DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!
大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、
お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説!【2022年3月11日更新】

2018年3月10日公開(2022年3月11日更新)
ザイ・オンライン編集部

 DMM.com証券「DMM株」は、2018年4月から国内株式のオンライントレードサービスをスタートした比較的新しいネット証券。以前から「DMM FX」や「DMM CFD」といったオンライントレードのサービスなどを提供していたが、そこに新たに株式のサービスが追加された形だ。サービス開始直後は国内株のみの取り扱いだったが、2018年10月からは米国株の取り扱いも開始している。

DMM.com証券「DMM株」の公式サイトDMM.com証券「DMM株」の公式サイト

 DMM.com証券の魅力としては、「手数料が業界最安値水準」「充実の取引ツール・アプリ」「取引手数料に応じてポイントが貯まる」といったことが挙げられる。また、投資信託などは扱っておらず、取り扱い商品は日本株と米国株に絞り込まれているのも特徴だろう。

 今回は、そんなDMM.com証券の国内株式オンライントレードサービス「DMM株」の売買手数料や特徴、他の証券会社その比較などを解説していこう。

DMM.com証券ってどんな会社?

 DMM.comと聞くとネットでの動画配信サービスをイメージする人も多いと思うが、その他にもゲームやインターネット光通信、オンライン英会話、さらには太陽光発電、3Dプリンタ、水族館の建設まで、バラエティに富んだ事業を展開している一大企業グループだ。

 DMM.com証券は、DMM.comグループの一員として、FXとCFDの取次サービスなどを提供している証券会社。タレントのローラが出ている「DMM FX」のテレビCMやネット広告を見たことがある人も多いだろう。実は「DMM FX」は、FX会社の中では最大手のひとつ。「DMM FX」の公式サイトを見ると、「60万口座を突破」「FX口座数国内No.1」と大きくうたわれている。

DMM.com証券で売買できるのは「日本株」と「米国株」のみ。
「投資信託」や「つみたてNISA」には未対応

 DMM.com証券が扱うのは、まず日本株。東京証券取引所(マザーズ、JASDAQを含む)、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所に上場する国内株式。現物取引と信用取引(制度・一般)で売買することができる。ただし、一般信用取引は買建のみで、売建は扱っていない。

 さらに、2018年10月からは米国株の取り扱いも開始。2022年3月時点で、約2000銘柄の米国株を売買することができる(ETF、ADRを含む)。

 一方、投資信託や債券、先物などの金融商品は扱っていない。また、NISAとジュニアNISAには対応しているが、つみたてNISAに申し込むことはできない。そもそも投資信託を扱っていないDMM.com証券でつみたてNISAを申し込む意味は、ほとんどないだろう。

 つまり、DMM.com証券は、あくまでも日本株と米国株のトレードに特化したネット証券なのだ。

■取り扱う商品・サービスなど
日本株 東京証券取引所(マザーズ、JASDAQを含む)
名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所
米国株 約2000銘柄(ETF・ADR含む)
投資信託 なし
NISA・ジュニアNISA 対応
つみたてNISA なし
※2022年3月11日時点。

現物取引の売買手数料は「1約定55円~」と
業界トップクラスの安さ!

 DMM.com証券の最大の魅力は、売買手数料の安さだ。まず、現物取引の売買手数料を見てみよう。売買手数料プランは「1約定プラン」のみで、「1日定額プラン」は用意されていない。

■現物取引の売買手数料(1約定ごと)
約定代金 売買手数料(税込)
~5万円以下 55円
~10万円以下 88円
~20万円以下 106円
~50万円以下 198円
~10万円以下 374円
~150万円以下 440円
~300万円以下 660円
300万円超 880円
※2022年3月11日時点。

 このままではDMM.com証券の売買手数料がどの程度の水準なのかわかりにくいので、主要なネット証券と比較してみた。

■現物取引・売買手数料(1約定ごとプラン)の比較
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1約定の売買代金 (単位:円・税込)
5万円 10万円 20万円 50万円 100万円
DMM.com証券 55 88 106 198 374
GMOクリック証券 50 90 100 260 460
SBIネオトレード証券 88 100 198 374
楽天証券 55 99 115 275 535
SBI証券 55 99 115 275 535
auカブコム証券 55 99 115 275 535
マネックス証券 ※1 55 99 115 275 535
岡三オンライン 108 220 385 660
※2022年3月11日時点。※1 2022年3月22日約定分から。

 比較表を見ると、主要ネット証券ではトップクラスの安さなのがわかる。

 また、楽天証券やSBI証券といった大手ネット証券を比較すると、約定金額が大きいほうが割安度は上がっている。例えば、約定金額10万円では楽天証券・SBI証券より11%安だが、約定金額50万円だと28%安、約定金額100万円だと30%安になる。

 資金の少ない初心者投資家にとっても十分安いが、ある程度の投資資金を持つ中級以上の投資家ほどお得度が高い料金プランと言えるだろう

信用取引の売買手数料は
約定金額300万円まで「一律88円」!

 一方、信用取引の売買手数料は、制度信用取引・一般信用取引ともに下の表の通り。こちらも「1約定プラン」のみで「1日定額プラン」は用意されていない。

■信用取引の売買手数料(1約定ごと)
約定代金 売買手数料(税込)
一般コース VIPコース(※1)
~300万円以下 88円 0円
300万円超 0円
※2022年3月11日時点。※1 信用建玉残高が、1日で5000万円以上、あるいは1カ月で5億円以上、などの条件をクリアした場合。

 約定金額が300万円までは88円(税込)、300万円超では0円と、非常にシンプルな料金体系となっている。特に、約定代金が大きくなりやすい信用取引において、300万円を超えると売買手数料0円というのは、非常に魅力的と言える。「VIPコース」になると、売買手数料がすべて0円になるのも、大口投資家にとってはメリットだ。

 主要ネット証券の信用取引手数料と比較したのが下の表だ。

■信用取引・売買手数料(1約定ごとプラン)の比較
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1約定の売買代金 (単位:円・税込)
10万円 20万円 50万円 100万円
DMM.com証券 88
SBiネオトレード証券 0
GMOクリック証券 97 143 187 264
楽天証券 99 148 198 385
SBI証券 99 148 198 385
マネックス証券 99 148 198 385
auカブコム証券 99 148 198 385
岡三オンライン 108 165 330 550
※2022年3月11日時点

 信用取引の売買手数料がすべて0円のABIネオトレード証券は別格として、それ以外の証券会社と比較すると、信用取引の売買手数料の安さでもDMM.com証券はトップクラスと言える。特に、約定金額が大きくなるほどDMM.com証券の安さが際立ってくる

 信用取引は、レバレッジをかけることで自分の手持ち資金の何倍もの売買ができるため、現物取引よりも約定金額が大きくなりがちだ。そう考えると、約定金額が大きいほどお得になるDMM.com証券の手数料体系は、メリットが大きい。

 また信用取引で、売買手数料以外にかかるコストなどをまとめたのが次の表だ。

■「制度信用取引」に関するコスト
  買建 売建
返済期限 6カ月
金利(年利) 一般コース:2.7%
VIPコース:2.0%
0%
貸株料 なし 1.1%
逆日歩 証券金融会社が発表する金額を受取り 証券金融会社が発表する金額を支払い
名義書換料(税込) 1取引単位あたり55円
(ETF・ETNは1取引単位あたり5.5円)
なし
事務管理費(税込) 1カ月ごとに1株あたり11銭 ※1
建玉限度額 制度・一般取引の建玉を合算して15億円
最低委託保証金 制度・一般取引の保証金を合算して30万円
保証金維持率 30%
最低保証金維持率 20%
代用掛目 前営業日の最終価格(気配)の80%
※2022年3月11日時点。※1 単元株制度の適用を受けない銘柄については1株あたり110円(税込)。また建玉毎に対する1カ月の上限は1100円(税込)、下限は110円(税込)
■「一般信用取引」に関するコスト
  買建 売建
無期限 デイトレ
金利(年利) 無期限 当日中 ※1 未対応
金利(年利) 一般コース:2.7%
VIPコース:2.0%
2.0%
貸株料 なし
逆日歩 なし
名義書換料(税込) 1取引単位あたり55円
事務管理費(税込) 1カ月ごとに1株あたり11銭 ※2
建玉限度額 制度・一般取引の建玉を合算して15億円
最低委託保証金 制度・一般取引の保証金を合算して30万円
保証金維持率 30%
最低保証金維持率 20%
代用掛目 前営業日の最終価格(気配)の80%
※2018年10月9日時点。※1 当日中に返済されない建玉は、翌営業日に強制決済されます。手数料は、1約定につき3300円(税込)。※2 単元株制度の適用を受けない銘柄については1株あたり110円(税込)。また建玉毎に対する1カ月の上限は1100円(税込)、下限は110円(税込)

 現物取引と信用取引の売買手数料や金利(貸株料)を、じっくり比較検討したい人は、下の関連記事を参照して欲しい。

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ネット証券を現物手数料で比較!
ネット証券を信用取引コストで比較!

売買手数料の1%分のポイントが貯まり
現金でキャッシュバックされる!

 DMM.com証券は、「DMM株ポイント」というポイント制度を採用している。

 売買手数料(税抜)の1%がDMM株ポイントとして貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として、証券口座に入金できる。つまり、ポイント還元率は1%だ。ポイント交換は1ポイントから可能だ。ポイントの有効期限は1年間なので、注意しよう。

 貯まるポイント数としてはそれほど大きくはないものの、少しでも売買手数料を抑えることができるお得なサービスと言えるだろう。

PC用取引ツールはタイプの異なる2種類を用意
スマホ用アプリは2つのモードを切り替えて利用する

 DMM.com証券が売買手数料と並んでアピールしているのが、PC用の取引ツールとスマホ用アプリだ。

 PC用取引ツールは、使いやすさにこだわったシンプル機能の「DMM株 STANDARD」と、多彩な注文方法や画面のカスタマイズなどに対応する高機能トレーディングツール「DMM株 プロ」の2種類

 「DMM株 STANDARD」はWebブラウザ上で利用するのでMacでも利用可能だが、「DMM株 STANDARD」はPCにソフトをインストールして利用するタイプで、残念ながらMacは非対応となっている。

 一方、スマホ用アプリは1種類しか用意されていないが、初心者でも使いやすい「かんたんモード」と機能が充実した「ノーマルモード」を切り替えながら使えるのが特徴。自分の投資経験やシチュエーションによって使い分けるといいだろう。

 スマホ用アプリ、PC用取引ツールともに、口座開設をすればすぐに利用可能だ。口座の開設自体は無料なので、実際に取引ツールを触ってみたい人は試してみるといいだろう。

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オンラインからの申し込みなら
最短で翌営業日には取引可能に!

 前述の通り、DMM.com証券はすでに事前口座開設の申し込みを受け付けている。

 申込方法は、オンライン申し込みと郵送申し込みの2種類。オンラインの場合、申込書や本人確認書類の送付もすべてオンライン上で完結するので、最短で申し込みの当日から取引ができるようになる。

■オンラインなら最短で申し込み翌日には取引開始
申し込み方法 取引可能日
オンライン 最短で申し込み当日
郵送 申し込みから10日前後

 ただし、「最短でも申し込み当日から取引可能」というは、あくまでも手続きが順調に進んだ場合の目安。申し込み時間や営業日、証券会社側の状況などにより翌日以降になってしまう場合もあるので、「○日から取引を始めたい」と決まっている人は、余裕を持って申し込むようにしよう。

DMM.com証券「DMM株」は、日本株と米国株のトレードに
特化することで低コストを実現したネット証券

 以上、DMM.com証券「DMM株」の売買手数料やメリットなどを紹介した。

 DMM.com証券「DMM株」の特徴を簡単にまとめると、「取扱商品を日本株と米国株に限定し、機能・サービスを使いやすい取引ツール・アプリの提供に絞り込むことで、最安値水準の売買手数料を実現した証券会社」と言える。「日本株と米国株を安く売買できれば、余計な機能やサービスはいらない」という人に向いている証券会社だろう。

 また、同じDMM.com証券が提供する「DMM FX」「DMM CFD-Index」「DMM CFD commodity」「DMMバヌーシー」と「DMM株」では口座が分かれているが、手数料無料で資金の移動が可能となっている。振替手続きがすれば即時反映されるので、これまでDMM.com証券を使っていた投資家にとって、「DMM株」は非常に使いやすいサービスだ。

 「これから株式投資を始めたい人」「大手ネット証券の口座を持っているが、日本株と米国株の売買しかやっておらず、売買手数料を安くしたい人」などは、DMM.com証券「DMM株」の口座開設を検討してみるといいだろう。

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