底に8月まで上昇相場が続いたが、どこで下落相場がくるかはわからない。もし、1月が高値となった場合は、大きな損となるので出だしの大量買いは要注意だ。勝ち組は下落局面こそ買い場と、急落を待っているもの。資金を残して、9月の安値で買えたら、高成績になったはずだ。

 初心者はNISAも、4月から始まるジュニアNISAも、リスクを抑えるために投資信託を毎月同額を積み立てるのがベスト。個別銘柄に投資する際も、買いタイミングを分けて、リスクを抑えることが大切だ。

コツコツと値上がり益狙いの投資信託で
コストも意識し資産増を狙う人も多数!

 次に、NISA口座での投資先を見てみよう。まずどんな投資信託が買われたのかを見てみると、上位10本のうち6本が分配型投資信託となり、相変わらず分配金狙いで買う人が多いことがうかがえる。ただし、上位にはかなり高リスクのタイプが多いので、基準価額の変動が激しい点には注意。現に、上位4本の高分配を出す投資信託は2015年1~11月の騰落率はマイナスとなっている。高分配に気を取られず、基準価額の下落を加味した本当の利回りもチェックしたうえで投資を決めてほしい。

◆NISAで買われた投資信託
高分配型のほか成長型で長期の資産増加を狙う人も多い!
  投資信託名 2015年の
騰落率
投資信託情報
詳細へ
1 損保J日本興亜-好配当グローバルREIT
プレミアム・ファンド通貨セレクトコース 
-7.8%
NISAで買われた投資信託!レオス-ひふみプラスの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
2 三菱UFJ国際-ワールド・リート・オープン
(毎月決算型)
-1.1%
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3 楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)
毎月分配型
-20.2%
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4 大和住銀-日本株アルファ・カルテット(毎月分配型) -9.7%
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5 ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド 14.5%
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6 三井住友TAM-SMTグローバル株式
インデックス・オープン
0.7%
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7 日興-ラサール・グローバルREITファンド
(毎月分配型)
0.2%
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8 三菱UFJ国際-グローバル・ヘルスケア&
バイオ・ファンド(愛称:健次)
13.5%
NISAで買われた投資信託!レオス-ひふみプラスの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
9 ひふみプラス 21.2%
NISAで買われた投資信託!レオス-ひふみプラスの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
10 損保ジャパン・グローバルREITファンド
(毎月決算型)
0.4%
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※2015年10月末の保有残高でランキング。データは楽天証券カブドットコム証券SBI証券マネックス証券の合算。騰落率は15年1~11月のもの。

 

 一方で、基準価額の上昇を狙うタイプの投資信託も、4本ランクイン。日経平均株価に連動するニッセイ日経225インデックスファンドや、世界の株価指数に連動するSMTグローバル株式インデックス・オープンなど手数料が安いインデックス型が人気。さらに、8位には日経平均株価を上回ることを目指すアクティブ型で好成績のひふみプラスも入っている。

 高分配型だけでなく、こうした値上がり益狙いの投資信託も積極的に組み入れて、非課税制度を最大限に活かすことを狙っている人も多いようだ。

NISA以外でも多くの投資をしているなら
NISAにハイリスク資産を集中させること!

 最後に、個別株では何が買われたのかを見てみよう。

 上位には、みずほフィナンシャルG(8411)三井物産(8031)三菱UFJフィナンシャルG(8306)といった2%超の高配当の大型株がランクイン。

◆NISAで買われた株べスト15
  銘柄名(コード) 最低購入額 配当利回り 最新株価
1位 みずほフィナンシャルグループ(8411) 3万円 2.98%
みずほフィナンシャルグループ(8411)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】主力の金利収入は利ざや低下。政策保有株を2018年度までに3割削減する意向を表明。
2位 三井物産(8031) 15万円 4.14%
三井物産(8031)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】上期の純利益は41%減益。業績は悪いが、配当利回り4%超は魅力的。
3位 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 8万円 2.21%
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】現在の利益は高水準。1000億円の自社株買いの発表は資本蓄積が十分との表明だ。
4位 トヨタ自動車(7203) 78万円 2.98%
トヨタ自動車(7203)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】主力の金利収入は利ざや低下。政策保有株を2018年度までに3割削減する意向を表明。
5位 オリエンタルランド(4661) 70万円 0.50%
オリエンタルランド(4661)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】9月以降、好天候もあり来園数が戻り、業績は回復傾向。優待人気で堅調相場が続く。
6位 東芝(6502) 31万円
東芝(6502)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】今回は悪材料は出尽くしで「中立」。企業風土を変えることが先決か。
7位 日経平均レバレッジ・インデックスETF(1570) 2万円
日経平均レバレッジ・インデックスETF(1570)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】今回は悪材料は出尽くしで「中立」。企業風土を変えることが先決か。
8位 イオン(8267) 19万円 1.45%
イオン(8267)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】総合スーパーのテコ入れ、不動産・金融の好調で業績は改善傾向。優待も大人気。
9位 キヤノン(7751) 38万円 4.06%
キヤノン(7751)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】主力事業が衰退期に入ってきたため弱気。医療に焦点を当てるも相当な時間が必要。
10位 シャープ(6753) 13万円 0.00%
シャープ(6753)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】上期は251億円の営業赤字。リストラ費用がかさみ、純損失は836億円に。
11位 マツダ(7261) 26万円 1.14%
マツダ(7261)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】ディーゼルへの風当たりが不安視されるが、販売台数が2桁近く伸びており影響は軽微。
12位 丸紅(8002) 7万円 3.02%
丸紅(8002)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】上期は減益も想定内。前期で減損が一巡。低PERの高配当株として上昇が継続へ。
13位 ANAホールディングス(9202) 35万円 1.44%
ANAホールディングス(9202)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】原油安、羽田発着枠獲得により国際線が1割強伸び上期は5割増益。利益上振れ余地も。
14位 住友商事(8053) 13万円 3.72%
住友商事(8053)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】他の商社と比べると資源の比重が低いため、資源価格の下落局面では相対的に優位。
15位 東京電力(9501) 8万円 0.00%
東京電力(9501)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
【投資判断】足元業績に関わらず、原発事故の影響で、長期にわたり無配が続く見通し。
※2015年1月~10月の買付額でランキング。データは楽天証券カブドットコム証券SBI証券マネックス証券の合算。。トヨタ自動車とキヤノンはアナリスト予想の配当利回り。

 

 一方で、成長株に投資している人も多い。2014年と異なるのが、日経平均レバレッジ・インデックスETF(1570)が6位にランクインしたこと。日経平均株価の2倍の値動きをするETFで、積極的に値上がり益を狙う投資家の姿も浮き彫りになっている。

 どんなに利益が出ても税金がゼロになるのがNISAのメリット。NISA以外に預金や国債などの安全資産を多額で持っているなど、資金に余裕がある人は高リスクの株をNISAに集中するのもありだ。

 さらに、2015年1~11月でNISA口座の残高を200万円超にした人が投資している銘柄ベスト10では、大型株ではなく、新興市場の株や中小型株が並ぶ結果に。1位のカルナバイオサイエンス(4572)は年初から一時は6倍になったバイオ関連株だ。

◆NISA口座の時価残高200万円超の人が投資している銘柄のベスト10
  銘柄名(コード) 最新株価
1 カルナバイオサイエンス(4572)
カルナバイオサイエンス(4572)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
2 FPG(7148)
FPG(7148)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
3 丸和運輸機関(9090)
丸和運輸機関(9090)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
4 ディア・ライフ(3245)
ディア・ライフ(3245)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
5 ダブル・スコープ(6619)
ダブル・スコープ(6619)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
6 スターゼン(8043)
スターゼン(8043)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
7 日本調剤(3341)
日本調剤(3341)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
8 セプテーニHD(4293)
セプテーニHD(4293)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
9 アイティメディア(2148)
アイティメディア(2148)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
10 テクノスジャパン(3666)
テクノスジャパン(3666)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)

 

 また、2位のFPG(7148)や3位の丸和運輸機関(9090)なども年初から一時株価が3倍になっている。こうした成長期待のテーマ株も一部に組み入れて、税金ゼロの効果を利用し資産アップを狙うことも必要だ。

 ところで、今発売中のダイヤモンド・ザイ2月号(表紙は堀北真希さん)には、「買っていい×買ってはいけない!人気株500の売り・買い診断」が載っている。NISAにもバッチリのオススメの高配当株や株主優待株、そして10万円株などが満載だ。さらに、今絶対買ってはいけない株も一目瞭然。2016年の株投資とともに、保有株の現状チェックにダイヤモンド・ザイ2月号を役立てて欲しい。ザイ2月号には、「いつ買う?いつ売る?郵政3社で長期でも短期でも損しない方法」「プロ71人が集結!株全予測&儲け方」も載っている。

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※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
250本 無料 無料 1281本 0〜
0.5%
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】
ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(受付停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。
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■マネックス証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
234本 無料 実質無料 1179本 0.73〜
1.1%
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は約5000銘柄、中国株は2600銘柄以上が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえる​のも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。しかも、投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
244本 無料 無料 1145本
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】
株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎週」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
241本 無料 無料 1285本 0.5〜
1.0%

【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】
NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。また、ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約2070銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約740銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。現状の積立診断とプラスワン銘柄を提案してくれるロボアドバイザー「かんたん積立診断」も便利。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。

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■auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
239本 無料 無料 1137本 0.5%
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新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると0.5%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。
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■SMBC日興証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
149本 137〜2200円
(約定代金による)
540
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】
​​
2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。
また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
91本 実質無料 332本
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】
2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。
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国内株 米国株
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【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ!
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※1
ETF ETF
サービス手数料:
資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】
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国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。

※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。

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