会社名 | クオリプス |
市場・コード/業種 | グロース・4894/医薬品 |
上場日 | 6月27日 |
申込期間(BB期間) | 6月9日~6月15日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、松井証券、楽天証券、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 1680円(+7.69%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
クオリプスが6月27日にIPO(新規上場)!
クオリプスは、2023年5月23日、東京証券取引所に上場承認され、2023年6月27日にIPO(新規上場)することが決定した。
クオリプスは2017年3月21日に設立された。ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発・商業化及び同社独自の設計コンセプトに基づくラボ一体型の商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を利用した製造開発受託(CDMO)事業を通じて、世界中のひとびとの健康と人生に貢献する新たな医療を作り出していくことを主たる事業目的としている。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
クオリプスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 6月8日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 6月9日~6月15日 | |||||
公開価格決定 | 6月16日 | |||||
購入申込期間 | 6月19日~6月22日 | |||||
払込日 | 6月26日 | |||||
上場日 | 6月27日 |
クオリプスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2023年6月23日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
8.1% | |||||
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
0.5% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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野村證券(主幹事証券) | 91.3% |
クオリプスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 1560円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1400~1560円 [―倍~―倍] |
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公募価格 | 1560円 | |||||
初値 | 1680円 | |||||
初値騰落率 | +7.69% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 900~3000円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社4社の予想PER(2023年6月6日ザラバの株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【4社平均】 | 206.6倍 | |||||
サイフューズ<4892> | ―倍 | |||||
ステムリム<4599> | 363.9倍 | |||||
セルソース<4880> | 49.2倍 | |||||
セルシード<7776> | ―倍 |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない。
クオリプスの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 755万7916株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募170万株 売出50万株 (オーバーアロットメントによる売出33万株) |
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想定公開規模(※1) | 39.5億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
クオリプスは大阪大学発再生医療ベンチャー
同社は設立以来、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発・商業化及び同社独自の設計コンセプトに基づくラボ一体型の商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を利用した製造開発受託(CDMO)事業を通じて、世界中のひとびとの健康と人生に貢献する新たな医療を作り出していくことを主たる事業目的としている。
赤字バイオ企業の上場は昨年12月サイフューズ<4892>以来。現在の市場環境において、赤字バイオIPOに対する投資家の印象がどの程度となるか注目されそうだ。公開規模は40億円程度と荷もたれ感のある水準だが、公開株の一部を海外販売する予定であり、まずは海外販売比率に注目したい。
株式の総数に対して約87%程度の株式が90日間のロックアップの対象で、需給は引き締まっている印象。ただ、公開規模が大きいほか、6/27は同社を含めて3社が同日上場するため、初値買い資金分散の影響は避けられない。
◆「クオリプス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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クオリプスの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
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2020/3 | ― (―) |
▲ 176 (―) |
▲ 179 (―) |
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2021/3 | 0 (―) |
▲ 295 (―) |
▲ 307 (―) |
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2022/3 | 13 (6224.1%) |
▲ 373 (―) |
▲ 375 (―) |
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2023/3 | 38 (175.1%) |
▲ 450 (―) |
▲ 452 (―) |
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2024/3予 | 215 (461.7%) |
▲ 1,246 (―) |
▲ 1,249 (―) |
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2022/12 3Q | 13 (―) |
▲ 356 (―) |
▲ 357 (―) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:-円/0.00円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
クオリプスの業績コメント
2024年3月期の業績は、売上高が前期比461.7%増の2.1億円、経常損失が12.4億円の見通しとなっている。
足元では、同社は虚血性心疾患による重症心不全を適応症とするヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認の取得に向け、大阪大学が実施する医師主導治験を継続して支援している。
第3四半期累計期間(2022年4月1日~12月31日)においては、同医師主導治験の進捗を加速させるために、同社は治験参加施設の拡充や治験参加施設に対する同医師主導治験のサポート業務を行った。同医師主導治験は、前半部分(コホートA)と後半部分(コホートB)に分かれており、コホートAでは2020年11月までに計3症例の被験者に対して移植が行われた。コホートBでは計5症例の被験者に対して移植が行われる計画になっており、2022年8月には同治験参加施設である順天堂大学医学部附属順天堂医院において第1症例目の移植が行われ、2022年12月にも同院において第2症例目の移植が行われた。
また、コホートAについては、現在、その有効性や安全性を評価している段階にあるが、大阪大学の研究チームがコホートAの第1症例目を対象に有効性及び安全性について解析した結果、肯定的な評価を示唆する論文を発表している。本論文では、移植後にヒトiPS細胞由来心筋細胞シートに関連する有害事象は認められず、また、心機能だけでなく、運動耐容能も改善し得る可能性が示唆されている。
売上高について、前事業年度より提供を開始した製造開発受託サービス(CDMOサービス)は堅調に推移している。
クオリプスの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都中央区日本橋本町三丁目11番5号日本橋ライフサイエンスビルディング 2、507 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 草薙 尊之(昭和33年12月17日生) | |||||
設立 | 平成29年3月21日 | |||||
資本金 | 1億415万円(令和5年5月23日現在) | |||||
従業員数 | 46人(令和5年4月30日現在) | |||||
事業内容 | 再生医療等製品、特定細胞加工物の研究、開発、製造、販売 再生医療等製品、特定細胞加工物に係る受託開発製造サービス及びコンサルティング業務 |
■売上高構成比率(2022/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
CDMO・コンサルティングサービス | 13 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 13 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 第一三共株式会社 | 100万株 | 17.12% | |||
2 | イノベーション京都2016投資事業有限責任組合 | 58万株 | 9.93% | |||
3 | テルモ株式会社 | 53万株 | 9.07% | |||
4 | 大幸薬品株式会社 | 50万株 | 8.56% | |||
4 | SBI Ventures Two株式会社 | 50万株 | 8.56% | |||
4 | JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 50万株 | 8.56% | |||
7 | ジャフコSV6投資事業有限責任組合 | 40万株 | 6.85% | |||
8 | 三菱商事株式会社 | 27万3333株 | 4.68% | |||
9 | 京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合 | 21万6000株 | 3.70% | |||
10 | 井上 学 | 14万2050株 | 2.43% | |||
合計 | 464万1383株 | 79.45% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 運転資金及び設備資金に充当する予定 | |||||
関係会社 | 第一三共株式会社 (その他の関係会社) 医薬品等の製造販売 | |||||
VC売却可能分(推定) | 1社 4万4000株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2021年3月26日 | ||||
割当先 | JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 ジャフコSV6投資事業有限責任組合 京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合 阪大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合 富士フイルム株式会社 セルソース株式会社等 |
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発行価格 | 1,000円 |
◆「クオリプス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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クオリプスの銘柄紹介
同社は設立以来、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発・商業化及び同社独自の設計コンセプトに基づくラボ一体型の商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を利用した製造開発受託(CDMO)事業(以下「CDMO事業」)を通じて、世界中のひとびとの健康と人生に貢献する新たな医療を作り出していくことを主たる事業目的としている。
ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートは、iPS細胞から心筋細胞への分化誘導を経て、大量作製及びシート化等の独自技術を用いて作製するもので、現在の内科的治療では治癒しない重症心不全の治療を目的とした再生医療等製品である。また、同社の作製するヒトiPS細胞由来心筋細胞シートは、他の再生医療等製品(研究開発中の再生医療等製品を含む)と比べ、構成する細胞数が多いため、iPS細胞を大量にかつ同時に心筋細胞へ分化誘導することは高い難易度が要求される。
同社は、iPS細胞を大量の心筋細胞に分化誘導を行い、残存する未分化の細胞を検出限界以下のレベルまで高度に除去することにより、心筋細胞を高純度に精製するという技術を有している。これらの細胞培養技術を活用して、ベンチャー企業等へのCDMO事業を行っている。これにより、ベンチャー企業としては独自性の高い事業構成を有しており、同社再生医療等製品承認前にも関わらず売上を計上している。
・ 事業モデル
同社は、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発・商業化及び同社独自の設計コンセプトに基づくラボ一体型の商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を利用したCDMO事業を主たる事業としている。自社研究、大学等の研究機関及び大手製薬企業等との共同研究を通じて、心臓及びそれ以外の領域に係る再生医療等製品の提供及びCLiC-1を利用したCDMO事業を行っている。
同社の主要な製品であるヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの事業モデルは、大学、大手製薬企業との共同研究を通じて得られた発明、ノウハウ等の成果物に対しては、同社が実施権の許諾を受け製造販売を行うというものである。大阪大学から取得した再実施許諾権付の独占的実施権及び第一三共株式会社と同社の間で締結した共同研究開発契約から発生した成果物及び第一三共株式会社が保有しているシート化精製技術等を組合せ、ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製造・販売を行う事業である。
また、CDMO事業は、同社のヒトiPS細胞由来心筋細胞の培養技術、精製技術等で取得した経験を生かし、主としてベンチャー企業へのプロセス開発支援に加え、受託製造による細胞及び原材料としての各種細胞を提供するものである。
・ 同社事業モデルの特徴
同社は、(ⅰ)大阪大学との共同研究開発により培った開発ノウハウ、(ⅱ)大手製薬企業、医療機器メーカー等との共同研究開発アライアンス、(ⅲ)高度な管理技術に基づく最先端の心筋細胞シート製造技術、(ⅳ)シーズから商用生産レベルまで一貫して開発した細胞培養技術ノウハウ、という4点を強みとしている。
クオリプスの投資のポイント
赤字バイオ企業の上場は昨年12月サイフューズ<4892>以来。今年3月にはノイルイミューン・バイオテック<4893>が上場延期を発表した経緯もある。現在の市場環境において、赤字バイオIPOに対する投資家の参加意欲がどの程度となるかは注目されそうだ。公開規模は40億円程度と荷もたれ感のある大きさだが、公開株の一部を海外販売する予定であり、まずはその海外販売比率に注目したい。
⇒サイフューズ<4892>のIPO情報はこちら!
⇒ノイルイミューン・バイオテック<4893>のIPO情報はこちら!
大阪大学の発明(主に再生医療)を実用化・事業化する目的で設立された(株)セルキューブが、ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの事業化のために2017年、神奈川県横浜市において(株)Cuoreを創業・設立。同年、現社名へ商号変更した。
同社は設立以来、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発・商業化及び同社独自の設計コンセプトに基づくラボ一体型の商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を利用した製造開発受託(CDMO)事業を通じて、世界中のひとびとの健康と人生に貢献する新たな医療を作り出していくことを主たる事業目的としている。ベンチャー企業としては独自性の高い事業構成を有しており、同社再生医療等製品承認前にも関わらず売上を計上している。
2017年9月に第一三共<4568>と共同研究開発契約を締結、また、朝日インテック<7747>や四国計測工業(株)、ダイダン<1980>やアース環境サービス(株)などの様々な企業等との共同開発を推進している。従業員は46名。2022年9月にセルソース<4880>が同社の特定細胞加工物の製造開発受託サービスを採用。
2024年3月期の業績は、売上高が前期比461.7%増の2.1億円、経常損失が12.4億円の見通しとなっている。足元では、同社は虚血性心疾患による重症心不全を適応症とするヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認の取得に向け、大阪大学が実施する医師主導治験を継続して支援を行っている。売上高については、前事業年度より提供を開始した製造開発受託サービス(CDMOサービス)が堅調に推移している。
株式(自己株式を除く。)の総数に対して約87%程度の株式が90日間のロックアップの対象となっており、需給は引き締まっているため上場後に換金売り圧力は限定的となろう。ただ、公開規模は40億円台と荷もたれ感がある水準である。また、6/27は同社を含め3社が同日上場というスケジュールであり、初値買い資金分散の影響は避けられないだろう。
◆「クオリプス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |