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「Vプリカ」「eさいふ」「バニラVisa」などネット決済用「プリペイドカード」のメリットは?クレジットカードと使い分けて買い物上手になろう!

【第24回】 2016年3月3日公開(2025年3月21日更新)
岩田昭男
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 カード業界全体を見渡すと、最近元気があるのは、クレジットカードよりもデビットカードやプリペイドカードです。もともとクレジットカードを使うのがあまり好きではない人や、何らかの事情でクレジットカードを保有できない人たちの間で、今、審査なしで持てるデビットカードやプリペイドカードの人気が高まっています。

前回までデビットカードについて紹介してきたので、今回はプリペイドカードについて取り上げていきましょう。プリペイドカードも色々ありますが、今回は、最近種類が増加しているネット決済用プリペイドカードに絞って紹介します。

 ネット決済用のプリペイドカードには、どんなメリットとデメリットがあるのか? すでにクレジットカードを保有している人でも、使う意味があるのか? また、おすすめのプリペイドカードや、プリペイドカード選びの注意点も紹介します。

コンビニでたくさん売られているプリペイドカード
どんなメリットがある? 持つべき人は?

 そもそもプリペイドカードとは、一定の金額を前払いし、その金額分だけ買い物ができるカードを指しています。「Suica」や「WAON」、「nanaco」といった、プリペイド式の電子マネーを普段から利用し、プリペイドカードに慣れ親しんでいる人も多いでしょう。

 電子マネーに限らず、最近は多様なプリペイドカードが発売されています。少し前から、コンビニやドラッグストアなどでも、プリペイドカードのコーナーが常設されるようになりました。それも1~2種類ではなく、10数種類のプリペイドカードがズラリと並んでいることが多いです。店頭だけでなく、マルチメディア端末で購入できるプリペイドカードもあります。

「LINEプリペイドカード」。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートなどで取り扱われる。デザインは数種類あり。

 コンビニのプリペイドカードの大半は、「LINEプリペイドカード」や「iTunes Card」、「Google Play カード」、「GREEプリペイドカード」「モバコインカード」「DMMカード」といった、オンラインサービスで利用できるプリペイドカードです。

 これらのプリペイドカードは、基本的に用途が決まっているものが多く、「LINEプリペイドカード」ならLINEスタンプやゲームの購入時に利用できます。「iTunes Card」なら、iTunesストアでのアプリや音楽の買い物に利用できます。

 用途が限定されないタイプのプリペイドカードでは、ネット上のVISA加盟店であれば利用できる「Vプリカ」「eさいふ」「バニラVisaオンライン」などが、ネットショッピング好きの人に人気です。

 これほどネット決済用のプリペイドカードが数多く出回るようになったのは、スマホの普及で多くの人がオンラインサービスを利用し始めたからです。

 ソーシャルゲームなどのオンラインサービスを利用する場合、原則として現金で決済することはありません。登録したクレジットカードや、電子マネー、プリペイドカードで支払うのが普通です(コンビニのマルチメディア端末で支払えることもあります)。

 クレジットカード情報を登録しておけば手っ取り早いですが、クレジットカードを保有していない人だと、この手は使えません。その点、プリペイドカードを買っておけば、カードに付いているコード番号をオンラインサービスに入力するだけで、誰でも利用できます。

 それでは、ネット決済用のプリペイドカードはクレジットカードを保有していない人向けのものか?――といえば、そうとも限りません。クレジットカードを保有している人にとっても、プリペイドカードにはメリットがあります。例えば、次のような点です。

【ネット決済用プリペイドカードのメリット】
◆クレジットカード情報を登録しないで済む。
◆万一不正利用されても、被害が限定的。
◆使える金額が決まっているので、使いすぎる恐れがない。
◆他人にプレゼントしやすい。


 順に説明していきましょう。

個人情報流出のリスクは絶対にゼロにできない
プリペイドカードの利用は自衛策になる!

 個人情報の流出問題が後を絶たない今、自分のクレジットカード情報をあちこちのサイトに登録することに、不安を感じている人は多いはずです。残念ながら、どんなに万全のセキュリティを謳っているサイトでも、個人情報流出のリスクをゼロにすることはできません。

 ただ、自力でもある程度は、情報流出によって損失を被るリスクを引き下げることは可能です。クレジットカードの代わりに、プリペイドカードや「バーチャルカード」を利用すればいいのです(※バーチャルカードとは、実際のプラスチックカードが発行されず、ネット決済のみで利用できる、“バーチャル”なクレジットカードやプリペイドカードのこと)。

 たとえば、コンビニで販売されているプリペイドカードは、大抵1000円、3000円、5000円など価格が決まっており、使いきったらそれで終わりのカードが多いです。そのため、もしカードを不正利用されても、被害は限定的です。

 マイナーなショッピングサイト、あるいは海外のサイトで買い物をするときなど、クレジットカード情報を入力するのは、不安や抵抗感を感じることもあるでしょう。そんなときも、プリペイドカードがあれば便利です。

 さらに、プリペイドカードには、自分自身のお金の使いすぎを予防する効果もあります。ソーシャルゲームに課金する際など、熱中してお金を使いすぎてしまう――というのは、よく耳にする話。クレジットカード決済だと気楽にお金を使えてしまうため、こうしたワナに陥りがちです。

 その点、プリペイドカードであれば、必然的に使える金額に上限ができるため、クレジットカード決済よりは使いすぎを予防しやすくなります。

 また、ゲーム好き、音楽好きの友人・知人、子どもなどへの気軽なプレゼントとしても、活用している人が多いようです。よく、「子どもがソーシャルゲームに課金しすぎて、親のクレジットカードに多額の請求が来た」というような話も聞きますが、プリペイドカードを渡しておけば、一定金額以上は使えないので安心です。

ネット上のVISA加盟店の大半で利用できる
「Vプリカ」「eさいふ」はどんなプリペイドカード?

 いくつかメリットを挙げましたが、中でも一番大きなメリットは、やはりクレジットカード情報をばらまかずに済むという点に尽きます。

「いつもiTunesでしかネット決済しない」など、決まったところでしたネット決済しないのであれば、コンビニで販売されている専用のプリペイドカードで十分でしょう。しかし、幅広くネットショッピングをし、買い物の回数も多い人だと、用途が限定され、使いきったら終わりのプリペイドカードでは、いちいち購入するのが面倒です。

 そんな人に向いているのは、幅広いネットショップなどで利用でき、チャージして何度も使い続けられるタイプのインターネット決済専用のプリペイドカードです。いくつかありますが、代表的なのは「Vプリカ」「eさいふ」です。

「バニラVisaオンライン」は使い切り型という点が「Vプリカ」と異なる。

 なお、幅広いネットショップで利用できるプリペイドカードといえば、「バニラVisaオンライン」も人気です。ただ、使い切り型なので、「Vプリカ」や「eさいふ」のようにチャージして使い続けることはできません(その点以外は、「Vプリカ」「eさいふ」と酷似した仕組みのプリペイドカードです)。

 ここからは、チャージして利用できる「Vプリカ」も「eさいふ」に絞って解説していきます。

「Vプリカ」も「eさいふ」も、国際ブランドのVISAと提携しているプリペイドカードで、ネット上のVISAが使えるショップであれば、基本的に世界中どのネットショップでも利用できます(一部、使えない場合もあります)。

 どちらも、原則として実際のプラスチックカードが発行されない、バーチャルカードです。バーチャルカードも、普通のクレジットカードのように、カード名義、カード番号(16桁)、有効期限、セキュリティコードが発行されます。ネットショッピングでは、これらの情報さえあれば、実際のプラスチックカードがなくても決済ができます。

「Vプリカ」と「eさいふ」を比較すると、より知名度が高いのは、ライフカードとVISAの提携で誕生した「Vプリカ」です。「Vプリカ」と「eさいふ」は特徴がよく似ているので、次ページからは「Vプリカ」を例に、どんなプリペイドカードなのか、より詳しく解説します。

「Vプリカ」の特徴とメリット、デメリットを紹介
気になるデメリットが多いので吟味してから持とう

 ここからは「Vプリカ」の特徴、メリット・デメリットをまとめて挙げていきましょう。

【Vプリカの特徴】
◆ネットショッピング専用のプリペイド式バーチャルカード。
◆ネット上のVISA加盟店で幅広く利用できる。
◆使い切っても、インターネットバンキングやコンビニのマルチメディア端末などでチャージしてまた使える。
◆公共料金など、継続契約の料金の支払いや、交通機関のチケットなど、後日カードの提示が求められる可能性のある買い物には使えない。
◆チャージ金額の上限は500円~3万円まで選択できる。
◆Vプリカ自体はネット上かコンビニなどで買える(ネットの場合、アカウントを作成する必要がある)。
◆10枚まで保有できる(複数カードの残金を後からまとめることも可能)。


【Vプリカのメリット】
◆18歳以上なら無審査で保有できる。
◆国内のマイナーなオンラインショップ、あるいは海外の安全性の是非がわからないオンラインショップでも、クレジットカードより安全に利用できる(VISA加盟店限定)。
◆使わないときはセキュリティロックをかけることで、「Vプリカ」の残高を第三者に不正利用されずに済む。
◆家族にばれないようにネットショッピングができる。


【Vプリカのデメリット】
◆購入時にチャージ金額に加えて追加料金がかかる。
◆3カ月以上使わないと、維持費として毎月125円かかる。
◆有効期限が1年で、使わないとカード番号が無効になり、残高も失効する。
◆使ってもポイントが貯まらない。
◆チャージ金額は最大で10万円まで(1枚の「Vプリカ」では3万円まで)なので、大きな買い物ができない。


「Vプリカ」とよく似た「eさいふ」は、保有できる枚数が最大3枚である点や、利用しなかったときの維持費が「1年の未利用で540円」となっている点、有効期限が2年である点などが「Vプリカ」とは異なっています。その他の仕組みは大体同じです。

結局、「Vプリカ」を保有すべきなのはどんな人?
ライフカード所有者はポイントでチャージする手も

 「Vプリカ」は、特徴やメリットを見ればわかるように、誰でも保有できる手軽さと、セキュリティの高さが魅力のプリペイドカードです。利用しないときにセキュリティロックがかけられたり、利用するたびにメールが来たりする設定にできるため、不正利用を予防する効果は非常に高いと言えるでしょう。

 ただ、利用者の多くは、セキュリティよりもむしろ「家族に知られたくないネットショッピングをする際に重宝する」という理由から、「Vプリカ」を選んでいるようです。

「Vプリカ」利用者の声を拾っていくと、「クレジットカードで買い物をしてもよいのだけど、妻に明細書を見られてしまうので、プレゼントを買うときなど、まずいことがある」「趣味のものを買いすぎると、妻に叱られる」といったものが目立ちます。逆に言うと、誰にも秘密の買い物をしたいときに、「Vプリカ」は使えるということです。

 ただ、残念ながら気になるデメリットも多々あります。購入時にチャージ金額に加えて追加料金が発生したり、利用しないと維持費がかかったりする点はネックです。購入時の追加料金は、チャージ金額の上限をいくらにするかによって変わりますが、100~200円程度はかかってしまいます。にもかかわらず、利用してもクレジットカードやデビットカードのように、ポイントが貯まることはありません。

 購入時の追加料金は、最初に一回支払うだけなので、まだいいのですが、使わないでいると維持費が毎月発生するのは気になります。また、使わずに放置して有効期限を忘れると、残高が失効してしまう点も注意しなければなりません。

 これらの点を見ていくと、個人的には、「Vプリカ」にはまだまだ改善の余地があると感じます。

 よくネットショッピングする人には、セキュリティの高さが魅力だと思いますが、そのわりに利用できる金額がそれほど多くないので、しょっちゅうチャージする手間がかかります。ポイントが貯まらないのも痛いですね。

 また、お試しで作ってみようにも、維持費などのコストを考えると、気軽に保有できません。放置すると有効期限切れになって残高も使えなくなってしまうので、損をするリスクが高いのです。

 そのため、「Vプリカ」を保有していいのは、大前提としてネット上のセキュリティに不安を感じている人。さらに、継続的にネットショッピングをする人で、高額の買い物はあまりしない人(amazonなどで、ちょこちょこ本や日用品を買うことが多い人など)や、秘密の買い物をしたい人ということになります。

「ライフカード」の「ライフサンクスポイント」は「Vプリカ」や「Amazonギフト券」と交換可能で、「Vプリカ」と交換するのが特にお得。
拡大画像表示

 また、「Vプリカ」はライフカードが手掛けるプリペイドカードなので、ライフカードの発行するクレジットカードで貯まった「ライフサンクスポイント」を使って、「Vプリカ」にチャージすることも可能です。

「ライフサンクスポイント」は、ビットコインやamazonギフト券などとも交換できますが、ビットコインやamazonギフト券よりも、「Vプリカ」にチャージしたほうが還元率が高くなっています。

 そのため、ライフカード発行のクレジットカードを保有している人も、「Vプリカ」の保有を検討してみてもいいかもしれません。

ライフカード
還元率  0.5~2.5%
ライフカード(VISA)の詳細はこちら
発行元  ライフカード
国際ブランド  VISA、Master、JCB
年会費  無料
家族カード  あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
 モバイルSuica、ICOCA、nanaco(JCBのみ)、au WALLETカード(Masterのみ)
ライフカードの公式サイトはこちら

【※「ライフカード」の関連記事はこちら!】
「ライフカード」のメリット、人気の秘密とは?年会費無料でありながら、誕生月ポイント5倍など4つのボーナスポイントで還元率は最大1.73%に!

「楽天バーチャルプリペイドカード」の実力とは?
セキュリティ対策を見直すなら保有する価値アリ

 さて、ここまで「Vプリカ」を紹介してきました。「Vプリカ」は18歳以上の人なら基本的に誰でも作れるのが特徴でしたが、プリペイドカードの中には、数は少ないですが、利用できる人を限定するタイプのものもあります。代表的なのは「楽天バーチャルプリペイドカード」です。

「楽天バーチャルプリペイドカード」。実際にカードが発行されることはない。

 「楽天バーチャルプリペイドカード」は、文字どおりのプリペイド式バーチャルカードです。実際のプラスチックカードはありません。

 すでに、クレジットカードの楽天カードを所有している人だけが保有することができます。この点が、「Vプリカ」や「eさいふ」との大きな違いです。

楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天カードの詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB、AMEX
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
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 ちなみに、エポスカードでも「エポスVISAプリペイドカード」や「エポスバーチャルカード」を発行しています。

エポスカード
還元率 0.5~10%
「エポスカード」のカードフェイス
発行元 エポスカード
国際ブランド VISA
年会費 永年無料
家族カード なし
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、楽天Edy
関連記事 「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力!
「エポスカード」の公式サイトはこちら


 ただ、「エポスVISAプリペイドカード」はネット限定ではなく、街のVISA加盟店でも利用できます。「エポスバーチャルカード」は、プリペイド式ではありません。よって、今回のテーマとは離れるので、ここでは割愛します。

「楽天バーチャルプリペイドカード」の特徴、メリット・デメリットは以下のとおりです。

【楽天バーチャルプリペイドカードの特徴】
◆ネットショッピング専用のプリペイド式バーチャルカード。
◆「楽天カード会員」なら誰でも購入できる。
◆ネット上の楽天カード加盟店、MasterCard加盟店で利用できる(一部対象外の店舗もあり)。
◆保有するクレジットカードとは異なる番号で、使いきったらそれで終わり。
◆公共料金など、継続契約の料金の支払いや、交通機関のチケットなど、後日カードの提示が求められる可能性のある買い物には使えない。
◆チャージ金額の上限は500円~3万円まで選択できる。
◆「楽天e-NAVI」に登録すると買える。
◆何枚でも保有できる(1日に購入できるのは10万円分まで)。


【楽天バーチャルプリペイドカードのメリット】
◆「楽天カード」会員なら無審査で保有できる。
◆国内のマイナーなオンラインショップ、あるいは海外の安全性の是非がわからないオンラインショップでも、クレジットカードより安全に利用できる(MasterCardなどの加盟店限定)。
◆使わないときは利用停止の設定ができるので、不正利用されずに済む。
◆「楽天バーチャルプリペイドカード」の購入代金に対して、楽天スーパーポイントがもらえる。
◆購入時の追加料金や維持費が一切かからない。


【楽天バーチャルプリペイドカードのデメリット】
◆「楽天カード」会員しか保有できない。
◆有効期限が1年で、使わないでいるとカード番号が無効になり、残高も失効する。

楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
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発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB、AMEX
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
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 「Vプリカ」などとは異なり、維持費などの余計なコストがかからない点は大きなメリットです。また、「楽天バーチャルプリペイドカード」の購入費用に対しては、楽天スーパーポイントが付与されるのもメリット。ポイントアップキャンペーンも適用されるので、見逃さずにキャンペーンのタイミングで購入しておくといいでしょう。

 もちろん、セキュリティ対策としては大きな効果を持っています。「楽天カード」会員でないと利用できない点はデメリットと言えますが、「楽天カード」をメインカードにしている人は、基本的には「楽天カード」を、海外のサイトなどでは「楽天バーチャルプリペイドカード」を利用する――といった具合に、使い分けるのがおすすめです。

 今後、よりセキュリティ対策に配慮したカードは増加してくるものと思われます。プリペイドカード、バーチャルカードとの使い分けが当たり前の時代は、もうすぐそこまで来ています。「これまで何もなかったし、これからも不正利用なんてされないはず」ではなく、今後も安心してショッピングができるよう、カードとの付き合い方も見直してみたほうがよさそうです。

(取材・構成/元山夏香)

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還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆三井住友カード(NL)

0.5~7.0% 永年無料 VISA
Master
iD
三井住友カード(NL)のカードフェイス
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円分」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力!
※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
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「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり!
「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群!
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 ◆三菱UFJカード

0.5~5.5%
(※1)
永年無料 VISA
JCB
Master
AMEX
三菱UFJカードのカードフェイス
【三菱UFJカードのおすすめポイント】
通常還元率は0.5%だが、セブン‐イレブンなどのコンビニのほか、オーケー、松屋、ピザハットオンライン、スシロー、くら寿司などでの利用分は還元率5.5%の高還元に!(※1)カード利用で貯まる「グローバルポイントは、スマートフォンアプリ「MUFGカードアプリ」を利用することで「Amazonギフトカード」「Apple Gift Card」「Google Play ギフトカード」などのギフトカードに“即時交換”できるのもメリット! また、2024年8月から年会費が“永年無料”になって、さらにお得なクレジットカードになった。
※1「1ポイント=5円相当」の商品に交換した場合の還元率。還元率5.5%はセブン‐イレブンなどの対象店舗で利用した場合(AMEXブランドのみ一部加盟店が5.5%還元特典の対象外)。各社の利用金額は合算されず、各社単位の1カ月の利用金額合計1000円ごとにポイントを付与。なお、Apple PayはQUICPayでの利用が対象(Apple PayとQUICPayはMastercardまたはVisaのみ利用可能)。
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 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

0.3~1.5%
(※1)
3万9600円 AMEX
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのカードフェイス
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】
日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、世界1300カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。
※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。
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還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆三井住友カード ゴールド(NL)

0.5~7.0%

5500円
(ただし、年100万円以上の
利用で次年度から永年無料
VISA
Master
iD
三井住友カード ゴールド(NL)のカードフェイス
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得!
※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトで要確認。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
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三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖!
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 ◆JCB CARD W(ダブル)

1.0~10.5%
(※)
永年無料 JCB QUICPay
JCB CARD W(ダブル)公式サイトはこちら
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】
39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に!
※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。
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 ◆楽天カード

1.0~3.0% 永年無料 VISA
JCB
Master
AMEX
楽天Edy
(楽天Edyへの
チャージ分は
還元率0.5%)
楽天カードのカードフェイス
【楽天カードのおすすめポイント】
楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強
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