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(2024年11月1日更新!)
 ここ最近の世界的な株高のニュースを見て、「私も投資を始めたい!」と考える人も多いだろう。ひと口に「投資」と言っても、日本株や米国株の売買、さらには投資信託の積み立てなど数多くの種類があるが、どんな投資であっても、最初にやらなければならないのが証券会社に口座を開設することだ。投資信託であれば銀行などでも買うことはできるが、売買コストや選択肢の多さを考えると、証券会社を利用するのがおすすめと言える。

 しかし、投資初心者にとって数多くの証券会社のなかから自分に合った一社を選ぶのは難しい。そこで、この記事では証券会社を選ぶ際の基本的なポイントをわかりやすく解説しながら、投資初心者にもおすすめできる証券会社を紹介しよう。

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株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
すべて0円
※手数料コース「ゼロコース」の場合
2567本 5100銘柄以上
個人投資家に最も人気のある証券会社のひとつで、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! さらに単元未満株の売買手数料も0円に。株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出しているSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、株の売買などの取引で楽天ポイントが貯まるのが大きな魅力のひとつ。特に投資信託を積み立てるときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)を使うと0.5〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが還元されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期での積立投資を考えている人にはおすすめだ。さらに取引から情報収集、入出金までできる取引ツール「マーケットスピード」も人気で、数多くのトレーダーが利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することもできるのも便利。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
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株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
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※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2554本 約5100銘柄以上
ネット証券最大手のひとつで、個人投資家の人気も高い。国内株式の売買手数料の完全無料化を実施! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。また、米国株やIPO、投資信託の取扱数がいずれも業界トップクラスであるのに加え、夜間取引/PTS取引も可能。低コストで幅広い金融商品に投資したい人にはイチオシの証券会社と言える。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。。口座開設サポートデスクが土日も営業を行っているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
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松井証券⇒詳細情報ページへ
株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
1日定額 1約定ごと
〜50万円⇒無料
100万円⇒1100円
1885本 4550銘柄以上
五大ネット証券の一角を占める証券会社で、「1日50万円の取引まで売買手数料0円」「投資信託の買付手数料の無料化」など、今では当たり前になったお得なサービスを業界に先駆けて導入したパイオニア的な証券会社だ。その使い勝手は、株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料となり、さらに金利・貸株料も0%になる「一日信用取引」や、手数料が激安になる「一日先物取引」など、短期でアクティブに売買するデイトレーダーにとっても利便性の高いサービスが充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
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マネックス証券⇒詳細情報ページへ
株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
1日定額 1約定ごと
〜100万円⇒550円 10万円⇒99円
20万円⇒115円
50万円⇒275円
1764本 4850銘柄以上
五大ネット証券の一社で、株の情報収集や銘柄分析、注文などに役立つツールが揃っているのが魅力。特に、多彩な注文方法や板発注が可能な取引ツール「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる分析ツール「マネックス銘柄スカウター」は、ぜひ利用したい。また、「dカード」や「マネックスカード」を使って投資信託を積立購入した際のポイント還元率が0.73〜1.1%と高水準なので、NISA(つみたて投資枠)などで投信積立を考えている人は特におすすめと言える。さらに米国株が約4850銘柄、中国株が約2650銘柄と外国株の取扱数が多いの好評価で、外国株の売買コストも割安だ。なお、ネット証券としては珍しく、ビットコインやリップルなど主要な暗号資産(仮想通貨)のCFD取引サービスも提供している。
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【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
1日定額 1約定ごと
〜100万円⇒無料 10万円⇒99円
20万円⇒115円
50万円⇒275円
1839本 1900銘柄以上
MUFGグループとKDDIグループがほぼ半分ずつ出資しているネット証券で、五大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)。また「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実。あらかじめ設定しておけば自動的に買い付けや利益確定、損切りができるので、日中に忙しいサラリーマン投資家にとっては非常に便利だ中・上級者向けの多機能取引ツール「kabuステーション」も人気で、その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードで活用したい便利な機能が備わっている。また、月500円から株を積み立てられる「プチ株(単元未満株)」は、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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【クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス】
auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
1日定額 1約定ごと
〜100万円⇒無料 10万円⇒88円
20万円⇒100円
50万円⇒198円
36本 27銘柄
(CFD)
SBIグループのネット証券で、最大の魅力は売買コストの安さ。現物取引の売買手数料は、1日定額プランなら1日100万円まで無料、1約定ごとプランでもSBI証券や楽天証券などの大手ネット証券より割安に設定されている。さらに、信用取引の売買手数料が完全無料と、多くの手数料プランにおいてトップレベルの割安さを誇っている。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。また、2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。
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GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
株式売買手数料(税込) 投資信託 米国株
1日定額 1約定ごと
〜100万円⇒無料 10万円⇒90円
20万円⇒100円
50万円⇒260円
112本 118銘柄
(CFD)
業界最安値水準の売買コストが最大の魅力! 1日定額プランは1日100万円まで売買手数料が0円で、1約定ごとプランも割安だ。さらに、グループ会社の株主優待を利用すると売買手数料が無料になる裏ワザが非常にお得で、コストにうるさい株主優待名人・桐谷さんも利用しているとか。また、FXや外国債券、CFDなども売買可能。特にCFDは、主要な株価指数や外国株、原油や金といったコモディティなど、多彩な商品が売買できるのが魅力だ。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。取引回数が少ない投資初心者やサラリーマン投資家から、積極的に信用取引やCFD取引を行う専業トレーダーまで、幅広い投資家におすすめできるネット証券だ。近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。
【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼おすすめ証券会社一覧
▼初心者におすすめ!証券会社の選び方
   (1)売買手数料
   (2)取り扱い商品(株式、投資信託、米国株、IPOなど)
   (3)取引ツール・アプリ
   (4)ポイントサービス
▼証券会社選びのコツ
▼おすすめ証券会社の詳細解説
   ・楽天証券
   ・SBI証券
   ・松井証券
   ・マネックス証券
   ・auカブコム証券
   ・SBIネオトレード証券
   ・GMOクリック証券
   ・DMM.com証券

株初心者が知っておくべき『証券会社の選び方』を解説!
売買手数料のほか、取り扱い商品、ツール、ポイントに注目しよう

 証券会社は数多くの商品・サービスを提供しているため、投資初心者がそのすべての詳細に比較・検討するのは難しい。そこで、投資初心者が証券会社を選ぶ際にチェックすべきもっとも基本的な4つのポイントを解説。それぞれのポイントをチェックすることで、自分に合った証券会社を選ぶことができるだろう。4つのポイントは、以下の通りだ。

【証券会社選びの基本ポイント】
(1)株の売買手数料
(2)取り扱い商品(日本株、米国株、投資信託、IPOなど)
(3)取引アプリ・ツール
(4)ポイントサービス


 それぞれ簡単に解説していこう。

(1)売買手数料
株の売買手数料が完全無料のSBI証券・楽天証券や
「1日100万円の取引まで手数料無料」の証券会社がおすすめ

 証券会社を選ぶときに第一のポイントとなるのが売買手数料。例えば、単純に「株が買いたい」という人であれば、国内現物取引の売買手数料が割安な証券会社を選びたいところだ。

 日本株の売買手数料は、大きく分けて「1日定額プラン」と「1約定ごとプラン」の2タイプ。以前は、1日の注文回数が少ない人は「1約定ごとプラン」、1日の注文回数が多い人は「1日定額プラン」がおすすめだった。しかし、SBI証券は2023年9月30日発注分から、楽天証券は2023年10月2日約定分から国内株式(現物・信用)の売買手数料を完全無料(0円)に引き下げることを発表。とくかく売買コストを抑えたい人であれは、この2社のどちらかを選んでおけば間違いないだろう。

 また、株初心者など運用資金が少なく、1日の売買頻度が高くない人は、「1日50万〜100万円の取引まで売買手数料が0円(無料)」という証券会社もおすすめ。「1日50万〜100万円の取引まで売買手数料が0円」となる主な証券会社は以下の通り。投資資金がそれほど多くない株初心者など1日の注文が100万円を超えそうにない人は、まずはこれらの証券会社を検討してみるといいだろう。
【※売買手数料についての詳細記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1日定額制)

■1日「50万〜100万円」の取引まで売買手数料0円の証券会社
 1日100万円まで
売買手数料0円
楽天証券(〜2023年10月1日約定分まで)
SBI証券(〜2023年9月29日発注分まで)
auカブコム証券
SBIネオトレード証券
GMOクリック証券
岡三オンライン
 1日50万円まで
売買手数料0円
松井証券

 一方、1回の注文が100万円を超える人や1日の取引回数が多くて1日100万円を超えそうな人で、SBI証券楽天証券以外を選びたい場合は、1約定ごとプランも視野に入れ、自分の投資スタイルや投資資金で、もっともお得になる証券会社やプランを検討しよう。

 なお、同じ証券会社を使いながら「1日定額プラン」と「1約定ごとプラン」を切り替えることも可能だ。ただし、ほとんどの証券会社は、プラン変更を申し込んでも適用されるは翌営業日以降になるので注意しよう。

(2)取り扱い商品
投資信託や米国株など、投資したい商品を扱っているかをチェック!

 次に証券会社選びのポイントとなるのが「取り扱い商品」。通常の株の場合は、上場銘柄であればどの証券会社であっても売買できるが、投資信託や外国株の場合、取り扱いの有無や取扱銘柄数、手数料などは証券会社によって異なっている。株以外にも投資をしたい人は、その証券会社が自分の欲しい商品を扱っているかどうかも要チェックだ。

 証券会社で売買できる主な商品を挙げておこう。

投資信託

 投資信託であれば、自分の買いたい銘柄が取り扱われているかをチェック。また、同じ投資信託でも証券会社によっては買付手数料が発生する場合もあるので、できれば買付手数料が無料(ノーロード)の証券会社を選ぼう。
【※投資信託についての詳細記事はこちら!】
【投資信託おすすめ比較】投資信託数 最新ランキング!

外国株(米国株)

 米国株を始めとする外国株は、証券会社によって取り扱いの有無や取扱銘柄数に大きな差があるので気をつけよう。また、バイ&ホールドで長期保有する場合はそれほど気にしなくても大丈夫だが、比較的短期間で売買を繰り返す人は売買手数料の違いもチェックしておきたい。
【※外国株についての詳細記事はこちら!】
外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の売買手数料と取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社

IPO(新規上場銘柄)

 IPO投資は、抽選に申し込んでもなかなか当たらないのがネックだが、運良く当たれば上場初日に売るだけでも儲かる可能性が高い、株初心者にも人気の投資法だ。IPO投資にチャレンジしたい場合は、IPOの取扱銘柄数の多い証券会社や、資金がなくてもIPOの抽選に申し込める証券会社の口座を開設するといいだろう。
【※IPO取扱数についての詳細記事はこちら!】
IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ!当選確率アップが期待できるおすすめ証券会社

単元未満株(1株単位での株取引)

 通常、日本株は「単元」という単位で売買され、例えば、株価が2000円で1単元=100株の銘柄を買う場合、最低でも2000円×100株=20万円が必要となる。これを1株単位で売買できるようにしたのが「単元未満株」だ。単元未満株であれば、1株2000円の銘柄なら「2000円+売買コスト」で買うことができるので、資金が少ないが株にチャレンジしたいという初心者には非常に魅力的なサービスと言える。

 証券会社によって単元未満株の取り扱いや売買コスト、取引システムなどが異なるので、単元未満株を売買したい人はその辺りをチェックしておこう。
【※単元未満株についての詳細記事はこちら!】
【株初心者向け】1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較!「少額で株を始められる」証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!

(3)取引ツール・アプリ
自分の投資スタイルや使い方に合った取引ツール・アプリを選ぼう!

 取引ツールやアプリが「自分にとって使いやすいどうか」「欲しい情報が手に入るかどうか」は、証券会社を選ぶ際のポイントの1つ。「必要なニュースや情報がスムーズに入手でき、しかも読みやすい」「条件に合った銘柄が見つけ出しやすい」「絶好のタイミングで素早く注文が出せる」など、高機能かつ自分の投資スタイルに合った取引ツール・アプリは、投資をサポートしてくれる力強い味方となるからだ。

 取引ツール・アプリは、大きく分けて以下の3つ。

・Web版ツール(パソコン用・スマホ用)
・ダウンロード型パソコン用ツール
・ダウンロード型スマホ用アプリ


 基本的にはダウンロード型のツールやアプリの方が高機能だが、Web版ツールはどのパソコンからでもブラウザを通じてアクセスできるので、より手軽で使いやすいのがメリットだ。

 取引・ツールアプリの良し悪しは、売買手数料のように一概に優劣をつけられるものではなく、使う人の投資スタイルや売買の手法、さらには感覚的な使い勝手で決まってくる。例えば、スマホで短期売買をする人なら小さな画面でもチャートが見やすく、素早く注文が出せるアプリが合っているが、パソコン中心で長期投資をする人なら情報量や銘柄分析の充実度などが重要となってくるだろう。

 取引ツール・アプリを選ぶポイントについては、以下の記事を参考にして欲しい。
【※パソコン用ツールについての詳細記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】取引ツールで選ぶ!証券会社おすすめ比較!
【※スマホ用アプリについての詳細記事はこちら!】
スマホ株アプリ(Android版・iPhone版)を検証!銘柄選びからチャート機能、情報ツールまでチェック

(4)ポイントサービス
積立投資の1.1%分のポイントが貯まるお得なネット証券も!

 最近では、取引でポイントが貯まったり、貯まったポイントで投資ができるポイントサービスが人気となっており、大手ネット証券を中心に多くの証券会社がサービスを拡充している。特にクレジットカードで投資信託を積立購入する「クレカ積立」や、投資信託を保有しているだけで自動的にポイントが貯まるサービスはお得で、投資金額によっては定期的にお小遣い程度のポイントがゲットできる。

 例えば、auカブコム証券では、投資信託を積立購入する際に「au PAY カード」で支払うと、1.0%分ものポイントが還元される。毎月10万円の積立なら1カ月に1000円分、1年で1万2000円分ものポイントが自動的に貯まる計算だ。同様に、楽天証券では「楽天カード」でクレカ積立をすると0.5%〜1%分の楽天ポイントが貯まるので、普段から楽天ポイントを貯めている人にはおすすめだ。

 クレカ積立は、2024年から始まった新NISAでも利用できるので、これからNISAをはじめようと考えている人は、ぜひポイントサービスが充実した証券会社を活用して欲しい。

 主要証券会社のポイントサービスについては以下の記事にまとめているので、興味のある人はクリックしよう。
【※ポイントサービスについての詳細記事はこちら!】
「ポイント投資」ができる5つの証券会社を比較! 「クレカ積立&投信の保有」による還元率が高く、最もお得にポイントが貯まるおすすめ証券会社を紹介

【証券会社選びのコツ】
証券会社選びに悩みすぎる必要はない!
まずは気軽に使ってみることも大事

 ここまで証券会社選びのポイントを紹介してきたが、最後に伝えておきたいのが「証券会社選びに悩みすぎないこと」だ。

 取引コストの大小や売買したい金融商品を扱っているかどうかは要チェックだが、取引ツールの使い勝手や情報サービスの充実度などは、実際に使ってみないとわからないことも多い。特に最近では各証券会社ともサービスの質が向上しており、ネット証券であれば、どこの証券会社を選んでも「失敗した」と感じることは少ないだろう。

 さらに、証券会社では、基本的に口座開設料や口座管理料は発生しないので、1人で複数の証券会社の口座を持っていてもOK。実際、いくつかの証券会社を実際に試してみて自分に合ったところを選んだり、複数の証券会社の取引ツールや情報ツールなどを使い分けたりする人も少なくない

 なによりも大切なのは「実際に投資を始めてみる」ことだ。証券会社選びで必要以上に労力を使うより、まずは気軽に投資への第一歩を踏み出してみよう!

おすすめ証券会社の売買手数料や商品・サービスなど、
基本的なスペックとおすすめポイントをわかりやすく解説!

 ここからは総合的にザイ・オンラインが株初心者におすすめできる8つの証券会社を1つずつ紹介。各証券会社の売買手数料や取り扱い商品といった基本的スペックと、おすすめポイントを解説していこう。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
・楽天証券
・SBI証券
・松井証券
・auカブコム証券
・SBIネオトレード証券
・GMOクリック証券
・マネックス証券
・DMM.com証券

 


楽天証券

売買手数料0円に加え、総合力も高くて欠点の少ない「優等生」的なネット証券!
「楽天カード」「楽天銀行」などの楽天ユーザーには特におすすめ

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★★ ★★★ ★★★ ★★☆ ★★★ ★★★

 楽天証券の魅力は、SBI証券と並んで、欠点らしい欠点の見当たらない「優等生」的なネット証券という点。ザイ・オンラインの人気ラインキングでも2位にランクインしている。資金が少なく、自分なりの投資スタイルもまだ固まっていない投資初心者なら、ひとまず楽天証券の口座をつくっておけば失敗することはないだろう。

【おすすめポイント1】
日本株の売買手数料を完全無料(0円)に!


楽天証券は、株の売買手数料のお得さが業界トップレベルで、国内株式(現物・信用)の売買手数料を約定代金に関わらず0円! さらに、単元未満株の売買手数料も0円。同じく株の売買手数料0円を打ち出したSBI証券と並び、売買コストでは圧倒的にお得なネット証券と言える。
【※関連記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1日定額制)

【おすすめポイント2】
投資信託からIPO株、単元未満株、夜間取引など、商品・サービスが充実!


取り扱い商品・サービスのラインナップの広さも楽天証券のメリットのひとつ。投資信託や米国株、IPOの取扱銘柄数が業界トップクラスなのに加え、1株ずつ株を売買できる単元未満株や夜間取引にも対応している。株の売買だけではなく、いろんな投資に興味があってチャレンジしてみたいという個人投資家にとって、このラインナップの広さは魅力的なポイントと言える。

【おすすめポイント3】
株や投資信託の取引をするだけで「楽天ポイント」が貯まる!


楽天証券ならではのメリットとして挙げられるのは、株や投資信託の取引をするだけで楽天ポイントが貯まること。普段から楽天カードや楽天銀行、楽天市場などを利用してポイントを貯めている楽天ユーザーにとっては、かなり魅力的なメリットだ。

特にポイントが貯まりやすくておすすめなのは、投資信託の積立購入の際に楽天カードで決済する「クレカ積立」だ。通常の楽天カードであれば、積立金額の0.5〜1%、楽天ゴールドカードであれば0.75〜1%分の楽天ポイントが還元される。クレカ積立の上限は月10万円までなので、還元率1%なら、1カ月に最大1000円分のポイントをゲットできる。クレカ積立はNISA(つみたて投資枠)も対象なので、上手に利用したい。
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「楽天証券+楽天カード+楽天銀行」で積立投資すると、ポイント還元率が1%以上になって得! 獲得した楽天ポイントは、株や投資信託の購入にも活用可能!

■楽天証券のスペック
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売買手数料
(国内現物/税込)
約定代金にかかわらずすべて無料(0円)
外国株 米国株(5100銘柄以上)、中国株(1700銘柄以上)、アセアン株(約250銘柄)
単元未満株 (東証上場の約1600銘柄)
投資信託 2567本
NISA(つみたて投資枠) (240本)
IPO実績(2023年) 取扱銘柄数:61社(主幹事数:0社)
ポイント 楽天ポイント
口座数 1100万口座(2024年4月時点)
口座開設日数 最短で申し込みの翌営業日
関連記事 【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社!取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
楽天証券+楽天カード+楽天銀行」で積立投資すると、ポイント還元率が1%以上になって得! 獲得した楽天ポイントは、株や投資信託の購入にも活用可能
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・楽天証券の公式サイトはこちら

 


SBI証券

株の売買手数料の「完全無料化」や取り扱い商品の豊富さ、
使い勝手の良さなど、総合力の高さはネット証券の中でもピカイチ!

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★

 SBI証券は個人投資家に人気の大手ネット証券で、ザイ・オンラインの人気ランキングでも長年1位をキープしている。売買手数料の割安さや商品・サービスの豊富さから、楽天証券同様、「証券会社選びに悩んだら、ひとまずここを選んでおけばハズレがない証券会社」と言えるだろう。

【おすすめポイント1】
株の現物取引、信用取引、単元未満株のすべてで、売買手数料の「完全無料化」を実現!


以前から売買手数料の割安さが魅力だったが、2023年9月末から国内株式の現物取引と信用取引、単元未満株(S株)も売買手数料を0円に引き下げ! 楽天証券と並び、圧倒的にお得な売買手数料プランを打ち出している。とにかく売買手数料を安く抑えたい人にはおすすめ。
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【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1日定額制)

【おすすめポイント2】
IPOに強く、主幹事数・取扱銘柄数ともに業界トップレベル!


投資信託や米国株、中国株、NISA(つみたて投資枠)の取扱銘柄数、さらには単元未満株や夜間取引など、商品・サービスの充実度は業界随一。特にIPOには強く、主幹事数と取扱銘柄数はどちらも毎年トップレベルだ。IPO投資は初心者でもリスクを取らずに大きな利益を狙える投資法なので、興味のある人はぜひチャレンジして欲しい。
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【証券会社おすすめ比較】IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! 当選確率アップが期待できるおすすめ証券会社

【おすすめポイント3】
「三井住友カード」や「オリコカード」「東急カード」などでクレカ積立が可能!


SBI証券はポイントサービスも充実。対応しているポイントの種類も多く、VポイントやPontaポイント、PayPayポイント、dポイント、JALマイルなどのなかから、好きなポイントを貯めることができる。貯まったポイントは投資信託に買い付けにも利用可能。さらにVポイントとPontaポイントなら、国内現物株式やS株(単元未満株)の買付にも利用できる。また「クレカ積立」ができるクレジットカードの種類が豊富で、「三井住友カード」や「東急カード」「オリコカード」「タカシマヤカード」などで、投資信託を積立購入できる。それらのクレジットカードを持っており、投信積立やNISA(つみたて投資枠)を始めたいという人にとって、SBI証券は有力な候補となるはずだ。
【※関連記事はこちら!】
「三井住友カード+SBI証券」なら、投資信託の積立投資額の0.5%~最大3.0%分のポイントが貯まるのでおすすめ! カードで積立投資をする設定方法を解説!

■SBI証券のスペック
人気ランキング 1位 ※ザイ・オンライン調べ
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売買手数料
(国内現物/税込)
約定代金にかかわらずすべて無料(0円)
※取引報告書や各種交付書面を「電子交付」に設定している場合
外国株 米国株(5100銘柄以上)、中国株(約1300銘柄)、韓国株(約70銘柄)、アセアン株(約500銘柄)
単元未満株 (東証上場の全銘柄)
投資信託 2554本
NISA(つみたて投資枠) (250本)
IPO実績(2023年) 取扱銘柄数:91社(主幹事数:21社
ポイント PayPayポイントPontaポイントdポイントVポイントTOKYU POINT、タカシマヤポイント、アプラスポイント、Uポイント、majicaポイント、JALマイル、QIRAポイント、オリコポイント/暮らスマイル/オリコ提携先オリジナルポイント
口座数 1300万口座(2024年7月時点)
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含むグループ全体
口座開設日数 最短で申し込みの翌営業日
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【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
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松井証券

先進的なサービスをいち早く取り入れる大手ネット証券で、
IPO投資にチャレンジしたい人には特におすすめ!

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★ ★★☆ ★★☆ ★★☆ ★★★ ★★

 松井証券は五大ネット証券のひとつに数えられる大手で、昔から個人投資家の人気も高い。先進的かつユニークな証券会社で、今では当たり前になった「ネット取引の導入して営業マンを廃止」や「売買手数料の1日定額プラン」「投資信託の買付手数料の完全無料化」といったサービスを業界に先駆けて導入したのも松井証券だ。最近ではYoutubeにも力を入れており、有名個人投資家に人気芸人が投資を教わる動画など、クオリティの高い動画コンテンツを数多く配信している。

【おすすめポイント1】
「1日50万円」までの日本株取引は売買手数料が無料など、お得な手数料プランを提供!


松井証券は「1日50万円までの日本株の取引は売買手数料が無料」という売買手数料の無料化をいち早く導入。その他にも「1日信用取引なら売買手数料と金利・貸株料が無料」「25歳以下なら国内株の売買手数料が無料」など、売買コストを抑えるお得な手数料体系を提供している。
【※関連記事はこちら!】
【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介

【おすすめポイント2】
口座に資金がなくてもIPOの抽選に申し込める数少ない証券会社のひとつ!


松井証券はIPOにも力を入れており、2023年には70社、2022年には55社ものIPOを取り扱っている。さらに、一般的な証券会社は口座に購入資金が入っていないとIPOの抽選に申し込むことができないが、松井証券は当選後に入金すればいいので、資金を気にすることなく気軽に抽選に申し込むことが可能。IPO投資に本気でチャレンジしたい個人投資家なら、真っ先に口座開設しておきたい証券会社のひとつだろう。
【※関連記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! 当選確率アップが期待できるおすすめ証券会社

【おすすめポイント3】
ロボアドバイザー「投信工房」が無料とは思えないほど高機能!


最近では多くの証券会社が無料ロボアドバイザーを提供しているが、松井証券の「投信工房」は無料にかかわらず非常に高機能。簡単な質問に答えるだけで、おすすめのポートフォリオを作成してくれるのに加え、保有銘柄のバランスを整える「リバランス」などポートフォリオの管理までほぼ自動で行ってくれる。これは他の証券会社が有料のラップ口座などで提供しているサービスとほとんど同じで、無料のロボアドバイザーの中ではダントツで高機能と言える。
【※関連記事はこちら!】
【2024年最新版】「ロボアドバイザー」の機能や利用料、特徴を比較! 証券会社のサービスから独立系業者まで紹介

■松井証券のスペック
人気ランキング 3位 ※ザイ・オンライン調べ
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売買手数料
(国内現物/税込)
【1日定額】
  〜50万円⇒無料
  100万円⇒1100円
【1約定ごと】
  ―
外国株 米国株(4550銘柄以上)
単元未満株
投資信託 1885本
NISA(つみたて投資枠) (244本)
IPO実績(2023年) 取扱銘柄数:70社(主幹事数:0社)
ポイント 松井証券
口座数 155万口座(2024年3月末時点)
口座開設日数 最短で申し込みの当日
※スマホからの申し込みの場合。PCからの申し込みの場合は3営業日後
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マネックス証券

ネット証券のなかで、いち早く米国株に注力!
クレカ投資のポイント率がトップレベルなので新NISAにもおすすめ

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★ ★★★ ★★☆ ★★☆ ★★★ ★★★

 マネックス証券は大手ネット証券のひとつで、昔から愛用している個人投資家も多い。日本株の売買手数料や投資信託の取扱銘柄数ではSBI証券や楽天証券に一歩遅れを取っているものの「米国株投資」や「IPO投資」に力を入れている人、さらには「投信積立でポイントを貯めたい」という人にとっては、非常に魅力的な証券会社となっている。

【おすすめポイント1】
米国株に力を入れており、専用の高機能取引アプリも用意!


マネックス証券は、今のように米国株がブームになる前から米国株取引に力を入れており、現在でも業界最多水準の取扱銘柄数を誇っている。また、米国のTradeStation社が開発した米国株専用の取引アプリ「トレードステーション米国株 スマートフォン」もおすすめ。多彩なチャート機能や特殊注文が利用でき、米国株を積極的にトレードしたい投資家の力強い味方となってくれるはずだ。
【※関連記事はこちら!】
【【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の売買手数料と取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社

【おすすめポイント2】
年会費無料カードでのクレカ積立のポイント還元率が「0.73〜1.1%」と業界トップクラス!


クレカ積立のポイント還元率が高いのも大きな魅力で、投資信託の積立購入のときに「dカード」や「dカード GOLD」「マネックスカード」で決済をすると、積立額の0.73〜1.1%分ものポイントが還元される。毎月、クレカ積立の上限である10万円を積み立てると、1カ月で730円、1年間で8760円も得をする計算で、無料のクレジットカードを利用したクレカ積立としては業界トップクラスの高還元率。クレカ積立は新NISAも対象なので、これから投資信託の積み立てを始めたい人にはおすすめだ。
【※関連記事はこちら!】
「ポイント投資」ができる5つの証券会社を比較! 「クレカ積立&投信の保有」による還元率が高く、最もお得にポイントが貯まるおすすめ証券会社を紹介

【おすすめポイント3】
IPOの取扱銘柄数がトップクラス!


IPOに力を入れており、主幹事こそないもののIPOの取扱銘柄数ランキングでは毎年上位にラインクインしている。割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないので、資金の少ない個人投資家にとっては大きなメリットだ。IPO投資家なら、口座を持っておいて損はない証券会社だろう。
【※関連記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! 当選確率アップが期待できるおすすめ証券会社

■マネックス証券のスペック
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売買手数料
(国内現物/税込)
【1日定額】
  〜100万円⇒550円
【1約定ごと】
  10万円⇒99円
  20万円⇒115円
  50万円⇒275円
外国株 米国株(4850銘柄以上)、中国株(約2640銘柄)
単元未満株 (東証・名証上場の全銘柄)
投資信託 1764本
NISA(つみたて投資枠) (234本)
IPO実績(2023年) 取扱銘柄数:53社(主幹事数:0社)
ポイント マネックスポイント、dポイント
口座数 260万口座(2024年3月末時点)
口座開設日数 最短で申し込みの翌営業日
関連記事 【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!
【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の売買手数料と取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社
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auカブコム証券

三菱UFJフィナンシャル・グループ&KDDIグループのネット証券!
株の売買手数料が「1日100万円まで無料」なうえ、割引サービスも充実

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★☆ ★★☆ ★★☆ ★★★ ★★★ ★★★

 auカブコム証券は、国内有数の金融グループであるの三菱UFJフィナンシャル・グループと、大手通信キャリアのKDDIグループの両方に属するネット証券。商品・サービス内容を見ると、一時は他の大手ネット証券に遅れを取っている部分もあったものの、ここ数年で大きく改善され、競合他社に引けを取らないスペックに進化を果たした。ザイ・オンラインの人気ランキングでも順位を上げ、現在は4位にランクインしている。

【おすすめポイント1】
「NISA割」「シニア割引」「au割引+」など、売買手数料の割引サービスが充実!


国内現物株の売買手数料は、1日定額プランなら1日100万円の取引まで無料(0円)。さらに「NISA割」や「シニア割引」「au割引+」などを利用できれば、より割安に株を売買できる。また、25歳以下のユーザーなら、約定金額に関わらず、無条件で国内現物株の売買手数料が無料になる。さらに、売買手数料がかからない「フリーETF」も充実。米国のS&P500指数に連動する人気ETFを始め、100銘柄近いETFを手数料無料で売買できる。

【おすすめポイント2】
クレカ積立のポイント還元率が「1.0%」と高く、1年間に最大6000ポイントをゲットできる!


「au PAYカード」で投資信託を積立購入すると、積立金額の1.0%分のポイントを還元! 年会費無料カードを使ったクレカ積立のポイント還元率としては、業界トップレベルの高還元率となっている。例えば、毎月、クレカ積立の上限である10万円を積み立てると、1カ月で1000円分、1年間で1万2000円分ものポイントが自動的に貯まる計算だ。
【※関連記事はこちら!】
「ポイント投資」ができる5つの証券会社を比較! 「クレカ積立&投信の保有」による還元率が高く、最もお得にポイントが貯まるおすすめ証券会社を紹介

【おすすめポイント3】
毎月500円から1円単位の少額で、日本株の積み立て購入ができる!


単元未満株サービスの「プチ株」を利用すれば、1株から株を買うことができる。単元未満株サービスは他の証券会社でも利用できるが、auカブコム証券なら金額指定で毎月500円から株の積立購入が可能。積み立てた株が1単元(通常100株)以上になれば単元株として売買できるようになるので、少ない資金でコツコツと株を買い増していきたい株初心者には便利で使いやすいサービスと言える。
【※関連記事はこちら!】
1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!

■auカブコム証券のスペック
人気ランキング 4位 ※ザイ・オンライン調べ
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売買手数料
(国内現物/税込)
【1日定額】
  〜100万円⇒無料
【1約定ごと】
  10万円⇒99円
  20万円⇒115円
  50万円⇒275円
外国株 米国株(1900銘柄以上)
単元未満株 (東証・名証上場の全銘柄)
投資信託 1839本
NISA(つみたて投資枠) (238本)
IPO実績(2023年) 取扱銘柄数:26社(主幹事数:0社)
ポイント Pontaポイント
口座数 170万口座(2024年3月末時点)
口座開設日数 最短で申し込みの翌営業日
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【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
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SBIネオトレード証券

株の売買手数料が「1日定額」「1約定ごと」ともに割安なうえ、
SBIグループに入ったことでIPOの取扱銘柄数も急増!

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★☆ ★★

 SBIネオトレード証券は、以前はライブスター証券という名前だったが、2021年にSBIグループに入って現在の名称に。グループ内では、SBI証券が「幅広い商品・サービスを提供する万人向けの総合証券」なのに対し、SBIネオトレード証券は「株式売買手数料を業界最低水準に抑えた低コスト証券」という位置づけだ。とにかく売買コストを安くしたいという人にとっては非常に魅力的なネット証券と言える。ただ、SBI証券が「株の売買手数料の完全無料化」を実施したことで、SBIネオトレード証券のメリットが薄まってしまった。SBI証券と同じように完全無料化に動くのか、はたまた別の路線を進むのか、今後の動向に期待したい。

【おすすめポイント1】
現物取引は1日100万円まで0円、信用取引は完全無料と売買手数料が割安!


国内現物株の1日定額プランの売買手数料は、1日100万円の取引まで0円。さらに、1約定ごとプランも比較的割安に設定されている。また、信用取引の売買手数料は完全無料(0円)なので、デイトレードのように短期間で数多くの売買を行うアクティブトレーダーには、かなりお得だ。
【※関連記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1約定ごと)

【おすすめポイント2】
アクティブトレーダー向けの高機能情報ツール「NEOTRADER」をリリース!


SBIネオトレード証券は取引ツールも充実している。「NEOTRADER(PCダウンロード版、スマホアプリ版)」は2023年10月末に登場した新取引ツール。発注機能に優れ銘柄分析もできて高機能だ。ブラウザ版「NEOTRADE W」もあり、すべて無料で使える。また「株の情報を、一覧で、きれいに!」をコンセプトに開発したWebブラウザ版の情報ツール「カブ板」も便利。「4本値」「チャート」「気配」などの情報を銘柄ごとにパネルに集約した「複合ボード」や、最大50銘柄の情報をパネルで表示できる「フリーボード」など、Webブラウザ版ながらもダウンロード型ツールに匹敵する機能が利用できる。数多くの銘柄の値動きを効率的にチェックしたいアクティブトレーダーにはおすすめだ。

【おすすめポイント3】
SBIグループに入ってIPOの取扱銘柄数が急増!


SBIグループに入ったことで、2021年からIPOの取扱銘柄数が急増! 2023年は22社ものIPOを取り扱っており、しかも、その大半がSBI証券が主幹事を務める銘柄なので、割当株数も期待できる。さらに、松井証券と同じく口座に資金が入っていなくてもIPOの抽選に申し込めるのも大きなメリット。IPO投資にチャレンジするなら、第一に口座開設を検討する価値はあるだろう。
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【証券会社おすすめ比較】IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! 当選確率アップが期待できるおすすめ証券会社

■SBIネオトレード証券のスペック
人気ランキング 9位 ※ザイ・オンライン調べ
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売買手数料
(国内現物/税込)
【1日定額】
  〜100万円⇒無料
【1約定ごと】
  10万円⇒88円
  20万円⇒100円
  50万円⇒198円
外国株 米国株CFD(27銘柄)
単元未満株
投資信託 36本
NISA(つみたて投資枠) (11本)
IPO実績(2023年) 取扱銘柄数:22社(主幹事数:0社)
ポイント
口座数
口座開設日数 最短で申し込みの3営業日後
関連記事 【SBIネオトレード証券のメリット・手数料・取扱商品は?】現物取引が1日100万円まで無料、信用取引料は完全無料と売買手数料プランで業界最安クラス! 
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1約定ごと
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GMOクリック証券

ネット企業のGMOグループが立ち上げた証券会社で、
「業界最安値水準の売買手数料」にこだわる!

売買手数料
(現物株)
米国株 投資信託 IPO つみたて
NISA
ポイント
サービス
★★☆ ★★

 GMOクリック証券はGMOグループが立ち上げたネット証券で、もともと金融業界とは無縁のインターネット企業が立ち上げたという意味では、珍しい証券会社と言えるだろう。FXの取引高では世界でもトップレベルの企業として知られているが、株式の売買代金でもSBI証券や楽天証券などの五大ネット証券に次ぐ規模を誇っている。

【おすすめポイント1】
株の売買手数料が「1日定額」「1約定ごと」ともに割安!


GMOクリック証券は、創業当初から国内現物株に関して「業界最安値水準の売買手数料」にこだわり続けており、1日定額プランは1日100万円の取引まで無料。さらに、1約定ごとプランも割安となっている。GMOクリック証券が売買手数料を安く抑えられる理由は「FX事業の収益による下支え」と「インターネット企業グループの一員であることを生かしたシステム内製化」の2つ。どちらもGMOクリック証券ならではの強みと言える。SBI証券と楽天証券が「株の売買手数料の完全無料化」を打ち出したことで売買コスト競争では一歩遅れを取ってしまったので、「業界最安値水準の売買手数料」にこだわつGMOクリック証券としてはそこに追随するのか、今後の動きに注目したい。
【※関連記事はこちら!】
GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現!

【おすすめポイント2】
株主優待を活用した「裏ワザ」で、売買手数料が0円に!


GMOインターネットグループ各社の株を持っていると、株主優待により一定の金額まで売買手数料がキャッシュバックされる。詳細は以下の解説記事を読んで欲しいが、例えば、GMOインターネットグループ(9449)の株を100株保有していると、6カ月ごとに最大5000円まで売買手数料がキャッシュバックされ、実質0円で株を売買できる。売買手数料を安く抑えたいなら、ぜひ活用したい裏ワザだ。
【※関連記事はこちら!】
GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に!

【おすすめポイント3】
「貸株」に力を入れており、業界トップクラスの高金利を提供!


「貸株」は、証券会社の利用者が自分の保有している株を証券会社に貸し出し、そのレンタル料として金利を受け取れるサービスのことで、株式投資家にとっては「値上がり益」「配当」「株主優待」に次ぐ「第4の収益」と言える。GMOクリック証券は、その「貸株」にも力を入れており、「貸株金利1%以上」の銘柄数は業界トップクラスとなっている。
【※関連記事はこちら!】
GMOクリック証券は貸株サービスにも力を入れており、「貸株金利1%以上」の銘柄の多さでは業界トップクラス!

■GMOクリック証券のスペック
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売買手数料
(国内現物/税込)
【1日定額】
  〜100万円⇒無料
【1約定ごと】
  10万円⇒90円
  20万円⇒100円
  50万円⇒260円
外国株 米国株CFD(118銘柄)
単元未満株
投資信託 112本
NISA(つみたて投資枠) (38本)
IPO実績(2022年) 取扱銘柄数:0社(主幹事数:0社)
ポイント
口座数 53万口座(2024年3月末時点)
口座開設日数 最短で申し込みの2営業日後
関連記事 【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
◇ ◇ ◇


 以上、株初心者にもおすすめできる証券会社を紹介した。これから株を始めようとしていて証券会社を選ぶ際の参考になれば幸いだ。

 また、ザイ・オンラインでは証券会社選びだけではなく、株式投資や投資信託の積立投資などに役立つ情報や連載コラムを数多く掲載しているので、少しでも投資に詳しくなりたい人や新しい情報を知りたい人、現在の市場環境を学びたい人などは、他の記事も読んでみよう。
 

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証券会社比較の記事一覧

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