最新決算の「業績予想が好調」なだけでなく「増配」も発表している“自信満々”な銘柄を狙え! 人手不足関連の「クリーク・アンド・リバー社」と、ホームセンター大手の「DCMホールディングス」の2銘柄を紹介!
ダイヤモンド・ザイは、特集「最新決算でわかった! 儲かる好業績株32」を掲載! 個人投資家に人気が高い25銘柄のうち、最新決算の業績予想からアナリストが「買い」「強気」と診断した好業績株や、好業績なうえに「増配」「過去最高益」「旬のテーマ」で株価上昇が期待できる銘柄など、注目すべき好業績株32銘柄をピックアップしている。
今回はこの特集から、今期の「増配」を発表していて、”業績の下方修正リスクが小さい株”を2銘柄紹介。銘柄選びの参考にしてみてほしい!
前期比3円増配の「クリーク・アンド・リバー社」、
前期比1円増配の「DCMホールディングス」は要チェック!
世界景気の先行きに対する不安が後退したことから、4月に日経平均株価は2万2362円まで上昇した。しかし、上場企業の最新決算が軟調だったことから、投資家の多くは期待と不安の間で揺れている。
こういった中でも、最新決算で増収増益予想を発表した企業には要注目だ。特におすすめなのは、「増配」を発表した企業や、「過去最高益」となる見通しの企業。年間数百社の決算発表を取材するIMSアセットマネジメントの清水秀和さんは、次のように分析する。
「増配するということは、企業が今後の業績に自信を持っているという表れでもあります。また、過去最高益を更新できる企業は、製品やサービスが高い競争力を持っているケースが多く、業績予想の信頼度が高い」
つまり、「増配株」や「過去最高益株」は、業績を下方修正するリスクが小さいのだ。さらに、世界景気の動向に関係なく、利益成長が続けられるビジネスを行っている企業が多いのも特徴だ。ダイヤモンド・ザイでは、今後も利益成長し、株価も上昇しそうな「増配株」を9銘柄、「過去最高益株」を8銘柄紹介している。ここでは、「増配株」2銘柄を抜粋して取り上げてみよう。
まずは、クリエイターの派遣業を展開する「クリーク・アンド・リバー社(4763)」。
「クリーク・アンド・リバー社」は、TV・映像、Web、広告・出版などのクリエイター派遣・紹介を主に手掛けている企業。また、IT技術者や医師、弁護士などの紹介も行う。電子書籍やVRコンテンツなども開発し、事業領域の拡大に成功。2019年2月期の売上高は過去最高だったが、新規事業などの一時的な費用の発生で減益に。しかし、今後は新たな成長ステージに入っており、利益の拡大が期待できる。2020年2月期の1株あたりの年間配当金は、前期比3円増の15円となる見通し。
続いては、北海道が地盤でホームセンターを全国展開する「DCMホールディングス(3050)」。
「DCMホールディングス」はホームセンター業界首位で、店舗数は671店舗(2019年2月末時点)。コスト削減に加え、災害需要も追い風となり、2019年2月期は営業利益が過去最高を達成。2020年2月期も経常利益は2ケタ増となる見通し。今後は商品開発を強化し、PB商品の構成比アップで利益率の向上を目指す。また、プロユースに特化した専門店などの新業態開発も積極的に進める。2020年2月期の1株あたりの年間配当金は、前期比1円増の28円となる見通し。
【※関連記事はこちら!】
⇒"株主優待+配当利回りが高い株ランキング上位5銘柄を発表! 1位の「フォーシーズHD」は最低投資額5万円以下で、無配でありながら株主優待利回りが20%超!
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今回は、ダイヤモンド・ザイの特集「最新決算でわかった! 儲かる好業績株32」から、業績の下方修正リスクが小さい「増配株」を2銘柄紹介した。本誌では、ほかに7銘柄の「増配株」を紹介するほか、今後さらに値上がりが期待できる「過去最高益株」「旬のテーマ株」なども取り上げているので、併せてチェックしてみてほしい。
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