IPO株の銘柄分析&予想

「デコルテ・ホールディングス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のフォトサービス企業との比較や予想まで解説![2021年12月23日 情報更新]

2021年5月17日公開(2022年9月20日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 デコルテ・ホールディングス
市場・コード/業種 東証マザーズ・7372/サービス業
上場日 6月22日
申込期間(BB期間) 6月7日~6月11日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券野村證券SBI証券CONNECT楽天証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1582円(-8.02%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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デコルテ・ホールディングスが6月22日にIPO(新規上場)!

「デコルテ・ホールディングス」の公式サイトより

 デコルテ・ホールディングスは、2021年5月17日、東京証券取引所に上場承認され、2021年6月22日にIPO(新規上場)することが決定した。

 デコルテ・ホールディングスは2016年12月13日(実質上2001年11月6日)に設立された。フォトウエディング等のサービスを提供するスタジオ事業の他、パーソナルトレーニングを中心とするフィットネスジムの運営を行っている。

 同社グループの提供するフォトウエディングサービスは、屋内に設営した専用スタジオにて撮影を行う「スタジオ撮影」と、屋外で撮影を行う「ロケーション撮影」を提供している。また、アニバーサリーフォトサービスは屋内に設営した専用スタジオ(HAPISTA)において、子供写真や家族写真の撮影を提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

デコルテ・ホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 6月4
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月7日~6月11日
公開価格決定 6月14日
購入申込期間 6月15日~6月18日
払込日 6月21日
上場日 6月22日

デコルテ・ホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年12月23日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
50.8
公式サイトはこちら!
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
15.7
公式サイトはこちら!
野村證券 2.9
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.1
公式サイトはこちら!
CONNECT
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
※海外販売分 29.5%  
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 

デコルテ・ホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1720
仮条件
[予想PER(※2)
1470~1720円
15.9倍~18.6倍]
公募価格 1720円
初値 1582円
初値騰落率 -8.02%
予想トレーディングレンジ(※3) 1400円~2500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社2社の予想PER(2021年6月1日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【2社平均】 12.2倍
スタジオアリス<2305> 14.3倍(連)
プラザクリエ<7502> 10.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

デコルテ・ホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 567万株(予定)
公開株式数 公募7万株  売出360万6600株
(オーバーアロットメントによる売出55万1400株)
想定公開規模(※1) 72.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

デコルテ・ホールディングスはフォトウエディングのマザーズIPO

 フォトウエディング、アニバーサリーフォト等のサービスを提供するスタジオ事業、及びフィットネス事業を展開する。日本の婚姻組数は微減が続いているが、フォトウエディング市場の足元の市場規模は約521億円となっており、挙式実施組の「前撮り」「別撮り」ニーズ、ナシ婚層からのニーズなどにより、今後も安定的な成長が続く見込み。

 ファンドの保有株放出に伴い、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きい。個人投資家に敬遠されやすいタイプの案件で、さらに6/22は3社同時上場となる。今期は業績急反発を見込むが、類似の写真スタジオ運営会社を見ると成長イメージを持ちにくいか。

 公開規模については70億円前後となる見込み。ファンド保有株は上場後も残り、一定の条件でロックアップが解除される。

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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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デコルテ・ホールディングスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2017/9 1
(―)
▲ 124
(―)
▲ 132
(―)
2018/9 6,167
(616683.7%)
215
(―)
▲ 340
(―)
2019/9 891
(-85.5%)
107
(-50.0%)
▲ 171
(―)
2020/9 649
(-27.1%)
43
(-59.9%)
27
(―)
2021/9予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上収益
(伸び率)
税引前利益
(伸び率)
当期利益
(伸び率)
2019/9 4,704
(―)
750
(―)
468
(―)
2020/9 3,670
(-22.0%)
317
(-57.6%)
172
(-63.2%)
2021/9予 4,756
(29.6%)
718
(125.8%)
523
(203.5%)
2021/3 2Q 2,370
(―)
506
(―)
382
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:92.24円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

デコルテ・ホールディングスの業績コメント

 2021年9月期の業績は、売上収益が前期比29.6%増の47.5億円、税引前利益が同125.8%増の7.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社が属するブライダル業界においては、従来型の挙式・披露宴業態では参列者への配慮からの「3密」回避や、大人数のイベントの自粛傾向が続いている影響を受け、挙式・披露宴の延期や中止による実施組数の減少が続いている。オンライン挙式や少人数挙式へのシフトを図ることで顧客の要望に応える動きも出ているが、参列者数の減少による単価の低下もあり、依然として厳しい状況が続いている。

 このような経営環境のもと、同社グループは主力業態であるフォトウエディングサービスにおいては、非接触でコロナ禍においても安心して撮影申込が可能な「オンライン専門相談カウンター」によるオンライン接客の拡充、長距離の移動が制約を受けるなかで都市近郊の旅行先でのフォトウエディングサービスを提供する「フォトジェニックジャーニー」の実施等、顧客のニーズをとらえ環境に合わせた施策を実行している。

 また、2020年11月30日付で挙式事業(和婚スタイルサービス、衣裳レンタルサービス)を譲渡し、市場の将来性と事業の収益性の高いフォトウエディングサービスにより多くの経営資源を投入する体制を整えた。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上収益23.7億円で49.8%、税引前利益5.0億円で70.4%となっている。

デコルテ・ホールディングスの詳細情報

■基本情報
所在地 兵庫県芦屋市大桝町1番25号アクセシオ芦屋3F
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 小林 健一郎(昭和48年1月12日生)
設立 平成28年12月13日
資本金 1億円(令和3年5月17日現在)
従業員数 新規上場会社37人 連結会社357人(令和3年4月30日現在)
事業内容 フォトウエディング、アニバーサリーフォト等のサービスを提供するスタジオ事業、及びフィットネス事業
■売上高構成比率(2020/9期 実績)
品目 金額 比率
フォトウエディング 3,467 百万円 94.5%
アニバーサリーフォト 117 百万円 3.2%
スタジオ事業 3,584 百万円 97.7%
フィットネス 85 百万円 2.3%
その他 85 百万円 2.3%
合計 3,670 百万円 100.0%
■大株主上位6位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 投資事業有限責任組合キャス・キャピタル・ファンド六号 501万4800 89.55%
2 小林 健一郎 55万7200株 9.95%
3 デコルテ従業員持株会 2万1000株 0.38%
4 新井 賢二 4000株 0.07%
5 水間 寿也 2000株 0.04%
6 岩切 大祐 1000株 0.02%
合計   560万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 2021年9月期に連結子会社である株式会社デコルテへの投融資資金として充当する予定
関係会社 株式会社デコルテ (連結子会社) スタジオ事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2017年1月31日
割当先 小林 健一郎
発行価格 500円 ※株式分割を考慮済み
◆「デコルテ・ホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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野村證券
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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CONNECT[最短3日後に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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デコルテ・ホールディングスの銘柄紹介

 同社は持株会社として同社グループの経営方針策定・経営管理を担当しており、同社グループは、同社及び連結子会社1社で構成され、フォトウエディング等のサービスを提供するスタジオ事業の他、パーソナルトレーニングを中心とするフィットネスジムの運営を行っている。

 同社グループは「Happiness」「Beauty」「Wellness」をテーマとして、既成のサービスには無いもの、「こんなサービスがあったらいいな」という考えを形にして店舗展開していくことを意識し、顧客の幸福に寄り添いながら事業を展開している。同社がスタジオ事業の中核として提供しているフォトウエディングとは、結婚式や披露宴とは別の日に結婚写真を撮影する、或いは結婚式や披露宴を行わずに結婚写真を撮影するサービスを指し、前者は結婚写真の「前撮り」「別撮り」とも呼ばれている。

 国内の人口減少や結婚に対する価値観の変化等に伴い結婚式や披露宴を実施する人々が減少する中においても、挙式を行ったカップルが別撮りを利用する比率は増加しており、新郎新婦がホストとして慌ただしく過ごす結婚式当日を避けしっかりと記念に残る写真を撮影したい、或いは当日とは異なる衣裳や場所で思い出に残る写真を残したいというニーズが高まっているものと同社は考えている。

 株式会社リクルートマーケティングパートナーズが実施した「ゼクシィ結婚トレンド調査」によれば、挙式を行った組数のうち、別撮りの実施率は2012年の55.1%から2020年には67.8%にまで上昇している。また、株式会社みんなのウエディングの「「ナシ婚」調査2018」によれば、挙式を行わないカップルにおいても半数近くの48.5%がフォトウエディングの利用意向があると回答している。

 以上の背景により、今後もフォトウエディングの利用者は増加傾向で推移すると同社では考えている。同社は、2018年において全婚姻組数58万6千組の50%超にあたる約30.9万組がフォトウエディングを利用していると推計している。また、同社は、フォトウエディングの国内市場規模は2018年時点で年間約521億円であると推計しており、上記のような動向を背景に今後も成長していくと見込んでいる。

 同社グループの提供するフォトウエディングサービスは、屋内に設営した専用スタジオにて撮影を行う「スタジオ撮影」と屋外で撮影を行う「ロケーション撮影」を提供している。主に利便性の高いターミナル駅から徒歩10分程度の立地に130~150坪前後の面積を基準とするフォトウエディング専用のフォトスタジオを出店し、店舗内には接客・衣装選び・メイク・着付け・撮影の各工程に必要な設備を全て備え、同一店舗内でサービスを完結することを可能としている。特にスタジオ撮影の充実に注力し、店舗毎に独自のテーマを持ったハウススタジオに加えて、半数以上の店舗に設置した屋内和庭園には本物の日本家屋と同じ素材を使用して和室と庭園を再現、ビル内のスタジオにいながら和の雰囲気を創り出す取組が多くの顧客の支持を得ていると同社は考えている。

 ロケーション撮影では、四季の美しい風景や自然、公園・寺社等の撮影スポットでの撮影を行っている。撮影にあたっては同社グループが保有する和装(白無垢、色打掛等)・洋装(ウエディングドレス等)のラインナップから顧客に衣裳を選択してもらい、同社グループで教育研修を施した正社員のメイクアップアーティスト、フォトグラファーがメイク・撮影を行うことで、成果物としての写真を提供するだけでなく、撮影体験そのものも含めて顧客の思い出に残るサービスを提供している。

デコルテ・ホールディングスの投資のポイント

 ファンドの保有株放出に伴い、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きい。個人投資家に敬遠されやすいタイプの案件で、さらに6/22は3社同時上場ということもあって、需給面への懸念が広がるだろう。昨年来、公開規模50億円以上100億円未満のマザーズIPOは8社あり、公開価格に対する初値騰落率は+67.4%と堅調。ただ、今回は人気のテック株ほど積極的な初値買いが入るとまでは期待しづらい。今期は業績急反発を見込むが、類似の写真スタジオ運営会社を見ると成長イメージを持ちにくいと考える投資家も多いだろう。

 同社グループは、フォトウエディング等のサービスを提供するスタジオ事業のほか、パーソナルトレーニングを中心とするフィットネスジムの運営を行っている。前期の売上高比率はフォトウエディング94.5%、アニバーサリーフォト3.2%、フィットネス2.3%。日本の婚姻組数は微減が続いているが、フォトウエディング市場の足元の市場規模は約521億円となっており、挙式実施組の「前撮り」「別撮り」ニーズ、ナシ婚層からのニーズなどにより、今後も安定的な成長が続く見込み。

 店舗数は2021年4月末時点でウエディング16、アニバーサリー3、ペット写真1の計20店舗。首都圏で「スタジオAQUA」、関西圏で「スタジオTVB」などを展開。フォトグラファー134名、メイクアップアーティスト148名を擁している。独立系投資会社キャス・キャピタルの運用ファンドが発行済株式の89.6%を保有。

 業績面について、2021年9月期は売上収益が前期比29.6%増の47.5億円、税引前利益が同125.8%増の7.1億円と増収増益の見通しとなっている。前期は緊急事態宣言を受けて全店舗の臨時休業を行い、大幅な減収減益だった。今上期も既存店撮影件数が前年同期比13.6%減少する一方、撮影単価が同15.2%上昇。期末時点の店舗数はフォトウエディング18、アニバーサリーフォト3に増加する予定。なお、第1四半期及び第3四半期に利益が偏重する傾向があり、前期末時点で総資産に占めるのれんの割合が52.0%と高い。

 想定仮条件水準の今期予想PERは18~20倍程度で、スタジオアリス<2305>などを上回る水準。今期業績の急反発をもって許容されるかどうか見通しづらい。

 公開規模については70億円前後となる見込み。ファンド保有株は上場後も最大140万8200株(上場時発行済株数の24.8%)残り、上場日後360日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。また、6/22はペイロール<4489>ペルセウスプロテオミクス<4882>が同時上場するため、初値買いの分散も想定する必要がある。公開株の半数未満を上限に海外販売を実施するため、ブックビルディングにおける需要状況を注視したい。

⇒ペイロール<4489>のIPO情報はこちら!
⇒ペルセウスプロテオミクス<4882>のIPO情報はこちら!

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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