NISA口座の比較&活用術

NISAでリスクを取りたくない株式投資初心者は
下落に強い高配当株で5年間儲けを積み上げよう!【NISAで儲けるテクニックを教えます1】

2014年2月26日公開(2017年11月21日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「年間100万円までの投資で得た利益が一切無税」というメリットが注目されがちだが、NISAにはいくつか難点もある。特に軽視できないのは、他の口座との損益通算が認められていないことだ。一般口座なら、損失分は他の利益と相殺して節税を図ることが可能。ところが、NISA口座で損失が出た場合は完全に泣き寝入りとなる。したがって、NISAで初めて株を買う人や投資経験が浅い人、損失を極力出したくない人は、着実に手元に利益が入ってくる投資がいい。オススメは定期的に得られる配当金にターゲットを絞った銘柄選び。NISAでは、配当で得た利益も税金ゼロなので、この額はバカにできないのだ。*後出の各銘柄の画像をクリックするとチャートがご覧になれます

業績安定の高配当株は値下がりリスクも低い!
利回り3%の株なら5年で15%値上がりと同じ

 一般的に高配当株は値動きが安定的で、大幅に値下がりするリスクは限定的だ。特に過去の実績を振り返って安定した配当を支払ってきた銘柄を選べば、低リスクでコンスタントに配当金が獲得できる。しかも、高配当株なら預貯金では絶対にありえない3%超といった利回りも可能だ。もちろん増配(配当の増額)の可能性が高い銘柄なら、利回りの向上だけでなく株価の上昇も期待できる。

 ちなみに利回りが3%の銘柄をNISAの非課税期間である5年間保有すれば、株価が同じでもトータルでは15%もの利回りになる。繰り返すが一般口座では配当の約20%が税金として持って行かれるが、NISA口座ならゼロだ。

 ただし、高配当株にも株価が下落する可能性はある。リスクを慎重に見極めるには、企業の利益水準と株価を比較したPER(株価収益率)や、保有資産と株価を比較したPBR(株価純資産倍率)といった株式指標に注目しよう。これらの倍率が低ければ、株価が割安で下落リスクが低いと判断できる。

 資金的に余裕があるなら、10万円株で業種が異なるいくつかの高配当株に分散投資すれば、より堅実な成果が得られるだろう。

過去の配当を確認し増配傾向の株を選び、
株価が大幅上昇したら利益確定もあり!

 「ならば、今すぐ!」と意気込むかもしれないが、NISAの非課税枠は1年間100万円まで有効で、買い急ぐ必要はない。配当額が同じなら、株価が安い時期に買うほうが利回り(配当額÷取得株価)はアップする。業績が悪化したわけではないのに、日本株全体の下落に連れ安して、株価が下げた局面こそが買い場なのだ。

 もちろん業績の動向も重要だ。図で紹介した伊藤忠商事(8001)は、業績が大きく改善したことで、5年間で配当を3倍以上に増額した。しかもアベノミクス相場とともに急騰し、昨年5月には底値の4倍近くまで上昇した。

 高配当株はNISAの非課税期間である5年保有が前提だが、この例のように大幅上昇を示せば、いったん利益確定も検討しよう。逆に、想定外の業績の悪化や減配などがあれば、潔く損切り(処分売り)が正解だ。

高配当株は3つのタイプに分けた後に
それらを組み合わせて買うのがベスト!

 一口に高配当株といってもいろいろなタイプがある。そこで、高配当株を3つに分類し、それぞれの条件を満たす銘柄の中で特にオススメのものをクォンツ・リサーチの西村公佑さんとフィスコの小川佳紀さんにピックアップしてもらった。

 まず、タイプ1は高い配当利回りのみならず、株価上昇による値上がり益も十分に期待できる銘柄だ。短期的には株価は様々な要因によって上下するものの、長い目で見れば各々の企業の業績が反映されていく。その点に着目し、今期予想が増収増益の銘柄の中で特に魅力的な株をセレクトした。*各銘柄の画像をクリックするとチャートがご覧になれます。

 そしてタイプ2は株主への利益還元を重視して、連続して配当を増やしている株を選んだ。これらの銘柄は、今後も増配を継続する可能性が高く、さらに配当が増額される可能性が高い。*各銘柄の画像をクリックするとチャートがご覧になれます。

 最後、タイプ3は比較的安心して投資できる銘柄をセレクト。PERやPBRで割安度を判断。現状の株価が割安な水準に位置し、仮に下がったとしても下値は限定的だと思われるものから厳選した。*各銘柄の画像をクリックするとチャートがご覧になれます。

 ちなみに今発売中のダイヤモンド・ザイでは、ここに掲載している銘柄以外にもNISA向けの高配当株を約15銘柄、高利回りで注目度が高いJリートを6銘柄紹介している。

 また、銘柄だけでなく万一株価が大きく下落したときも、自分が決めた損切りしたい株価で自動的に売却ができる損を拡大しない優れた注文方法も大図解で紹介している。さらにNISA口座に潜む配当金の税金がゼロにならないワナへの対処法もバッチリ解説している(NISA口座を開いた人の7割が未対応とのデータもある)。ダイヤモンド・ザイ4月号も参考にして、NISAで税金ゼロを満喫する投資を目指してほしい。

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【2020年2月3日更新!】
◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較!
 NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料 ※1
(税抜)
取扱商品 NISAでのIPO対応
(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株 海外株 投資信託 ※2
◆SBI証券
無料
米国株
中国株
韓国株
ロシア株
アセアン株
2550本以上
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(88社/11社)
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】
ネット証券で口座開設数がNo.1の最大手で、NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! また、全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)となっている。IPOの取扱が多いのも魅力だ。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められるさらに、対象投資信託の月間平均保有額に応じて「Tポイント」を獲得可能。
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◆マネックス証券
無料
米国株
中国株
約1150本
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(50社/0社)
マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】
NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が圧倒的に多いのも魅力! 投資信託は、NISA口座での取引や、「投信つみたて」を含めて、全て購入時手数料が無料(ノーロード)。また、NISA口座内の投信保有で年率0.03%の投信マネックスポイントが付くのも嬉しい。
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◆楽天証券
無料
米国株
中国株
アセアン株
約2550本
(原則、全ての投信の
販売手数料無料)
×
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】
日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2550本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。
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株式売買手数料 ※1
(税抜)
取扱商品 NISAでのIPO対応
(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株 海外株 投資信託 ※2
◆松井証券
無料 × 約1200本
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(9社/0社)
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】
日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 海外株の取扱はないが、強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2019年6月から投信ページリニューアル。人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホの見やすさ、直接発注など機能が向上した。サポート体制も万全なので、NISAで投資を始める初心者にもおすすめだ。その使い勝手の良さは折り紙つき
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◆GMOクリック証券
無料 × 100本以上
(90本以上は
販売手数料無料)

(1社/0社)
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】
NISA口座なら日本株の売買手数料が無料 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
無料 × 1100本以上
(700本以上は
販売手数料無料)

(23社/0社)
【auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)のNISA口座のおすすめポイント】
NISA口座なら国内株の売買手数料が無料8銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に!
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株式売買手数料 ※1
(税抜)
取扱商品 NISAでのIPO対応
(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株 海外株 投資信託 ※2
◆野村證券
139~1905円
(約定代金による)
× 1000本以上
(40本以上は
販売手数料無料)

(37社/23社)
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】
国内最大手の証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。
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野村證券のおすすめポイントや詳細情報のまとめはコチラ!
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◆SMBC日興証券
125~1500円
(約定代金による)
× 1000本以上
(500本以上は
販売手数料無料)

(66社/21社)
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】
証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力! 東証に上場する銘柄のうち約3700銘柄が対象で、さまざまな銘柄に少額でも投資できるため、リスク分散したい慎重派にもおすすめ
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◆岡三オンライン証券
99~1000円
(約定代金による)
× 約500本
(2020年1月6日より
販売手数料実質無料)

(45社/0社)
【岡三オンライン証券のNISA口座のおすすめポイント】
2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。
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◆ライブスター証券
80~400円
(約定代金による)
× 2本
(ひふみプラスとひふみワールドのみ。
販売手数料無料)

(5社/0社)
【ライブスター証券のNISA口座のおすすめポイント】
顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いライブスター証券はおすすめ!
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※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 約定金額120万円までの売買手数料。※2 各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しているため、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

 

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