会社名 | アカツキ |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・3932/情報・通信業 |
上場日 | 3月17日 |
申込期間(BB期間) | 3月1日~3月7日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
アカツキのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 2月26日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 3月1日~3月7日 | |||||
公開価格決定 | 3月8日 | |||||
購入申込期間 | 3月9日~3月14日 | |||||
払込日 | 3月16日 | |||||
上場日 | 3月17日 |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
アカツキのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年3月1日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券 | 2.6% | |||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
0.4% | |||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
0.4% | |||||
マネックス証券 | 0.4% | |||||
カブドットコム証券 [最短翌日に口座開設可能] |
―% | |||||
野村證券(主幹事証券) | 91.3% | |||||
みずほ証券 | 1.7% | |||||
いちよし証券 | 1.7% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 0.9% | |||||
岩井コスモ証券 | 0.4% |
アカツキのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 1800~1930円 | |||||
公募価格 | 1930円 | |||||
初値 | 1775円 | |||||
初値騰落率 | -8.03% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2016年3月2日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
―~―円 [―倍~―倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
1000~3000円 [―倍~―倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
アカツキの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 1347万2600株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募220万株 売出110万株 (オーバーアロットメントによる売出49万5000株) |
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想定公開規模 | 72.1億円~75.9億円(OA含む) |
アカツキは有力ゲームタイトル手掛ける大型案件
スマートフォン向けソーシャルゲームの企画・開発・運営を手掛ける。同社のオリジナルタイトル「サウザンドメモリーズ」は2015年12月末時点で累計907万ダウンロードを超えている。足元では他社IP利用タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」(2015年1月配信開始)が業績に大きく寄与している。
マイネット<3928>が人気化しただけに、同社も業績拡大中のゲーム関連株として関心を集める可能性がある。ただ、公開規模がマザーズ案件としては非常に大きく、需給懸念が株価の重しとなるだろう。
公開規模については70億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株も一定程度あり、需給懸念が強まるだろう。3/17に同時上場する企業はないが、翌3/18には6社の上場が予定されており、IPOラッシュのなか手控えムードが広がりそうだ。
◆「アカツキ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆ | ||||||
大和証券 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
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アカツキの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 182(―) | 53(―) | 29(―) | |||
2013/3 | 760(316.8%) | 37(-29.7%) | 22(-23.8%) | |||
2014/3 | 2,136(180.8%) | 520(1286.6%) | 323(1328.6%) | |||
2015/3 | 4,344(103.3%) | 601(15.6%) | 409(26.6%) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高(伸び率) | 経常利益(伸び率) | 純利益(伸び率) | |||
2014/3 | 2,136(―) | 554(―) | 346(―) | |||
2015/3 | 4,344(103.3%) | 593(7.1%) | 368(6.5%) | |||
2016/3予 | 5,039(16.0%) | 1,332(124.3%) | 612(66.0%) | |||
2015/12 3Q | 3,926(―%) | 1,384(―%) | 635(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:-円 連結:45.43円(上場時発行済株式数で試算)/-円 |
アカツキの業績コメント
2016年3月期の業績は、売上高が前期比16.0%増の50.3億円、経常利益が同124.3%増の13.3億円と増収増益の見通しとなっている。
足元では、同社グループが属するソーシャルゲーム業界を取り巻く環境について、高速データ通信に対応した携帯電話の契約数が大きく増加するとともに、スマートフォン及びタブレット端末によるインターネット利用が急増している。
このような環境の中、同社グループは、既存タイトルの拡大と新規タイトルの投入に注力してきた。継続してネイティブアプリの開発及び運用に経営資源を集中しており、2013年7月に「シンデレライレブン」、同年11月に「サウザンドメモリーズ」、2014年3月に株式会社バンダイナムコスタジオとの共同開発案件である「テイルズ オブ リンク」、2015年1月に株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトルである「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」をリリース後、順調にユーザー数が増加している。
特に「サウザンドメモリーズ」に関しては、幅広い年齢層からの支持を受け、2015年12月末時点で累計907万ダウンロードを超える人気アプリへと成長した。また、「テイルズ オブ リンク」については、国内累計130万ダウンロード、「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」については、国内外累計で3,000万ダウンロードに達している。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高39.2億円で77.9%、経常利益13.8億円で103.9%となっている。
アカツキの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都目黒区上目黒一丁目1番5号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 塩田 元規(昭和58年4月29日生) | |||||
設立 | 平成22年6月14日 | |||||
資本金 | 7億93万円(平成28年2月12日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社59人 連結会社101人(平成28年1月31日現在) | |||||
事業内容 | スマートフォン向けソーシャルゲームの企画・開発・運営 |
■売上高構成比率(2015/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
日本語 | 4,164 百万円 | 95.8% | ||||
海外言語 | 180 百万円 | 4.2% | ||||
合計 | 4,344 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 塩田 元規 | 450万株 | 36.47% | |||
2 | 香田 哲朗 | 220万株 | 17.83% | |||
2 | 株式会社サンクピア | 220万株 | 17.83% | |||
4 | 株式会社Owl Age | 110万株 | 8.92% | |||
5 | グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合 | 51万1500株 | 4.15% | |||
6 | 株式会社リンクアンドモチベーション | 45万4500株 | 3.68% | |||
7 | Globis Fund IV,L.P. | 30万6600株 | 2.49% | |||
合計 | 1127万2600株 | 91.37% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 事業拡大を目的としたソーシャルゲーム事業の開発・運用に係る人件費やサーバー構築費用等の資金、コンテンツ配信サービスを効果的に拡大していくためのWEB広告や動画広告など各種広告宣伝費、および海外展開するためのAkatsuki Taiwan Inc.運用資金に充当し、残額については、新規事業の開発・運用資金として充当する予定。 | |||||
関係会社 | Akatsuki Taiwan Inc. (連結子会社)ソーシャルゲーム事業 クリームフィールド株式会社(持分法適用関連会社)ソーシャルゲーム事業 |
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VC売却可能分(推定) | - 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2014年5月30日 | ||||
割当先 | 株式会社リンクアンドモチベーション | |||||
発行価格 | 1,100円 ※株式分割を考慮済み |
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SBI証券 | ||||||
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アカツキの銘柄紹介
同社グループは、同社、連結子会社1社(Akatsuki Taiwan Inc.)、非連結子会社2社(Akatsuki Limited.・株式会社DAWN)及び持分法適用関連会社1社(クリームフィールド株式会社)の合計5社で構成。
社会ビジョンを「感情を報酬に発展する社会」、ミッションを「ゲームの力で世界に幸せを」と掲げており、人の心を動かすエンターテインメント領域においてソーシャルゲーム事業を行っている。
「感情を報酬に発展する社会」については、お金などの目に見える報酬だけではなく、心やつながりといった目に見えない感情も報酬とする社会と定義しており、お金のような外から与えられる快楽ではなく自分の心の満足をもとに動いている社会、一人一人が本気でワクワクして、笑顔で楽しそうで、その活動自体が社会をよりよくしていく新しい形のボランタリーな社会を未来の社会として考えている。
「ゲームの力で世界に幸せを」とは、「ゲームの力=人の心を動かす力」と考え、ゲームの力を使って世界をより幸せな場所に変えていけると定義している。
同社グループは、ソーシャルゲーム事業に加え、「ゲームの力」を活用して第三次産業(医療、教育、人材領域、地方創生など、以下「リアルライフ領域」という。)の多くで新たな価値を生み出していくために、リアルライフ領域における新しいサービスの企画・開発を現在行っている。
同社グループは、国内SNS運営事業者が提供するプラットフォームやApple Inc.及びGoogle Inc.などのプラットフォーム運営事業者が運営する各アプリマーケットにおいて、ソーシャルゲームを提供するソーシャルゲーム事業を行っている。
ソーシャルゲームは、これまでの家庭用ゲーム専用機のタイトルとは異なり、ユーザーが気軽に楽しめるゲームであり、月額基本料無料、一部アイテム課金制を採用するタイトルが主流となっており、同社グループが提供しているソーシャルゲームについても同様の仕組みでサービスを提供している。
また、ソーシャルゲームの開発においては、「オリジナルタイトル」の制作だけではなく、アニメや漫画等の、ユーザー認知度の高いキャラクター等のIP(著作権等の知的財産権)を有する他社(IP使用会社)との協業により、IPを利用したソーシャルゲーム(以下、「他社IP利用タイトル」という)の制作を行っている。
(1)オリジナルタイトルの制作
オリジナルタイトルについては、企画、開発、運用及びマーケティングまでのソーシャルゲームを提供する一連の過程を自社で実施している。現在、同社グループの主要なタイトルである「サウザンドメモリーズ」を含め、オリジナルタイトルは合計で5タイトルをユーザーへ提供している。
(2)他社IP利用タイトルの制作
他社IP利用タイトルについては、IPを利用して他社との協業によりユーザーへソーシャルゲームを提供し、その収益についてはIP使用会社から同社グループへ配分されている。現在提供している他社IP利用タイトルは合計で2タイトルとなる。
アカツキの投資のポイント
スマートフォン向けゲームを手掛け、2015年12月にマザーズへ上場したマイネット<3928>が2/17引け後の決算発表を受けて人気化しただけに、同社も業績拡大中のゲーム関連株として関心を集める可能性がある。ただ、公開規模がマザーズ案件としては非常に大きく、需給懸念が株価の重しとなるだろう。2015年にマザーズへ上場した公開規模50億円超の案件9社の公開価格に対する初値騰落率は平均+2.4%と低調だった。ゲーム関連ではAiming<3911>(公開規模59.2億円)が+12.2%の初値となっている。
同社グループは、スマートフォン向けソーシャルゲームの企画・開発・運営を手掛けている。同社のオリジナルタイトル「サウザンドメモリーズ」(2013年11月配信開始)は2015年12月末時点で累計907万ダウンロードを超えている。足元では他社IP利用タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」(2015年1月配信開始)が業績に大きく寄与しており、今期売上高の53.2%を同タイトルが占める見込み。
業績面について、2016年3月期は売上高が前期比16.0%増の50.3億円、経常利益が同124.3%増の13.3億円と増収増益の見通しとなっている。経常利益、純利益段階では第3四半期までに通期計画を超過しているが、第4四半期に上場関連費用の計上を見込んでいる。業績の急拡大はポジティブ視されるだろうが、想定仮条件水準の今期予想PERは42~44倍程度で割高感が意識される可能性もある。
公開規模については70億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株も818,100株(上場時発行済株数の6.1%)と一定程度あり、需給懸念が強まるだろう。3/17に同時上場する企業はないが、翌3/18には6社の上場が予定されており、IPOラッシュのなか手控えムードが広がりそうだ。
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大和証券 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |