【NISA】2025年のNISAで「オルカン」に追加して買いたい投資信託を3本紹介!
発売中のダイヤモンド・ザイ2025年2月号の巻頭特集は「112人のプロに聞いた!【2025年・株】全予測」! この特集では、日米のトップ交代など話題が盛りだくさんだった2024年を振り返りつつ、2025年の相場動向をアナリストなどのプロ112人が予測! 日経平均株価の値動き予測や株式市場の注目ポイント、注目業種、注目銘柄などを取り上げているので、2025年の投資計画を立てる際に役立つはずだ。
今回はこの特集から、2025年のNISAで買いたい「投資信託」をピックアップした記事を公開!
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⇒日経平均株価の「2025年1月~12月」の値動きを予想!「2025年前半は弱く、秋以降に上昇」が多数派の見方で高値平均は4万3580円、安値平均は3万5748円に
2024年に買われた投資信託は米国株を多く組み入れたものが中心!
2025年は+αの投資信託を組み合わせて分散を図ろう!
新NISA元年となった2024年。投資信託では「オルカン」こと「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を筆頭に、海外の株価指数に連動するインデックス型が人気を集めた。
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⇒【NISA】オルカンが今年7~8月に急落した理由&今後の展望を解説! 円高が進んでもオルカンは上昇する見通しなので、下落に一喜一憂せずに長期保有しよう
下の表は、2024年1月~10月末までにもっとも買われた投資信託トップ10だが、S&P500に連動するタイプなど、米国株型に人気が集中した。米国株はもともと好成績だが、この2~3年は円安の恩恵もあり、抜群にパフォーマンスがよかったためだ。
ただ、ニッセイ基礎研究所の前山裕亮さんは「米国株が年率30~40%のペースで上昇したこの2~3年が異例でした。2025年は為替の動向も読みづらく、2024年までとは異なる年になりそう。地域の分散や、積立投資で買いタイミングの分散を図りたい」とアドバイスする。
それでは、2025年はどんな投資信託を買うのが得策なのだろうか。基本的には、これまで通り「オルカン」などのインデックス型投資信託の積立をベースと考えればいいだろう。
ただ、全世界株型のインデックス型投資信託は、米国株の比率が高い。「オルカン」も全体の64%を米国株が占めており、なかでもMAG7(マグニフィセント7の略で、アルファベット、アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン、マイクロソフト、テスラ、エヌビディアの米国IT企業7社を指す)など、米国の大手IT企業の比率が高くなっている。
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「この4年で為替は1ドル100円台から150円台へと一気に円安になりました。今後、同じペースで円安が進むことは想定しづらい。米国株は円安というゲタを履かずに、指数の実力勝負になるでしょう」(楽天証券資産づくり研究所の篠田尚子さん)
そうなってくると、やはり従来とは異なる商品性の投資信託を組み合わせて持ったほうがよさそうだ。何を組み合わせるか迷うところだが、有力候補の一つと言えるのが、日本株型の投資信託だ。
「日本株なら為替リスクを負わなくて済みますし、日本株の投資信託にはアクティブ型に優れたものがあります」(篠田さん)
「オルカン」には10%程度しか組み入れられていない、新興国株に投資する商品も候補になる。新興国は経済成長に勢いがあるのが魅力。なかでも、インドは労働生産人口の増加が見込め、もっとも注目を浴びている。
また、米国株でも高配当株に投資するタイプはIT企業の比率が低いので、「オルカン」やS&P500に連動するタイプの商品とは投資先が被りにくいだろう。
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⇒【新NISA】主な証券会社の新NISA口座の特徴を詳しく解説! SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの新NISA口座の取扱商品やポイント還元率などを比較!
「オルカン」と組み合わせて持ちたい「日本株型」や
「米国株高配当株型」「新興国株型」のおすすめ投信を紹介!
以下では「オルカン」などの全世界株型のインデックス型投資信託や、S&P500に連動する投資信託などと組み合わせて持ちたい、3タイプのおすすめ投資信託を紹介していこう。
一つ目は「日本株全般型」の「情報エレクトロニクスファンド」(野村アセットマネジメント)」だ。
日本株は米国株に比べるとまだ割安感がある。日本株全般型の投資信託で、1年の成績がトップになった「情報エレクトロニクスファンド」は、日本のテクノロジー企業に投資する商品。40年を超える運用実績を持ち、長期で好成績を実現しているので、注目してみるといいだろう。
続いて紹介するのは「米国高配当株型」の「MHAM米国好配当株式ファンド(年1回決算型)為替ヘッジなし(愛称:ゴールデンルーキー)」(アセットマネジメントOne)だ。
「ゴールデンルーキー」はゴールドマン・サックスによる運用で、配当利回りや配当成長を重視して銘柄を選択。組み入れ銘柄は銀行や医薬が多く、IT企業偏重の投資信託とは一線を画している。
3つ目は「新興国株型」の「SBI・フラトンVPICファンド」(SBIアセットマネジメント)だ。
「SBI・フラトンVPICファンド」は、アジア地域のVPIC(ベトナム・パキスタン・インド・中国)4カ国の株に投資する商品。割合は、ベトナム20%、パキスタン20%、インド30%、中国30%となっている。2022年に苦戦したものの、直近1年と3年の成績は好調だ。
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⇒NISA口座で「オルカン」の次に買うべき投資信託とは?リスクをとって中長期で保有できるなら、経済成長が期待される「インド株」で運用するファンドに注目!
2025年の投資計画を立てる際に役立つ情報が満載!
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今回は、ダイヤモンド・ザイ2025年2月号の特集「112人のプロに聞いた!【2025年・株】全予測」から一部を公開した。
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ほかにも「人気の【米国株150銘柄】診断」「新春特別企画!【桐谷さん】のゆく年くる年」「2024年はどうだった? ザイ読者の悲喜こもごも」「バフェットが債券投資家に⁉ 22年前同様に株価急落か?」「高齢者は有利?【住民税非課税世帯】がおトクすぎ!?」「在日ジョージア大使・ティムラズ・レジャバさんインタビュー」など、さまざまな特集を掲載している。
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桐谷さんにとって2024年はどんな年だったのでしょうか? 漢字一文字で表すなら……? 株の成績や私生活、2025年の投資戦略、投資術までを大公開! 桐谷さんの優待フル活用の年末年始の過ごし方も要チェックです。
◆NISAで勝つ新戦略!ETF入門
勝ち組投資家がNISAでこぞって活用しているのがETF(イー・ティー・エフ)です。ETFとは上場している投資信託のこと。株と投信のイイトコドリができる商品です。ETFのしくみや特長、そしてスゴ腕投資家の投資戦略を紹介。上手に活用して2025年のNISAで勝つワザを教えます!
◆人気の株500銘柄を激辛診断 2025年新春
2025年は日経平均が再び上昇気流に乗るのか⁉ 人気株の激辛診断では、今回トヨタ自動車、ソフトバンクが「買い」判断に格上げ! ソニーグループやハウス食品などが 「強気」判断に格上げへ。 そのワケや、そのほかの最新判断をチェック! 2025年に凧のように空高く舞い上がる有望株をつかみましょう!
◆人気の米国株150銘柄を診断
トランプ大統領就任で2025年も勢いが止まらない⁉ 日本株より力強い動きが続いている米国株。プロ48人がS&P500を大予測! 大手ハイテクのGAFAM+αの最新判断や、買いのトランプ株&高配当も注目です。そのほか、次期政権の政策が業績にプラスになる銘柄を洗い出しています。
◆ザイ読者の2024年の悲喜こもごも&2025年の戦略!
2024年の成績はどうでしたか? ザイでは、毎年恒例、ザイ読者に大アンケートを実施しました。大儲けした人も大損した人も2024年を振り返って、経験したすべてを2025年の投資の肥やしにしちゃいましょう!
◆【別冊付録】全上場3916銘柄の理論株価
ザイの理論株価は、企業の3つの価値である「資産」「利益」「成長」を合計して算出したもの。株価と理論株価を比べれば、割安か・割高がズバリわかります。今回は、会社予想で最終増益を見込み、さらに理論株価が割安な株が前号より増加! 自分の保有株の割安・割高をチェックするとともに、2025年に買いの割安株を見つけましょう!
◆NEWS1:「伝説の投資家バフェットが債券投資家に! そのワケは?」
◆NEWS2:「株がもらえる「カブアンド」の未公開株はトク?損?」
◆連載・おカネの本音 ティムラズ・レジャバさん
「元キッコーマン社員の“バズる外交官”は貯金より交友に投資!」
◆連載5回目:ZAi編集部の新人・ザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人
「20代のイデコどう考える?」
◆10倍株を探せ!IPO株研究所「IPO環境が厳しく銘柄選別がいっそう重要に!」
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【関連記事】 ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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