【日本株】5万円株でありながら配当利回り4.2%の「王子ホールディングス」や、3.6%の「ポールトゥウィンホールディングス」に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ2025年1月号の大特集は「最強の【5万円株】93銘柄」! この特集では、100株(1単元)を6万円未満で買えるおすすめの93銘柄を紹介。「お宝株」「高配当株」「株主優待株」などのジャンル別に取り上げているので、銘柄選びの参考になるはずだ。
今回は「5万円株」の中でも、配当利回りの高さが魅力の「高配当株」の2銘柄を紹介!
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⇒株主優待名人・桐谷さんがおすすめする「5万円台以下で買える株主優待株」の2銘柄を紹介! 配当+優待利回り=6.4%の「ヤマダHD」や9.1%の「シード」に注目!
5万円株の中から優良な高配当株を選ぶ3つのポイントを紹介!
配当利回りだけにとらわれず、業績や株主還元策に注意を!
ダイヤモンド・ザイでは、100株買うときの必要資金が6万円未満(5万円台まで)の株を「5万円株」と呼んでいる。
5万円株の中には配当利回りが3%以上の高配当株も多く、2024年11月1日時点では185銘柄もある。ただ、利回りだけに気を取られるのは危険。5万円株は規模が小さい企業や成長性が低い銘柄も多いため、良い銘柄かどうかを見極めることがより重要になってくる。
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⇒「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2024年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!
そこで、いい高配当株を見極める3つのポイントをまとめたのが以下だ。
第1のポイントは「業績」。企業は稼いだ利益の中から配当を支払う。業績が悪化すると、配当も減らされるリスクが大きくなる。今期予想が増収・増益、あるいは減収や減益でも一時的で、今後の回復が見えている銘柄を選ぶべきだろう。
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第2のポイントは「配当」の安定性。今期予想が減配でないことは最低条件。過去の実績もチェックして、できるだけ減配回数が少ない銘柄を選ぼう。
さらに、企業の配当の方針は必ず確認を。チェックしたい指標の1つは「配当性向」だ。企業が儲けた利益のうち、何%が配当として株主に還元されているかがわかる指標で(1株配当÷1株利益×100で算出)、高すぎると配当余力がない、とも言える。一方で、配当性向の目安を決めている企業が増益になれば、増配が期待できる。
また、減配をせず、配当を前期から維持または増配する方針である「累進配当」を明言している企業にも注目だ。累進配当の場合、業績が悪化しても減配の心配がない。さらに企業が株主から預かったお金(株主資本)に対し、どのくらい配当を支払うかを示す「DOE(株主資本配当率)」を導入する企業も要チェック。DOEを掲げる企業なら、利益に左右されず、安定的な配当が期待できる。
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良い高配当株を選ぶ第3のポイントは「財務」が良好か。企業の財務状態を見るのに「自己資本比率」は欠かせない。自己資本とは、企業が返済する必要がないお金のこと。総資産に対して自己資本の割合が高いほど、財務状態は安全だといえる。安定して配当を出せる企業だと判断するためには、50%以上はほしいところだ。
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同業他社より高配当な「王子ホールディングス」と、
高配当な成長株「ポールトゥウィンホールディングス」に注目!
ここからは、前述した3つのポイントを踏まえたうえでアナリストがおすすめする「高配当な5万円株」の2銘柄を紹介していこう(※株価や利回りなどのデータは11月5日時点。銘柄選定と分析コメントは、証券アナリストの清水洋介さんとマーケットコメンテーターの岡村友哉さん)。
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一つ目の銘柄は、100株を5万円台で買えて配当利回りは4.2%の王子ホールディングス(3861)だ。
王子ホールディングスは製紙の国内トップメーカー。海外事業の回復、想定為替レートより円高になったことによる差益などで、今期は当期利益が増益。経営戦略上の目的で保有していた株の売却を加速させる方針で、株主還元の強化も期待できる。同業大手のレンゴー(3941)や大王製紙(3880)と比べて配当利回りは大幅に高い水準で、今後は株価の割安度が修正される期待がある。
二つ目の銘柄は、100株を4万円台で買えて配当利回りが3.6%あるポールトゥウィンホールディングス(3657)だ。
ポールトゥウィンホールディングスは、ゲームソフトの不具合を検査するデバッグを主力とする企業。海外市場もカバーできている点が同業他社と比べた強み。ゲーム分野が売上を牽引し、中間決算では前年同期比で増収。売上は過去最高を更新する見込みだ。DOE3%下限・総還元性向30%以上を還元方針とする。成長株でありつつ高配当株でもあるという稀有な存在だ。
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株初心者にも分散投資したい人にもおすすめの「5万円株」を紹介!
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今回は、ダイヤモンド・ザイ2025年1月号の大特集「最強の【5万円株】93銘柄」から一部を公開した。
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ほかにも「今から準備!【NISA】6つのチェックポイント」「毎月【配当金&株主優待】がもらえる生活」「トランプ就任後の日本株予測!」「NISAで勝つための【ETF】入門」「FIREが人手不足につながる! 独身が増えるとインフレが加速!?」など、さまざまな特集を掲載している。
別冊付録は「ザイが発掘した絶品カタログ!【ふるさと納税】全7ジャンル74品!」。年末に忘れてはならないのが「ふるさと納税」。2024年分のふるさと納税の締め切りは2024年12月末なので、なるべく早めに寄付先を決めたい。そこで役に立つのが、この別冊付録だ。肉や魚介類、果物・野菜などのカテゴリー別に注目の返礼品を取り上げているので、迷っている人は参考にしてみよう。
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2025年2~3月期の中間決算が出揃いました。通期も好調な業績が見込める株をピックアップ。4つのテーマに分けて、アナリストのオススメ株を紹介します。JTやキヤノン、オリエンタルランドなど人気の20銘柄の今後6カ月を見据えた投資判断も要チェックです。
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