会社名 | オルツ |
市場・コード/業種 | グロース・260A/情報・通信業 |
上場日 | 10月11日 |
申込期間(BB期間) | 9月26日~10月2日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、松井証券、大和コネクト証券(旧:CONNECT)、 |
ィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 570円(+5.56%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
オルツが10月11日にIPO(新規上場)!

オルツは、2024年9月5日、東京証券取引所に上場承認され、2024年10月11日にIPO(新規上場)することが決定した。
オルツは2014年11月26日に設立された。「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を行っている。「P.A.I.」とは、自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIであり、同社は、全ての人が自分のAIを持つことによって、労働(Lavoro)から解放され、アーティスティックな営み(Opera)に没頭できる世界を実現することを目指している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
オルツのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 9月25日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 9月26日~10月2日 | |||||
公開価格決定 | 10月3日 | |||||
購入申込期間 | 10月4日~10月9日 | |||||
払込日 | 10月10日 | |||||
上場日 | 10月11日 |
オルツのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2024年9月26日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
7.9% | |||||
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
1.1% | |||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT) [最短3日後に取引可能] |
-% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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大和証券(主幹事証券) | 82.6% | |||||
野村證券 | 7.1% | |||||
あかつき証券 | 1.1% | |||||
丸三証券 | 0.1% |
オルツのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 510円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
510~540円 [―倍~―倍] |
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公募価格 | 540円 | |||||
初値 | 570円 | |||||
初値騰落率 | +5.56% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 350~2500円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社4社の予想PER(2024年9月20日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【4社平均】 | ―倍 | |||||
PKSHA<3993> | 47.2倍(連) | |||||
エーアイ<4388> | ―倍(連) | |||||
AIins<4488> | 67.9倍 | |||||
ヴレインS<135A> | 52.9倍 |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない。
オルツの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 3334万4700株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募750万株 売出150万株 (オーバーアロットメントによる売出135万株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 52.8億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
オルツは「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発
デジタルクローンP.A.I.の開発を最終目的とした要素技術の研究開発とそれらを応用した製品群の展開、AIソリューションの提供を行う。基盤技術となるLLMも自社開発。現在主要プロダクトとなっているCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」は2020年よりリリース。
足元ではエヌビディア株の上昇一服などで、AIブームにも陰りが見えてきてはいるが、依然として成長期待の高い分野であり、投資家の注目は集まるだろう。公開規模は大きめだが、公開株の一部を海外販売する予定であり、海外販売比率に注目したい。
上場後も多くのベンチャーキャピタル保有株式が残るが、上場日後90日間もしくは180日間の価格解除条項のないロックアップがかかっている。
◆「オルツ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能] | ||||||
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オルツの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
|||
2020/12 | 55 (12.6%) |
▲ 201 (―) |
▲ 187 (―) |
|||
2021/12 | 955 (1621.7%) |
▲ 384 (―) |
▲ 385 (―) |
|||
2022/12 | 2,666 (178.9%) |
▲ 670 (―) |
▲ 671 (―) |
|||
2023/12 | 4,111 (54.2%) |
▲ 1,497 (―) |
▲ 1,498 (―) |
|||
2024/12予 | 5,545 (34.8%) |
▲ 2,832 (―) |
▲ 2,832 (―) |
|||
2024/6 2Q | 2,844 (―) |
▲ 1,126 (―) |
▲ 1,127 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:-円/0.00円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
オルツの業績コメント

2024年12月期の業績は、売上高が前期比34.8%増の55.4億円、経常損失が28.3億円(前期は14.9億円)と増収・赤字幅拡大の見通しとなっている。
前期においては、販売パートナーの数の増加に取り組み、Communication Intelligence「AI GIJIROKU」の売上が拡大した。前期におけるAI Products事業の売上高は38.2億円(2022年12月期比2.5倍)となり、Communication Intelligence「AI GIJIROKU」の2023年12月時点のMRR(Monthly Recurring Revenue)は約3.6億円となった。また、同社の継続してきた事業であるAI Solutions事業については、前期売上高が2.8億円(同2.7倍)となった。
引き続き「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の実現に向けたPoC受注があることと並行して、Communication Intelligence「AI GIJIROKU」のユーザーである企業から更なるカスタマイズやAIを用いた開発受託などの依頼がくることでAI Products事業からAI Solutions事業へのニーズ獲得といった流れも出てきており、ユニークな事業モデルを構築できつつある。
今期は、AI Products事業のプロモーション活動を引き続き実施し、特に主要プロダクトである「AI GIJIROKU」により、toB向けの販売を前期に継続して伸ばすことが出来ている。AI Solutions事業では、様々なクライアントからビジネスシーンでのAIの活用について商談を受け、前期より受注を伸ばしている。通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高が28.4億円で51.3%となっている。
オルツの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都港区六本木七丁目15番7号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 米倉 千貴(昭和52年6月3日生) | |||||
設立 | 平成26年11月26日 | |||||
資本金 | 1億円(令和6年9月5日現在) | |||||
従業員数 | 20人(令和6年8月31日現在) | |||||
事業内容 | デジタルクローンP.A.I.の開発を最終目的とした要素技術の研究開発とそれらを応用した製品群(Communication Intelligence「AI GIJIROKU」等)の展開、AIソリューションの提供 |
■売上高構成比率(2023/12期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
AI Products事業 | 3,825 百万円 | 93.0% | ||||
AI Solutions事業 | 286 百万円 | 7.0% | ||||
合計 | 4,111 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 米倉 千貴 | 600万株 | 23.22% | |||
2 | Vertex Growth Fund II Pte. Ltd. | 379万6500株 | 14.69% | |||
3 | ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 262万株 | 10.14% | |||
4 | SBI Ventures Two(株) | 137万6100株 | 5.32% | |||
5 | SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 110万株 | 4.26% | |||
6 | イーストベンチャーズ2号投資事業有限責任組合 | 84万株 | 3.25% | |||
7 | SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合 | 82万5800株 | 3.20% | |||
8 | Dawn Capital 1号投資事業有限責任組合 | 82万5600株 | 3.19% | |||
9 | SMBC日興証券(株) | 60万5000株 | 2.34% | |||
10 | ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社 | 55万700株 | 2.13% | |||
合計 | 1853万9700株 | 71.74% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | (1)広告宣伝費及び販売促進費、(2)研究開発費、(3)採用関連費、(4)借入金返済に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2023年9月15日 | ||||
割当先 | ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、SMBC日興証券(株) | |||||
発行価格 | 850円 ※株式分割を考慮済み |
◆「オルツ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能] | ||||||
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オルツの銘柄紹介
同社は、創業より一貫して「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を行っている。「P.A.I.」とは、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIであり、同社は、全ての人が自分のAIを持つことによって、労働(Lavoro)から解放され、アーティスティックな営み(Opera)に没頭することができる世界を実現することを目指している。
同社は、アカデミックのネットワークを活用し「P.A.I.」の研究開発を進める一方で、その研究開発過程から生まれた対話エンジンなどの要素技術や、機械学習による個性モデル(同社独自の用語であり、デジタルクローン生成に活用する個の価値観をモデル化したもの)構築などのノウハウを、AIの活用を検討するクライアントに提供してきた。また、2020年1月に、現在の同社収益の多くを占めるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」の提供を開始するなど、上記技術を活用した AI Products事業や、戦略的パートナーとの連携により様々なクライアントに対して AIモデルを応用したAI Solutions事業を提供している。
これらの製品を支える技術として、日本語の複雑な言い回しや専門用語を学習した同社独自開発の「LHTM-2」等の大規模言語モデル(LLM)を保有している。こちらは柔軟なカスタマイズが可能かつ個性化に対応しており、事実の正確性を担保した設計となっている。また、AI市場の拡大により、一層確保が難しくなっていくと考えられる計算リソースという点についても、分散コンピューティングと分散ストレージの独自のインフラストラクチャー技術「Emeth」、「Stack」を保有している。
・AI Products事業
同社の「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の実現のために研究開発を重ね蓄積させてきた要素技術と、多くの戦略的パートナーとのリレーションを活用した課題発掘力及び優秀なエンジニア陣によるプロダクト開発力、AIの社会実装力を基盤とすることで、多くのAIプロダクトの開発・提供を行っている
。メインプロダクトであるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」)は、同社の開発する高精度音声認識技術と日本語最高精度を記録したLLMを組み合わせたソリューションにより、ビジネスシーンの「P.A.I.」(パーソナル人工知能)を提供している。会議などの発言者の区別をしながらリアルタイムに文字起こしし、自動的に議事録を作成し要約やToDoを纏めるだけではなく、それらコミュニケーションデータをセキュアに保存するデータクラウドソリューションとして価値提供している。同社が開発した業界別音声認識ソリューション例としては、建築 GIJIROKU、医療 GIJIROKUなど。
・AI Solutions事業
AIの活用を検討するクライアントに対して、コンサルティング、PoC、本番開発から協業販売までのプロジェクト遂行の支援をしている。同社の設立以降、継続して推進してきた事業であり、かつ同社が最も得意とする分野でもある。「P.A.I.」の開発を目指す上で蓄積させてきた要素技術及びそれらの統合ノウハウを活用することで、同社が「カンパニゼーション」と呼ぶクライアントごとのデータ・特徴に合わせたプロダクト活用もしくはインフラの構築などのニーズを捕捉していく。
オルツの投資のポイント
足元ではエヌビディア株の上昇一服などで、AIブームにも陰りが見えてきてはいるが、依然として成長期待の高い分野であり、投資家の注目は集まるだろう。公開規模は大きめだが、公開株の一部を海外販売する予定であり、海外販売比率に注目したい。赤字上場となる点は気がかりだが、直近では7月29日上場のLiberaware<218A>が対公開価格比+46.5%、翌30日上場のHeartseed<219A>が同+33.4%としっかりとした初値を形成しており、地合いにも左右されそうだ。9月25日上場予定のROXX<241A>の初値状況を参考にしたい。
⇒Liberaware<218A>のIPO情報はこちら!
⇒Heartseed<219A>のIPO情報はこちら!
⇒ROXX<241A>のIPO情報はこちら!
同社は、2014年11月設立以降、一人ひとりに「P.A.I.」(パーソナル人工知能)を提供するという世界観の実現に向けて、研究開発を続けてきた。2015年より、「Personal Artificial Intelligence」「P A.I.」(2018年6月に同意義として「P.A.I.」)の商標を取得し、あらゆるテクノロジー分野のトップティアアカデミアとの連携を強化し、他社に先駆けて「P.A.I.」(パーソナル人工知能)に必要な独自の技術を蓄積してきた。研究開発の実施にあたっては、2016年のSeries Aラウンド以降、2022年から2023年に実施したSeries Dラウンドまでの調達資金も基に進めている。
また、同社は、基盤技術となるLLMを自社開発してきたが、それに基づいたプロダクト(2020年よりリリースし現在主要プロダクトとなっているCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」を筆頭として、そのほか、PoCにより様々なビジネス上の課題を切り口としてソリューション展開する「altBRAIN」、「AIコールセンター」、「CLONEdev」など)の展開を皮切りに、売上を大きく拡大させている。従業員は20名。税務上の繰越欠損金あり。
業績面について、2024年12月期の業績は、売上高が前期比34.8%増の55.4億円、経常損失が28.3億円(前期は14.9億円)と増収・赤字幅拡大の見通しとなっている。今期はAI Products事業の売上高が51.2億円(前期比33.9%増)、AI Solutions事業の売上高は4.2億円(同48.6%増)を見込んでいる。一方、広告宣伝費は45.8億円(同21.5%増)を計画。研究開発費については「LHTM-2」の次期バージョンの開発及び「EMETH」の実用化などの研究開発を促進させる観点で、15.6億円(同2.6倍)と大きく見込んでいる。赤字業績で株価評価は難しいが、ひとまずは直近第三者割当の発行価格(850.7円)が心理的な目安となろう。
公開規模は50億円前後と荷もたれ感のある大きさ。上場後も多くのベンチャーキャピタル保有株式が残るが、上場日後90日間もしくは180日間の価格解除条項のないロックアップがかかっている。また、前述の通り、公開株の一部を海外販売する予定。
◆「オルツ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 ※ |
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2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで松井証券と並んで第2位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 160万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には54社と全証券会社中で楽天証券と並んで2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 265万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
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【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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【関連記事】 ◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介 ◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説! |
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 176万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |