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米国株の配当を受け取っている人は“二重課税”で損をしている! 確定申告で「外国税額控除」を受けて、払いすぎた税金を取り戻す方法をわかりやすく解説!

2020年2月22日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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「米国株投資」をしている人は必見!“二重課税”で税金を取られすぎている米国株の配当を確定申告で取り戻す方法を伝授!

ダイヤモンド・ザイでは、記者が集めたマネー・経済関連の最新トピックを「ZAi NEWS CHANNEL!」で毎号紹介している。今回は発売中のダイヤモンド・ザイ4月号から、「外国株に投資した時の税金」に関する記事をピックアップ!

日本でも、高配当の米国株の人気が高まっているが、実は外国株の配当については、現地と日本で「二重課税」されていることをご存じだろうか。何もしないと取られっぱなしだが、「確定申告」をすれば、払いすぎた分を取り戻せる場合がある。今回は、その簡単な方法を解説するので、米国株などの外国株を保有している人は、ぜひチェックを!
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米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!

「二重課税」で払いすぎた税金は「外国税額控除」で取り戻せる!
確定申告で簡単に手続きできるが、NISA口座は対象外

 高配当株がゾロゾロある米国株は、日本でも配当狙いの投資家から人気が高い。しかし、その配当には、実は日本だけでなく現地(米国)でも税金がかかり、「二重課税」になっているのだ(譲渡益への現地課税はない)。米国株の場合だと、まず米国で10%が源泉徴収され、その引かれた額に対し、日本国内で20.315%の税率で課税される。この二重課税を回避するには、確定申告をして「外国税額控除」の適用を受ければいい。

 上の図にあるように、「外国税額控除」の申告をすると、「外国税」として差し引かれていた分を取り戻せる。ただし、外国税の10%分がそのまま還付されるわけではなく、自分の払い込んだ所得税から還付される仕組みだ。そのため、納める所得税自体が少ないと、全額は取り戻せないこともある。

 以下は、パソコンで確定申告書を作成した場合の「外国税額控除」の記入例だ。申告自体はそれほど難しくないので、以下を参考に挑戦してみてほしい。

 ちなみに、投資による利益が非課税になるNISA口座で外国株を買っている場合は、申告することができないのでご注意を。
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スマホでの「確定申告」が2020年からさらに便利に! 給与所得以外の収入がある人も対象で、生命保険料やiDeCoなど医療費以外の控除もスマホで申告可能に!

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