IPO株の銘柄分析&予想

「コンピューターマネージメント」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のシステム開発企業との比較や予想まで解説![2020年3月13日 情報更新]

2020年2月5日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 コンピューターマネージメント
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・4491/情報・通信業
上場日 3月11日
申込期間(BB期間) 2月25日~3月2日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券むさし証券岡三オンライン証券松井証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4360円(+58.55%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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コンピューターマネージメントが3月11日にIPO(新規上場)!

「コンピューターマネージメント」の公式サイトより

 コンピューターマネージメントは、2020年2月5日、東京証券取引所に上場承認され、2020年3月11日にIPO(新規上場)することが決定した。

 コンピューターマネージメントは1981年11月26日に設立された。顧客の経営に直結するシステム課題を解決するITシステムソリューションを提供する独立ITトータルソリューションプロバイダー。「ゼネラルソリューションサービス」「インフラソリューションサービス」「ERPソリューションサービス」の3つの事業領域でサービスを提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

コンピューターマネージメントのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月21日
ブックビルディング(抽選申込)期間 2月25日~3月2日
公開価格決定 3月3日
購入申込期間 3月4日~3月9日
払込日 3月10日
上場日 3月11日

コンピューターマネージメントのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年2月27日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
95.7
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
むさし証券 0.9%
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
岡三証券 0.9%  

コンピューターマネージメントのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2630
仮条件
[予想PER(※2)
2630~2750円
13.8倍~14.5倍]
公募価格 2750円
初値 4360円
初値騰落率 +58.55%
予想トレーディングレンジ(※3) 2700円~6000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年2月19日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 17.7倍
SYSHD<3988> 21.2倍(連)
インフォクリエ<4769> 15.0倍(連)
日プロセス<9651> 16.8倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

コンピューターマネージメントの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 97万3200株(予定)
公開株式数 公募18万7200株  売出17万9600株
(オーバーアロットメントによる売出5万5000株)
想定公開規模(※1) 11.1億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

コンピューターマネージメントはシステム開発会社のJQ上場

 システムの受託開発等を行う。売上高の約7割を占めるゼネラルソリューションサービスでは、金融業、産業・流通業、公共分野、医療分野等の幅広い分野で、エンドユーザー等からの受託開発、運用保守を中心にサービスを提供。ほかにシステムインフラの構築、ERP導入支援等も手掛ける。SAPジャパンとは20年以上の取引実績。従業員は連結で612名。

 システム・ソフトウェア開発企業のIPOは目新しさこそないものの、現在でも根強い人気があり、非マザーズIPOでも公開価格の2倍に迫る初値を付ける傾向が見られる。公開規模は荷もたれ感のない水準。足元の業績が堅調であることを考慮すると、設定価格の予想PER水準には割安感がある。

 公開規模については11億円前後となる見込み。既存株主からの売りは出にくいだろう。3/11に同時上場する企業もなく、需給面は比較的良好とみられる。

◆「コンピューターマネージメント」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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むさし証券
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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コンピューターマネージメントの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2016/3 3,573
(―)
129
(―)
81
(―)
2017/3 4,119
(15.3%)
168
(30.4%)
108
(33.7%)
2018/3 4,774
(15.9%)
222
(31.9%)
146
(35.2%)
2019/3 5,366
(12.4%)
242
(8.9%)
165
(12.7%)
2020/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/3 4,964
(―)
241
(―)
160
(―)
2019/3 5,544
(11.7%)
259
(7.7%)
176
(9.9%)
2020/3予 6,133
(10.6%)
303
(16.7%)
185
(4.8%)
2019/12 3Q 4,508
(―)
227
(―)
134
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:190.09円/40.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

コンピューターマネージメントの業績コメント

 2020年3月期の業績は、売上高が前期比10.6%増の61.3億円、経常利益が同16.7%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループが属する情報サービス産業界は、デジタルトランスフォーメーションの潮流のもと、クラウド、IoT、フィンテック、ビッグデータ、AI、RPA等へのIT投資意欲が依然として高く、活況を呈している。しかし、IT技術者不足は依然として継続しており、人材の確保及び育成が大きな課題となっている。

 このような状況のもと、同社グループは、ゼネラルソリューションサービス、インフラソリューションサービス、ERPソリューションサービスの3つのサービスを軸として、新規顧客の獲得による受注拡大、既存顧客との連携深化及び安定的なサービス提供により収益の伸展を図っている。

 ゼネラルソリューションサービスでは、従業員数の増加とBPO案件及びRPA案件等のビジネスが順調に拡大したことにより、増収となった。インフラソリューションサービスでは、従業員数の増加と上流工程案件の増加及びキッティング案件の受注により、増収となった。ERPソリューションサービスでは、従業員数の増加とSAP認定資格奨励によりコンサルティング案件の受注増加が図れたことによる売上単価アップ及び新設した福岡オフィスの業容拡大により、増収となった。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高45.0億円で73.5%、経常利益2.2億円で74.9%となっている。

コンピューターマネージメントの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市港区弁天一丁目2番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 竹中 勝昭(昭和19年10月4日生)
設立 昭和56年11月26日
資本金 1億1204万円(令和2年2月5日現在)
従業員数 新規上場会社595人 連結会社612人(令和1年12月31日現在)
事業内容 システムの受託開発等
■売上高構成比率(2019/3期 実績)
品目 金額 比率
ゼネラルソリューションサービス 3,872 百万円 69.8%
インフラソリューションサービス 843 百万円 15.2%
ERPソリューションサービス 828 百万円 15.0%
合計 5,544 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 有限会社シー・エム・ケー 38万760株 48.44%
2 竹中 勝昭 15万9600株 20.31%
3 コンピューターマネージメント社員持株会 12万6462株 16.09%
4 竹中 澪子 3万株 3.82%
5 竹中 英之 2万2242株 2.83
6 竹中 利之 2万1000株 2.67%
6 長平 由美子 2万1000株 2.67%
8 辻下 知充 1万320株 1.31%
9 吉田 徹 9786株 1.25%
10 常深 雅稔 3000株 0.38%
合計   78万4170株 99.77%
■その他情報
手取金の使途 (1)大阪本社移転に係る費用、(2)事業拡大に係る人件費、(3)社内基幹システムへの投資、(4)開発拠点拡充のための東京本社分室開設にかかる費用に充当する予定
関係会社 ノックス株式会社 (連結子会社) ERPソリューションサービス
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2019年9月27日
割当先 コンピューターマネージメント社員持株会
発行価格 2,088円 ※株式分割を考慮済み
◆「コンピューターマネージメント」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日で取引可能]
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むさし証券
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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コンピューターマネージメントの銘柄紹介

 同社グループは、顧客の経営に直結するシステム課題を解決するITシステムソリューションを提供する独立ITトータルソリューションプロバイダーであり、同社及び連結子会社1社により構成され、「働き方改革」の実現に向けたIT活用意識の高まり等を背景に技術革新が著しい情報サービス産業において、システムソリューションサービスを提供している。足元では、新たな技術領域であるクラウド、IoT(注1)、ビッグデータ、AI(注2)、RPA(注3)等についてもシステムソリューションサービスの提供を行っている。

 同社グループは、システムソリューションサービスの単一セグメントであるが、事業領域を「ゼネラルソリューションサービス」「インフラソリューションサービス」「ERP(注4)ソリューションサービス」の3つのサービスラインに区分している。

(1)ゼネラルソリューションサービス

 ゼネラルソリューションサービスは、同社グループにおける事業の中核となるサービスであり、金融業(銀行・保険・証券)、産業・流通業、公共分野、医療分野等の幅広い分野において、顧客であるエンドユーザーや国内ITメーカー、大手システムインテグレーター(Sier)からの受託開発、運用保守を中心にサービスを提供している。

(2)インフラソリューションサービス

 インフラソリューションサービスは、顧客のITシステム基盤となるサーバー等ハードウェアの導入やネットワークの構築、データベース、アプリケーション基盤等のシステムインフラを構築するとともに、その後の運用や保守までの一連のサービスを提供しており、また、システム基盤の有効活用の観点から仮想化技術(注5)にも対応したサービスを提供している。

(3)ERPソリューションサービス

 同社グループは、ERPパッケージベンダーとして世界トップシェアを誇るSAPジャパン(株)(注6)と20年以上の取引実績があることから、SAP PESELLパートナー(ライセンス販売権保有)契約を締結しており、また、パートナーパッケージソリューション(SAP-qualified partner-packaged solution for SAP Business ByDesign)の認定を取得している(名称「CMK GROWTH」(注7))。

 加えて、SAPジャパン等から製品の提供を受け、製品(SAP S/4HANA、SAP Business ByDesign、OBC奉行(注8)シリーズ等)の導入支援、カスタマイズ、アドオン開発、保守、運用まで行い、ワンストップトータルサービスを提供している。

(注)1. IoTとは、Internet of Thingsの略称で、モノがインターネット経由で通信すること
2. AIとは、Artificial Intelligenceの略称で、言語の理解や推論、問題解決等人間の知的能力をコンピューター上で実現する様々な技術やソフトウェア、コンピューターシステム
3. RPAとは、Robotic Process Automationの略称で、ソフトウェア・ロボットにより、オフィスワークを自動化・効率化する技術
4. ERPとは、Enterprise Resource Planningの略称で、企業の基幹情報を統合的かつリアルタイムに処理し、経営資源を適切に配分することにより、効率的な経営を目指す考え方を意味している。また、これを実現するための統合型基幹業務パッケージ
5. 仮想化技術とは、プロセッサ、メモリ、ディスク、通信回線等、コンピューターシステムを構成する資源及びそれらの組み合わせを物理的構成に拠らず柔軟に分割したり統合したりする技術
6. SAPジャパンとは、ERPパッケージ等で知られるヨーロッパ最大級のソフトウェア会社SAPの日本法人
7. CMK GROWTHとは、SAP Business ByDesignにおいて同社が独自開発したテンプレートであり、SAP社よりパッケージとして認定されている
8. 奉行とは、オービックビジネスコンサルタント<4733>が提供しているソフトウェア

コンピューターマネージメントの投資のポイント

 システム・ソフトウェア開発企業のIPOは目新しさこそないものの、現在でも根強い人気がある。昨年2月に東証2部(及び名証2部)へ上場した東海ソフト<4430>(公開規模10.4億円)は公開価格比+91.5%、12月に東証2部へ上場したベース<4481>(15.9億円)は+92.6%と、非マザーズIPOでも公開価格の2倍に迫る初値を付ける傾向が見られる。

 ジャスダック上場案件で見ると、2018年10月上場のディ・アイ・システム<4421>(6.7億円)が+157.8%という初値を付けた。同社も公開規模は荷もたれ感のない水準で、ベンチャーキャピタル等の保有株もないため需給面は良好。足元の業績が堅調であることを考慮すると、設定価格の今期予想PER水準には割安感がある。

 同社グループは、「働き方改革」の実現に向けたIT活用意識の高まり等を背景に技術革新が著しい情報サービス産業において、独立系プロバイダーとしてシステムソリューションサービスを提供している。足元では、新たな技術領域であるクラウド、IoT、ビッグデータ、AI、RPA等についてもサービスの提供を行っている。

 前期実績で売上高の69.8%を占めるゼネラルソリューションサービスでは、金融業、産業・流通業、公共分野、医療分野等の幅広い分野で、エンドユーザーや国内ITメーカー、大手システムインテグレーターからの受託開発、運用保守を中心にサービスを提供する。

 同15.2%を占めるインフラソリューションサービスでは、顧客のシステムインフラを構築するとともに、運用や保守まで一連のサービスを提供する。

 同15.0%を占めるERPソリューションサービスは、SAP等の製品の導入支援から保守、運用までワンストップサービスを提供する。SAPジャパン(株)とは20年以上の取引実績。従業員は連結で612名。

 業績面について、2020年3月期は売上高が前期比10.6%増の61.3億円、経常利益が同16.7%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。ゼネラルソリューションサービスが6.9%増収、インフラソリューションサービスが18.6%増収、ERPソリューションサービスが19.7%増収となる見込み。デジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流のもと、IT投資意欲は依然として高く、同社にとって追い風となる。ただ、期末人員数は当初計画を下回るもようで、人手不足がネックか。

 想定仮条件水準の今期予想PERは13~14倍程度で、ジャスダック上場のシステム開発会社のなかでも割安感がある。期末配当は1株当たり40.0円を予定している。

 公開規模については11億円前後となる見込み。竹中勝昭社長とその資産管理会社が発行済株式の68.8%を保有。その他の株式も竹中社長の親族や役員に保有されており、既存株主からの売りは出にくいだろう。また、3/11に同時上場する企業もなく、需給面は比較的良好とみられる。

◆「コンピューターマネージメント」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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IPOスケジュール一覧[2025年]
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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