IPO株の銘柄分析&予想

「ノバシステム」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のシステムインテグレーション企業との比較や予想まで解説![2023年4月6日 情報更新]

2023年2月27日公開(2023年4月6日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ノバシステム
市場・コード/業種 スタンダード・5257/情報・通信業
上場日 3月30日
申込期間(BB期間) 3月13日~3月17日
おすすめ証券会社 SBI証券マネックス証券松井証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2565円(+50.88%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ノバシステムが3月30日にIPO(新規上場)!

「ノバシステム」の公式サイトより

 ノバシステムは、2023年2月27日、東京証券取引所に上場承認され、2023年3月30日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ノバシステムは1982年9月10日に設立された。ソフトウエア開発事業として主に生命保険会社、損害保険会社、銀行、信託銀行等の金融業界向けを中心とした業務用情報処理システムの開発を行う「システムインテグレーション」を提供している。また、「クラウドサービス」も行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ノバシステムのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月10
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月13日~3月17日
公開価格決定 3月20日
購入申込期間 3月22日~3月27日
払込日 3月29日
上場日 3月30日

ノバシステムのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年3月15日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 90.4  
野村證券 5.2  
岡三証券 1.7  

ノバシステムのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1660
仮条件
[予想PER(※2)
1660~1700円
8.6倍~8.8倍]
公募価格 1700円
初値 2565円
初値騰落率 +50.88%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000~3500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年3月8日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 19.1倍
アクシス<4012> 12.4倍(連)
HCSHD<4200> 34.2倍(連)
SIGG<4386> 10.7倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ノバシステムの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 135万株(予定)
公開株式数 公募15万株  売出20万株
(オーバーアロットメントによる売出5万2500株)
想定公開規模(※1) 6.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ノバシステムは保険業界向けシステム開発に強み

 金融・保険業界向けを中心としたシステムインテグレーション事業、クラウドサービスの提供を行う。システムインテグレーションは2022年12月期全社売上高の97.9%を占めており、特に保険業界向けシステム開発が同社の主要事業領域となっている。自社製品は飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」と、受付業務支援システム「アイウェルコ」。

 創業年数が長く、スタンダード上場と地味な印象ももたれそうだが、根強い人気のあるDX関連銘柄の小型案件であり、需給主導での初値上昇に期待がかかるだろう。ただ、3/30はビズメイツ<9345>がグロースへ同日上場する予定となっている他、IPOラッシュ終盤で買い疲れ感が出てくる可能性はある。

 公開規模については6~7億円程度となる見込み。代表取締役の芳山政安氏が発行済株式総数の半数以上を保有。

⇒ビズメイツ<5257>のIPO情報はこちら!

◆「ノバシステム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ノバシステムの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2019/12 4,125
(―)
307
(―)
160
(―)
2020/12 4,075
(-1.2%)
213
-30.7%
137
-14.2%
2021/12 4,173
(2.4%)
112
-47.4%
72
-47.5%
2022/12 4,626
(10.9%)
337
200.9%
212
194.4%
2023/12予 5,253
(13.6%)
404
19.8%
260
22.5%
2022/9 3Q 3,342
(―)
201
(―)
120
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:192.81円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ノバシステムの業績コメント

 2023年12月期の業績は、売上高が前期比13.6%増の52.5億円、経常利益が同19.8%増の4.0億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社業界においては設備投資の回復及び企業収益の改善等を受け、新型コロナウイルス感染症の影響が及び始めた頃から比べるとソフトウエア投資額は回復傾向が見られており、IT化投資への需要の増大等を背景に堅調な市場環境が続いている。

 システムインテグレーションについては、同社の主事業ドメインである金融業界向けシステムの受託開発を引き続き行うと共に、テレワークの普及等による新型コロナウイルス感染症の影響がもたらした既存の枠組みに対する変化に対応すべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連案件についても既存領域の拡大及び新規受注の獲得を進め、顧客企業が求める価値の提供及び開発体制の柔軟化に引き続き取り組んでいる。

 クラウドサービスの飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」については、新型コロナウイルス感染症の影響による営業制限や行動制限要請が徐々に緩和され、飲食店営業の正常化及び来店客数の回復が進んだことにより、概ね期初計画通りに推移した。受付業務支援システム「アイウェルコ」については、広告宣伝活動及び初期導入時の費用を抑えた販売促進策を展開し、販売拡大を図っている。

ノバシステムの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市西区江戸堀一丁目3番15号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 芳山 政安(昭和28年8月23日生)
設立 昭和57年9月10日
資本金 1億3975万円(令和5年2月27日現在)
従業員数 436人(令和5年1月31日現在)
事業内容 金融・保険業界向けを中心としたシステムインテグレーション事業、クラウドサービスの提供
■売上高構成比率(2021/12期 実績)
品目 金額 比率
システムインテグレーション 4,095 百万円 98.1%
クラウドサービス 77 百万円 1.9%
合計 4,173 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 芳山 政安 67万2000 56.00%
2 ノバシステム従業員持株会 11万7500株 9.79%
3 内原 昌彦 4万8000株 4.00%
4 河 鳳基 4万株 3.33%
4 株式会社インテック 4万株 3.33
6 林 潤 2万4000株 2.00%
7 川上 秀樹 2万株 1.67%
7 平山 貞美 2万株 1.67%
7 成田 由奈 2万株 1.67%
7 西山 仁徳 2万株 1.67%
合計   102万1500株 85.13%
■その他情報
手取金の使途 今後の持続的な成長に資する人材の確保及び育成等を目的として、(1)求人費、(2)研修費、(3)新卒入社社員の人件費、(4)生産性の向上に資するグループウエアソフト利用料及び(5)開発用機器の購入費用に充当する予定
関係会社 VIET NHAT SOFTWARE JOINT STOCK COMPANY ソフトウエア開発
※持分法非適用
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「ノバシステム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ノバシステムの銘柄紹介

 同社の事業は、ソフトウエア開発事業の単一セグメントであり、提供しているサービス種別としては「システムインテグレーション」及び「クラウドサービス」の2つのサービスとなる。

(1)システムインテグレーション

 生命保険会社、損害保険会社、銀行、信託銀行等の金融業界向けを中心とした業務用情報処理システムの開発を行っている。中でも、生命保険会社及び損害保険会社においては、個人保険商品システム、企業年金システム、共済保険システム、勘定系システム等の開発を手掛け、ニッセイ情報テクノロジー株式会社を筆頭に複数の保険会社におけるシステム開発の実績を有している。

 この保険業界向けシステム開発は、2022年12月期におけるシステムインテグレーションの売上高構成比54.9%を占める同社の主要事業領域となっており、既存顧客におけるシステム開発実績を拡大し積み重ねることで保険業界の「業務知識」を蓄積し、同業界における優位性の確立に努めている。業務知識とは、業界における特性や事業環境、業務内容の理解、必要となる許認可といった顧客業界に関する総合的な理解量を表し、この業務知識の多寡が、高品質のシステムを実現することや新たなシステム開発案件を創出すること等に繋がる基本の要素となっており、業務知識の蓄積を強みとした業界特化型戦略をもって事業の拡大を図っている。

 また、保険業界向けシステム開発に加えて、物流業界向けシステム、エネルギー産業向けシステム、商社向けシステム、地方公共団体向けシステム、公益機関向けシステム等の開発も全方位型で手掛けており、他業界においても業務知識の蓄積を通じてシステム開発領域の拡大を図っている。

 システム開発における開発工程を一般的に表すと、「要件定義→基本設計→詳細設計→プログラム製造→結合テスト→システムテスト→運用テスト→実稼働→保守」となる。このうち、要件定義及び基本設計工程を上流工程と呼び、高品質のシステムを実現するために必要な条件等を顧客要望と照らし合わせて明確にしておくことがシステム開発における要諦となっており、それらを実現するためには、技術的な専門性に加えて、プロジェクト運営力、前述の業務知識、ビジネス的観点での考察力といった力量も求められる。

 同社は、主要事業領域である保険業界向けシステムの開発に加え、物流業界向けシステム、エネルギー産業向けシステム、商社向けシステム、地方公共団体向けシステム、公益機関向けシステム等の多様なシステム開発実績を積み重ねることにより、上流工程からプログラム製造・テスト工程に至るまでの一貫したシステム開発を実現するノウハウ及び開発経験を通じて培った業務知識を持つ人材を有しており、当該プロジェクトの特性及び顧客要望に応じた開発体制の提供を行っている。

 また、開発工程に応じた技術者数の供給調整等も必要となることから、同業の協力会社からも役務の提供を受ける協業体制を構築し事業を推進しており、契約については、ユーザー企業との直接契約によるものと、元請システムインテグレーション企業又はユーザー企業系列のシステム開発企業との契約によるものとが存在しているが、元請システムインテグレーション企業又はユーザー企業系列のシステム開発企業との契約によるものが売上高の90%以上を占めている。

(2)クラウドサービス

 同社の製品は、飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」と、受付業務支援システム「アイウェルコ」であり、いずれもSaaS型でのサービス提供を行っている。SaaS型とは、インターネットを介してソフトウエアを提供するサービスであり、提供者側(同社側)のサーバーにおいてソフトウエアを稼働する形態とし、機能追加等の更新を機動的に行うことで最新のソフトウエアの提供が可能となっている。

 販売については、飲食店及びユーザー企業への直接販売によるものと、販売代理店への販売によるものとが存在し、新規導入後はサブスクリプション型でのサービス提供を行っており、新規導入設置料及び月額利用料により収益を構築している。

ノバシステムの投資のポイント

 創業年数が長く、スタンダード上場と地味な印象ももたれそうだが、根強い人気のあるDX関連銘柄の小型案件であり、需給主導での初値上昇に期待がかかるだろう。ただ、3/30はビズメイツ<9345>がグロースへ同日上場する予定となっている他、IPOラッシュ終盤で買い疲れ感が出てくる可能性はある。株価バリュエーションは割安感の感じる価格設定になっており、そのようなスケジュール感を考慮している印象を受ける。

⇒ビズメイツ<5257>のIPO情報はこちら!

 1982年、大阪府大阪市に設立。システムインテグレーションは2022年12月期全社売上高の97.9%を占めており、特に保険業界向けシステム開発が同社の主要事業領域となっている。開発領域の新規拡大を図っており、保険会社のデータサイエンス推進領域におけるシステム開発や、自動車産業におけるCASE(Connected Autonomous Shared Electric)戦略のC:コネクテッドサービスに係るシステム開発等への拡がりも見せている。

 クラウドサービスでは、飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」と、受付業務支援システム「アイウェルコ」をいずれもSaaS型でサービス提供しているほか、現在、新製品として顔認証技術を活用した「入退室管理システム」の開発を手掛けている。なお、2021年12月期売上高について、ニッセイ情報テクノロジー(株)向け36.5%、SCSK<9719>向け23.0%、日本アイ・ビー・エム(株)向け14.7%となっており、3社合計で74.3%を占める。従業員は436名。

 業績面について、2023年12月期の業績は、売上高が前期比13.6%増の52.5億円、経常利益が同19.8%増の4.0億円と増収増益の見通しとなっている。システムインテグレーションの売上高については前期比13.4%増の51.3億円を見込んでいる。予算内訳としては、受注済み案件6.2%、継続的受注の蓋然性が高い案件が71.2%、受注見込み案件が22.6%となっている。クラウドサービスは、「Order Revolution」契約店舗数303店舗(前期比61店舗増)、「アイウェルコ」契約社数115社(同108社増)を見込み、売上高1.1億円(同20.3%増)を見込んでいる。

 想定仮条件水準の今期予想PERは8~9倍程度で、他のSI企業と比べても割安感の感じられる価格設定となっている。

 公開規模については6~7億円程度となる見込み。代表取締役の芳山政安氏が発行済株式総数の半数以上を保有しており、株主にベンチャーキャピタルらは見当たらない。需給面は良好だろう。また、前述の通り、3/30はビズメイツ<9345>がグロースへ同日上場予定。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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