【日本株】今後10年で「株価も配当も10倍」を狙える増配傾向の成長株は「富士古河E&C」と「ロードスターキャピタル」の2銘柄!
ダイヤモンド・ザイ6月号の大特集は「10年持ちっ放しでOK!【配当&株価が10倍になる株】」を掲載! 以前は「株価や配当が大きく上がる株=ハイリスクの新興株や中小型株」だった。しかし、ここ数年で日本の株式市場や上場企業の改革が進んだほか、海外投資家の注目度も高まったことで、日本株の“常識”は大きく変化し、大型株の長期保有でも「配当10倍」「株価10倍」が狙えるようになってきた! そこで、この特集では新NISAでじっくり投資するのにも最適な「配当10倍株」や「株価10倍株」の候補をピックアップして紹介!
今回はこの特集から「配当&株価10倍がダブルで狙える株」の2銘柄を紹介!
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データセンターやEV関連で伸びる「富士古河E&C」と、
不動産関連事業を手掛ける「ロードスターキャピタル」に注目!
この10年で配当とあわせて株価が並外れて伸びた銘柄は、企業規模がコンパクトな高成長株が多かった。「そこに『増配傾向』の条件を加えれば、配当、株価ともに10倍達成の確率が高まる」と指摘するのは、株式コメンテーターの岡村友哉さんだ。
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利益を伸ばしながら配当も増やしている高成長企業は、ビジネスモデルが強固であることが多い。そこで、以下では「大幅増配の実績がある」「時価総額1000億円未満」という条件を満たす「配当&株価10倍株」候補の高成長株2銘柄を紹介していこう(※以下、株価などのデータは4月4日時点。銘柄選定は岡村さん)。
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一つ目の銘柄は、6期連続の増配で、さらなる還元策強化を図る富士古河E&C(1775)だ。
富士古河E&Cは創立100周年を迎えた老舗企業。電気や空調、情報通信を中心とした建築設備・社会インフラ工事を展開する。半導体やロボット関連の大口案件を獲得し、通期の業績予想と配当の上方修正を発表。これから発表予定の次期中期経営計画で、株主還元策の強化に期待したい。今後はデータセンター・EVを中心としたデジタル関連の設備投資などによって、業績成長が継続すると予想する。
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二つ目の銘柄は、配当が7年で13倍になったロードスターキャピタル(3482)だ。
ロードスターキャピタルは不動産投資と不動産特化型クラウドファンディングが両輪。創業以来、12期連続で増収増益となる見通し。オフィスやホテルなどの不動産に年200億円規模で投資しながら、経営基盤を強化してきた。中長期的には、インフレに伴う賃料や物件価格の上昇が期待できる。2017年の上場以降、毎期増配を続けており、7年で配当は13倍になった。今後も積極的な不動産事業の拡大で、増益と配当拡大へ。
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