IPO株の銘柄分析&予想

「キャピタル・アセット・プランニング」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のシステム開発・コンサルティング企業との比較や予想まで解説![2016年10月18日 情報更新]

2016年9月1日公開(2017年12月5日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 キャピタル・アセット・プランニング
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・3965/情報・通信業
上場日 10月7日
申込期間(BB期間) 9月20日~9月27日
おすすめ証券会社 大和証券東海東京証券マネックス証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

キャピタル・アセット・プランニングのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 9月15日
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月20日~9月27日
公開価格決定 9月28日
購入申込期間 9月29日~10月4日
払込日 10月6日
上場日 10月7日

キャピタル・アセット・プランニングのIPOは、どこの証券会社で申し込める?(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年9月26日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券 4.3
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東海東京証券
[最短5日で口座開設可能]
2.2
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マネックス証券
[最短3日で口座開設可能]
1.7
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野村證券(主幹事証券) 87.0  
髙木証券 2.6  
あかつき証券 2.2  

キャピタル・アセット・プランニングのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1960
仮条件
[予想PER(※2)
1960~2000円
16.4倍~16.7倍]
公募価格 2000円
初値 4600円
初値騰落率 +130.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 1500円~8000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2016年9月14日前場の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 13.3倍
ULSグループ<3798> 11.8倍(連)
DTS<9682> 11.1倍(連)
NSD<9759> 17.1倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

キャピタル・アセット・プランニングの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 117万7924株(予定)
公開株式数 公募16万株
(オーバーアロットメントによる売出2万4000株)
想定公開規模(※1) 3.6億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

キャピタル・アセット・プランニングは
金融機関向けシステム開発のJQ案件

 金融機関等を対象としたシステムの開発、使用許諾(保守・運用含む)及びコンサルティング事業を展開する。金融機関等の営業担当者及び管理者、その顧客が直接使用するシステムの開発・提供に特化していることが特徴で、主なシステムには「ライフプランシステム」「エステートプランシステム」などがある。

 金融機関の活発なIT投資意欲が追い風となっており、ジャスダック上場案件ながら足元の業績の伸びが成長期待を高めそうだ。また、その事業内容からフィンテック関連銘柄との見方が広がる可能性もある。

 公開規模については4億円弱となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が上場時発行済株数の27.8%あり、ロックアップは公開価格の1.5倍以上で解除される。ただ、公開規模が小さいうえに積極的な初値買いが見込まれることから吸収は可能だろう。

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キャピタル・アセット・プランニングの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2013/3 2,437
(―)
122
(―)
70
2014/3 2,227
(-8.6%)
▲ 106
▲ 108
2014/9 1,271
87
54
2015/9 3,240
168
(91.3%)
95
(74.1%)
2016/9予 4,254
(31.3%)
220
(30.7%)
141
(47.5%)
2016/6 3Q 2,752
(―)
110
(―)
61
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:119.70円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

キャピタル・アセット・プランニングの業績コメント

 2016年9月期の業績は、売上高が前期比31.3%増の42.5億円、経常利益が同30.7%増の2.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、同社が属する情報サービス産業において金融機関を中心として設備投資は堅調に推移しているが、投資やサービスの効果に対する顧客要求の高まり、保守・運用コスト削減ニーズに加えて、IT技術者不足が続いていることなど、価格競争の厳しさ、及び今後の開発原価上昇の懸念は続いている。

 このような環境のなか、同社においては、生命保険会社向けの①ライフプランシステム、②エステートプランシステム、③設計書システム、④申込書システム、⑤生命保険契約ペーパーレスシステム等の販売を強化し、バックオフィス業務の省略化、効率化を実現するフロントエンドシステムの開発を進めた。またシステムプラットフォームを活用した富裕層向けの資産管理コンサルティング契約の獲得も好調を維持している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高27.5億円で64.6%、経常利益1.1億円で50.0%となっている。

キャピタル・アセット・プランニングの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪市北区堂島二丁目4番27号
代表者名(生年月日) 北山 雅一(昭和32年2月18日生)
設立 平成2年4月16日
資本金 1億5324万円(平成28年9月1日現在)
従業員数 203人(平成28年7月31日現在)
事業内容 金融機関等を対象としたシステムの開発、使用許諾(保守・運用含む)及びコンサルティング事業
■売上高構成比率(2015/9期 実績)
品目 金額 比率
受託開発 2,953 百万円 91.1%
使用許諾・保守運用 228 百万円 7.1%
その他 57 百万円 1.8%
合計 3,240 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (同)フィンテックマネジメント 22万2400 21.85%
2 特定有価証券信託受託者(株)SMBC信託銀行 17万400株 16.74%
3 投資事業組合オリックス6号 8万 7.86%
4 インテック・アイティ2号投資事業有限責任組合 6万4000 6.29%
5 北山 雅一 5万4800 5.38
6 イノベーション・エンジン三号投資事業有限責任組合 5万2000株 5.11%
7 元気企業投資事業有限責任組合 4万 3.93%
7 池銀キャピタルニュービジネスファンド3号投資事業有限責任組合 4万 3.93
7 とっとりチャレンジ応援ファンド投資事業有限責任組合 4万 3.93
10 里見 努 2万6000株 2.55%
合計   78万9600 77.57%
■その他情報
手取金の使途 平成29年9月期に予定されている受注案件に関する運転資金のうち外注加工費として、その他残額はシステム技術者等の採用費用として、それぞれ充当予定。
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格
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キャピタル・アセット・プランニングの銘柄紹介

 同社はITとFT(Financial Technology)の統合による、金融リテールビジネスの業務プロセスを最適化するためのシステムを開発・提供することを企業ミッションとし、これに基づき、金融商品、保険商品の販売に関するビジネスルール及び法令諸規則に適合しながら、金融機関とその顧客にとって有用な情報の提供及び効率的な販売を実現させるシステムの開発を手がけてきている。

 このシステムを「フロントエンドシステム」と称し、金融機関等の営業担当者及びその管理者、並びにその顧客が直接使用するシステムの開発・提供に特化している。

 同社が開発・提供している主なシステムの名称及びその内容は以下の通り

① ライフプランシステム

 個人の生涯資金収支をシミュレーションし、加入すべき生命保険額を定量化するなどして、金融商品、保険商品の選択に活用するシステム。顧客の年齢、収入及び家族構成等の属性に応じたライフイベントを見据え、世帯主の死亡等の不測の事態が発生した場合のリスクをシミュレーションすることができる。

② エステートプランシステム

 個人が保有する金融資産及び不動産を基に、想定相続財産、想定納税額及び最適贈与額を試算して可視化するシステム。金融機関が金融商品の購入を検討する顧客に対して保険商品、信託商品及び各種相続サービスを提案することに活用できる。

③ 設計書システム

 生命保険の見積書を効率的に作成するシステム。顧客のライフプランに基づき、加入すべき生命保険の種類や金額などを可視化し、特約等を付加した場合の保険料及び解約返戻金の見積もりを算出して表示することができる。

④ 申込書システム

 個人が加入する生命保険の申込書を、タブレットPC等のデジタル電子端末上に表示するシステム。申込書のデジタル管理を行うため、手続きにおける不備抑制や管理業務の簡略化を実現することができる。

⑤ 生命保険申込手続時ペーパーレスシステム

 生命保険の販売に必要とされる業務を全てペーパーレス化するシステム。タブレット型PC等のデジタル電子端末上において、加入者のニーズ把握、それに基づく商品提案、契約締結及び社内業務管理等を効率的に行うことができる。

○収益モデル

 同社は主に金融機関、会計事務所、独立系ファイナンシャルプランナー及び独立系プライベートバンカーからシステム開発を受託。システムの設計・開発・実装、同社が保有するシステムの使用許諾及び保守運用等を実施することにより、対価として主に受託開発収入及び使用許諾収入(保守運用収入含む)を得ている。システムインテグレータが金融機関等と同社との間に介在し、システムインテグレータより上記の収入を得ることもある。

キャピタル・アセット・プランニングの投資のポイント

 金融機関の活発なIT投資意欲が追い風となっており、ジャスダック上場案件ながら足元の業績の伸びが成長期待を高めそうだ。また、その事業内容からフィンテック関連銘柄との見方が広がる可能性もある。公開規模が非常に小さく、同規模のジャスダック上場案件では教育ICT関連として人気化したチエル<3933>(公開規模4.3億円)が公開価格の約2.7倍となる高い初値を付けている。ベンチャーキャピタル保有株が多い点が需給面の懸念材料となるものの、公開規模が小さいうえに積極的な初値買いが見込まれることから吸収は十分可能だろう。

 同社は、金融機関とその顧客にとって有用な情報の提供及び効率的な販売を実現させるシステムの開発を手掛けている。主に金融機関、会計事務所、独立系ファイナンシャルプランナー及び独立系プライベートバンカーからシステム開発を受託する。金融機関等の営業担当者及び管理者、その顧客が直接使用するシステム(「フロントエンドシステム」)の開発・提供に特化していることが特徴となる。

 同社が開発・提供する主なシステムには、個人の生涯資金収支をシミュレーションし、金融商品、保険商品の選択に活用する「ライフプランシステム」、相続税・贈与税をシミュレーションし、相続準備に活用する「エステートプランシステム」、生命保険の見積書をタブレット型パソコン等のデジタル電子端末上で作成・表示する「設計書システム」、生命保険の販売に必要とされる業務を全てペーパーレスで実現する「生命保険申込手続時ペーパーレスシステム」などがある。

 業績面について、2016年9月期は売上高が前期比31.3%増の42.5億円、経常利益が同30.7%増の2.2億円と増収増益の見通しとなっている。第3四半期までの進捗率は経常利益で50%とやや低調だが、「受託開発」において受注済み大型案件が第4四半期に検収されるという。想定仮条件水準の今期予想PERは15~17倍程度で、おおむね類似企業のレンジ内となっている。

 公開規模については4億円弱となる見込み。ただ、ベンチャーキャピタル保有株が328,000株(上場時発行済株数の27.8%)あり、これら株主のロックアップは公開価格の1.5倍以上で解除される内容となっている。同水準以上では公開規模10億円程度の案件と同じ需給状況を想定しておきたい。一方で同日上場の企業はなく、前後のIPO案件とも数日の間があるため、投資家の初値買い意欲が高まりそうだ。

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2020 2019 2018
22社
41社
17社
35社
23社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 533万
【ポイント】
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
16社
52社
20社
61社
21社
66社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
308万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2020年は主幹事数、取扱銘柄数ともに第3位! また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆大和証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
43社
22社
43社
13社
31社
10%:1人1票の平等抽選 301万
【ポイント】
国内三大証券の一角を占める大手証券で、毎年、数多くのIPOで主幹事を務めており、2019年は実績数を大きく伸ばして野村證券を抜いてトップ。取扱銘柄数も毎年トップクラスなので、本気でIPO投資に力を入れる個人投資家には必須の証券会社と言えるだろう。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されないのも資金に限りのある個人投資家にとってはメリット
※ 残あり口座数
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
85社
7社
82社
11社
87社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
639万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2020年は全93社中85社と約91%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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