【米国株】GAFAM+αのうち、今後の見通しが良好で、アナリストが”買い”と評価するのは「アップル」と「エヌビディア」!
発売中のダイヤモンド・ザイ8月号は特集「人気の【米国株】150診断」を掲載! この特集では、アナリストなどのプロが米国株を分析し、ニューヨーク市場とナスダック市場に上場する人気株を対象に、「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で投資判断を付けている。これからの米国株の値動き予測や、GAFAM+αの動向、注目すべき大型優良株、高配当株などについても取り上げているので、銘柄選びの参考になるはずだ。
今回はこの特集から、GAFAM+αの中でも、アナリストなどのプロが”買い”と、特に高く評価する2銘柄を公開!
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注目は、生成AIのGPUで大いに成長する「エヌビディア」と、
iPhone販売の好調など、好材料が多い「アップル」!
2022年3月から下落が続いた米国株は、一転して上昇基調へ。牽引しているのは、GAFAM(アルファベット(グーグル)、アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン、マイクロソフト)や、エヌビディアを中心とした大手ハイテク株だ。
株価上昇につながっているのは、足元の好調な業績だ。GAFAM+α(エヌビディア、ネットフリックス、テスラ)の最新の四半期決算を見てみると、ネットフリックスとテスラを除いた6社は、売上高と1株利益が、ともに市場予測を上回った。
ここからは、GAFAM+αの中で、アナリストなどのプロが”買い”と最高評価をつけた2銘柄について、詳しく紹介していこう(※株価などのデータは6月5日時点。チャートはマネックス証券。業績データは「QUICK・ファクトセット」。最低購入額は1ドル=140円で計算。PER、ROE、配当利回りは予想ベース。PBRは実績ベース。銘柄分析コメントは、グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さん、キャピタル・パートナーズ証券の岡橋雅雄さん、マンハッタン・グローバル・フィナンシャルの森崇さん、ストラテジストのサイ・ポールさん。投資判断と株価の高値・安値予想は今後3カ月間についてのもの)。
一つ目の銘柄は、米国株の中で、いま特に注目されているエヌビディアだ。
エヌビディアは、生成AI(人工知能)に利用されるGPU(画像処理半導体)の新シリーズ「H100」の販売が絶好調で、2023年2~4月期の業績は、売上高と1株利益が市場予測を10%以上も上回った。
さらに、会社が発表した5~7月期の売上高見通しが110億ドルと、市場予測(71.5億ドル)の1.5倍に。この好決算がサプライズとなり、決算発表の翌日の株価は、1日で29%以上も上昇した。エヌビディアのAI分野での技術は傑出しており、GPUの販売増は続く見通しで、今後も株価は上昇が期待できそうだ。
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続いて紹介するのは、GAFAMの一角のアップルだ。
アップルは、主力製品であるiPhoneの1~3月期の販売が過去最高と好調で、市場予測を上回る四半期決算となった。自社株買いの増額(最大900億ドルまで)と増配も発表。業績の安定性はGAFAMの中でも随一で、2023年の年初から株価は右肩上がりが続いている。
また、ARヘッドセット「Apple Vision Pro」を2024年初頭に発売することを発表し、さらなる収益拡大が予想されている。米国では、アップルのクレジットカード利用者向けに、年4.15%の利率で預金サービスの提供を始めたことも話題だ。
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