富士通
関連ニュース
#5
NTTデータ・NEC・富士通が「ベンダーロックイン破壊」に最後の抵抗!壮絶舞台裏
ダイヤモンド編集部,村井令二
NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所ら大手ITベンダーが他企業の参入を遮る「ベンダーロックイン」の支配構造は根が深い。旧来の商習慣を断ち切ることができるか。デジタル庁vs抵抗勢力の壮絶な戦いに迫る。

#4
NTTは総務省・自衛隊などから官僚25人…ITベンダー「天下り天国」の呆れた実態
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
ダイヤモンド編集部は、政府のITシステム投資を寡占的に受注してきた大手ITベンダーの天下り受け入れ状況を独自に調査した。受け入れ人数が最も多かったのはNTTグループの25人で、ITシステムの受注額においてもトップだった。この官民の癒着構造を断絶できなければ、デジタル庁は“砂上の楼閣”と化してしまうだろう。

#3
「NEC排除発言の真意」を平井卓也初代デジタル相が激白、ITベンダーに猛烈敵意
ダイヤモンド編集部,村井令二
デジタル庁を所管する“初代デジタル相”に就任する予定の平井卓也デジタル改革担当相は、コロナ禍で露呈した日本のIT政策の失敗を「デジタル敗戦」と呼ぶ。その敗因をどう見ているのか。官僚との定例会議における“NEC排除発言”の真意はどこにあったのか。同氏を直撃した。

#2
富士通と厚労省、NECと防衛省、NTTと7府省の「IT癒着」にメス!予算7100億円没収の衝撃
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
デジタル庁は、霞が関省庁22組織から没収したデジタル予算7100億円を一手に握る“最強組織”になるという触れ込みだ。だが、厚生労働省のハローワークシステムを受注する富士通、防衛省の通信機器購入費システムを受注するNEC、霞が関省庁に全方位で取引を獲得しているNTTグループといった、官民の「癒着構造」が長らく続いてきており、それらの商習慣を断ち切ることは難しい。新参者のデジタル庁が、ITベンダーや霞が関省庁の抵抗勢力を駆逐することはできるのか。

#1
「大手ITベンダーは無能」と幹部が豪語も、デジタル庁が結局NTT・富士通に依存の理由
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
新型コロナウイルス対策の給付金を国民に配るシステムの不備などにより、日本政府は「デジタル敗戦」を認めざるを得なくなった。その政府が起死回生を狙い、9月1日に立ち上げるのがデジタル庁だ。デジタル庁職員500人の出身組織の構成を明らかにするとともに、同庁幹部が大手ITベンダーを批判しつつも、実際には引き続き大手ITベンダーに依存している実態を明らかにする。

予告
デジタル庁が「国とITゼネコンの癒着断絶」画策、真の抵抗勢力はベンダー?霞が関?
ダイヤモンド編集部
9月に、デジタル庁が鳴り物入りで発足する。霞が関省庁のデジタル予算を一手に握る“最強組織”という触れ込みだ。民間人材の登用と役所の縦割り排除により、国民が享受するITサービスの向上と劇的なコスト削減を狙っている。しかし、その実現は容易ではない。日本は世界でも稀有なIT丸投げ大国だ。1990年代以降、官公システムの構築は、NTTデータや御三家(富士通、NEC、日立製作所)らを頂点とする重層下請け構造「ITゼネコン」に依存し続けてきた。デジタル庁は大きな裁量を武器に旧来の商習慣を断ち切る構えだが、すでにITベンダーやコンサルティング会社、他省庁の暗躍は始まっている。本特集では、デジタル庁に群がる企業の構図と、IT後進国ニッポンの切実な実態を明らかにする。

#15
混迷する東芝を爆買い!「明るい北朝鮮」の貪欲投資家が買った日本企業40社
ダイヤモンド編集部,清水理裕
海外大口投資家別の「大量保有報告書」件数で、シンガポールは世界3位。ビジネスはしやすいが、一党独裁政治でおおっぴらな政府批判が難しい現実から「明るい北朝鮮」とも呼ばれる。大量保有者の顔触れを見ると、まさに「アクティビスト(物言う株主)天国」の様相だ。名門運用会社などエスタブリッシュメント(支配層)勢が目立った英米との違いがはっきりと表れた。コロナ発生前後に分けて、東芝、西松建設などを狙う、シンガポールの思惑を徹底分析する。

#12
コロナ後こそ「外資転職で年収3割増」を狙える理由、50~60代会社員にもチャンス!
ダイヤモンド編集部,杉本りうこ
「給料安過ぎ問題」を抱える日本。この国を生きるビジネスパーソンにとっての処方箋の一つが、世界標準の給料がもらえる職場への就職・転職だ。特に外資系企業への転職では、50~60代のシニア層にもチャンスが潜んでいるのだという。

キヤノン・ニコンの明暗分かれたワケ/富士通が四半期減収の要因は?【四半期決算報ピックアップ】
ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド決算報では、50業界の主要企業について直近四半期(2020年11月~21年3月)の決算における売上高を基に、各社が置かれた状況を分析してきた。今回は、中でも反響の大きかった5記事をピックアップして紹介する。

DOL週間人気記事ランキング!2位『関関同立の「真の実力と人気」判定』、1位は?
ダイヤモンド編集部
「ダイヤモンド・オンライン」で会員読者の反響が大きかった週間人気記事ベスト5をお届け!対象期間は2021年6月14~20日です。

富士通がシステム業界5社で唯一、四半期減収に陥った要因とは?
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,笠原里穂
コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は富士通、NTTデータなどのシステム/ソフトウェア業界の主要5社について解説する。

#7
NTTデータ・野村総研…DX勝者は一握りで「御用聞きベンダー」は淘汰へ、IT業界の5年後
ダイヤモンド編集部,竹田幸平
DX(デジタルトランスフォーメーション)の恩恵を本当に享受しているITサービス企業は、実はごく一握り。大きく五つに分岐する主要各社の収益モデル、その勝ち組・負け組を分析し、「ご用聞き」ITベンダーがもはや不要となりかねない大淘汰時代を展望した。

番外編
楽天が仕掛ける携帯赤字脱却の「大どんでん返し」、通信インフラ輸出の勝算
ダイヤモンド編集部,村井令二
楽天グループが、携帯電話事業の苦戦を脱却する起死回生の切り札として、自社の通信インフラを輸出するベンダービジネスを推進。大型案件を獲得すれば大赤字の携帯事業はたちまち復活する。果たして“大逆転”はあるのか。

#4
三井住友FGが「量子人材育成」に総力結集で乗り出す理由、3メガバンク最後発の勝算
ダイヤモンド編集部,大矢博之
金融3メガの最後の1社がついに動きだした。三井住友フィナンシャルグループがグループ総出で量子人材育成に乗り出す。JPモルガン、ゴールドマン・サックスなどの海外勢や、IBM・慶應義塾大学と組んで先行して活用法を模索する三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループに追い付けるか。

#1
トヨタ、NTT、東芝…量子技術開発に日本企業が「護送船団方式」で動く理由
ダイヤモンド編集部,大矢博之
オールジャパンで量子技術イノベーション立国を目指す――。トヨタ自動車、東芝、NTTなど日本を代表する大企業が、量子コンピューターの活用に向けて集結した。産業界が“巨大護送船団”方式で動きだした背景には、先行する海外勢への強い危機感がある。

#16
三菱地所が独り勝ちに?不動産業界で天地逆転、収益の柱「オフィス」転落の衝撃
ダイヤモンド編集部,大根田康介
不動産大手において過去1年で足を引っ張ったのはホテルと商業施設だった。賃貸収入で見ると、商業施設の比率が低くオフィスビル比率が高い会社は、その逆の会社に業績で勝った。しかし、ここにきてオフィス賃貸が足を引っ張る存在へと変わり始めた。

オフィスは本当に不要なのか、働く場所・働き方はどう変わる?
flier
今、オフィスのあり方が大きく見直されようとしている。本書『さよならオフィス』(日経プレミアシリーズ)では、最新のオフィストレンドや新たな働き方、コロナ禍で注目を集めるキーワードなどが詳細に紹介されている。加えて、取材をベースにさまざまな企業の事例が紹介されているのも本書の特徴だ。取材対象は変化に柔軟なベンチャー企業から、日本経済を支える大企業まで幅広い。既に「オフィスを持たない」という決断を下した企業も登場する。

富士通が「優秀なマネジャー像」を解明!2400人の人事データ調査で
ダイヤモンド・セレクト編集部,林 恭子
これから必要なマネジメント力は「コーチング型」と言われて久しい。しかし「それで本当に成果が出るのか」と本音では疑問を抱いていないか。そんな疑問を払拭させようと、ピープルアナリティクスを活用してコーチング型マネジメントの浸透を図るのが、富士通だ。

日立・富士通・NECがDX需要の波にイマイチ乗り切れない2つの理由
大山 聡
コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)需要が高まっているといわれている。しかし、デジタルソリューションを打ち出す日系大手企業がその恩恵を十分に受けられているかといえば、疑問符が付く。その背景を米系IT企業と比較しながら考察する。

#57
脱ガソリン車、水素、洋上風力…「グリーンバブル」は本物か?
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
2021年は首都圏エリアで緊急事態宣言が発出されるという波乱の幕開けとなった。新型コロナウイルスの感染拡大により、世界の社会・経済・政治の秩序は激変した。地政学リスクの高まり、環境規制の厳格化、テクノロジーの破壊的革新――。「変数」が多く不透明な時代こそ、ビジネスマンにとって大胆な見立てと緻密な戦略は必須となる。その支えとなるべく、ダイヤモンド編集部の記者7人が「2021年の10大トピック」を解説する【記者座談会前編】。
