ネット証券会社比較
2013年11月21日 久保田正伸

マネックス証券が始める、
特定口座の米国株売買が画期的なワケ

12月16日(月)約定分からが対象となる

 最近、ニューヨーク・ダウ平均株価は連日のように高値を更新し続けている。ツイッターの上場なども話題となった。米国は金融の本場であり、世界の有名企業、日本国内では取り扱われていないETFなども上場している。

 米国株の取引ができるマネックス証券では、12月16日(月)から米国株についても特定口座で取引できるようになると発表した。その最大のメリットとは、確定申告の手間が軽減されることだ。

 いままで米国株に投資していた個人投資家は、毎年の確定申告で損益計算の手間がかかっていたが、これからマネックス証券の特定口座で米国株を取引きすれば、その必要はなくなる。特定口座内では、国内株式等と米国株、米国ETFの損益通算が行われるからだ。「源泉徴収あり」を選択すれば、証券会社に納税を任せることも可能だ。

マネックス証券の証券総合取引口座ですでに特定口座を開設している場合、手続きは不要で、12月16日の買付分から特定口座の残高として管理される。ちなみに、SBI証券楽天証券でも米国株を取り扱っているが、特定口座扱いとはなっていない。

米国株の各社サービスを比較!

 米国株を取り扱う各社のサービスを比較してみた。【図1】は手数料比較だが、SBI証券と楽天証券は同等。マネックス証券は異なる。

        【図1】ネット証券/米国株取引手数料の比較

証券会社 手数料 「ツイッター」)
(TWTR)を100株
買った場合の
手数料(11月19日終値)
為替
スプレッド
公式
サイトへ
SBI証券 1000株まで26.25ドル、
1000株超1株ごとに
2.1セント追加
26.25ドル 25銭
SBI証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 0.4725%、
最低手数料5.25ドル、
手数料上限21ドル
19.72ドル 25銭
マネックス証券の公式サイトはこちら
楽天証券 1000株まで26.25ドル、
1000株超1株ごとに
2.1セント追加
26.25ドル 25銭
楽天証券の公式サイトはこちら


 たとえば、ツイッターを100株買った場合、株価41.75ドル(11月19日終値)で100株購入すると約定代金は4175ドル(約42万円)となる。手数料はマネックス証券がもっとも安く、19.72ドル(約2000円)となっている。

SBI証券【詳細情報⇒SBI証券の紹介ページ
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10万円 30万円 50万円
139円 272円 272円
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【SBI証券のメリット】  
証券口座開設数300万超はネット証券で1位。そもそも手数料の安さが人気の理由だったが、安いだけでなく、大手ならではの他社に秀でたサービスにも注目したい。たとえば、投資信託の取り扱いは2000本超でダントツ。IPOの取扱いもネット証券で1位。PTS取引(私設取引システム)も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合がある。海外株式は、米国、中国、ロシアのほか、ASEAN株式も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には必須の証券会社と言えるだろう。
【関連記事】【SBI証券のおすすめポイントはココだ!】IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実のネット証券最大手
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100円 250円 450円
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【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
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 取り扱い銘柄数に関しては、マネックス証券が米国株と米国ETFをあわせて2827銘柄と圧倒的に多い【図2】。

           【図2】ネット証券/取扱銘柄数比較

証券会社 米国株 米国ETF ADR 米国REIT 公式サイトへ
SBI証券 814 129 113 33
SBI証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 2710 131
マネックス証券の公式サイトはこちら
楽天証券 1193 126 131
楽天証券の公式サイトはこちら

 

マネックス証券の米国株式数は8月5日現在。米国ETF数は11月21日現在。その他は11月20日現在

 ただし、SBI証券の場合は、ADR(米国預託証券)と米国REIT(不動産投資信託)、楽天証券もADRの取り扱いがある。買いたい銘柄がすでに決まっている人は、口座開設前に取り扱いがあるかどうか、チェックしておこう。

リアルタイムの株価表示は?

 最後にリアルタイムの株価表示についてみておこう。マネックス証券ではECN(電子取引所)配信のリアルタイム株価が無料で見られるが、SBI証券では無料の場合15分遅れの株価となる。また、各社とも有料でリアルタイム株価表示のサービスを提供しているが、楽天証券では過去1カ月に手数料が発生する米国株式の約定1回以上で無料となる。

        【図3】ネット証券/米国株リアルタイム株価表示

証券会社 手数料と内容 公式
サイトへ
SBI証券 有料情報を購入(税込価格、525円/1カ月、1365円/3カ月、
2625円/6カ月)することでリアルタイム株価・チャートを
見られる(自動更新なし)。無料の場合は15分遅れの株価表示。
SBI証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ECN(電子取引所)配信のリアルタイム株価が無料で見られる。
また、ニューヨーク証券取引所、ナスダック証券取引所のリア
ルタイム株価データについては、プレミアムウェブサービスの
「米国プレミアム株価情報(LV1)」(525円/月額)で見ら
れる。
マネックス証券の公式サイトはこちら
楽天証券 取り扱いのあるNYSE、AMEX、NASDAQ上場の銘柄について、
米国株リアルタイム株価表示(1050円/月額。過去1カ月に手
数料が発生する米国株式の約定1回以上で無料)で見られる。
楽天証券の公式サイトはこちら

 

楽天証券 【証券情報⇒楽天証券の紹介ページ】
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手数料コースの中に「超割コース」があり、貸株、投資信託の残高、信用取引の残高などに応じて、手数料が段階的に10%・20%・30%と割引になる。取引残高の大きな人ならお得度アップ。取引からニュース、投資情報、入出金などに使えるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名だ。たとえば、「日経テレコン」では日経新聞の記事も読める。また、国内外の多彩な商品揃えも特長。投資信託が2000本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、さらに金の積立投資もできるので長期的な分散投資にも便利。投資に役立つメールサービス「マーケットアロー」や毎日読める投資レポート&コラムは、投資の知力アップにおすすめだ。
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