IPO株の銘柄分析&予想

「ナルミヤ・インターナショナル」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の子供服販売企業との比較や予想まで解説![2018年9月23日 情報更新]

2018年8月2日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ナルミヤ・インターナショナル
市場・コード/業種 東証二部・9275/小売業
上場日 9月6日
申込期間(BB期間) 8月22日~8月28日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券野村證券東海東京証券SBI証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1501円(-3.78%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ナルミヤ・インターナショナルのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 8月21日
ブックビルディング(抽選申込)期間 8月22日~8月28日
公開価格決定 8月29日
購入申込期間 8月30日~9月4日
払込日 9月5日
上場日 9月6日

ナルミヤ・インターナショナルのIPOは、どこの証券会社で申し込める?(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2018年8月29日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
67.6
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大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
12.1
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野村證券 4.0
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東海東京証券 0.8
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.8
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みずほ証券 4.0  
※海外販売分 10.6%  

ナルミヤ・インターナショナルのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1770
仮条件
[予想PER(※2)
1540~1560円
8.1倍~8.2倍]
公募価格 1560円
初値 1501円
初値騰落率 -3.78%
予想トレーディングレンジ(※3) 1600円~2650円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2018年8月17日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 12.7倍
パルGHD<2726> 11.1倍(連)
ハニーズHD<2792> 14.0倍(連)
西松屋チェ<7545> 13.1倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ナルミヤ・インターナショナルの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 990万6830株(予定)
公開株式数 公募28万2500株  売出518万4400株
(オーバーアロットメントによる売出52万3300株)
想定公開規模(※1) 106.0億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ナルミヤ・インターナショナルは
ベビー・子供服の東証2部上場案件

「ナルミヤ・インターナショナル」の公式サイトより

 ベビー・子供服の企画販売を手掛ける。取扱ブランドは百貨店向け「mezzo piano」「ANNA SUI mini」「BLUE CROSS」「kate spade new york」、ショッピングセンター向け「Lovetoxic」「petit main」など。6月末時点の直営店舗数は百貨店587、ショッピングセンター152、アウトレットモール20の計759で、eコマースも展開している。

 初値パフォーマンスが低調な東証2部上場案件であることに加え、公開規模が大きいこと、投資ファンドが大株主の再上場案件であることが警戒感につながる可能性が高い。ただ、業績は回復基調であり、落ち着いた初値形成となればセカンダリーでの評価余地も大きくなる。

 公開規模については100億円前後となる見込み。また、9/6はand factory<7035>が同時上場するが、個人投資家の初値買いはand factoryに向かいやすいと考えられる。

◆「ナルミヤ・インターナショナル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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ナルミヤ・インターナショナルの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2017/2連 11,468
684
696
2018/2連 26,954
1,280
760
2019/2単予 29,802
1,635
1,879
2018/5 1Q単 6,613
(―)
385
(―)
1,101
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:189.67円/79.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ナルミヤ・インターナショナルの業績コメント

 2019年2月期(単体)の業績は、売上高が298.0億円(前期連結は269.5億円)、経常利益が16.3億円(同12.8億円)の見通しとなっている。なお、年間配当は1株当たり79.00円だが、このうち未実施分は30.85円となる。

 同社の主力チャネルである百貨店やショッピングセンターにおいては、3月及び4月の気温が平年より高く、快適な天候がプラス要因に働き、春物や初夏物が好調に推移した。しかし、5月は平年以下の気温となり、また前年と比較して休日が1日少なかったなどの影響で、売上は伸び悩んだ。

 このような経営環境のなか、同社は直営店舗において、今第1四半期(2018年3月~5月)に百貨店ではジュニアブランド「XgirlSTAGES(エックスガールステージス)」などを中心に5店舗、ショッピングセンターではトドラーブランド「petit main(プティマイン)」及びジュニアブランド「Lovetoxic(ラブトキシック)」で10店舗を新たに出店した。

 既存店舗では、百貨店で展開しているトドラーブランド「ANNA SUI mini(アナスイ・ミニ)」、「X-girlSTAGES」、ショッピングセンターでは「petit main」「Lovetoxic」がともに堅調な売上で推移している。

 また、eコマースも昨年末に実施したスマートフォンのユーザインタフェースの改修や、新規会員の獲得キャンペーンの施策が効果を発揮し、順調な売上となっている。

 なお、通期計画に対する第1四半期末時点における進捗率は、売上高66.1億円で22.1%、経常利益3.8億円で23.5%となっている。

ナルミヤ・インターナショナルの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区芝公園二丁目4番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役執行役員社長 石井 稔晃(昭和35年3月13日生)
設立 平成28年6月8日
資本金 1000万円(平成30年8月2日現在)
従業員数 1018人(平成30年6月30日現在)
事業内容 ベビー・子供服の企画販売
■売上高構成比率(2018/2期  実績)
品目 金額 比率
百貨店 10,385 百万円 38.5%
ショッピングセンター 9,620 百万円 35.7%
eコマース 3,421 百万円 12.7%
その他 3,527 百万円 13.1%
合計 26,954 百万円 100.0%
■大株主上位8位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 日本産業第四号投資事業有限責任組合 269万7030株 28.02%
2 Shepherds Hill Fund II, L.P. 225万9000株 23.47%
3 Manaslu Fund II, L.P. 225万3000株 23.41%
4 Sonora Fund II, L.P. 224万4000株 23.32%
5 ナルミヤ・インターナショナル従業員持株会理事長 本田光太郎 10万8300株 1.13
6 石井 稔晃 4万5000株 0.47%
7 上田 千秋 1万2000株 0.12%
8 立和 洋一 6000株 0.06%
合計   962万4330株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 新規出店時の設備投資資金、CRM強化のための新ECシステム開発資金、物流センター及び直営店舗の業務効率の向上を目的としたRFIDの導入及び基幹システムの更新資金として充当する予定
関係会社 (株)ナルミヤ・インターナショナル (連結子会社) ベビー・子供服の企画販売事業
※2018年3月に吸収合併
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2016年7月25日
割当先 日本産業第四号投資事業有限責任組合、他3社
発行価格 333円 ※株式分割を考慮済み
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ナルミヤ・インターナショナルの銘柄紹介

 同社は、ベビー・子供服の企画販売を行うパイオニアとしてSPA形態をとりながら事業を行っている。同社グループは、株式会社ナルミヤ・インターナショナル(同社)及び非連結子会社2社(株式会社ナルミヤ・ワンパ及び娜露密雅商貿(上海)有限公司)により構成されている。同社事業の主要な販売チャネルは以下のとおりである。

(百貨店)

 当販売チャネルは、主に都市部の大手百貨店に展開する直営店舗である。1985年に0歳から7歳のベビー・トドラーを主要顧客とするブランド「MINI-K(ミニケー)」により子供服業界へ進出し、1988年には現在も主力ブランドの1つである「mezzo piano(メゾピアノ)」がデビューした。1991年には、8歳から13歳を主要顧客としたジュニアブランド第1号の「ANGEL BLUE」(エンジェルブルー)を発表した。これにより「ジュニア服」という新しい市場を開拓し、その後も次々と新ブランドを発表した。

(ショッピングセンター)

 2005年、ショッピングセンター1号店を出店し、2009年には8歳から13歳の女子を主要顧客層とし、百貨店系アパレルブランドよりも低価格帯で商品を展開するジュニアブランド「Lovetoxic(ラブトキシック)」を発表した。2011年には、「Lovetoxic」同様、ショッピングセンター向け低・中価格帯ブランドである「petit main(プティマイン)」がデビューした。「petit main」はユニセックスブランドであり、0歳から7歳の男女を主要顧客層としている。

 当該事業の主要販売チャネルは、イオンモールやららぽーと等、都市近郊及び郊外のショッピングセンターに展開する直営店舗である。ショッピングセンター事業は、最大の成長基盤と位置付けている。

(アウトレットモール)

 2006年、アウトレット1号店として「りんくうプレミアム・アウトレット」へ出店した。当販売チャネルにおいて、三井アウトレットパークやプレミアム・アウトレットを中心とする郊外のアウトレットに直営店舗を展開している。

(eコマース)

 同社は、これらの直営店舗における実店舗販売に加え、オンラインによる販売も行っている。2008年にはeコマース事業に本格的に注力し始め、直営のオンラインショップである「NARUMIYA ONLINE」をオープンした。「NARUMIYA ONLINE」はファッション通販サイトZOZOTOWNでの販売と併せて当事業における機軸となっている。他社通販サイトへの出店は、ZOZOTOWNのほか、楽天、Amazon等にも出店し、顧客の利便性と同社ブランドの認知向上を図っている。なお、eコマース事業は、ショッピングセンター事業に次ぐ今後の成長基盤と位置づけている。

(その他)

 これらの販売チャネルのほかに、地方百貨店やアパレル専門店への卸売り販売及び同社ブランド商標のライセンス販売を行っている。

ナルミヤ・インターナショナルの投資のポイント

 初値パフォーマンスが低調な東証2部上場案件であることに加え、公開規模が大きいこと、投資ファンドが大株主の再上場案件であることが警戒感につながる可能性が高い。公開規模100億円超の東証2部上場案件は2014年12月のSFPダイニング<3198>、2017年12月のプレミアグループ<7199>、今年3月の信和<3447>などがあるが、いずれも公開価格を下回る初値形成となった。また、投資ファンドの保有株もセカンダリーでの売り圧力につながる可能性がある。アパレルは業績の振れが大きく、IPOにおいて人気業種とは言えない。ただ、同社業績は回復基調であり、落ち着いた初値形成となればセカンダリーでの評価余地も大きくなる。

 同社は、ベビー・子供服の企画販売を行うパイオニアとしてSPA形態をとりながら事業を行う。百貨店、ショッピングセンター、アウトレットモールの実店舗の販売とeコマース(自社オンラインサイト及び他社オンラインサイト)を主軸に展開している。

 取扱ブランドは百貨店向けとして「mezzo piano」「ANNA SUI mini」「kladskap」「kate spade new york」などのベビー用と、「mezzo piano junior」「BLUE CROSS」などのジュニア用がある。またショッピングセンター向けブランドとして、ベビー用では「petit main」「b.room」、ジュニア用では「Lovetoxic」などがある。6月末時点の直営店舗数は百貨店587、ショッピングセンター152、アウトレットモール20の計759。今回のIPOは実質的に再上場となる。

 業績面について、2019年2月期(単体)は売上高が298.0億円、経常利益が16.3億円の見通しとなっている。前期連結との比較では10.6%増収、27.7%経常増益となる。チャネル別の売上高は百貨店107.6億円(前期比3.7%増)、ショッピングセンター109.9億円(同14.2%増)、eコマース43.5億円(同27.1%増)、その他36.9億円(同4.8%増)を見込む。百貨店では出店9、退店8、ショッピングセンターでは出店17を計画している。

 想定仮条件水準の今期予想PERは9倍前後となり、アパレルなどの類似企業と比べ割安感がある。なお、年間配当は1株当たり79.00円だが、このうち未実施分は30.85円となる。

 公開規模については100億円前後となる見込み。大株主である投資ファンドの保有株は上場後も374万5330株(上場時発行済株数の37.8%)残る見通しで、そのロックアップは上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上で解除される。売出数の一部を株式会社ワールドなど同社が指定する販売先(親引け先)に配分することになっているが、需給懸念は拭えないだろう。また、9/6はand factory<7035>が同時上場するが、個人投資家の初値買いはand factoryに向かいやすいと考えられる。

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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