IPO株の銘柄分析&予想

「紀文食品」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の水産食品の製造販売企業との比較や予想まで解説![2021年4月26日 情報更新]

2021年3月8日公開(2022年9月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 紀文食品
市場・コード/業種 東証一部・2933/食料品
上場日 4月13日
申込期間(BB期間) 3月24日~3月30日
おすすめ証券会社 野村證券大和証券SMBC日興証券SBI証券マネックス証券CONNECT岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1271円(+9.57%)
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紀文食品が4月13日にIPO(新規上場)!

「紀文食品」の公式サイトより

 紀文食品は、2021年3月8日、東京証券取引所に上場承認され、2021年4月13日にIPO(新規上場)することが決定した。

 紀文食品は1947年9月26日に設立された。水産練り製品類、惣菜類、水産珍味類の食品製造販売と食品の仕入販売を主たる業務としている。

 国内食品事業では、日本国内において水産練り製品、惣菜、水産珍味類等の食品の製造販売及び水産練り製品の原材料となるすり身及び水産練り製品等の水産品、農畜産品の輸出入と国内仕入販売を行っている。

 海外食品事業では、海外において水産練り製品等の食品の製造販売及び水産練り製品やすり身等の農畜水産品の輸出入及び仕入販売を行っている。

 食品関連事業では主たるもとしてロジスティクス事業を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

紀文食品のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月22日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月24日~3月30日
公開価格決定 3月31日
購入申込期間 4月2日~4月7日
払込日 4月12日
上場日 4月13日

紀文食品のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年3月24日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
野村證券 5.2
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大和証券
[最短翌日に取引可能]
5.2%
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SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
0.9
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
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マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
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CONNECT
[最短3日後に取引可能]
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 86.1  
極東証券 0.9%  
エース証券 0.9%  

紀文食品のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1310
仮条件
[予想PER(※2)
1060~1160円
11.5倍~12.6倍]
公募価格 1160円
初値 1271円
初値騰落率 +9.57%
予想トレーディングレンジ(※3) 1400円~2200円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年3月19日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 19.5倍
日水<1332> 15.4倍(連)
ニチレイ<2871> 19.2倍(連)
一正蒲<2904> 23.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

紀文食品の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 2220万8181株(予定)
公開株式数 公募300万株  売出114万4000株
(オーバーアロットメントによる売出62万1600株)
想定公開規模(※1) 62.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

紀文食品は水産練り製品大手の東1上場

 水産練り製品類、惣菜類、水産珍味類等の食品製造販売及び仕入販売を行う。前期の売上高構成比率は、国内食品事業71.1%、海外食品事業10.7%。食品関連事業18.2%。水産練り製品の主な製品は、蒲鉾、カニ風味かまぼこ、竹輪、はんぺん、伊達巻、さつま揚げ等であり、惣菜の主な製品は、中華惣菜、糖質0g麺等のめん、玉子加工惣菜等。

 公開規模が大きくなりがちな東証1部上場案件は初値苦戦が続いている。しかし、水産練り製品で一般個人にも抜群の知名度を誇ること、東証1部上場ながら公開規模が100億円に満たないことなどから、上場時に大幅な売り超となる懸念は少ない。

 公開規模については60億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株は需給面の懸念材料とならず、上場翌月末には東証株価指数(TOPIX)組み入れに伴う資金流入も見込まれる。

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紀文食品の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2017/3 45,896
(―)
1,946
(―)
▲ 9,953
(―)
2018/3 46,318
(0.9%)
1,949
(0.2%)
2,021
(―)
2019/3 46,641
(0.7%)
1,516
(-22.2%)
459
(-77.3%)
2020/3 47,358
(1.5%)
1,515
(0.0%)
716
(55.9%)
2021/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2019/3 103,237
(―)
2,054
(―)
474
(―)
2020/3 102,252
(-1.0%)
2,307
(12.3%)
983
(107.2%)
2021/3予 100,587
(-1.6%)
2,959
(28.2%)
2,039
(107.4%)
2020/12 3Q 76,452
(―)
2,854
(―)
2,058
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:91.81円/12.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

紀文食品の業績コメント

 2021年3月期の業績は、売上高が前期比1.6%減の1005.8億円、経常利益が同28.2%増の29.5億円と減収増益の見通しとなっている。

 同社グループ関連業界においては、国内外とも小売市場では消費者の生活様式と購買動向の変化を背景とした内食需要が引き続き増加しているものの、飲食店向け等の業務用市場は低迷を続けており、物流コストや人件費の上昇等も見込まれる等依然として厳しい経営環境となっている。

 このような環境下において、同社グループでは「食を通じておいしさと楽しさを提供し、顧客の明るく健康な生活に貢献する会社」というビジョンのもと付加価値の高い魅力ある商品開発に取り組み、高まる健康志向や簡便志向、ロングライフ需要に応える製品を投入することで売上の確保を図るとともに、原材料の安定した購入、生産性向上、コスト削減に取り組み利益の拡大に努めている。また、食生活を支える社会的なインフラとしての役割を自認し、顧客に安全・安心な製品を安定して供給するため、社員の感染防止策を徹底し事業活動を遂行している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高764.5億円で76.0%、経常利益28.5億円で96.4%となっている。

紀文食品の詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区銀座5丁目15番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 堤 裕(昭和31年7月12日生)
設立 昭和22年9月26日
資本金 44億2580万円(令和3年3月8日現在)
従業員数 新規上場会社1063人 連結会社2695人(令和3年1月31日現在)
事業内容 水産練り製品類、惣菜類、水産珍味類等の食品製造販売及び仕入販売
■売上高構成比率(2020/3期 実績)
品目 金額 比率
国内食品事業 72,684 百万円 71.1%
海外食品事業 10,923 百万円 10.7%
食品関連事業 18,644 百万円 18.2%
合計 102,252 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 保芦 將人 495万4450株 25.79%
2 ㈱紀鳳産業 187万2181株 9.75%
3 ㈱みずほ銀行 91万株 4.74%
4 ㈱匠屋松兵衛 79万株 4.11%
5 紀文グループ社員持株会 73万6819株 3.84%
6 落合 正行 58万9035株 3.07%
7 キッコーマン㈱ 56万8181株 2.96%
8 野村ホールディングス㈱ 50万株 2.60%
9 ㈱大和証券グループ本社 45万株 2.34%
10 みずほキャピタル㈱ 37万株 1.93%
合計   1174万666株 61.12%
■その他情報
手取金の使途 (1)既存商品生産設備の更新及び新規商品生産設備の新設費用、(2)同社連結子会社への投融資に充当する予定
関係会社 (株)紀文西日本 (連結子会社) 国内食品事業
(株)紀文産業 (連結子会社) 国内食品事業
(株)北食 (連結子会社) 国内食品事業
他、連結子会社11社、持分法適用関連会社3社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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紀文食品の銘柄紹介

 同社グループは、同社、連結子会社14社(国内7社、海外7社)、非連結子会社1社(国内1社)、持分法適用関連会社3社(国内1社、海外2社)で構成され、水産練り製品類、惣菜類、水産珍味類の食品製造販売と食品の仕入販売を主たる業務としている。非連結子会社を除く同社グループの主な事業内容と各事業における同社グループ各社の位置付けは次のとおり。

(1)国内食品事業

 日本国内において水産練り製品、惣菜、水産珍味類等の食品の製造販売及び水産練り製品の原材料となるすり身及び水産練り製品等の水産品、農畜産品の輸出入と国内仕入販売を行っている。食品の製造販売は水産練り製品、惣菜及び水産珍味類に分けられ、次のように行っている。

 水産練り製品の主な製品は、蒲鉾、カニ風味かまぼこ、竹輪、はんぺん、伊達巻、さつま揚げ等であり、惣菜の主な製品は、中華惣菜、糖質0g麺等のめん、玉子加工惣菜等である。同社の「恵庭工場(北海道)」「東京工場(千葉県)」「船橋工場(千葉県)」「横浜工場(神奈川県)」「静岡工場(静岡県)」をはじめ子会社の(株)紀文西日本の「岡山総社工場(岡山県)」、関連会社の海洋食品(株)で製造することにより、日本全国に安定供給できる体制を整えている。

 水産珍味類は、子会社の(株)北食で製造・加工をしており、主な製品は海産物を使用した珍味であり、同社が仕入販売している。食品の輸出入・国内仕入販売は、すり身、冷凍魚等の水産品、卵、穀物、大豆、胡麻等の農畜産物、水産練り製品に分かれ、(株)紀文産業が食品加工メーカーと食品商社に供給している。

(2)海外食品事業

 海外において水産練り製品等の食品の製造販売及び水産練り製品やすり身等の農畜水産品の輸出入及び仕入販売を行っている。食品の製造販売は子会社のKIBUN (THAILAND) CO., LTD.及び関連会社のYILIN KIBUN CORPORATION並びにPULMUONE-KIBUN CO., LTD.で行っている。

 主な製品は、カニ風味かまぼこを中心とした水産練り製品であり、大半を北中米、アジア、オセアニア、欧州に商社経由で供給している。食品の輸出入及び仕入販売は、すり身、魚介類、穀物、大豆、胡麻等の農産物、水産練り製品、惣菜が主な取扱商品である。

 子会社のKIBUN FOODS (U.S.A.), INC.はこれら全てを取り扱い、すり身はアラスカ産すり身を調達し同社グループの水産練り製品の生産地である日本及びアジアに供給しており、その他の商品は主に北中米にて輸出入及び販売を行っている。KIBUN HONG KONG COMPANY LIMITED、KIBUN FOODS SINGAPORE PTE., LTD.は、所在国及び周辺地域にて主にグループ企業から仕入れた水産練り製品等の輸入販売を行っている。KIBUN KOREA INC.は、韓国において紀文ブランドの水産練り製品を製造するPULMUONE-KIBUN CO., LTD.へのすり身の供給と同社製品の販売を行っている。また、KIBUN EUROPE B.V.は、EU域内において同社グループから仕入れた水産練り製品や農産加工品等の輸出入を行っており、KIBUN CHINA CO., LTD.は、中国において同社グループから仕入れた紀文ブランドの水産練り製品等の輸入販売を行っている。

(3)食品関連事業

 食品関連事業の主たるものは、ロジスティクス事業であり、(株)紀文フレッシュシステムが行っている。同社グループのチルド食品の国内物流を核に、荷主から物流を一貫して請け負う3PL(サードパーティ・ロジスティクス)ビジネス及び複数の顧客と同社が車両を共有して配送する共同配送事業等を行っている。また、同社は情報システム事業も行っており、チルド物流に関する情報と全国に配置した物流センターによるネットワークが、同社グループの国内取引先への確実な配送を可能にしている。

 他の事業は、(株)豊珠興産が行っている同社グループ内の生産設備・自動車等のリース事業・飲食事業・広告宣伝事業・オフィスサービス事業と、(株)豊珠保険サービスが行っている同社グループ内における損害保険・生命保険の代理業、及び(株)紀文安全食品センターが行っている食品安全衛生検査受託事業である。

紀文食品の投資のポイント

 公開規模が大きくなりがちな東証1部上場案件は初値苦戦が続いている。3/16上場のウイングアーク1st<4432>こそしっかりした初値だったが、2020年は6社全てが公開価格割れ。売上高は安定的だが、成長企業というイメージを持ちにくいだろう。しかし、水産練り製品で一般個人にも抜群の知名度を誇ること、東証1部上場ながら公開規模が100億円に満たないことなどから、上場時に大幅な売り超となる懸念は少ない。未発表ではあるが株主優待狙いの個人投資家の参加なども期待できそうだ。2019年に東証1部へ上場した日本国土開発<1887>は公開規模78.9億円で、公開価格比+22.4%という初値を付けた。

 同社グループは、水産練り製品類、惣菜類、水産珍味類の食品製造販売と食品の仕入販売を主たる業務としている。前期の売上高構成比率は、国内食品事業71.1%、海外食品事業10.7%。食品関連事業18.2%。水産練り製品の主な製品は、蒲鉾、カニ風味かまぼこ、竹輪、はんぺん、伊達巻、さつま揚げ等で、惣菜の主な製品は、中華惣菜、糖質0g麺等のめん、玉子加工惣菜等。

 海外食品事業の主な製品は、カニ風味かまぼこを中心とした水産練り製品で、大半を北中米、アジア、オセアニア、欧州に商社経由で供給している。食品関連事業の主たるものは、ロジスティクス事業で、同社グループのチルド食品の国内物流を核に、荷主から物流を一貫して請け負う3PLビジネス及び複数の顧客と同社が車両を共有して配送する共同配送事業等を行っている。1938年創業の「山形屋米店」が前身。従業員は連結で2,695名。

 業績面について、2021年3月期は売上高が前期比1.6%減の1005.8億円、経常利益が同28.2%増の29.5億円と減収増益の見通しとなっている。セグメント別売上高は、国内食品事業が同1.3%増の756.1億円、海外食品事業が同12.3%減の139.5億円、食品関連事業が同1.6%減の1005.8億円。コロナ禍によりコンビニエンスストアや飲食店向け、海外ではタイなどで売上高が減少する一方、個人向けの食品スーパー等では内食需要が増加している。なお、業績は第3四半期の比率が高い傾向にある。

 想定仮条件水準の今期予想PERは13~15倍程度で、水産・食品大手と比べると十分にディスカウントされた水準という印象。年間配当は1株当たり12.0円を予定しており、安定した配当を継続して実施していく考えを示している。

 公開規模については60億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタルが1社37万株(上場時発行済株数の1.7%)を保有し、上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されるが、上場時に需給面の懸念材料となることはないだろう。4/13に同時上場する企業はなく、上場翌月末には東証株価指数(TOPIX)組み入れに伴うファンド資金の流入が見込まれ、需給良好との見方も出てきそうだ。

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2024 2023 2022
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52社
19社
52社
24社
47社
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最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
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61社
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ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
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2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
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年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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