「5期以上」連続増配を来期(2021年3月期)に達成する銘柄の中で、“増配率”が高い銘柄のベスト5位を発表! その中でも、アナリストが特に注目するのは、老人ホームを展開するチャーム・ケア・コーポレーション(6062)!
発売中のダイヤモンド・ザイ4月号には、四半期ごとの恒例特集「最新決算&アナリスト予想でわかった来期も絶好調な株28」を掲載! この特集では、最新の四半期決算の結果をアナリストに分析してもらい、個人投資家に人気の20銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。加えて「好業績株」「テーマ株」といったジャンル別で注目の銘柄をピックアップするほか、アナリストの“来期予想”を基に「来期配当利回りが高くなりそうな株」や「来期以降も連続増配が続きそうな株」を紹介している。
今回は、この特集から「来期以降も連続増配が続きそうな株」の記事を抜粋する。誌面では、来期も連続増配しそうで、なおかつ4期前からどれだけ配当が増えたかを示す「増配率」が高い銘柄ベスト30を公開。さらに、アナリストが推奨する連続増配株も6銘柄紹介している。ここでは、ランキング上位5位までの結果と、アナリスト推奨の1銘柄をピックアップしてみよう!
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連続増配中の銘柄は足元の利回りが低くても長期保有の価値アリ
アナリストのイチオシはチャーム・ケア・コーポレーション!
毎期のように配当額を増やす「連続増配株」の人気が高まっている。配当を増やし続けられるということは、基本的に業績が好調ということだ。
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3月期決算の企業の場合、来期(2021年3月期)の業績や配当予想は、2020年2月時点で公表していない企業がほとんど。そこで、ダイヤモンド・ザイ4月号では、アナリストの配当予想を用いて、来期も連続増配しそうな銘柄を抽出している(アナリスト予想の平均値である「コンセンサス」を使用)。今期(2020年3月期)と来期(2021年3月期)だけでなく、過去3期にわたって連続増配の実績があって、結果的に「5期以上連続で増配が見込める銘柄」をピックアップした。
投資するうえで望ましいのは、ただ連続増配しているだけでなく、「増配率」も高いこと。5年で配当が1割増えた銘柄より、10倍に増えた銘柄のほうがベターであることは間違いない。そこで、ダイヤモンド・ザイ4月号では、「5期以上連続で増配していて、なおかつ増配率が高い株」をランキング形式で30位まで紹介している。以下にそのうちの上位5位までを抜粋しよう。
◆「来期以降も“連続増配”が見込めて“増配率”が高い株ランキング」
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株価(2/5) | 4期前の1株配当 (株式分割調整済み) |
来期1株配当 (コンセンサス) |
5期増配率 | 最新の株価 | |
1位 | ◆キーエンス(6861) | ||||
3万7710円 | 12.5円 | 193.5円 | 15.5倍 | ||
2位 | ◆ネクステージ(3186) | ||||
1058円 | 1.0円 | 10.0円 | 10倍 | ||
3位 | ◆チャーム・ケア・コーポレーション(6062) | ||||
905円 | 0.9円 | 8.0円 | 8.8倍 | ||
4位 | ◆手間いらず(2477) | ||||
6700円 | 3.5円 | 30円 | 8.5倍 | ||
5位 | ◆九州電力(9508) | ||||
921円 | 5.0円 | 37.6円 | 7.5倍 | ||
※株価は2020年2月5日時点。コンセンサスはアイフィスジャパン提供、1月15日時点。 |
連続増配株は人気があるために株価が高くなりがちで、足元の配当利回りは低い傾向にある。上の5銘柄も、九州電力(来期の配当利回りの予想は4.07%)を除き、いずれも来期の配当利回りの予想は1%以下だ(※2020年2月5日時点)。
しかし、保有し続けるうちに配当が増加していけば、買い値に対しては利回りが上がっていくことになる。連続増配株は成長力が高く、株価の上昇も期待しやすいので、足元の利回りにはそれほどこだわらなくてもいいだろう。
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⇒「高配当株」と「増配株」では、どちらに投資すべきか?「増配」は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、「高配当」は株価や配当額に左右される不安定なもの!
なお、ダイヤモンド・ザイ4月号では、マーケットコメンテーターの岡村友哉さんとフェアトレードの田村祐一さんに、5期以上にわたって連続増配している銘柄の中から、イチオシの6銘柄をセレクトしてもらっている。先に紹介したランキングにも入っていて、イチオシ銘柄の一つにも選ばれたのが、チャーム・ケア・コーポレーション(6062)だ。
チャーム・ケア・コーポレーションは、介護付き有料老人ホームを展開する企業。老人ホームの居室数増加が、そのまま増収につながる事業モデル。入居率は97%前後を維持しており、増収による利益拡大が見込める。利益成長による株価上昇と増配をダブルで狙えそうだ。2019年12月に公募増資を実施済みで、増資懸念が小さい点も評価できる。
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少額で買える「5万円株」の注目銘柄と儲けの極意を紹介!
ダイヤモンド・ザイ4月号をチェック!
今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ4月号の特集「最新決算&アナリスト予想でわかった来期も絶好調な株28」から、来期も連続増配が見込めて、増配率も高い銘柄のランキングと、アナリスト推奨の1銘柄を紹介した。ダイヤモンド・ザイ4月号では、ほかにもアナリスト推奨の連続増配株を5銘柄紹介。人気の20銘柄の銘柄診断なども紹介しているので、誌面も併せてチェックを!
なお、ダイヤモンド・ザイ4月号の大特集は「いつでも! 誰でも! 儲かる【5万円株】87」! 今が買い時の「5万円株」をランキング形式で紹介するほか、アナリストが名前を挙げた「5万円株」の注目企業4社の社長インタビューを掲載。さらに、「高成長」「割安」などの条件に当てはまる、これから注目度がアップしそうな「5万円株」も多数紹介しているので、少額で投資を始めてみたい株初心者や、分散投資の候補銘柄を探している人は必見だ!
そのほかにも、ダイヤモンド・ザイ4月号は「つみたてNISAとiDeCoだけ!【じぶん年金】計画」「毎月分配型投信100本の本当の利回り」「米国株の配当の税金を取り戻せ」「就職氷河期世代をいま支援するワケ」「定年退職までのロードマップ~再雇用の『嘱託』ってどうよ~」など、お得な情報が盛りだくさん!
また、別冊付録は、2020年3月号に続いて超有名イラストレーター・金子ナンペイさんが登場する「株の買い方ガイド」! 株を買うときの基本ルールや、注文方法の種類など、初心者がつまずきがちなポイントをわかりやすく解説しているので、株初心者なら必見だ!
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