IPO株の攻略&裏ワザ情報!

日本郵政IPOに今からでも間に合う証券会社はココ!
最短で申込翌日から取引可能なカブドットコム証券や
最短2日で口座開設可能なSBI証券でIPOに申し込め!

2015年10月6日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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(2015年11月6日追記) [NEW!]
 日本郵政グループ3社に関し、上場後の値動きを分析・予測する記事を3本まとめて紹介。
⇒日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険は今から買っても大丈夫? いつが売り時?今後の値動きを予測する注目記事3本を紹介!

(2015年11月4日追記)
 日本郵政グループ3社が上場。3社とも買い気配から始まり、初値は日本郵政が1631円ゆうちょ銀行が1680円かんぽ生命保険が2929円となった。

■日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の売出価格が決定!
  売出価格(公募価格) 初値 初値騰落率
 日本郵政(6178) 1400円 1631円 +16.5%
 ゆうちょ銀行(7182) 1450円 1680円 +15.9%
 かんぽ生命保険(7181) 2200円 2929円 +33.1%

(2015年10月26日追記)
日本郵政の売出価格(公募価格)は1400円に決定。これで、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険に続き、日本郵政も仮条件の上限で売出価格が決まったことになる。

■日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の売出価格が決定!
  仮条件 売出価格(公募価格)
 日本郵政(6178) 1100~1400円 1400円
 ゆうちょ銀行(7182) 1250~1450円 1450円
 かんぽ生命保険(7181) 1900~2200円 2200円

(2015年10月19日追記)
ゆうちょ銀行の売出価格(公募価格)は1450円かんぽ生命保険の売出価格は2200円に決定した。それぞれ仮上限の上限で決まった形となり、国内外の投資家による需要が好調だったことがうかがえる。残る1社の日本郵政は10月23日(金)まで申し込みが可能で、売出価格は26日に決定する予定だ。

(2015年10月15日追記)
日本郵政IPOの初値予想などに関し、IPO投資の達人・IPOチャレンジャーさんに聞いたインタビュー記事を公開!

(2015年10月8日追記)
 日本郵政IPOの取り扱い証券会社に、最短2日で口座開設&取引可能となる楽天証券を追加!

(2015年10月7日追記) [NEW!]
 日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の仮条件が発表された。

■日本郵政IPOの仮条件が決定はこれ!
  仮条件 想定売出価格
 日本郵政(6178) 1100~1400円 1350円
 ゆうちょ銀行(7182) 1250~1450円 1400円
 かんぽ生命保険(7181) 1900~2200円 2150円

 仮条件をレンジの中央値で見ると、日本郵政が1250円、ゆうちょ銀行が1350円、かんぽ生命保険が2050円と、すでに開示されている想定売出価格よりそれぞれ50~100円下に設定されていることがわかる。とはいえ、人気のIPOは売出価格が仮条件の上限で決まるケースが多い。また、今回のIPOを絶対に成功させたい主幹事証券会社としても、ネガティブなイメージをつけないためになんとしてでも仮条件の上限で売出価格を決めたいと考えているだろう。もし、日本郵政3社の売出価格が仮条件の上限で決まった場合は、想定売出価格よりそれぞれ50円引き上げられる形となる。

 

今世紀最大の巨大IPOの申し込みがいよいよスタート!

 日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険のIPO(新規上場・新規公開)における仮条件が10月7日(水)に決定、そして抽選申し込み(ブックビルディング)が10月8日(木)からいよいよ開始される。

【関連記事】
日本郵政IPOには本当に申し込む価値があるのか?一銘柄のIPOで最高1000万円稼いだ実績を持つIPO投資の達人の初値予想と狙い所を徹底取材!

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 通常のIPOでは、証券取引所の上場承認が下りてから約2週間で仮条件が決定し、抽選申し込みが始まるが、「今世紀最大の巨大IPO」とも評される日本郵政グループ3社のIPOの場合は、9月10日(木)に上場が承認されてから抽選申し込みまで約1カ月もの期間が空いていた。この注目のIPOの抽選申し込みが始まるのを、首を長くして待っていた個人投資家も多いのではないだろうか。

 すでに複数の証券会社の口座を持っていて「IPOの抽選申し込みが始めるのを待つばかり」という人は問題ないが、「これまで株式投資をやったことないが、日本郵政IPOをきっかけに始めてみよう」と考えている人や「証券会社の口座を持ってはいるが、当選確率を上げるために他の証券会社の口座も開設したい」という人の中には、まだ証券会社の準備が十分に整っていない人もいるのではないだろうか?

今から証券口座開設を申し込んでも、日本郵政IPOに間に合うの?

 きっと、そんな不安を感じる人もいると思う。でも大丈夫! 証券会社によっては、仮条件決定後やブックビルディング期間が始まってから申し込んでも、上場までに十分に間に合うのだ。そこで今回は、まだまだ日本郵政IPOまでに口座開設が間に合う証券会社を紹介しよう

ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は10月16日まで、
日本郵政は10月23日までに抽選も仕込みが必要

 まず、日本郵政グループ3社のIPOスケジュールを確認すると、次のとおりとなっている。

 IPOに申し込みたい人にとって最も重要なのが、「ブックビルディング期間」とも呼ばれる抽選申し込み期間だ。この期間が終了するまでに日本郵政IPOを取り扱っている証券会社を通じて抽選申し込みを行わないと、当然IPO株を購入することはできない。たとえ申し込んでも当選しないと購入することができないのがIPO株の難しいところだが、少なくとも抽選申し込みをしないと当選する可能性が0%なのは間違いない。購入希望者は、期限までに忘れずに申し込みを済ませておこう。

 注意しなければならないのは、抽選申し込み期間が日本郵政とゆうちょ銀行・かんぽ生命保険で微妙に異なることだ。日本郵政は10月8日(木)から23日(金)の約16日間なのに対し、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は同じ10月8日(木)に受付がスタートするものの、10月16日(金)までの9日間と抽選申し込み期間が約半分しかない。「上場日が同じだから、うっかり勘違いして期限が過ぎてしまった」なんてことがないように気をつけよう。

 さらに、申し込み手続きは、抽選申し込み期間最終日のかなり早い時間に締め切られる。締め切り時間は証券会社によって異なっており、例えばカブドットコム証券なら午前10:00まで、SBI証券なら午前11:00まで、楽天証券なら午前10:50までに申し込む必要がある。

 つまり、日本郵政のIPOに申し込みたい人は10月23日(金)の朝10〜11時頃、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険のIPOに申し込みたい人は10月16日(金)の朝10〜11時頃がタイムリミットとなる。

 したがって口座開設は、遅くとも抽選申し込み期間最終日の前日まで、手続きや書類の郵送が遅れるリスクなどを考えると、できれば前々日までに完了させ、取引がスタートできる体制を整えておきたいところだ。

 とはいえ、手続きにかかる時間を考えると、今から新しい証券会社の口座を開設するには時間的な余裕があるとは言えないのが現実だ。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座開設を申し込んでも
ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険のIPOには間に合わない?

 日本郵政IPOの主幹事証券会社のひとつ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の公式サイトを見ると、次のような“お知らせ”が載っている。

 10月8日(木)から購入希望受付開始となります「日本郵政グループ」につきまして、弊社へ口座開設のお申込みをされる場合のご留意事項は以下のとおりです。

 弊社の手続き状況により、購入申込開始日(ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険:10月20日(火)、日本郵政:10月27日(火))までに間に合わないことも想定されますので、ご留意いただき、お早めにお手続きください。

1. NISA口座を開設のうえ購入希望をお申込みされるお客さま

NISA口座開設には日数がかかるため、購入の申込みが始まる期間に間に合わないと想定されます

2. NISA口座以外(課税)で購入希望をお申込みされるお客さま

[ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険]
インターネットからの口座開設では間に合わないと想定されます。最寄りの支店にご来店ください。 
[日本郵政]
① ご自身で申込書を印刷される場合
10月7日(水)までにお申込みのうえ、10月13日(火)までに弊社に届くよう申込書をお送りください。
② 印字された申込書を取り寄せる場合
10月4日(日)までにお申込みください。なお、弊社からお送りしたお手続書類は10月14日(水)までに弊社に届くようお送りください。

(三菱UFJモルガン・スタンレー証券公式サイトより引用)

 まずNISA口座に関してだが、NISA口座を開設するには証券会社から税務署に書類を送るなど特別な手続きが必要となってくるため、どこの証券会社であっても口座開設まで大体1カ月以上かかってしまう。そのため、今からではどうやっても間に合わないので、新しくNISA口座開設して日本郵政IPOに申し込むのはあきらめるしかない。
(関連記事⇒日本郵政グループIPOは非課税のNISA口座がお得!NISA口座で日本郵政IPOに申し込み可能な証券会社と申し込みにあたっての注意点を開設!

 通常の証券口座であればまだ間に合うが、時間的にはギリギリだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の場合は、日本郵政は仮条件決定日である10月7日(水)までに申し込めばなんとか間に合うが、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険はインターネットからの申し込みではすでに間に合わない状況になっている。

 これはあくまでも三菱UFJモルガン・スタンレー証券の場合だが、日本郵政IPOのために新しく証券会社の口座開設を考えている人にとって、もうタイムリミットが近いのは間違いないのだ。

日本郵政IPOの主要な取扱証券会社で
口座開設にかかる日数を調査!

 証券会社の口座をもっとも短期間に開設する方法は、直接店舗に行って手続きをすることだ。証券会社にもよるが、早ければ即日取引が可能となる。どうしても口座開設が間に合わないという人は、この手を使うといいだろう。

 とはいえ、自分の住んでいる場所や職場の近くに目当ての証券会社の支店がない場合、遠くの支店まで足を運ぶのはかなりの手間と時間がかかる。また、口座開設手続き自体にも、それなりの時間が必要だ。平日仕事をしている忙しい会社員などにとっては、やはりインターネットから口座開設を申し込むのが現実的な手段だろう。

 そこで、日本郵政グループ3社のIPOを取り扱っている主要な証券会社をピックアップし、口座開設にかかる日数を調べて見た。結果は次のとおりだ。

■日本郵政IPOの主な取扱証券会社の口座開設にかかる日数
証券会社名
(青文字の会社名はクリックで詳細ページへ)
口座開設にかかる
日数の目安
(※)
申し込み方法 口座開設
 野村證券
(主幹事証券)
 最短5日程度  プリントした
 申込書類を郵送
 
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
(主幹事証券
 最短5〜6日  プリントした
 申込書類を郵送
 
 みずほ証券
(主幹事証券
 9日程度  プリントした
 申込書類を郵送
 
 SMBC日興証券
(主幹事証券)
 1週間程度(最短5日)  プリントした
 申込書類を郵送
 
 カブドットコム証券
(主幹事証券のグループ会社)
 最短1日  ネット上で
 申し込みが完結
カブドットコム証券公式サイトはこちら!
 岡三オンライン証券
(主幹事証券
 10日程度  プリントした
 申込書類を郵送
岡三オンライン証券公式サイトはこちら!
 大和証券
(主幹事証券
 3日〜1週間程度  プリントした
 申込書類を郵送
大和証券公式サイトはこちら!
 楽天証券  最短2日  ネット上で
 申し込みが完結
カブドットコム証券公式サイトはこちら!
 SBI証券  最短2日  ネット上で
 申し込みが完結
SBI証券公式サイトはこちら!
 マネックス証券  1週間程度  郵送で取り寄せた
 申込書類を返送
マネックス証券公式サイトはこちら!
 松井証券  最短4日  プリントした
 申込書類を郵送
松井証券公式サイトはこちら!
 立花証券  最短3日  プリントした
 申込書類を郵送
立花証券公式サイトはこちら!
 丸三証券  2週間程度  郵送で取り寄せた
 申込書類を返送
丸三証券公式サイトはこちら!
 安藤証券  10日程度  郵送で取り寄せた
 申込書類を返送
 
 むさし証券  1週間程度  郵送で取り寄せた
 申込書類を返送
むさし証券公式サイトはこちら!
 内藤証券  最短10日程度  郵送で取り寄せた
 申込書類を返送
内藤証券公式サイトはこちら!
 ※ 口座を開設し,取引可能となるまでの時間。各証券会社の公式サイトにおける記載内容や問い合わせ窓口の回答より作成した。口座の種類やインターネットを利用した申し込み方法が複数ある場合は、最短で口座開設が可能と思われる方法を選択。

 上の表を見ると、証券会社によってかなり口座開設に必要な日数に違いがあることがわかる。

 注意して欲しいのは、上の表の数字はあくまでも「通常の場合、(最短)このくらいの日数で口座開設ができる」という目安にすぎないということだ。証券会社の状況や郵便事情などによって、表内の日数より遅れることは十分に考えられる。それを踏まえると、なるべく早く口座開設が可能な証券会社を選び、余裕を持って申し込んでおきたい。

狙い目は、インターネットで申し込みが完結できる証券会社

 上の表を見ると、カブドットコム証券楽天証券SBI証券松井証券立花証券などで、口座開設にかかる時間が短くなっている。その中でも口座開設のスピードという点でおすすめできるのは、カブドットコム証券楽天証券SBI証券の3社となる。その理由は、申し込み方法の違いだ。

 口座開設の申し込み方法は、大きく分けて3種類ある。「郵送で取り寄せた申込書類を返送」の場合、口座を開設は次のようなステップで行われる。

(1)インターネットから申込書類を取り寄せ申請
(2)証券会社が申込書類を発送
   <郵送>
(3)送られてきた申込書類に記入し、本人確認書類と一緒に返送
   <郵送>
(4)証券会社が審査、問題なければ口座番号・パスワードなどを発送
   <郵送>
(5)口座番号・パスワードなどを受け取り、取引を開始

 それに対して「プリントした申込書類を郵送」の場合は、次のようなステップとなり、手続きが短縮される。

(1)自分でプリントした申込書類に記入し、本人確認書類と一緒に郵送
   <郵送>
(2)証券会社が審査、問題なければ口座番号・パスワードなどを発送
   <郵送>
(3)口座番号・パスワードなどを受け取り、取引を開始

 さらに、「ネット上で申し込みが完結」の場合、口座開設に必要な手順はさらに短くなる。先ほどの「プリントした申込書類を郵送」と似ているが、申込書類などを郵送しない分、単純計算で1〜数日間手続きにかかる時間を短縮できることになる。

(1)ネット上で申込書類に記入し、本人確認書類の画像をアップロード(メールで送信)
(2)証券会社が審査、問題なければ口座番号・パスワードなどを発送

   <郵送>
(3)口座番号・パスワードなどを受け取り、取引を開始

 例えば、立花証券は「最短3日」と比較的短期間で口座開設が可能となっているが、郵便事情で遅れるリスクや、本人確認書類をコピーして封筒に入れ、ポストに投函する手間と時間を考えると、やはりネット上で申し込みが完結する証券会社に軍配が上がるだろう。

 では、「ネット上で申し込みが完結」するおすすめ証券会社3社のうち、カブドットコム証券SBI証券の口座開設方法と注意点を解説しよう。

カブドットコム証券は最短翌日から取引可能
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ会社なのもメリット

カブドットコム証券公式サイトより引用

カブドットコム証券は「即日開設・最短翌日からお取引可能!」をうたっており、他の証券会社と比較しても口座開設のスピードが圧倒的に速いのが魅力だ。

カブドットコム証券の口座を開設するには、まず公式サイトの「インターネットで口座開設」のボタンをクリックする。ここで誤って「郵送で口座開設」を選ぶと手続きに時間がかかってしまうので間違えないようにしよう。

 次に「お客さま情報入力画面」に必要情報を入力。この際、本人確認書類と同一の住所で申し込むことが必要だ。

 次に本人確認書類を、ファイルアップロードかEメールで提出する。手続き的にはFAXや郵送でも提出可能だが、FAXは記載文字が潰れてしまうなどのリスクがあること、郵送は時間がかかることから、今回は避けた方が賢明だろう。

 ファイルアップロードやEメールで送付する画像は、スキャナやデジカメはもちろん、スマホや携帯電話で撮影したものでもOK。携帯電話で撮影した画像を送る場合、640×480ピクセル(約30万画素)の画像でも十分なので、古いガラケーしか持っていない人でも安心だ。

 本人確認書類としては、次の中から1点を提出が求められる。

【日本国籍の場合】
 ・運転免許証
 ・住民票の写し
 ・住民票の記載事項証明書
 ・住民基本台帳カード(写真付)
 ・印鑑登録証明書
 ・各種健康保険証
 ・各種年金手帳
 ・各種福祉手帳
【外国籍の場合】
 ・住民票の写し
 ・在留カード
 ・特別永住者証明書

 お客さま情報を入力し、本人確認書類を提出したら、あとは口座開設が完了し、口座番号とパスワードが記載された「口座開設のご通知」が送られてくるのを待つばかりだ。ただし、「口座開設のご通知」は、「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」で送られてくるため、受取人自らが本人確認書類を提示しなければ受け取ることはできない。

 「本人限定受取郵便」が届くと、まず郵便局から封書などで連絡が来る(郵便局によっては、事前に電話連絡がある)。その上で、自宅に配送、あるいは郵便窓口で受け取る際に本人確認書類を提示し、ようやく受け取ることができる。本人確認書類としては、運転免許証や健康保険証、パスポートなどの公的証明書で、宛名と同一の住所・氏名および生年月日の記載があるものに限られている。

 このため、平日昼間に働いている会社員などは、「本人限定受取郵便」の受け取りに時間がかかってしまう可能性があることも計算に入れておこう。「本人限定受取郵便」は、時間外に開いている「ゆうゆう窓口」でも受け取り可能なので、昼間仕事があって時間が取れない人は「ゆうゆう窓口」の利用がおすすめだ。

カブドットコム証券は、今回の主幹事証券である三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ会社だ。実は、ブルームバーグの報道によると、今回売り出される日本郵政グループ3社のIPO株のうち、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と野村ホールディングスの2社への割当が全体の5割を占める見通しと言われている。公表された情報ではないものの、もしこの話が事実なら、同じグループ企業であるカブドットコム証券「当選の可能性が高い」という意味でもかなり狙い目の証券会社と言えるだろう。

SBI証券は最短2日で口座開設可能
本人確認書類は運転免許書などカード型を用意しよう!

SBI証券の公式サイトには、画像のように「お取引までわずか3営業日」と記載されている。しかし、直接確認を取ったところ、申込時間にもよるが「最短2日」で取引可能とのことだった

SBI証券の場合は、最短2日で口座開設が可能だ。カブドットコム証券には一歩及ばないものの、十分に短期間で口座開設が可能と言える。

 口座開設の手順は、カブドットコム証券とほとんど同じだ。「口座開設はこちら」のボタンをクリックすると、「SBI証券 口座開設申込フォーム」へ移動するので、そこで必要事項を記入する。

 この際、注意する点は、「本人確認書類の提出方法」で「WEBアップロード」を選択すること。「郵送」だと時間がかかるのはもちろん、「Eメール」を選んだ場合でも最短2日より時間がかかってしまう場合があるようだ。ここは間違えずに「WEBアップロード」を選択しよう。

 なお、「WEBアップロード」を利用できるのは、運転免許書、健康保険証、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書といったカード型の本人確認書類だけとなっている。住民票の写しや年金手帳などは「WEBアップロード」を利用できないので、注意が必要だ。

 手続きが終わったら、あとはカブドットコム証券と同じように「本人限定受取郵便」で「口座開設手続完了のご案内」が送られてくるのを待つだけ。「本人限定受取郵便」を受け取る際の注意点もまったく一緒だ。「口座開設手続完了のご案内」を受け取ったら、記載されている「口座番号」、「ログインパスワード」、「取引パスワード」を使って取引が可能となる。

数多くの証券会社の口座から申し込むのが
当選するための基本戦略

 上場を目前とした日本郵政グループ3社に限らず、IPO投資では「いかに当選するか」が重要となる。いくら有力なIPO株でも、当選しなければそのうま味を享受することはできない。

 日本郵政グループ3社のIPOは公募株数が非常に多いため、「通常のIPO株と比較して当選確率が高い」と予想する人もいる。しかしその反面、数多くの個人投資家の注目を集め、これまで株式投資をしたことのない初心者も山のように参加してくることを考えると、油断は禁物だ。

もし本気で日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険のIPO株当選を狙っているなら、できるだけ数多くの証券会社の口座を開設し、申し込むのが基本戦略となる。それで運良く自分の予算以上の本数に当選してしまっても、購入申し込みをキャンセルすれば問題はない。

 仮条件が決まり、ブックビルディング期間が始まる今の時期からでも新しい証券会社の口座を開設し、少しでも日本郵政IPOの当選確率を上げたいと考えている人は、ぜひ今回の記事を参考にして欲しい。

【おすすめ証券会社】
●カブドットコム証券[最短で申し込み翌日に口座開設!]
●楽天証券[最短2日で口座開設!]
●SBI証券[最短2日で口座開設!]
(※クリックで公式サイトへ)

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
341万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1169万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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